一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“足袋下の秘密【1】”
本日は足袋下の秘密をご紹介。
それは「二重ぐい」です。
二重ぐいとはコレの事です
これは
色糸の境目をほどけにくくする為に1列向こう側を編んで強度を増す技法です。
これによって糸抜けをしにくくしてるんです。
どんな柄の足袋下もなるべく強度がある方が良いですから。
まーそういう事でした。
本日は「二重ぐい」の説明でした。
それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「二重(ニジュウ)ぐい」
・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“主役を祝う、家族のハレ着/溝川 祐美”
昨日のハレやかな増本の日記から続き、我が家は11月に長男の七五三詣りに行きました。
私の兄の晴れ着があったそうなのですが見つからず、今回は着物を貸衣装やさんにお願いしました。
のちに、実家から出てくるのです。惜しい。
息子は恐竜みたい!といって、背中に大きく鷹が描かれたものを選びました。
お祝いの柄としての鷹は、
・本質を見抜く、先を見通す眼力に通じる
・鋭い爪は一度つかんだ運や幸運を離さない
・鷹狩りは権威の象徴でもあることから、男の子の出世、大成を願う想いも込められている
そうです。
いろんなことを経験して、大きな人間になってほしいな。と思います。
私は久しぶりに着物を着ました。
着物を着るのは子どもが生まれてから初めて。
追いかけたり抱っこしたり。子どもを待たせて着付けするなんて、正直着てられない。でした。
でも今回は、着物着ようかな。と自然と思えるようになりました。子どもも少しずつ大きくなり、そして私も一緒に成長したんだと思います。
まさか着物をきるだけでそんなことを考えるとは思いもしませんでしたが沢山の気づきをくれる子どもたちには本当に感謝しています。
お父さんのコーディネートはこちら。
・モスリン もじり袖 間 単(40/40)/濡羽色(Lサイズ)
・42双 梳毛 角袖風靡/濡羽色2(Lサイズ)
・高島縮 20/20 筒袖襯衣/つくも(Lサイズ)
・42双 梳毛 裁付袴形/濡羽色(Lサイズ)
ややフォーマルな【SOU・SOU 行】のアイテムでまとめています。
七五三のお父さんはスーツの方が多いかと思いますが、私は一緒に和装にしてほしいなと思います。
子どもと一緒に小袖をゆらゆら、
足袋や地方足袋も一緒だね。なんて言いながら。
おかげで我が子は終わるまでずっと足袋と草履で楽しんでいました。
次男のコーディネートはこちら。
・だんぼーるあみ ちがいそでひふ あこめ/そすう うすみずいろ×みずいろ(Sサイズ)
・いせもめん こどもんぺ みついのう あわせ/こんいろ(Sサイズ)
動き盛りの2歳児は動きやすさ重視となりました。
最近は、3才で男の子のお祝いされるお家もあるようで、数え年の年齢でもあったのですが。。。
いやー!だっこー!と言う次男を眺めながら一緒にしなくてよかった。と思いました。
でもご祈祷中はちゃんといい子にしてくれました。がんばったね!
わらべぎは普段着として、これからも着続けられるのも嬉しいです。
家族のお祝いごとに、みんなで和装。
子どもだけ着せるより、家族みんなで楽しむのもおすすめです。