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令和6年08月16日 金曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“夏の出来事/本間 陽子”

あっという間に過ぎていった7月。

昨年は参加できなかった、お茶の先生宅での後祭宵山茶会。
今年は早くからお手伝いをお願いされ、お点前をやる気満々で練習を行って参りました。

お点前だけだと思っていたら、
先生から、「お道具の説明もするのよ!」
私、「、、、はい。が、がんばります。。」
お点前と半東(亭主)、水屋をメインの社中3人で交代で行い、
先生と先輩方が3名加勢してくださいました。心強い!
お客様には社中はもちろん、先生のご親戚からご近所さん、茶道が初めての方まで
様々なお客様が来てくださいました。

本席の床の間には昨年と同じ、
仙厓和尚の『指月布袋画賛』写し
 を月様幾ツ 十三 七ツ (おつきさまいくつ じゅうさんななつ)
むかしのわらべうたが書かれています。十三七ツ とは、十三夜の七つ時(夕方4時頃)を指し、
夕方の出はじめの月、まだまだ若い という意味があるそうです。

お点前は、夏のお点前の葉蓋水指に洗い茶巾。

葉蓋水指は、裏千家11代玄々斎宗室が創案されたもの。
お花を生ける末広籠の中に使われていた受け筒に、
梶の葉を蓋にして水指に使用したのがはじまりです。
むかしは梶の葉は七夕の短冊にも使用されていたとか。風流ですね。
そんなエピソードも覚えつつ、
お点前ではしまいつけで記憶が飛んでしまうことも、、、

お茶室の中をお見せできないのが残念ですが、
いろいろな経験をさせていただき、とても勉強になりました。

帰りには後祭の宵々山を眺めながら、鷹山で記念撮影も。
ぐったり、へとへとの顔をしています。


水に映り込む提灯が幻想的です。

キーヤンの鯉もしっかり堪能。

来年もまた参加できたら良いなぁ。なんて思いながら、学びの多い一日でした。

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