一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“味平(あじへい)②”
突然ですが日曜日に敦賀に行ってきました。目的はこの売店に売っている鯛鮨弁当。
塩荘という会社が作っている弁当で100年もの間1日も駅弁の販売を休んだことがないのだそう。この事が10年前に買って読むのを忘れていた本に載っていた。それによると、戦争で極端な食糧不足の時も、国鉄のストライキで列車が動かない時も(車が動かないので、背中におぶってみんなで運んだのだそう)、とにかく休まず敦賀駅に弁当を納めてこられたとの事。是非一度食べてみたいと思い、現地に行ったのです。サンダーバードで1時間、降りたホームにその売店はありました。
塩荘1号店と書いてある。何店舗もあるのかな。とりあえず元祖鯛鮨弁当とその他お土産を買いました。電車が来るのを1時間待って帰りのサンダーバードの中で早速頂く。
箱の裏にはこんな文章も。
鯛鮨弁当なんて、普段は選ばないので他のは知りませんが、これはすごくおいしかったです。パッケージを見たらHPがある事を知ったので、帰ってから見たらすごく手広くビジネスをされていて驚きました。でも、通販でも買えることがわかったので、一度頼んでみよう。
塩荘さんの駅弁がこの先200年、300年と続いていって欲しいと勝手に一人で思った休日でした。