一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“銘菓の旅(10)”
今年は例年より桜を沢山見ました。
昼の桜も夜の桜もどちらもキレイですね。
国内外の観光の方も楽しんでおられたと思います。。
というわけで、今回はイレギュラーで月曜日ですが、ハッサンのコーナーをどうぞ。
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第十回 中田屋「きんつば さくら」
今年、京都の桜はとても早足でした。
風の強い日が多く、チャリンコ通勤の途中で突然フワーッと桜吹雪に見舞われることも。
満開の桜も素敵ですが、散り際の美しさにはっとすることが多かったように思います。
さて、今回ご紹介するのは、きんつばの有名店 中田屋の「きんつば さくら」です。
桜の花の塩漬けを押し花のように添えた見た目が愛らしく、2つに割るとツヤツヤの白い粒餡が顔をのぞかせます。
白餡にはいんげん豆の一種である手芒豆を使うことが多いようですが、こちらのきんつばに使われているのは白小豆。
白小豆は上菓子に用いられる贅沢な素材で、上品な食感とあっさりとした味わいが特徴です。
白小豆の粒が煮崩れないよう丹精込めて炊き上げられた餡に、粘りの強い丹波寒天を加えて固め、うすーく衣を付けて丁寧に焼かれています。
桜の花の塩気と白餡の控えめな甘さの組み合わせが、今までに食べたことのあるきんつばとは、ひと味ちがう感じ。
素材や製法に並々ならぬこだわりをもち、「きんつばと言えば中田屋」とまで言われているそう。
今度はベーシックな大納言小豆のきんつばも食べてみたいなぁと思います。
■中田屋
<オンラインショップ>
http://www.kintuba.co.jp/main.html
<店舗情報>
http://www.kintuba.co.jp/shop1.html
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※このコーナーは毎週日曜日更新です。
それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「きんつば さくら」
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先日のたまゆらも贈った母にぜんぶ食べられてしまいました。
私の分もと、多めに買ったのに~。
今回のもとても美味しそうで、すぐHPをチェックしまして、早速注文!
sousouを身に纏うこともそうですが、和菓子で季節を楽しむのって日本らしくて、
その時間がとても贅沢で楽しいです。
どんぐり 様
コメントありがとうございます!
お母さま、「たまゆら」をお気に召されたのですね。
とてもうれしく拝読しました。
中田屋のきんつばは、私もまた個人的に注文しようと思っています。
和菓子で季節を楽しめるというのは、日本人ならではの醍醐味ですよね。
そして、京都はそれをより色濃く感じることのできる町なので、和菓子好きとしてはとっても恵まれた環境だと思っています。
今後もお気に召して頂けるような和菓子をご紹介できればと思いますので、引き続きどうぞご笑覧くださいませ。