一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“<京旬菓 アーカイブ 師走>”
日本ものより外国のものの方が多少品質は悪くても高く売れるのはイメージが良いからやと思います。
これからの日本ブランドは生産者や生産現場のイメージアップも必要やなと感じます。
もっというと物が生まれるところからお客さんの手に渡るまでの間に関わる人、
モノ全てのイメージが大切になってくると思います。
平成28年度 師走(12月)のデザインはこれでした
京旬菓をのせて
お抹茶と
<お菓子について>
師走の京旬菓は、旬のりんごと、この時期に粘りと甘味が増す蓮根を使いました。
手芒豆にペースト状のりんごを加え、さらにニッキ入りの蜜漬けりんごを混ぜ込みました。
りんごの瑞々しいおいしさと、ニッキの風味が口いっぱいに広がります。
蓮根を細かく刻んだものに、白餡とデンプンを加えて炊き上げた生地に片栗粉をまぶし、
上から醤油を塗ってバーナーで炙りました。
もちもちの食感と蓮根のシャキシャキ、お醤油の香ばしさを楽しんで頂けるお菓子です。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「 京旬菓(きょうじゅんか) アーカイブ 」
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
テキスタイルデザイン / SOU・SOUオリジナルのテキスタイルデザイン紹介
“水音(みなおと) 平成21年”
京の夏は暑い。さまざまな線で
水が流れる音を表してみた。
山の湧き水、川のせせらぎ…。
見る人によってイメージすることは
いろいろあると思うが、
少しでも涼を感じてもらえればうれしい。
(脇阪 克二)
"Sound of water in summer"(2009,by Katsuji Wakisaka)
Summer in Kyoto is boiling hot.
I drew various lines to express different sound of running water.
Such as bubbling of spring water or murmuring of a stream.
Image of these lines differs from person to person,
Anyhow I hope to share a cool feeling with you through this textile design.
| English translation by LI XIAO XIAO |
"Son de l’eau"(2009, par Katsuji Wakisaka)
L’été dans l’ancienne capitale est caniculaire.
J’ai représenté le son de l’eau des différents canaux de la ville.
Les sources de montagnes, les petits ruisseaux…
L’image dont on se fait de ces sons est différente selon les personnes.
J’espère toutefois vous apporter un petit vent de fraîcheur.
| Traduction française par Jean-Baptiste Fauvel Matsumoto |
"水音"(2009, 胁阪 克二)
京都夏日酷熱。
我用各種線條表現流水的聲音。
有從山里湧出的咕嘟聲,也有小溪的潺潺聲……
這幅織紋不同人看聽到的水聲也不同吧,
只願多少能夠給你帶來一絲清爽涼意。
| 中譯 : 李 瀟瀟 |
→こちらのテキスタイルデザイン商品
(Textile products with this pattern)
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“祭りで始まり、祭りで終わる/西山 ひとみ”
7月、アーケードを通るときにふと見上げると、提灯が。
そうです、祇園祭が始まったのです!
私が京都に越してきてから5年目の夏、初めて長い長い目で祇園祭を体験致しました。
河原町周辺は何処に行ってもお祭りムード・・・
メインは15日、16日、17日。
その三日間、私は何をしていましたかといいますと・・・
15日、仕事終わりに屋台を散策しつつ友達とご飯。
16日、お昼休憩に八坂神社から来た獅子に頭を噛んでもらい、舞を見て、
帰りに八坂神社散策。
たこ焼き美味しかったです!
17日はちょっと早めに家を出て、山鉾の巡行を見学。
大迫力!
夜にはお神輿も見ることが出来ました。
まだまだお祭りは終わらない!
こうしてみると、提灯がついたその日から知らず知らずに雰囲気を楽しんで季節を感じ、
変化を心待ちにしているのだなと私は思います。
お祭りの余韻に浸りながら、夏の日差しの中を乗り切りたいです。