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一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“インスタ投稿”
インスタで投稿されたリール動画をどうぞ。
ポップで可愛い串和菓子を食べ歩き!
どこで写真撮っても映えますよ笑!
こちらはポケトル。
こんな感じで印刷されます。
おもしろー。
如何ですか。
それでは、また明日。
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“京都の春のハレ/寺田 由”
陽射しが暖かく心地よい季節になりました。
卒業式や入学式、新学期に転属など何かと行事や節目の多い季節です。
本日は京都の春の行事、「十三詣り(じゅうさんまいり)」をご紹介いたします。
その名の通り、数え年の13歳に嵯峨嵐山の法輪寺へ知恵を授かりにお詣りをします。
諸説ありますが、平安時代に清和天皇が法輪寺で成人の儀式をおこなったのが起源という説も。
京都では大切にされている行事で、私も小学校6年生の春に家族で法輪寺へお詣りしたことをよく覚えています。
当日の朝、急いでいるにもかかわらず父がスピードを出しすぎてお巡りさんに捕まったこともよくよく覚えています。
▼こんな頃もあったのね(遠い目)の私とスピード違反者。
祖父母がこの日のために仕立ててくれた振袖と「十三詣りの時に、」と私が生まれた時にいただいた西陣織の帯。
この振袖は私にとって色々な人の想いを思い出させてくれる大切なハレ着です。
十三詣りの正装として着用する振袖は大人のサイズで仕立てられた「本裁ち」ですが、肩は子供の成長を願う「肩上げ」がされており、お詣りが終わると肩上げを解いて大人の仲間入りをするというしきたりがあるようです。
私は肩上げをしたまま保存しているので、この振袖はそれっきり袖を通すことはありませんでしたが、20年以上色褪せずいつ見ても可愛いなぁと感じるお気に入りです。
いつかまた次の世代の誰かに受け継いでもらう機会があればいいなと思います。
京都の十三詣りはお詣りして終わりではありません。
お詣りを終えた後は一切振り向くことなくなかれ、もしも振り返えらば授かった知恵を返さなければならない!という脅迫的な言い伝えがあるのです!
ゴールは嵐山で有名な渡月橋を渡りきるまで!
奇しくも私の親戚が渡月橋の上で事故に遭遇し、後ろを振り向いてしまった!なんて話を聞いていたため、渡月橋を渡り切るまで両親の静止を振り切りながら早歩きでズンズン進んで帰った覚えがあります。
無事に振り向かずにゴールを果たしましたが、肝心な知恵を授かったのかどうか?
これに関しては残念ながら個人差があると実感しています。
とにかく朝から非常に忙しい一日だった・・・
そんな思い出も今となっては笑い話。
十三詣りは関西だけでなく、近頃は全国的に広がっている行事だそうです。
いろんな伝統行事が廃れていく中で、今一度広がりを見せるとは!とっても良いことだと思いませんか?細かいしきたりはさておき、お子さまの成長を皆で祈り、祝う1日にするのも良いかもしれません。
きっと大人になった時、私のように楽しい思い出になるかと思います!
さて、まもなく十三詣りをされるみなさん、誠におめでとうございます。
よく学び、健やかに楽しい青春時代を過ごされますようお祈りいたします。
そしてこの春、新生活を控えておられる方も多いのではないかと思います。
どうぞ、みなさまの新しい季節の日々がうららかでありますように。
それではまた、ごきげんよう。
- コメント
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きゃー!ちっちゃい寺田さんがめっちゃ可愛い〜
娘も法輪寺でお詣りして不安げな表情で渡月橋渡ったのを思い出しました。
行き交う観光の人から可愛いーって言うてもらえてはにかみながら渡りきった時のドヤ顔を今でも忘れません(笑)
貴重なお写真ありがとうございました。(^。^)
Y.K様
コメントをいただきましてありが父ございます。
お嬢様のドヤ顔の気持ち、とってもよく分かります。
私は渡月橋までの写真が全部、眉間にシワがよってる顔でした(笑)
晴れた日の振袖姿の女の子は皆かわいらしいですよねー!なんていい光景なんだろうと思います!
私はもっと知恵を神頼みしておけばよかった・・・とつくづく。
ゆうちゃん、いつもありがとうございます。
幼きゆうちゃんの可愛らしい姿と、素敵なお着物、お気の毒なお父さんを微笑ましく拝見いたしました。
私の大好きな京都を舞台とするドラマのシリーズで、十三詣りの風習を知りました。とても素敵な文化ですね!私も子供の頃体験したかったと思いました。
桜の京都は素敵でしょうね。いつか、春にも訪れてみたいと切に願っております。
後藤美希 様
コメントをいただきましてありがとうございます。
お気の毒だなんて・・・お優しい。
私も大人になるまでローカル行事とは知らずにおりましたが、思春期の思い出にもっと広まれば良いなーと思っています。
おすすめスポットがたくさんあるので、ぜひ桜の時期の京都へもぜひ遊びにいらしてください!
由さんご無沙汰、待ってましたよぉ(^^)
こうした時節の節目に催される伝統的な行事や風習は、ほんまに大切にしたいですねぇ╰(*´︶`*)╯♡
由さんが書き綴っているように、その時々の思い出も良きも悪きも大切な1ページやなぁと思います。
また、その時のために着た着物も大切に仕舞われていて、思い出と共に過ぎた時間に浸るのも素敵なものやなぁと思いました。
と言いつつ恥ずかしながら、私は十三詣りをあまり知らなくて正直なところ、この由さんの日記を読んで"へぇ〜"という感じです(´-`).。oO
ひとつ知見が増えて、嬉しい限りです(^^)
これからも色々な話しを聴かせてくださいね♪
kazu-endlix 様
コメントをいただきましてありがとうございます。
私もうっすらとした謂れしか知らなかったのですが、まぁーーーー京都はメジャーなものからマイナーなものまで毎日どこかしらで伝統行事がありますね。
それはそれで楽しくもあるのが京都の魅力ですね。
また、京都散策の際にはSOU・SOUにもお立ち寄りくださいね!
寺田さんの素敵な知識(知恵)で京都の歴史を知ることができました、ありがとうございます
ライブ配信ではお目にかかれますがなかなか店舗ではなかなかお会いできないのでまた京都店に行った時はお会いしたいです!
とんく様
コメントをいただきましてありがとうございます。
また、ライブ配信をご覧いただいているとのこと!嬉しいです!
毎日、店舗にも(どこかしらに)おりますので、お目にかかれるのを楽しみにしております!
十三詣り、行かなかった京都人です(。ノωノ)
懐かしいお写真も振袖も、とても素敵です!
ところで渡月橋、カップルで渡ると別れるって言われませんでしたか?京都あるあるというか、都市伝説的な(笑)
chabo様
コメントをいただきましてありがとうございます。
ええええーそんな都市伝説があるのですか!!!!!
嵐山デートは危険ですね・・・。