一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“写樂⑯<(株)高砂産業/加古社長>”

今回の写樂は(株)高砂産業の加古社長です。高砂産業さんはSOU・SOUの主力商品の貼り付け地下足袋を作っていただいている工場です。加古さんは僕が新しいデザインの地下足袋を提案すると、いつも「こんなん売れへんやろー」と、もうお約束な感じで言われます。
また、色々な素材でサンプルをお願いすると「もっと簡単なんにしてーなー」とこれまたお約束のセリフが出ます。そして、ちゃんとやってくれるのです。
少ないロットや修理等も対応して下さる、本当に貴重な工場さんです。今回は特別に職人のおばさんや(失礼・・・)、作っているところもお見せします。

工場の看板。

ゴム底が付く前の運動足袋。

縫い上がったアッパー部分を型にかぶせています。

ゴム底を貼るためののりをハケで手塗り。
これは職人さんの勘で行われます。

ソールに付けたのりを乾かしています。
まるでアメリカンドッグのように回っています。

休憩中のおばちゃんを激写。

これから大きな窯に入れてパンのように焼きます。
加硫という工程です。

外にはこんなものも。

ソール部分にゴムを貼ります。

つま先部分のゴム貼りが難しいのだそう。

コハゼ部分の縫製。

こんなミシンがあるのです。

続々と出来上がっていきます。

プロトタイプサンプルの修正中。
ただ今、新型進行中です。お楽しみに。加古さん、これからも宜しく頼みます。