一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成31年01月22日 火曜日号

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“現今の大和撫子”

ーー しきたり、ならわし、すり抜けて 行くは現今の大和撫子 ーー

このコピーを見た時にカッコいいなーと思った。

昔からの堅苦しい決まりごと、風習をサラリと交わして、現代の清楚で美しい日本の女性になりましょう。。
という様な意味ですね。

ハッサンが考えたのですがSOU・SOUにぴったりです。

というわけで1月から「行(ぎょう)」シリーズも好評発売中です。

その中から本日は
絹糸 円領外套(けんし えんりょうがいとう)をご紹介。
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SOU・SOUの他の外套に比べて少し細めで着丈が長めのシルエットです。

見頃の生地は絹100%。
通常SOU・SOUでは絹100%の生地は使いませんが、これはいわゆるドレッシーな絹の感じでは無く、
ギザコットンなどの超長綿っぽくも見えてカジュアルにも着られる雰囲気でしたので採用しました。

裏地は綿65% 絹35%です。
138175634_o6 こちらも綿サテンぽい感じで光沢がありつつカジュアルな感じが良いと思いました。


デザインポイントはこの襟
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時代衣装なんかでたまに見るかもしれませんがこういう襟を「円領」といいます。
円はまるい、領はえりという意味です。

洗濯はドライクリーニングでお願いします。
実は洗濯機水洗いテストの結果は大丈夫でしたが、当布してアイロンがけをちゃんと出来ないといけませんし、
ちょっと一般の方にはリスクが高いと判断しましてドライクリーニング表示にしました。

SOU・SOUフルコーディネートでなくても普通のステンカラーコートの様に着てもらってもいいと思いますよ。
外国の方に多いパターンです。
男性ですとシュッとした黒のスーツに合わせるのもカッコいいかなとか思います。

如何ですか。



それでは、また明日。

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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

今日の合言葉は 「しきたり、ならわし、すり抜けて」

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アバター画像(若林)
コメント
  • 今日の日記を見て、襟の形がわかりました。
    全部が黒くて見えにくいので、もう少し見やすければ、こちらを買ったかもしれません。

    • うらら様
      コメント有難うございます。
      写真が見づらかったですか。
      申し訳ございません!
      もっと見やすくさせて頂きます!
      今後共何卒よろしくお願い致します。

      (若林) 平成31年01月26日 09:21:09
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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“道から学ぶもの/山本 聖美”

新しい年を迎え、日常にもどりつつあるこの時期になるとSOU・SOUのスタッフはみな、緊張感のある初釜の話題でもちきりです。

初釜(はつがま)とは、


正月を迎えたことを祝い、新年に初めて釜をかけること。
茶道の行事の一つで、新年を迎えた最初のお茶会またはお稽古のことをいいます。

hanabira ▲初釜でいただくお菓子は、裏千家では、【花びら餅】と決まっています。
諸説あるものの、平安時代、宮中で長寿を願う新年の「お歯固めの儀」と言う風習に由来し、
白の丸餅に紅色の菱餅を置き、そこに色々の食べ物をのせて食べていたものを模して、
徐々に簡略化した菓子が、のちの「花びら餅」の原形なのだそうです。


gennkanmae2 ▲少し小雨が降る朝 初釜前、緊張MAXのとき


正絹の着物を着て、袋帯を締め、清々しいお茶室に入っていくという特別感が
【お稽古】だと頭では分かっていても緊張感を拭い去ることができません。

本年の初釜はお役目をいただきました。

室長の橋本さんは貫禄たっぷりの初炭手前(しょずみでまえ)とお濃茶、
私は後炭手前(ごずみでまえ)とお薄を担当いたしました。


炭手前(すみでまえ)とは、


tekisuto2 ▲炭手前のお道具(参考にしたテキストの1ページです)


お湯を沸かす炭を、お客様の前で炭を継ぐ作法のことです。
炭を組む手順や要領は、各流派で決まっています。

炭にただ火を点けるのではなく、それすらも作法できまっているなんて、
初めて炭手前をみたときにはかっこよすぎて鼻血がでそうになりました。

ohana3 ▲玄関のお花


初釜のお手前の写真は厳粛ムードのため撮影を自粛・・・
今年も無事に終え、また一年お稽古に励んで参ろうと思います。




茶道、華道、書道、弓道、剣道、、、などなど、日本にはその【道】がいくつかあります。

【道】とはプロセス、過程のことで、
お茶の道というものは茶というものを媒体にして、人生とか自然の悟りを得るための道。

お手前の手順ひとつひとつを必死に覚えることも大事ですが、型や作法を通して、その裏にある「精神」を知ることが「道」の学びなのだと、改めて肝に命じようと思います。

【道】のつく道を行く!ってやっぱりかっこいいです!

アバター画像(山本 聖)
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今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介

“【SOU・SOUわらべぎより】2985:えとちゃんとえがお”

本日のお客様は、えとちゃんです。

A
カメラに向かってとても可愛らしい表情を見せてくれたえとちゃん。

まだ7ヶ月なのに、一生懸命に座っている姿がなんとも言えません。

わらべぎで大人気の「えがお」がとてもお似合いです!

B
これ以上動けないと立ち往生している姿も可愛い!

C
お父さんに救い出されて、また笑顔!

まだまだ動き回ることができないえとちゃんには、足までつながった「ややぐるみ」がとても着やすそうです。

えとちゃん、次に会う時はたっちしているかな?楽しみしていますね。




いせもめん ややぐるみ あわせ/えがお 80cm ¥8424(税込)




アバター画像(徳治 ち)
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