SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“吉靴房~修理編~/斎藤 佑一”
昨年、佐藤もブログで吉靴房オーダーを紹介しておりましたが
SOU・SOUスタッフの中でも吉靴房を愛用するスタッフは多く自分もほぼ毎日履いております。
吉靴房(きっかぼう)とは履物作家・野島孝介さんが手づくり靴の製作を行う「オールハンドメイドの革靴」です。
※全ラインナップはこちら
履き込むほどに足に馴染んでいくので、履き込んでも手放せなくなり、何度か修理をお願いしてずっと履いています。
そんな吉靴房の足袋ですが、少し前に大がかりな修理をお願いし、見違えるような綺麗な状態に生まれ変わりましたので
今回はその修理の様子と、経年変化した状態をご覧いただいて、是非皆さまのオーダーの参考になればと思います。
※修理工程の写真は「吉靴房」野島さんにお借りしました。
甲の糸や踵部分の裏革もボロボロになっています。
普段の手入れと、もっと早い段階で修理をお願いすれば良かったのですが
限界まで履いてしまい、このような状態まできてしまいました。(野島さん、すみません。。)
損傷が激しく、全てバラして頂くことに。
裏側の革は新しい革を取り付けるために、ミシン糸を取ってもう一度縫い直して頂きました。
ここまで来ると、新しく一足作るほうが早いそうです。。汗
アッパー部分も新しく縫い直して頂き、そして新たに釣り込んでいきます。変形していた所も直りました。
野島さん曰く、「新規のオーダーと違い元々の履き心地から遠くならないように細心の注意を払って進めました。履いた癖がついているのでその辺りが苦戦しました。」との事で
後日足を入れた時、以前と変わりなく、むしろ更に気持ちよく感じました。
最後に靴用クリームとオイルで仕上げて頂いて完成です。
ここまで綺麗に直して頂くまでに、もっと沢山の工程を経ているのですが、今回は簡単にご紹介させて頂きました。
★修理の詳細はこちらの野島さんのブログでご覧いただけます。
履いた感触が前と同じで、且つ綺麗に仕上がるのもオールハンドメイドで手がけられている野島さんだからだなぁと感じました。
今回、野島さんにはかなりのお手数をお掛けしましたが、更に愛着が湧きまたガンガン履いていこうと思います!(もちろん手入れはしっかりします笑)
もし興味がお有りの方はぜひ店頭にお運び頂ければご案内させて頂きますので
ご来店お待ちしております!!(お直しのご相談もお待ちしております!)
4 件のコメント
電化製品などは下手に修理するより新品を買った方がお得と聞きますが、今回の靴の修理はどんなもんですか?
修理の方がお得ですか?
明美@愛知さま、コメントありがとうございます。
修理に関して基本的には
・かかと(トップリフト)張替え:3500円(税込)
・本底張替え:11000円~(税込)
・ヒール全取替え:5000円~(税込)
でご案内しております。
今回の修理は2足で約1足買えるぐらいの値段でした。
愛着と革の馴染みが唯一無二の履き心地なので個人的にはお得かなと感じております!
修理に出そうか迷っています。
そちらに送付して修理をお願いすることはできますか?
kesukera様
コメントをいただきまして、誠にありがとうございます。
また、「吉靴房」商品をご愛用いただき、嬉しい限りでございます。
大変恐れ入りますが、お修理につきましては、直接「吉靴房」へご相談いただけませんでしょうか。
http://kikkabo.jp/
ご面倒をお掛けいたしますが何卒宜しくお願い申し上げます。