一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和3年08月22日 日曜日号

お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ

“<告知>『 SOU・SOUルコック 秋コレクション 予約 』”


8/26(木)正午
予約受付開始


ポップに駆ける、秋色のチャリンコ・ウェア。











<告知>『 SOU・SOUルコック 秋コレクション 予約 』

『 SOU・SOUルコック 秋予約 』を 8/26(木)正午 に開始いたします。予約期間中は、通常販売価格の10%OFF!

【期  間】8/26(木) 正午〜9/7(火) 13時まで

コメント
  • あれもこれも欲しくて困ります(^_^;

  • 1枚目、郁ちゃんのすててこ、カラフルでかわいい~~\(^o^)/

    • よっ!様
      コメントいただきありがとうございます。
      ポップなテキスタイルと配色が目を引きますね、
      新商品の公開まで今しばらくお待ちくださいませ!

  • so-su-uの柄が大好きです!カッコ可愛いって感じで!オールそすうファッションしてますよ。

    大田 和樹 令和3年08月22日 19:26:48
    • 大田 和樹 様
      コメントいただきありがとうございます。
      私もオールSO-SU-Uでよく着ています!
      小物アイテムも可愛いですが、着たくなるテキスタイルですよね!

本日発売! / 新商品のお知らせ


ルコック:リネン リバーシブル BIKE HAT

5,900円(税込)
紐付け部分の近くにある穴に紐を通すことで、リバーシブルで着用可能です。

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“茶室彼是(ちゃしつあれこれ)【35】”

数寄屋大工一家の箱入り娘&SOU・SOU傾衣の看板娘、寺田由のコーナーです!




茶室は「見どころ」がいくつかあります。
僭越ながら、私はSOU・SOU茶室をつくった棟梁の娘として「見せどころ」と言わせていただきます。


お茶を嗜む者にとって、茶室は神聖な空間です。
その中で更に特別なスペースが床の間。
最近は床の間がある住宅もめっきり少なくなりましたが、小さい頃に床の間に上がったら怒られた・・・なんて経験がある方もおられると思います。(おてんばだった私もよく怒られていました!)
それがなぜかという床の間の起源は割愛しますが、とにかく茶室の中で一番「格の高い場所」それが床の間なのです。
そして、SOU・SOU茶室の見せどころが床の間の柱、「床柱(とこばしら)」です。
床柱で茶室空間全体の調和が決まってしまう、言わば影の主役。
ですので、普通の柱とは違い少し上等なこだわりの材が使われることが多いのです。

SOU・SOU茶室の床柱は「槐」の木が使用されています。
木偏に鬼と書いて「えんじゅ」と読みます。

槐は元々は中国原産の木で、出世や長寿、尊貴などとても縁起の良い木とされてきました。
そこで父はSOU・SOUがこれからも末長く繁栄するように、とこの槐の木を床柱に据えることにしたようです。
ボコボコと一定にはつられた加工は「名栗(なぐり)」と言われる日本に古来から伝わる加工。
(スタッフ西永の新居の廊下も名栗加工!贅沢!)

そしてちょうど花を掛ける目線の位置に白い部分があります。
「白太(しらた)」と言われる部分で、木の表面に近い新しい部分。
この白太があることが更に決めてになったようです。
白太の景色あってのこの床柱。
もはや素人にはわからない、大工の審美眼のようなものでしょう。
この白太をいかに美しく魅せるため柱の加工にもこだわったようです。
白太は木の表面に近い新しい成長過程の部分で立派な幹を加工した柱に少しだけ現れた新しい部分。
SOU・SOU茶室で伝統的な空間に清々しい景色を生み出したのではないかと思います。
ちょっと考えすぎかもしれませんが伝統の中の新しさ、SOU・SOUそのもののような気がします。
《つづく》

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それでは、また明日。

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【今日の合言葉】

「茶室彼是(ちゃしつあれこれ)」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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アバター画像(若林)
コメント
  • 床柱は聞きますが、白太はなかなか高度!?(^^;)
    難しすぎますね(>v<)
    いつも色々な情報、ありがとうございますm(_ _)m

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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“SOU・SOU九谷焼お猪口ができるまで/黒田 萌”

こんにちは!
企画室の黒田です!

皆様「秋のよそおい」予約企画はご覧いただきましたでしょうか。

今回の予約特典は、『SOU・SOU 九谷焼 お猪口』でございます。


本日は、このお猪口ができるまでの流れを
ご紹介させていただこうと思います。

*****

360年の歴史を持つ「九谷焼(くたにやき)」は、鮮やかな九谷五彩の絵付けが美しい石川県の伝統工芸です。

今回のお猪口は、大人気商品『九谷文様蓋物(くたにもんようふたもの)』の窯元である「青郊窯」にお願いしました。

この10色の和絵の具は「青郊窯」が研究を重ねて開発したもの。


ぷっくりとした「盛り色」とぴたっと着色する「平ら色」の2種類があります。



盛り色×平ら色は、隣り合っても問題なく表現できますが、
盛り色×盛り色は、最低でも1mm程離さないと色が混ざってしまいます。
そして、使えるのはこの10色のみ。
いろいろな制約がある中で、『SO-SU-U』『金襴緞子』『南天竹』のお猪口づくりに挑みました!

『SO-SU-U』は、扇形の展開図に自然に沿うように、数字の傾きを調整しつつ配置。

『金襴緞子』は、オリジナルのイメージを崩さないようにバランスや配置を調整しつつ、盛り色と平ら色がうまく組み合わせられるよう試行錯誤しました。


そして、一番手を焼いたのが『南天竹』です!

南天の実は絶対にぷっくりとさせたかったので、「盛り色」の中から選ばないといけないし、そうなると背景の色が「平ら色」の3色に限られてしまう・・・。
他の2柄とのバランスも考えて、ベースの色のみ和絵の具の10色にはない青色を使うことにしました。

しかし、、、!
この青色の釉薬は、特性上どうしても継ぎ目にはっきりと筋が入ってしまうという結果に。


そこで、このマイナスの特性をデザインに活かすことにしよう!となり、こんな風に背景を分割しました。

何度もデザインを修正し、試作も繰り返して、ようやくこの3種のお猪口が完成しました。

商品合計12,000円ご予約毎に1点進呈です。

※ご注文1件につき上限3点
※全3柄、柄指定不可

限定数に達し次第、特典内容を変更してお届けする場合がございますので、
「九谷焼のお猪口が欲しい!」と思われる方は、是非お早めにどうぞ!

『秋のよそおい』予約企画 8/31(火)13時までです。
よろしければ、ご検討くださいませ。

アバター画像(黒田)
コメント
  • 製作秘話、ステキ(>v<)
    南天竹の分割が逆に素敵~と思っていたのですが、実は・・・って、ことなんですね(^^;)
    災い(?か、どうかは??)転じて・・でしょうか?
    南天竹の色変わり、すてきですよ!!

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