一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“冬のカブキモノ(1)”
SOU・SOU傾衣では、初となる冬物の企画ページが公開されてます。
その中から本日は陣羽織をご紹介。
メルトン 陣羽織(じんばおり)/怒濤 濃紺(どとう のうこん)
僕もお気に入りの一着。
桟(さん)、鳶(とび)、文(ふみ)柄の羽織のインナーにちょうどいい。
他には文 濡羽色(ふみ ぬればいろ)
がんじがらめ 素鼠(すねず)
次は中綿入り。
龍鱗(りゅうりん)陣羽織 中綿 袷/秋×桟 大(さん だい)
ゴブラン織のような将軍様好みの一着。
実りの秋をイメージした彩り生地。
モノトーンバージョン、冬×文(ふみ)
こちらは冬のイメージで。
中綿は東レの高機能中綿“サンステートⅡ”を使用しております。
一般的な中綿に比べて潰れにくくいったん取り込んだ熱を逃がしにくいという空気の性質を利用している為、
保温力があり同じ厚さならダウンの2倍の暖かさがあります。
こちらは
フェイクレザー 陣羽織 中綿袷(じんばおり なかわたあわせ)/濡羽色×雲間に菊(ぬればいろ×くもまにきく)
フェイクレザーを使用した一着。
実は昔はフェイクレザー嫌いでしたが今は全然抵抗なくなりました。
赤い菊が何気にいかつい。
柄違い
濡羽色×桟 大(ぬればいろ×さん だい)。
同色で桟柄をプリントしました。
光沢の違いで柄が見えかくれします。
如何ですか、
冬のカブキモノ必須アイテム
是非ご検討下さいませ。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「冬のカブキモノ」
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
テキスタイルデザイン / SOU・SOUオリジナルのテキスタイルデザイン紹介
“源(げん) 平成23年”
山に分けいって道なき道を奥へ奥へと進んでいく。
もうあきらめようかと思ったころ
遠くでかすかな音が聞こえてきた。
近づくにつれて水の流れが見えてくる。
岩の間から清らかな水がこんこんと湧き出ている。
これがあの大きな川の源なのか。
(脇阪 克二)
"Water Source"(2011,by Katsuji Wakisaka)
Vally path,
Lead me deep into the mountain,
As there is no way out.
Suddenly, I heard the murmur of water.
As I drew nearer, i saw it to be flowing between rocks.
And I wonder, it might be the water source of a grand river.
| English translation by LI XIAO XIAO |
"La source"(2011, par Katsuji Wakisaka)
Au coeur de la montagne, je suis un petit chemin qui s’enfonce de plus en plus.
Juste au moment où je pensais à faire chemin inverse,
J’entends au loin un bruit indistinct.
En s’en rapprochant apparait un cours d’eau.
D’entre les rochers jaillit de l’eau pure.
Serait-ce la source de ce grand fleuve?
| Traduction française par Jean-Baptiste Fauvel Matsumoto |
"源"(2011, 胁阪 克二)
我沿著山路一直向前,
越走越深。
就快要放棄找尋出路的時候,
突然聽見遠處傳來流水聲。
尋聲走近,岩石閒湧出清流几股。
這些清澈的細流,我想
或許也是哪條大江河的源頭吧。
| 中译 : 李 瀟瀟 |
→こちらのテキスタイルデザイン商品
(Textile products with this pattern)
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“文字と向き合う/小林 真以子”
早いもので今年も残すところ、数週間となりました。
私は、人々が年の締めくくりに向けてそわそわしているような、師走特有の空気感がとても好きです。
そんな中、年始に立てた個人的な目標を振り返ってみました。
『きれいな文字を書けるように練習する』
・・・あれ? 達成できてない・・・
結婚式のご祝儀袋の表書き、ギャラリーなどでの署名など、自分の文字と対面する度にその課題に立ち返るのですが、日常生活ではなぐり書きに走り書き…
意識して美しい文字を書くということをなおざりにしてしまっています。
師走も押し迫った先日、年始の目標を達成するべく、やっと重い腰を上げて『美文字練習帳』を買い求め、練習を始めました!
こちらは『百人一首』『枕草子』『源氏物語』から、和歌や大和言葉を書きながら文字の練習ができる練習帳です。文字の形についてはもちろんのこと、美文字習得にあたっての姿勢やペンの持ち方など、あらゆるメソッドが盛り込まれております。
特に文字を書く時の姿勢については、これまでそんなに意識したことがなかったので、目から鱗でした。
・肩の力を抜き、背筋をスッと伸ばす。
・ペンを持たない手は、ハの字になるよう紙の上に置く。
・手から目元までは、30cmぐらい離す。
・お腹と机、そして背中と椅子の間は、こぶし1個分を空ける意識をもつ。
美しい文字を書くにはまず姿勢を正すことからなんですね!
師範のお手本に基づき筆を進めます。筆記具は、ココイロペン/おはじきを選びました。
やってみるとなかなか楽しく、初めて百人一首に触れた小学生時代を思い出しながら、つい熱中してしまいました。年内の目標達成には間に合いそうにありませんが、美文字を目指して来年も引き続き練習を重ねようと思います。
そして、2017年・月替りのテキスタイルのテーマは「文字」。
12月最終章は『花そすう』でございます。
伊勢木綿 手ぬぐい/花そすう
足袋下(普通丈)/花そすう 【男・女性用】
SO-SU-Uを色々な花であらわした、とっても可愛らしいテキスタイル。
これからの寒い季節に彩りを添えてくれるおすすめの柄です!
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU 傾衣 より】2692:サッと漢草衣!”
今日の傾き者は、ヤナさまです。
手柄寛衣下とフェイクレザー漢草衣でワン傾き。
漢草衣は生地がしっかりしているので
見た目は、やや薄手ですが、風を通しません!
スナップボタンで脱ぎ着もしやすく、いっちょ傾きたい時に打ってつけでっせ!
ヤナさま
■身長 178cm
■フェイクレザー 漢草衣 袷/枇杷茶(びわちゃ) Lサイズ 21,492円(税込)
■フェイクスエード 手柄寛衣下(たかみかんいした)/憲法色(けんぽういろ) Lサイズ 14,904円(税込)
■SOU・SOU×MOONBAT 草編衿/桟 墨黒(さん すみくろ) 7,344円(税込)
ヤナさま、撮影にご協力いただきありがとうございました!!