いっぴんだより / 季節を楽しむとっておきのアイテム
“秋の装い(1):一枚でスタイルが決まる主役アイテム”
秋色テキスタイル。"
SOU・SOU秋の着衣
新作デザインの予約販売スタート!
秋の装いに欠かせない素材、モスリンのラインナップが充実。一枚でスタイル決まる、主役アイテムの「一つ身」。コーディネートを存分に楽しめる「上衣・下衣」も出揃いました。
SOU・SOUチーフデザイナー
山本聖美さんに
秋物新作の魅力をうかがいました。
2012年にデビューした
「長方形衣(ちょうほうけい)」。
弥生時代の衣装であったと言われる貫頭衣(かんとうい)をベースにしたデザイン。秋代表の「モスリン」素材と「肩の縫い目がない」という和裁方法によるもの。
着る人の体型に自然にそって、すとんと落ちるシルエット。取り外し可能な共地紐がついて、ウエストのラインを変えることもできます。
他のものになぞらえて表現するという「みたて(見立て)」。SOU・SOUの「みたて衣」は着物にみたてた衣(ころも)のこと。衿や袖、帯など、着物の特徴を取り入れたデザインです。
着物を着た人の隣に並んでもなじむ可愛さをもつSOU・SOU流簡易和装の代表作。
さらりと装って、背筋をしゃんと伸ばして
和装のおしゃれを楽しみたい日に、ぜひ。
袖下が薙刀(なぎなた)のように
ゆるやかなカーブのラインを描いている
「なぎなたそで(薙刀袖)」。
襟ぐりの折りたたんだ部分を
「襞(ひだ)」といいます。
表は綿100%の起毛生地で、
裏は吸汗速乾の清涼生地。
ほどよくゆるめなAラインと
ストレスのない着心地が特徴。
両脇のポケットもうれしいポイントです。
「今季も新しいテキスタイルデザインで彩り豊かな秋の装いを作りました。今回ご紹介した『長方形衣』、『みたて衣』、『薙刀袖ひだ衣裳』はいずれも、一枚でスタイルが決まる秋の主役アイテムです。
これからは『重ね着』を楽しむ季節なので、二回目で紹介する<ジバン>と三回目の<羽織>にあわせて、秋から冬までの長い時期に『SOU・SOU重ね着』を楽しんでいただけたらと思います。」