本日発売! / 新商品のお知らせ
京都の若手家元などが集った『 華包研究会 』監修
<本日発売>『 SOU・SOU華包 』
京都の若手家元などが集った『 華包研究会 』監修。贈答などに用いられた『 華包 』をSOU・SOUのテキスタイルデザインで作りました。
日々の暮らしを彩り、この美しい日本文化を知っていただく機会になれば幸いです。
一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“シエスタ二メーション”
年末感が出てきましたねー!
流石師走。
というわけで本日はシエスタのメーションをどうぞ!
「事始め」ってなんやねん?という方はこんなサイトがありますのでご一読してみてください。
( https://wa-gokoro.jp/event/annual-events/404/ )
それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「京都は水曜定休」
・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
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テキスタイルデザイン / SOU・SOUオリジナルのテキスタイルデザイン紹介
“あみもの 平成16年”
僕が小さいころ
女性はよくあみものをしていた。
太い木の針を持って
毛糸の玉をころがしながら
ひと目ひと目あんでいった。
無心にあんでいる人のまわりには
静かな時が流れていた。
今、人はそんな時間を
持つことが出来ているのだろうか。
(脇阪 克二)
Knitting Pattern (2004, by Katsuji Wakisaka)
In my childhood,
women used to do a lot of knitting.
They took thick wooden knitting needles,
rolling the wool yarn balls and
knitted with every single stitch.
Quiet time passed around the person
who was knitting without thinking.
I wonder if people nowadays
have such a time to do so.
| English translation by Karen Yiu |
Crochet (2004 par Katsuji Wakisaka)
Dans mon enfance,
les femmes faisaient beaucoup de tricot.
Elles prenaient de grosses aiguilles de bois
roulant les pelotes de laine
tressant maille par maille.
Ce temps apaisant passé auprès de ces personnes
qui tricotaient sans réfléchir.
Je me demande si de nos jours,
les gens auraient autant de temps pour le faire.
| Traduction française par JB&B |
編織 (2004, 脇阪 克二)
在我小時候
女性編織是很普遍的事
拿著木製棒針
一邊滾著毛線球
一針一針地打著毛線
在心無旁鶩編織的人周圍
時間彷彿靜靜流過
現在的人們是否還能有如此
緩慢悠閒的時光呢
| 中譯 : 莊 幃婷 |
→こちらのテキスタイルデザイン商品
(Textile products with this pattern)
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“仙厓和尚を知る/本間 陽子”
早いものでもう師走。一年があっという間に過ぎていきます。
今年の初釜で出会った仙厓和尚の掛軸
『やぶから虎が出たちゃ』
なんともユニークな寅年にぴったりな掛軸
遅ればせながらこの日初めて仙厓和尚を知りました。
先生からは、
「お茶会でもお稽古でも、何か一つ心に残るもの、引っかかるものを持って帰ってほしい。
今年の初釜は仙厓和尚を知ってもらえただけで、私は十分。」
今年の始め、この言葉と一緒に仙厓和尚が私の心に残りました。
そして今年の秋、偶然見かけたこちらのポスター
行くしかない!
と重い腰を上げ行ってまいりました。
「ゆるキャラの元祖」ともいわれる仙厓和尚のユーモアあふれる作品を間近で沢山拝見することができました。
生涯、仙厓和尚の作品を蒐集された出光佐三さん、作品に魅せられるお気持ちが分かるような気がいたしました。
帰りにこちらのポストカードを購入にし、にんまりです。
利休さんがいらっしゃるのをお分かりでしょうか?
なんとも愛らしい利休さんです。
いろんな方が千利休を描かれていますが、仙厓和尚にかかればこんなに可愛らしくなるなんて。
本人はどう思われるかわかりませんが。。。。
今年の秋は他にも沢山の展覧会に行くことが出来ました!
中でも京都国立博物館では大規模な茶の湯の展覧会が開催され嬉しい限りでした。
何度でも行きたい!
あとはこちらの図録で楽しもうと思います。
そして現在は、来年の初釜に向けて会記を書かせていただいております。
先生にお道具の組み合わせ方や解釈の仕方等を教えていただき、頭の中に???がいっぱいですが、
少しずつ理解していくのが楽しいです。
茶道をはじめて10年が経ち、なんとなく分かることが増え、はじめた頃とはまた違うわくわくがございます。
来年もより一層精進して参ります。
自分は「茶道」に関して「ド素人」なので、失礼なことがあったらスミマセン…
「茶道」用のお軸は普通のお軸よりも幅が狭く小さい…と何処かで聞いたことがあったような…
仙厓和尚サンの絵… 素朴な所が持味だと思うのですが、「一円相」という禅の境地的なものと共通する所があるように思います。
(始まりも終わりもなく角に引っ掛かる事もない円の流れ続ける動きは、仏教が教える捕らわれのない心、執着から解放された心を表わしている。)
好きが高じて普段から絵を描いている者でも、このような絵は「描こうと思っても描けない」ものなのです…
「描こう…」と意識した時点で描けない…
無我の境地…とでもいうのでしょうか…
そのようにならないと描くことができない絵だと思います。それ故たくさんの方々を魅了するのでしょう…
「李禹煥」サンの展覧会チケットがあったので一言…
この作家サン… 学生時代から「大好き!」な作家サンなのですが… 展覧会がつい最近まで開かれていたとは知りませんでした…(T_T)ザンネン…
いつも自身のアンテナを張っていないとダメですね…^^;
ORまねきねこ様 コメント頂き誠にありがとうございます。
仙厓和尚の絵は初釜の掛軸で出合わなければ、今も知ることが無かったかも知れません。
これからも一期一会の出会いを大切にしていきたいと思います。
「李禹煥」サンですが、私は数年前に直島の李禹煥美術館に行ってからファンになりました。
作品の中に入り込むと不思議な心地良い感覚になります。
13日から兵庫県立美術館でも始まりましたね!また鑑賞に行きたいと思います。