一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和3年05月15日 土曜日号

お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ

“インスタグラム&YouTube LIVE配信スケジュール”

SOU・SOUではインスタグラムとYouTubeにてLIVE配信を行っております。
店舗の雰囲気や商品の魅力を少しでもお伝えできればと思っておりますので、よろしければぜひご覧くださいませ。

今後のLIVE配信スケジュール

 ※各回 19:30~配信

5/15(土)

①伊勢木綿反物紹介 12:00〜

②SOU・SOU 着衣 19:30〜

5/16(日)SOU・SOU 傾衣

5/17(月)SOU・SOU 足袋

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一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“第二十六話/東京店オープンとその後”


東京店オープンは、18年前の2003年3月8日。



(上:オープン当日の様子/下:脇阪さんと辻村さん)
前日はオープニングレセプションで大勢の方が来てくださったが、
オープン初日は意外とあっさりしたものだった。
僕もオープン後1ヶ月は毎日ヴィーナスフォートに出勤した。
当時いたスタッフのお父さんの紹介で、恵比寿にある某組合の社員寮にお世話になった。
肝心の売り上げは毎日イマイチ・・というかサッパリだった。
ちょっとお店をクールに作りすぎたのか、「入りづらい」というお客様の声もあった。
知らない場所での出店というのはオープンしてからが勝負だと思っていた。
営業しながらその場所や客層に合った品揃えにしていくとか、
時間をかけてSOU・SOUの顧客を作っていくとかして、
少しずつ発展させていかなければいけない。これは思ってた以上に大変そうだな…と感じていた。
東京での一人暮らしを始めた岡部(現 吉田)も相当大変だったに違いない。
初めての東京一人暮らしと、知らないスタッフとの慣れない仕事場、取れない売り上げ・・・。
売れていて疲れるのは心地よいが、売れなければ疲れるだけでなく精神的にもキツくなる。
予算が取れないまま1ヶ月が過ぎ、僕は京都へ戻らなければいけなくなった。
東京での最終日、恵比寿の居酒屋で岡部(現 吉田)に
「明日からしっかり頼むで」
と伝えたときの彼女の表情はとても疲れていて覇気がなく、
これからやっていけるのかなとちょっと絶望的な感じがしている様に僕には見えた。
(本人はどう思っていたかは知りませんが)
その後もずーっと売り上げは悪く、赤字経営が続いた。
その頃会社のメイン事業はまだ洋服のセレクトショップの方で、売り上げは調子良かった。
そちらの利益をSOU・SOUのマイナスに充てていた。
しかしながら商業施設というのは普通のテナントとは違って、
家賃さえ払っていればいいというわけではない。
ある程度ヴィーナスフォート側が納得する売り上げを取らないと出て行かなければいけない。
それは、デパートを含むどんな商業施設でも同じこと。
SOU・SOUがオープンしてから約半年後、
ヴィーナスフォートの運営室から「そろそろSOU・SOUにテコ入れした方がよさそうだな」
という声も出ていたそう。
「テコ入れもへちまもない。こっちだって真剣にやっているんだ」と思いながらも、
やはり売り上げは芳しくなかった。
そんな中、SOU・SOUの救世主「地下足袋」が登場することになる。
(次回に続く)



それでは、また明日。

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【今日の合言葉】

「SOU・SOUへの道/第二十六話」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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テキスタイルデザイン / SOU・SOUオリジナルのテキスタイルデザイン紹介

“わらび 平成16年”


和菓子の中のお干菓子にあるわらびの形を
並べて作った模様。
お干菓子は単純な形でものの本質を
表しているところが面白い。
(脇阪 克二)


Warabi (2004, by Katsuji Wakisaka)
This is a pattern made by arranging the outline of warabi,
which is a traditional Japanese dried sweets (O-higashi).
O-higashi is interesting in that
it expresses the nature of things in a simple form.
| English translation by Karen Yiu |


Warabi (2004, par Katsuji Wakisaka)
Ce design représente le gâteau traditionnel
japonais gélatineux, appelé Warabi.
Les gâteaux japonais gélatineux représentent
L’essence même de la tradition japonaise,
Ce que je trouve très intéressant.
| Traduction française par Jean-Baptiste Fauvel |


蕨菜 (2004, 脇阪 克二)
我把日式茶點(干菓子)中常見的蕨菜造型排列平鋪,做成紋樣
干菓子用簡單的形狀表現事物的本質
這也是日式茶點有趣之處
| 中譯 : 李 瀟瀟 |

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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“私の、間がさね/田中 里美”

どうも。4月はこんな髪色でしたにも関わらず

5月は初めて「金髪で」と美容師さんにオーダーした田中です。

そして、続いての初めては、「間がさね」の商品を買いました!
間がさねといえば、ネットショップスタッフ中村です。←素敵な日記なので是非。
そのため何となく自分の柄じゃないような気がしていたのでした。

では、私が買った間がさねを見ていきましょう。

小さいふ。(カードは全部昔買ってから使ってなかった手ぬぐい名刺入れへお引越し)

ついに私も間がさねを持つ時が来たのだなぁと思います。

高島縮 薙刀長方形衣も間がさね
(ストールは、綿麻わっかストールのさえずりです)

何気なく見ていた柄ですが
その柄に包まれてみると、感じるものがありました。

人々は
さまざまな空間で
それぞれの時間を過ごし
たくさんの人間が出会い

そして
それぞれの間で、離れていくのでしょう

まるで人生のようです。

とか何とか言いつつ、気に入ってニヤニヤしているんですけれど。

過ごしてきた欠片をひとつひとつ丁寧にかさねた
それぞれの「間がさね」が
みーんなにあるのでしょう。

たくさんの「間」をかさねながら
時は刻まれていきます。

それが命なのだなぁと、私は思います。

これが、「私の、間がさね」です。

アバター画像(田中)
コメント
  • こんにちは
    私も最近マスクと手拭いだけですが、間がさねデビューしました♪
    田中さんと同じく自分には違うなーという感じでスルーしていたテキスタイルでしたが、気になり始めたらそわそわしてきてとりあえず小物から取り入れています^ ^次は長方形衣かな

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