一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和5年03月05日 日曜日号

お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ

“インスタグラム&YouTube LIVE配信”





一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“SOU・SOUあれこれ【32】”

本日は日曜日!
スタッフの寺田 由が書きますので、皆さまどうぞお付き合いくださいませ!

お客様の顔は見えなくとも
気持ちの伝わるサービスを

netshop/問い合せ責任者
長沼 ふみ
ながぬま ふみ


「お電話ありがとうございます。SOU・SOU net shop 長沼でございます。」
ちょっと富山訛りの残る穏やかな口調で、お客様からのお問い合わせ対応をする長沼。net shopのお問い合わせチームを率いりながら自らも世界中のお客様からのお問い合わせ対応を行う日々です。



田舎の学生、地下足袋に出会う


SOU・SOUとの出会いは高校生の頃。
東京に住んでいたお兄さんが履いていたSOU・SOUの地下足袋がキッカケでした。
なんとなく知っていたSOU・SOUを京都で見つけて、フラっと入って見た地下足袋が忘れられず、帰宅後に自らもSO-SU-Uの地下足袋を購入したのが始まりです。
当時は、指が分かれている地下足袋を見て「かわいいバルタン星人」と言っていたそう。



志望動機は「SOU・SOUが好き」


19歳の時、GW中のイベントでSOU・SOUプロデューサー若林とテキスタイルデザイナーの脇阪さんの座談会を見る機会がありました。2人を初めて目の前で見たことが長沼にとっては雷を受けたような衝撃で『あぁー、これで人生満足したから、これからは老後と思って生きようと思った。』と、当時を振り返ります。
その後「SOU・SOUが好き、SOU・SOUで仕事がしたい」ただ、その気持ちだけで入社を決意した長沼。
初めてのnet shop業務は戸惑うことも多く、SOU・SOUプロデューサーの若林からは毎日注意の嵐だったと言いいます。
仕事では現在でも新しいことを学び続ける日々。
お客様からもスタッフからも色々なことを教えてもらうのが刺激でもあり楽しみでもあります。



9年目にして街を知る


SOU・SOUの入社と同時に実家のある富山県から引っ越し、京都での暮らしを始めました。
それまではもっぱら家にお篭り派でしたが京都生活9年目にしてようやく生活に慣れ、昨秋頃から少しずつ『外界』と触れあるようになったとか。休日には、SOU・SOUスタッフ定番のお茶のお稽古に行くほか、趣味で通い始めた陶芸教室では少しずつ作品が増えてきたところです。


陶芸教室で作った作品


SOU・SOU 20周年


現在、京都高島屋7階グランドホールにて開催中の『SOU・SOU展』では、企画全体の担当者として奔走中。
打ち合わせや各所への手配、指示出しなど、ご来場くださったお客様に少しでも楽しんでいただきたいという思いで最終日まで駆け抜けます。


会場での搬入作業中!



最後に・・・!


自分のことを「SOU・SOUを好きな気持ちだけで入った素人」と言う長沼。
しかし、SOU・SOUが好きと言う気持ちが何よりも強い力となっていることを実感しているそうです。
個性的なスタッフが多くても、「SOU・SOUが好き」と言う気持ちが根っこでつながっている感じが1番の絆であり、SOU・SOUプロデューサー若林が全スタッフを家族のように思っていることが、きっと私たちの1番の強みになっているということ。
若林に対しては、「あんなに注意の嵐だったのに、近頃はどんどん優しくなって拍子抜けしそうな時がある」そうです。
そんな長沼にとってのSOU・SOUとは


ファッションに興味ない自分がSOU・SOUに感動したというのは、SOU・SOUが服屋さんでなく、日本文化や伝統を考えた上でのものづくりがあり、さらにカワイイ!がつまっているからなんだろうなと思います。

これからも、SOU・SOUのものづくりと気持ち、そして私たちのSOU・SOUへの愛をお客様へお届けします。



《つづく》

それでは、また明日








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【今日の合言葉】

「長沼 ふみ(ながぬま ふみ)」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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アバター画像(若林)
コメント
  • ゆうちゃん、今回も素敵な記事をありがとうございます。長沼さん、縁の下の力もちですね。(いや屋台骨を支える梁!?)私もネットショップで何度か助けていただきました。その時の嬉しさ、ありがたさが忘れられずやっぱりSOU・SOUでお買い物してしまいます。
    かくいう私も長沼さんと同じくファッションに長らく過ごしてきましたが、SOU・SOUに出会って衝撃を受け、自分の気持ちに気付き人生が楽しくなったのは事実です。 もの、だけでなくスタッフみなさんのお人柄がいつまでも私たちを惹きつけるのだと思います。感謝です!

    ぽぽろん 令和5年03月05日 04:53:10
    • ぽぽろん様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      私たちにはもったいないお言葉をいただき、恐縮に存じます!
      ぽぽろん様の装いの中にSOU・SOUがあるということが何より嬉しいです。
      長沼は普段お客様と直接お目にかかることは少ないですが、ネットショップでのお買い物の際にはお電話やメールなどお気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。

  • 我也是被sousou 打動的,看到你寫的文章,直接戳中我心裡,很感動,也很喜歡sousou ,今後也會一直喜歡,謝謝sousou 帶給我生活中的美好

    Rita Tseng 令和5年03月08日 11:24:53
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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“箱の中のちいさな世界/菊地 いぶき”

半年間のお茶教室の集大成、
先生方をお招きして、生徒による「卒業茶会」を開催しました。
この茶会をもって初心者教室の修了となる、と聞いた私達生徒の衝撃といったら!
いきなり茶会っ⁉︎
そもそも全員素人なので茶会など全く知識がありません。
何から何まで先生にアドバイス頂きながら計画しました。

まず決めないとならないのはお点前の順番。
生徒は5人。
以前先生の雑談で出てきた、くじ引きで点前をする「花月」が面白そう!くじの札も可愛い!
一同盛り上がりましたが、冷静に考えて本番ぶっつけで出来るわけがありません。
というわけで事前に引いて順番と役割分担を決めるだけとしました。
私が引き当てたのは「月」「花」の次、3番目のお点前と「開会の口上」。

当日は冷や汗をかきながら半年間お世話になった先生方への感謝を伝えました。
「楽しむことが一番よ〜」
の方針の先生でしたので、毎回とても和やかで笑いが絶えず、楽しいお稽古の時間を過ごすことができました。

卒業茶会は、自分がお茶を差し上げたい人も招待できるというものでしたので、私は次女を招きました。
抹茶好き、和菓子好きの彼女も初体験のお茶会を難解な作法も併せて楽しんでいました。

さて、卒業茶会の後頂いたお免状がこちら。





免状というと、
「この課程の学習を修了しました(できるようになりました)」という証明書のようなイメージを持っていました。
ところが茶道ですと
「次にこの課程を始めて良いですよ」
という内容が書いてあるとのことです。
ほお〜
この中に「茶筥の手前」というのがあります。





茶筥(箱)とは、お点前のお道具類を収めて持ち運べ、外でもお茶を楽しむことかできるものです。
通常のお点前で使用するより少しミニサイズのお道具たちが、ままごとセットよろしく箱に収まっているのがなんとも可愛らしい!
そのセットを使ってのお点前の稽古を始めて良いですよ、とのお免状を頂いた生徒全員が食いついたのは「茶箱そのもの」

お茶の先生の助手として教室のお手伝いをされていた方が「カルトナージュ」(厚紙に布を貼り、オリジナルの箱を創作する)の先生をされており、

自作の茶箱を多数披露して下さったのです。

オリジナルのデザイン!
可愛い!
自分たちも作りたい!

あっという間に話がまとまり、カルトナージュ茶箱教室スタートです。
自分の好きな布を選び、箱の外側内側の組み合わせを考える‥面白い!楽しい!
他の生徒さんはカルトナージュらしくフランス製、イギリス製などの生地を選びましたが、もちろん私は SOU•SOUから。
1回4時間のクラスを3回受講して、my茶箱を完成させました。





最終回はカルトナージュ茶箱茶会と相成りました。
お茶の先生もお招きしてのカルトナージュ茶箱茶会は、お点前は助手先生のオリジナルで、お菓子もお茶も自由に楽しむ幸せな時間となりました。






そして私が完成したmy茶箱に収めるべくお迎えした茶碗はこちら!





山岡善昇窯謹製 京焼手描き抹茶碗/雲間と鳥獣戯画
お気に入りの鳥獣戯画が、ひとつひとつ手書きで描かれている京焼茶碗です。
可愛らしいったらないです。

世界でひとつのmy茶箱。





開けたり閉めたりしてニヤニヤが止まらない番外編でした。

アバター画像(菊地 い)
コメント
  • こんにちは。
    私もずっと裏千家で5年ぐらい続けて茶筥のお手前も習いましたが、こうしたお免状のようなものはいただいたことがありません。こういう環境がある京都はやっぱり羨ましいです。年に何回もある研究会等の大きなお茶会には子供の頃から何十年もやっている先輩弟子が社中の代表としてお点前を披露するので、師匠もそうした「選手」の稽古だけに熱心になり、なおざりにされている感ばかりが募ってやめてしまいました。でもお茶の道は好きなので続けたいです。お手製のカトルージュ、良いですね!私も作ってみたいです。

    鈴木玲子 令和5年03月05日 11:01:46
    • 鈴木玲子様
      コメントありがとうございます。
      私が通いましたのは神奈川県会場の初心者教室で、お茶を初めて経験する人のための
      半年間の講座でした。楽しいお茶の道を私もマイペースで続けていきたいです。

      (菊地 い) 令和5年03月06日 18:03:41
  • うらやましいです。
    可愛いです❗️

    • なび様
      コメントありがとうございます。
      不器用なので四苦八苦しながらのカルトナージュでしたが先生のご指導の
      おかげで可愛らしくできて大変満足です。
      これからもお茶を楽しんでいきたいです。

      (菊地 い) 令和5年03月06日 18:06:36
  • カルトナージュの茶箱!なんて素敵!
    my茶箱、羨ましいです。

    初心者のための茶道教室、懐かしいです。
    私もそれをきっかけにお茶をはじめて10年経ちました。
    まだまだ初心者もいいところですが、日々新しい発見があり
    お茶の奥深さを感じています。

    鉄瓶がまた素敵ですね。紅茶などに使われるものでしょうか?
    以前クリスマス茶会にお呼ばれし、お床に赤い蝋燭やサンタ、
    十字を書いたお軸があってとても驚きました。
    お茶の世界は難しくて堅いと思われがちですが、意外に柔軟で
    洋風なものも取り入れるところはSOU・SOUさんと同じですね。

    ねこマリ 令和5年03月07日 08:52:25
    • ねこマリ様
      コメントありがとうございます。
      初心者教室の先輩なのですね。
      何年続けていてもまだまだよ〜と先生もよく仰っていました。
      未知の世界が長く楽しめ、お仲間もできて、お茶は良いですね。

      (菊地 い) 令和5年03月07日 18:51:44
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