SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“あんな木こんな木/金子 楓”
神社は森に囲まれた自然と建築の素敵な調和空間。
下鴨神社・糺の森の木々は、大聖堂の柱のように力強く天に向かって伸びています。
朝は東山の峰から昇る光でキラキラと、夜はほとんど見えなくても確かにそこに存在する気配。
偉大さを感じる木があれば、人々を苦しめる木もある。
スギ花粉です。(今年はとても長かったと思います…。)
■麻帆布 宮中袖 間 単 透かし雲龍 時代 インディゴ Mサイズ 28,944円(税込)(店舗限定販売)
※まだまだ深い藍。これからの色落ちがとても楽しみです!!
花粉の脅威は過ぎ去り、春の訪れを感じさせる桜を愉しみます。
京都に1年間暮らし、この街にはとても多くの木が建築に使われているなと感じました。
神社などの建築に御神木を用いることもあると聞いて、ますます興味が湧いてきます。
道具として使われる木たち。
茶道で見かけるクロモジ、すりこぎ用の山椒の木、綺麗だなーと思って手に入れたホオノキ、パドックの木。
色や香り、重さや滑らかさが違っておもしろいです。
神戸の竹中大工道具館で木材のお勉強。様々な木が展示されていたり、木を加工する伝統的な道具、その歴史についてたくさん学ぶことができました!
週に一度、茶道のお稽古では木のお道具がたくさんで、炭火もまた良い香り。
ある日、京都の山の方へサイクリングに行くと、去年の台風の爪痕を見かけました…。
本当に多くの木が倒れていました。
木を大切に、そしてたくさん使っていきたいと思います。