一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成30年09月16日 日曜日号

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“銘菓の旅(28)”

ファストファッションにも勝ち組と負け組があるんですね。。
規模が大きすぎてあまりピンときませんが。。
ハイブランドからファストファッションまで激しい生存競争が繰り広げられるこの業界は、
この先どんなふうになっていくんでしょうか。
それはともかく、SOU・SOUはあんまり関係なくぼちぼちやっていけそうま気がしてます。

若い皆さんにとっては業界がどうなろうと知ったことではないですね。
好きなオシャレを楽しんでくださいませ。

というわけで本日はハッサンのコーナーです!

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第二十八回  桜井甘精堂「純栗もなか」

ひと雨ごとに秋の色が濃くなってきました。
大好きな栗の季節。
毎年この時期になると、栗の産地で有名な長野県の小布施町に行って、老舗栗菓子店3軒「小布施堂」「竹風堂」「桜井甘精堂」をハシゴしたいなぁと。。。
いつか、いつかと思いつつ、未だ叶えられぬまま。
毎秋お取り寄せすることで、お茶を濁してる状態です。

今回ご紹介するのは、その3店舗のうちのひとつ、桜井甘精堂の「純栗もなか」。
200年以上続く歴史の中で、はじめて季節限定商品として作られたものです。

01meika
02meika 包装紙や箱のデザインは、あの芹澤銈介氏に師事した、型絵染作家の鳥居敬一氏によるもの。
「栗」という文字を独特に図案化しているのがとても素敵です。


03meika ひとつひとつきれいに包まれた薄紙を開けると、ふんわり香ばしいかおりが。


04meika まさに栗。期待を裏切らない形です。
栗との相性を考えて、焼き加減を絶妙に調製した「本こがし皮」というもなかの皮で包まれているそうです。


05meika 中の餡は菓銘のとおり「純栗」!
栗農園直送の良質のな栗を蒸して裏ごしして砂糖と練り合わせ、職人熟練の技によってとてもなめらかに仕上げられています。

「栗欲」を満たしてくれる、満足度の高い御菓子です。


■ 桜井甘精堂 ※「純栗もなか」は10月1日から発売です。
https://www.kanseido-shop.com/

それでは、また明日。

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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

今日の合言葉は 「純栗もなか」

アバター画像(若林)
コメント
  • いつもブログ楽しく拝見してます。ちょうど昨日、桜井甘精堂の商品を知人に贈ろうと思ってwebサイトを見ていたんですが、この純栗もなかは「10月1日より販売」とありまだ買えませんでした。ブログの画像は昨年のものでしょうか?私は長野出身なので大好きなsou・souで長野の特産品が取り上げられて嬉しいです。10月が楽しみですね。

    • 深深 様

      「銘菓の旅」お楽しみいただいているとのこと、とてもうれしく思います。
      ありがとうございます!
      純栗もなか、ご指摘の通り10月1日からの販売なのです。そのあたりもきちんと書いておくべきでした。申し訳ございません。
      写真は昨年のものです。想像以上に「栗!」というお味に、ものすごく満足した記憶があります。
      長野は3度ほど行ったことがありますが、とっても好きなところです。山並みや空の青さが本当に美しいし、空気もキレイだし、お蕎麦もおいしいし。。。
      小布施町には行ったことがないので、来秋こそ!と思っております。

      (橋本) 平成30年09月17日 20:53:27
  • 桜井甘精堂の純栗もなか!祖母が小布施に住んでいましたので、昔からよく買っていました。今もお取り寄せで頂いています。テイクアウトのシュークリームやあげまんじゅうもお勧めです。小布施にいらっしゃる機会がありましたらお試し下さい。

    きくりん 平成30年09月16日 22:35:30
    • きくりん様

      コメントありがとうございます。
      そして、オススメの情報まで!テイクアウトものは現地ならではの魅力。。。
      小布施町には北斎館もありますよね。
      今秋はちょっと予定が立てられそうにありませんので、来秋のお楽しみといたします。

      (橋本) 平成30年09月17日 20:48:42
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“京型友禅と型口/山本 聖美”

SOU・SOUでプリントしてきたテキスタイルって一体何種類あるんかな?


と、先日気になって数えてみたのですが、その数は優に八百種を越えていました。
そして今も、年間のテーマ(本年は果実文様)に沿って毎月月替りの新柄と、
春夏と秋冬にそれぞれ十柄前後のあたらしいテキスタイルが仲間入りしています。

今秋発表の新作は

なごみ
nagomi
つなぎ花紋
tunagikamon
縛り
sibari
吹きよせ
fukiyose
摩天楼
matennraou


などなど
バリエーション豊かです!

SOU・SOUのテキスタイルは、すべて京都の染工場さんによる手捺染で制作しています。
別名、京型友禅(きょうかたゆうぜん)とも呼ばれています。

型友禅は明治初期に京都で、合成染料ともち糊を混ぜた色糊(写し糊)が考案されて以来、急速に発展したと言われています。
型は一色につき一枚、色ごとに取り替えて染めていくのですが、型の合わせ具合、重ね合わせによる色の表現など、熟練した職人技を要します。


そんな型友禅の特徴のひとつに、【型口(カタクチ)】と呼ばれるものがございます。

【型口(カタクチ)】とは
版と版が繰り返しプリントされる境目のことです。
5
柄をリピートする際、型と型が数ミリ重なる部分が生じます。これはインクジェットやローラープリントには無い、昔ながらのこの技法の特徴とも言えます。

そして、柄によって型口は出るものと出ないものがございます。
出るものはこんなふうに・・・

aa textile name : 見通し

ee textile name : まり

cc textile name : 源

SOU・SOUのテキスタイルにとって型口は、
昔ながらの技法、職人さんの手仕事によってできる「味」として捉えています。
いわばお釜で炊いたご飯のおこげみたいな存在とでもいいましょうか・・・

なんでも海外生産、又は機械化されてしまう現代にとっては、あと数年で工芸品の域に達しそうな京都の型友禅染めはとても貴重なものです。
SOU・SOUでは、京都の職人さんの技を後世につないでいく仕事ができればと思います。

アバター画像(山本 聖)
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“【SOU・SOU KYOTO 青山店より】2894:かぶきものにチャレンジ”

本日のお客様は堀田 佐智子様です。

DSC_2170.jpg20180915
■身長165センチ

■狭風靡(せばふうび)/濡羽間道(ぬればかんとう)Lサイズ 6,372円(税込)
■ウォッシャブルウール天竺 むささび/深緑色(しんりょくしょく)Fサイズ 5,184円(税込)
■ライトオンス ストレッチデニム 裁付(たっつけ)えんゆう穿き/Carp is dragon in heaven Mサイズ 7,452円(税込)
■股付5枚足袋/濡羽色×すいぎょく 極小 8,640円(税込)
■備前笠(びぜんがさ)/濡羽色(ぬればいろ) 9,288円(税込)

いつもチャーミングな堀田様。
急な依頼に笑顔で答えてくださり、色々と挑戦して頂きました。

女性にも人気な裁付えんゆう履きは、着衣商品と合わせてもこんなに傾けるんです!
やっぱり傾奇者には欠かせない備前笠もばっちりかぶって頂きました。

新鮮な雰囲気に喜んでくださりこちらも嬉しくなりました。
これからはどんどん傾きましょう!

アバター画像(道解)
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