お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ
“インスタグラム&YouTube LIVE配信スケジュール”
SOU・SOUではインスタグラムとYouTubeにてLIVE配信を行っております。
店舗の雰囲気や商品の魅力を少しでもお伝えできればと思っておりますので、よろしければぜひご覧くださいませ。
今後のLIVE配信スケジュール
※各回 19:30~配信7/18(日)SOU・SOU 傾衣
7/19(月)SOU・SOU 足袋
7/20(火)SOU・SOU村のご案内
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梓のちょっとおすすめ / netshopスタッフ仲嶌梓がおすすめ商品をご紹介
“伊勢木綿の唯一の織屋『臼井織布』”
SOU・SOUにはなくてはならない素材である三重県津市の伝統工芸品「伊勢木綿」。
今回、伊勢木綿の唯一の織屋『臼井織布』を見学させていただきました。
臼井織布さんはかつての織機、製法はそのままに。
伝統的な縞模様を現代の色や柄のなかに生かし様々な製品を生み出されています。
今後も『臼井織布』が生み出す伊勢木綿とSOU・SOUで、この伝統素材の新しい可能性を提案していければと思います。
よろしければぜひご覧くださいませ。
本日発売! / 新商品のお知らせ
Yousou.:高島縮 20/20 レディース イージーテーパードパンツ
8,690円(税込)
坂尾織物謹製 高島縮20/20サーキュラー加工生地を使用しております。
一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“SOU・SOU×京都芸術大学 2021貫頭衣展【2】+茶室彼是(ちゃしつあれこれ)【31】”
本日も京都芸術大学空間演出デザイン学科の学生よりお知らせです。
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SOU・SOUのブログをご覧の皆様、こんにちは!
京都芸術大学 空間演出デザイン学科3年生です。
7月16日(金)より公開しております「SOU•SOU×京都芸術大学」のwebショップ(~7月23日13:30まで)。
本日は、貫頭衣の柄について紹介します。
今年は、廃業された染屋さんからいただいた京友禅の型紙を使って制作した貫頭衣が多いです。
今年は、『風』『水』『光』と自然をテーマに、この地球にある美しさの源からFashionに脈動することができ、制作している間も、nationalなものを感じて本当の大切なものは何か、常に存在するシンプルなものに出会い、それを形にするということで複雑性を見出だし、コンセプトを考えたりと、幅広いテーマ故にいろんな人色の個性が現れたなと感じました。
今回みんなと制作できて嬉しく思います
ものづくりは地球、命、この世に存在する全てのものとの対話であり、貫頭衣という弥生時代に存在していたものを現代においても新しく誕生させることができて、この時代色々あるけれど、昔のものを今生み出すことに美しさを感じます。動物達は大昔からずっと変わらずに自然と向き合っていて、人も、昔は今よりも自然と向き合っていたと
人間だからこそある意識をつかって変化を感じとり、タイムスリップをしたアイデアをもとに歴史を遡って現代に反映させたアイテムです。
時間にフォーカスしたとき、いろんな魔法が発生するなと思いました。
このご時世なので、対面での接客販売はできないですが、文字や動画で少しでも想いが伝わり、つくった製品が皆様の手に届けば幸いです。
今年はwebショップのみでの販売になります。
店頭で実際に手に取っていただけないのが残念ですが、
Webショップでもお客様に魅力が伝えられるように頑張ります!
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そして、ここからは日曜日
数寄屋大工一家の箱入り娘&SOU・SOU傾衣の看板娘、寺田由のコーナーです!
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土壁に触れるとザラッとした砂がパラパラと落ちた経験、ありませんか?
先週は土壁は丈夫だとお話ししたのですが、「丈夫」と「デリケート」は意味が少し違うということで今週の話にお付き合いください!
土壁はペンキの壁と違い、経年劣化したから塗り替え!というわけにはいきません。
もしも土壁にキズができてしまい、どうしても気になるから修理したい!となると全ての壁を一からやり直さなければならなくなります。
想像しただけでも、やたら大掛かりな工事です。
ですが茶室は実際に使用して機能している空間です。
どうしたものか・・・。
さて、前置きが長くなりましたが茶室の壁をご覧ください。
壁の下部に紺色の部分があります。
これは「腰張り(こしばり)」と言い、藍染の湊紙(みなとがみ)という少し厚めの和紙が貼られています。
デザインかと思いきや、そうではありません。
腰張りの目的は土壁の保護のため。
その名の通り、正座した時に腰から背中にかかる高さに紙が貼られています。
なぜその高さまでなのかというと、着物を着た女性を想像していただけるとお分かりいただけると思います。
帯が壁に当たり壁を傷つけないように。
お客様の大切なお召し物(帯)を傷つけないように。
そんな配慮から貼られているものなのです。
また、茶道では座る位置にも決まりがあり、畳と並行に縁から自分の座る位置の前に間隔開けて座るのが作法とされています。
ですのでお客様は座った位置から畳の前のスペースを開けるため、どうしても後ろへ(壁側)と下がろうとして壁に触れてしまうことがあるのです。
では反対の壁を見てみましょう。
今度は白い湊紙が貼られています。
そして紺色の腰張りと違って高さも低い。
こちらは、亭主(お茶を点てる側)が座る位置。
亭主は壁を背にお点前することがあまりないため、腰張りを高くする必要はありません。
それに自分の茶室、細心の注意を払って壁をズリズリすることなどないはずです。
では、どうして紺と白で使い分けているのか?
その答えは「境界線」とでも言いましょうか・・・
色が違うことによって茶室に足を入れた際に「お客様の動線」と「招く側の導線」が一目瞭然ですね。
知らない茶室に通されて、どこに座ったらいいのかわからない!なんて時は腰張りが目印になるかもしれません。
実用的な理由だけではありません。
紺と白、腰張りがあることメリハリがついて空間が引き締まります。
どこを切り取っても限りなく質素でシンプル、無駄がないことに気がつきます。
いかにも日本らしいと感じるのは私だけでしょうか。
《つづく》
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それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「WEB貫頭衣展(かんとういてん)」
・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“夏姿/鳥飼 杏里”
気がつけば7月、気がつけば夏。
今年も半分が過ぎ、折返しです。 早いものです…
さて、夏といえば“あの姿”を思い浮かべませんか。
日本の風物詩の一つ 『浴衣』です。
この季節ならではの夏姿。
先日、浴衣で過ごした一日をパシャリしてみました。
この日は浴衣で気分が上がり、四条通の山鉾を見ながら、歩いて出勤。
SOU・SOUへ着くとスタッフそれぞれの夏姿にうっとり…
昼休みには、おそろいの浴衣を着た小山とかき氷を求めて亀屋良長さんへ
ひんやり冷たく、とても美味しくいただきました。
今回は夏姿に合わせて 伊勢木綿手ぬぐい ひめ丈でヘアアレンジ
そして足元はお気に入りの吉靴房『爪掛(つまかけ)濡羽色』
全身のコーディネートはこんな感じ
(無意識に小物が SO-SU-U揃い になっているのは SOU・SOUあるある なのかもしれません)
夏を満喫した一日となりました。
- コメント
-
鳥飼さんは親切です!
足袋を案内してくれた。
ありがとう☺️Chuehying Su 様
コメント、そしてありがたいお言葉をいただきまして誠にありがとうございます。
またいつでもお声掛けいただけましたら幸いでございます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
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茶室彼是、本当に毎回勉強に成ります。ありがとうございます。
動線、境界、腰張り・・。まだまだ色々教えて下さ~い\(^o^)/
よっ!様
いつも温かいコメントをいただきありがとうございます。
まだまだ勉強不足ではございますが、興味をお持ちいただけるだけでも大変ありがたいです。
今後も、お付き合いいただけましたら幸いでございます。