一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“秋の装い (6)”
”職人は頑固”と言えば聞こえが良いですが、ただ性格が悪いだけの人もおられます。
”良いもん作る為に妥協しない”と言えば聞こえが良いですが、下手くそでうまく作れないだけという人もおられます。
本日はこのアイテムから
”ビーバー開襟かり衣 裏勝り”
イタリア製のビーバー生地を使用。
ビーバーとはあの動物のビーバーのことを指します。
ビーバーの様な毛並みという意味でよく使われます。
アパレル、主に生地屋用語やと思います。
裏面にSO-SU-Uプリントがされています。
表より裏面の方が豪華で勝ってるところから”裏勝り”と表現されます。
これは主に呉服業界で使われます。
他の色
お次はモスリン薙刀四角衣(なぎなたしかくい)
この型をモスリンで作るのは初めてです。
よろこび
畑 大
ほのぼの
無地は三色
お次は綿モダール 小袖莢(こそでさや)
モダールとはブナの木からできた自然に優しい合成繊維です。
特徴は
・肌触りがなめらか
・吸湿、放湿性に優れている
・シルクのような光沢、発色性
・燃やしても有害物質がほとんど出ない
このアイテムとも相性がいい素材と言えます。
他の色目はこんな感じ
お次はモスリン 草衣(そうい)の新柄を
菊 大
ちぎれ雲
これからの季節にぴったりのSOU・SOUらしいアイテムです。
如何ですか。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「モスリンは浜松の名産品」
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
テキスタイルデザイン / SOU・SOUオリジナルのテキスタイルデザイン紹介
“菊日和 平成29年”
何の花と思って描いたわけでは
ないが やはり これは菊だろう。
何げなく 描いた時に出てくる
とらわれのない自由さが
この柄を生き生きとさせている。
秋のさわやかな菊日和のような一点。
(脇阪 克二)
"Fine day with chrysanthemum" (2017,by Katsuji Wakisaka)
I drew some flowers aimlessly.
I realized they are actually chrysanthemum only after I finished.
These aimless painted blossom,
With a natural freedom that makes the textile animated.
Just like a perfect autumn day for viewing chrysanthemum with clear air.
| English translation by LI XIAO XIAO |
"Belle journée d'automne"(2017, par Katsuji Wakisaka)
Je ne me suis pas demandé ce que je dessinais
mais il s'agit bien là d'un chrysanthème.
La liberté infinie née imperceptiblement de mon crayon
a donné naissance à ce motif.
Unique, comme une belle journée d'automne.
| Traduction française par Jean-Baptiste Fauvel Matsumoto |
"菊日和"(2017, 脇阪 克二)
菊日和(2017, 脇阪 克二)
我並沒有提前想好畫什麽花
隨意繪出幾朵,看起來應該是菊花吧
或許正是無心的描繪
賦予了這些菊花不被束縛的自由姿態
猶如秋天賞菊的好天氣一般神清氣爽
| 中譯 : 李 瀟瀟 |
→こちらのテキスタイルデザイン商品
(Textile products with this pattern)
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“高知への旅/巽 佳美”
今年の家族旅行は、高知まで足を伸ばしてまいりました。
「なぜ高知?」と聞かれる事もしばしば。
テレビでたまたま見かけた「◯◯川」に心奪われ、いてもたってもいられなくなったのです。
「特急・南風」へ乗り換えて、いざ四国へ!
二日目の早朝より、向かうは「中津渓谷」
そう、旅の目的は「仁淀川(によどがわ)」を体感する事。
一歩足を踏み入れると、流れる水の透明感に心が踊ります。
NHKスペシャル番組「仁淀川――青の神秘」で紹介された、仁淀川。
【仁淀ブルー】という言葉を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。
季節や天候によって、川の色は変化するようですが、
この日はまさに仁淀ブルー!!
京都からここまで足を運んで良かった…心からそう思いました。
「雨龍の滝」
仁淀川流域のもう一つの大きな特徴は、カラフルな美しい石が多いことだそうです。
この透明度、伝わるでしょうか。
自分の見た風景を、そのまま写真に残せたら…とこの景色を見て強く感じました。
これを機に、カメラ師匠に弟子入りをお願いする事になりそうです。
そして、午後からは初めての「ラフティング!」
あいにくの曇り空もなんのその。
久しぶり童心に返って、思いっきり楽しみました。
最後には、岩場からダーイブ!(長女の図)
私はというと…思いっきり腰が引けており、大変見苦しい姿でございました。。。
ひろめ市場でのビール&かつおのたたき・桂浜でのアイスクリン・龍馬郵便局での初!風景印。
バンザイ!!高知!
大好きな場所がまた一つ、増えました。
- コメント
-
いつか、龍馬の国 高知県に行かねば…
と思いつつ、お伊勢さんに行くのであった
最後に、
家族旅行、最高
いろんな冒険と思い出を創って下さい515kiyo様
コメントをいただき、誠にありがとうございます。
お恥ずかしながら、歴史には疎いわたくしですが
高知を訪れ、龍馬さんの熱き思いに触れ
少しづつ勉強をしたいと、思っていたところでございます。
是非、515kiyo様もいつか高知への旅
実現なさってくださいませ。
- スタッフ(巽)が最近書いた記事
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今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU 傾衣 より】2624:ritzな着こなし”
今日の傾き者はTakeさんです。
夏のお天道様が休み始めた時から始まる
傾衣スタイル残暑編。
風靡上+裁付えんゆう穿きが快適ざんしょ!
■身長 178cm
■知多木綿 文 風靡/律 (りつ) 10,692円(税込) ※店頭のみ
■高島縮 裁付えんゆう穿き
■みかも焼下駄/右近 麻 濃紺 9,828円(税込)
数年前にこちらのブランドを知り、すっかりとりこになっております。
日本人として、日本らしいものを身に付けたいと思うようになったからです。
最近は海外旅行に行く際にも、着させていただいています。勝手に日本のデザインの良さを伝えるアンバサダー気分です。
ネットショップや青山店を利用させていただいておりますが、今回どうしても京都のお店を拝見したいと思い、来週末京都に行くことに致しました。
お財布と相談しながら、迷う時間も楽しみたいと思っています。
そして、いつまでも大切に着たいと思います。
特に金襴緞子など、古典的な柄が好きなので、これからも楽しみにしています。
原田 珠里様
コメントありがとうございます。
有り難いお言葉も恐縮です。
京都は青山とはまた違った楽しさがございます。
是非お運びくださいませ。
スタッフ一同お待ち申し上げます。
そんな職人さんのお陰でSOU・SOUが成り立ってますと付けてほしかったです。社長に言われたくなぁいと聞こえてきそうですね(笑)
三島の村主 様
コメントありがとうございます。
ご安心下さい。SOU・SOUの取引先にはそういう人は居りません。良い職人を選りすぐってるのです(笑)