一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“BORO”
先シーズンSOU・SOU 傾衣で発売してたBOROテキスタイルでシャツを作りました。
「BORO」とは…
何十年も、何百年もかけて使い続けてきた衣類をBORO(ボロ)といいます。
明治時代に作られた襤褸(BORO)を京型友禅で再現しました。
昔の庶民が着ていた着物や野良着、肌着、そして寝具まで、ボロボロにすり切れるまで使った後さらにツギハギして使う・・
今ではこの襤褸(BORO)はアートとして世界でその価値を見出されています。
高島縮 20/20 スタンドカラーシャツ/BORO
テキスタイル量り売りも有ります
(高島縮 坂尾織物)/BORO
BOROは日本独自のビンテージテキスタイルとも言えます。
これ一枚で独自の世界観を演出出来ます。
縫製が出来る方はテキスタイル量り売りをご利用くださいませ。
BOROの世界観を雰囲気だけでもお楽しみ頂ければと思います。
それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「BORO(ボロ)」
・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
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“久々の家族旅行/吉田 優里”
9月のちょっと涼しくなった頃。
母方の祖母の生まれ故郷、丹後地方に両親と叔母を連れて行って参りました。
目が悪くなった母(85歳)は外出を嫌がり近くのスーパーに行くのがやっと。
ますます出不精になってしまいましたが今回の旅行の話を持ち掛けると
「車で連れて行ってくれんの?それなら行きたいわぁ。ずっと会ってへんいとこにも会いたいし。」と思いがけず乗り気な返事が返ってきました。
まずは定番の日本三景「天橋立」の股のぞき。
身体が固すぎて全然向こうが見えませんが、、、一応覗いているポーズ。
お宿に着いてロビーで寛いでいると何だかお見かけしたお顔が・・・。
SOU・SOUのブログにもちょくちょく登場する「城崎温泉 但馬屋」の若旦那、柴田良馬さんと偶然バッタリ!(柴田さんの過去の紹介ページはコチラ)
こんなところでお会いするとは!と記念にパチリ。
着用商品
■近清絞り 梳毛(そもう) はつき/水玉大(みずたまだい) 芥子色(からしいろ)×灰白色(かいはくしょく)
■高島縮 20/20 四角衣(しかくい)/間がさね 墨黒(すみくろ)に苔(こけ)
■襞もんぺ
■貼付つっかけ足袋/幾何文(きかもん)
翌日は峰山に住んでいる母と叔母の従姉妹に会いに行き間人から伊根の舟屋辺りをドライブ。
■近清絞り 梳毛(そもう) はつき/水玉大(みずたまだい) 芥子色(からしいろ)×灰白色(かいはくしょく)
■高島縮 20/20 薙刀長方形衣(なぎなたちょうほうけい)/ほのか
「会いたい会いたいと思いながらももう会えんと思っとったわね~」と従姉妹と昔話を楽しそうにしている父、母、叔母を見ながら本当に連れて来られて良かったな、とつくづく感じました。
今回の旅行の計画が決まってから、普段はほぼベッドの上で過ごしている母が少しでもたくさん歩けるようにと
彼女なりにトレーニングをしたというだけあって思いのほか頑張って歩いてくれました!
何を着て行くかなど荷造りを手伝いながらの準備も楽しい時間。
母が選んだのは大好きな「ほほえみ」の柄の薙刀長方形衣でした。(過去の商品につき現在は完売しております)
これからもあれこれ託けていろんなところに連れ出してみようかな。と思う今日この頃です。