一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和6年08月02日 金曜日号

お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ

“【20時配信】機能的◎吸水速乾、涼しいボトムスのLIVE配信”

08.02(金) 20:00~

機能的◎吸水速乾、涼しいボトムスご紹介

配信:SOU・SOU deportare
ジャンル:大文字山、BIKEすすてこ、BIKEジョードプル



一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“SOU・SOU SHOWCASE 2024【8月】”

SOU・SOU からすぐ近くにあるSOU・SOU SHOWCASEの8月のディスプレイ。


アップで

場所はコチラ▼

着衣のディスプレイもどうぞ

次は9月です。


それでは、また明日。



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【今日の合言葉】

「SOU・SOU SHOWCASE(ソウソウショーケース)」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“わたしの本棚【2】/寺田 由”

皆さま、こんにちは。
活字中毒気味なスタッフの寺田です。


以前「わたしの本棚」と題して私のお気に入り本をご紹介させていただきました。


記事はコチラ→
と、コチラ→


今回も少しだけ私の“偏愛”にお付き合いください!




飽きもせず続いている「伊勢木綿 手ぬぐい×読書記録」。

私の伊勢木綿手ぬぐいのコレクションは、増えに増えて現在進行形で増え続けています。
SOU・SOUの伊勢木綿手ぬぐい、多彩なラインナップはコチラ→


本日、私がご紹介するのは日本学者のドナルド・キーンさんの本。



日本文学や日本文化の研究、とりわけ英語圏への日本文化を紹介した功績は高く評価されています。


キーンさんは日本について


「自分たちの伝統に興味がないということは一つの弱点だと思う」


という言葉を残しています。
核心を突かれる言葉にドキッとすると同時に無情感を感じずにはいられません。


SOU・SOUで仕事をしている私は、日常的に強く日本の伝統や文化に対する興味と思考が巡り続けています。

例えば、高島縮(たかしまちぢみ)や伊勢木綿といった伝統布。
これらは日本の風土と共に受け繋がれていく「伝統」であり「文化」です。



その生地を使った「長方形衣(ワンピース)」や「風靡(トップス)」といった衣類は和装文化の現代版といえるSOU・SOUが提案する新しい和装。

細々とお稽古を続ける「茶道」は言わずもがなの日本の伝統文化。


「日本文化」の正体とは一体なんだろう。
底なしの日本文化をどのようにして理解し得ているのだろうか、と悶々とする日々です。


キーンさんの本は読者が「キーンさんの眼を通して日本を見つめること」に面白さと学びがあります。





異文化圏からやってきたキーンさんの「感覚」をそのまま受け取ることで、新しい日本に出会えるような気がします。

キーンさんは浄瑠璃や狂言、俳句、文学の分野では昭和の文豪たちと交流を重ねました。
特に作家、三島由紀夫との交友録にはドラマがあり、2人の友情に思いを重ねるたびに胸が熱くなります。



↑私のお気に入りは三島由紀夫との何気ないワンシーン。
京都に留学していたキーンさんは京都通でもありました。(河原町“しる幸”の暖簾の前で)



晩年には日本国籍を取得して日本人として生涯を終えたキーンさん。

キーンさんは、衰えることなき好奇心で日本を見つめ、日本を愛した「日本人」でした。

全国的に酷暑の夏、皆さんも涼しい室内で読書をお供に新しい日本を再発見する旅に出てみるのはいかがでしょうか。
それでは、ごきげんよう。

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コメント
  • 由衣さんと同じ本を共有できていることをとても嬉しく感じています。キーンさんは、経歴を見る限り、大変偉い方なのですが、個人的には、子供の頃によく近所で見かけたおじさんのイメージがあります。誰に対しても心の扉を開けてくれて、気さくな人。
    源氏物語が日本との出会い、そして好きになる原点だったことを知った時には、まだこの物語の面白さや、平安貴族の文化への理解がない時期でした。氏は、戦争の場面がなく、平和的な要素を賞賛されており、当時の自分には、斬新で驚きの切り口だったことを覚えています。
    「東京下町日記」の中のおたがいさま文化の危機の章は、時々読み返しては、気持ちを引き締めています。
    氏の住んでおられた近所には、見事なバラが咲いている庭園があります。地元の商店街を覗きながらキーンさんの足跡を辿るお散歩も楽しいと思いますよ。

    温故知新 令和6年08月02日 09:35:22
    • 温故知新 様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      「東京下町日記」を読まれていたとは!なんとも嬉しい共有です!源氏物語のや明治天皇など研究分野に基づいた本も良いのですが、晩年のキーンさん、近所のおじいちゃまといったキーンさんにとても親しみを感じますよね。
      旧古河庭園、長年東京で暮らしていたのに行ったことがないのです。日記に登場する商店街もいつか訪ねてみたい場所の一つです。

  • 由さん、お名前を打ち誤ってしまいました。ごめんなさい。

    温故知新 令和6年08月02日 10:29:36
  •  コメント書こと思いつつ、愛ネコがよじ登った網戸の修理やなんやらで、一日遅れとなりましたm(_ _)m
     
     前回のコメントの続きになりますが、結局のところ本屋大賞の"成瀬は天下を取りにいく"がずっと気にはなっているものの、小金を惜しみ古本狙いの私は未だにもって読んでないという状況でありますʅ(◞‿◟)ʃ
     で、一方相変わらず"SOU・SOU"が実写版映画で衣装提供した「キングダム」にどハマりなので、最新公開の「大将軍の帰還」も速攻、観に行き感激した次第です(^^)

     で、今入院したら読もうと阿部智里の八咫烏シリーズを古本屋さんで漁っています♪

     で、今回の由さんの話題から思ったのは、"日本人より日本人らしく日本のこと詳しい外国人"っていますよねぇ(._.)
    逆に学ぶことが多いのはいかがなものかと…思うこともしばしば-_-

     また、愛読書の紹介を待ってますねぇ♪

    kazu-endlix 令和6年08月03日 09:01:12
    • kazu-endlix 様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      古本屋さんでの本の出会いいいですねー!
      あれもこれも、ちょとまとまった時間があれば・・・なんていって積読になる一方ですが、八咫烏シリーズの読破もなかなか達成感が味わえそうですね。

      また、わたしの自己満足本棚にお付き合いいただけましたら幸いです。

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