一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“SOU・SOU着衣 冬のよそおい”
予約中のアイテムよりピックアップしてご紹介させていただきます
まずは
梳毛 業平格子(なりひらごうし) きさらぎ
消炭色(けしずみいろ)
「業平格子」とは平安時代の歌人、在原業平が着用していた衣服に必ず用いられていた菱形の斜め格子柄のことです。
留め具は本物の水牛の角です。
アンゴラ混 きさらぎ
鳥の子色(とりのこいろ)
こちらはアンゴラ混 生地です。
冬場の白はオシャレですね。
水牛の角トグルを止める紐はフェイクスエードですので手洗いも安心。
またドライクリーニング時にレザー料金取られる心配もないです。
ツイード きさらぎ 短丈
柘榴色(ざくろいろ)
短丈もおすすめです。
生地はイギリス マラリウス社のツイードを使用しています。
一枚羽織るだけでグッと和の雰囲気を醸し出す”きさらぎ”
如何ですか。
是非ご検討くださいませ。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「きさらぎ」
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“お茶室探訪/寺田 由”
この夏、東京・六本木の森美術館で開催されていた『建築の日本展』。
学生さんが細部に至るまで再現した『待庵』が話題になりました。
私も上京した折に2度ほど見学し、大興奮しながらその空間を体感いたしました。
お茶室の原型である国宝『待庵』は京都・大山崎にありますが、
そういえば・・・と、訪れたのが京都・大徳寺の塔頭、瑞峯院(ずいほういん)にある『平成待庵』です。
こちらはご縁あって30年ほど前に祖父が建てさせていただいたお茶室です。
室内に一歩入ると、思わず背筋がピンと伸びる漆黒の世界。
国宝の『待庵』の壁は経年劣化によって黒く変色しているので、
それを再現するために試行錯誤の末、土壁の材料に煤や炭を混ぜたそうです。
「建てた当初はもっと黒かったものが、30年経ってようやく落ち着いてきた。」
と、お寺のご住職様がおっしゃられていました。
こちらのお茶室も電気などの照明器具はなく、
障子を通して陽の光が室内に入り、自然と点前座に視線が向きます。
最初は黒い壁に圧倒されましたが、光と影と静寂が凛とした空気感を生み出し、
思わず時を忘れてしまうほどの居心地の良さ。
作為的なものではなく、質素で簡素、その空間の中に身を置くことでを感じる「一体感」は
言葉では説明し難いですが、千利休はどのようにしてこの空間を作り出したのだろう・・・
果たして茶室の完成形はなんだろう・・・。
もっと色んなお茶室を見てみたい!と感じました。
『平成最後の~』という言葉をよく耳にするこの頃ですが、
このお茶室が『平成』から先の時代をどのように経ていくのか・・・
美しい枯山水のお庭を眺めながら『茶室』に思いを馳せた1日となりました。
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU le coq sportif より】2920:京都の街をサイクリング!”
本日のお客様は、ヤマグチ様です。
■身長161cm
■高島縮シャツ/可憐 Mサイズ 9,990円(税込)
■ストレッチチノクロス BIKEすててこ/深紺(しんこん)×MBP Mサイズ 8,532円(税込)
■貼付つっかけ足袋/さしこ 濡羽色(ぬればいろ) 7,344円(税込)
ルコック定番アイテムの高島縮シャツとBIKEすててこの着こなしです。
自転車のフレームとタイヤ、そして高島縮シャツ「可憐」の青がとても爽やかな組み合わせ!
本格的なロードバイクながら、街の雰囲気に合う服装なので、
街中での散策も存分に楽しむことができます。
寒い日や冷える時間帯にはパーカーやベストもオススメでございます。
輪行でのご旅行をどうぞ満喫くださいませ!
ヤマグチ様、この度は撮影にご協力頂きまして誠にありがとうございます。
またのお越しを心よりお待ちしております。