一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“ちかくにみつかるデザイナーズチェア/廣秋 優里”
こんにちは!京都の8月の日差しを思う存分に楽しんでいる廣秋でございます!
先月もいろんなニュースが飛び交いましたが、一番興味をひかれたのは、1900年代に活躍した近代建築の巨匠と呼ばれる建築家ル・コルビュジエが設計した、東京上野にある国立西洋美術館が世界遺産となったというニュース。
いつか本物を見に行きたいな、、と思いながら画像を眺めて楽しんでおります。
巨匠と呼ばれている有名建築家は素晴らしい建築物と共に
家具もデザインしていることが多く、
コルビュジエも歴史に残るような椅子を数々残しています。
私が建築や椅子に興味を持ちはじめたのは
大学でデザイナーズチェアを実測し、図面を引いて、5分の1モデルを製作するという授業を受けてからです。
その際の題材として、天童木工の高い木工技術で作られた“成型合板”を使用した、
柳宗理氏のバタフライ・スツールを選びました。
三面図(正面・横から見た図・上から見た図)に落としこむと、こんな形をしています。
作品名が表すとおり、蝶が羽を広げて飛んでいるかのような美しいフォルムがたまらなく好きです。
この課題を通して、改めて名品の素晴らしさを体感したような気持ちになりました。
こんなデザイン性の高い椅子が実際に使われているところなんて、そうそう目にすることはないだろうなーと思っていたのですが、
意識すると案外身近なところに溶け込んでいたものを発見したりするもので、、、
あ!
傾きものの聖地・傾衣にバタフライ・スツールが!!!
店舗の雰囲気に馴染んでおります。
そうなのです。実はSOU・SOUの店舗で発見スポットがあるのです。
ここにも!
染めおりには、長大作氏デザインの中座イスや低座イスなども並んでおります!
本来は黒い生地が張られており、その印象しかなかった私は
SOU・SOUの店舗でかわいいテキスタイルが張られている姿を
初めて見た時は驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
他には水之江忠臣氏の小イス、
そして、辻村さんの環/kan
などもご覧いただけます!
こちらの椅子たちは染めおり店舗とnetshopでご購入頂けます!
SOU・SOUのテキスタイルでポップになった名品たちを
是非一度店舗にてご体感してくださいませ。
スタッフコーディネート /
“着衣スタッフ/李 瀟瀟”
<身長>
158cm
<着用商品>
高島縮 四角衣 組 肩文様/菊づくし×白群色 女Fサイズ ※完売
たばた絞り むささび 短丈/水玉大 金茶 Fサイズ ※店舗限定商品
麻 手柄寛衣下/赤銅色 Sサイズ
伊勢木綿 小巾折/春分
貼付棟梁地下足袋/文様あそび×さしこ 濡羽色
一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“小さいふ。”
入荷後売り切れていましたSOU・SOU別注バージョン"小さいふ。"が再入荷しました
今回は浅草にある某老舗の革を使用しております。(100%日本でなめされたものです。)
ちょっと専門的ですが、革にプリントする場合、通常は白色の顔料仕上げされた革にプリントしますが、今回の革は顔料仕上げではなく、合成タンニンという製法により創ったものを、さらに純白に仕上げています。(なので価格は通常の約2.5倍くらいします。)
内部パーツの革は、日本最高峰と呼ばれる栃木レザー社のヌメ革と、日本最古で最大の皮革産業の聖地姫路の播州革を使用しております。
そして使っていくうちに本体がなるべく薄くなるように表面の革(プリント面)は厚さ1.2mm、内部パーツは0.8mmにまで薄く漉いております。
またSOU・SOU別注バージョンは名刺サイズにしたり、すこし小銭を出しやすくしたり、お札を二つ折にとどめる様に変更したりと製造方法にもちょっと手間をかけました。(なので商品の上がりがちょっと遅い。。)
いろいろウンチクを書いてしまいましたが、ちょっとした時に便利な小さいふ。
如何ですか。
ちなみに「小さいふ。」は最後に。が必要だそうです。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「小さいふ。」
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“休日の愉しみ/平木 雄一朗”
※.1
Photo by Masayuki Inagaki 【※.1.2.3.4.】
※.2
※.3
先月、納車しました!
学生時代に憧れ、14年間貯め、ようやく手にしました。
そして、つい先日、、
ずっと行けていなかった萩のこの方の所へ、やっと! いってきました!!
伊勢木綿 元・店長 定村さんです!
9ヶ月になる、晄史【ひかり】ちゃんにも会えましたっ!!!
行きは山陽道で、岡山・広島・山口・北九州・福岡は糸島まで。
帰りは山陰道で、山口から島根・鳥取・兵庫・京丹後・福井は若狭まで行ってきました。
4日間でトータルの走行距離 1,729kmでした!(笑)
※.4
来年は、荒木さんに会いに、東北へ計画中です。
いつか、あなたの街へもっ!
- コメント
-
こんばんは
私の秋田の友人も同じ車乗っています。私も秋田で温泉に行くとき乗せてもらいましたがパワーありますよ。
この車中古になってもあまり値段下がらないようです。楽しんで大事に乗ってくださいね。島津利雄 様
コメントありがとうございます!
軽なのに、登りもパワーありますよね!
中古も考えましたが、がんばって新車で購入しました。
大事な相棒です。笑
今から、来年の荒木さんの住んで居られる東北の日記を楽しみにしてますので、是非実現して下さい。荒木さんのあの笑顔を拝見したいです。
池田栄子 様
コメントありがとうございます!
荒木さんのあの笑顔とパワーに触れるため、今回の距離とは比にならないくらい遠いですが・・・。笑
絶対に行こう!と思います。頑張ります。
私はブルーのコペンローブ乗ってます。
分かります、憧れててやっと手にした感覚。
同じコペン乗り、ドライブ楽しみましょう!
SOU-SOUスタイルでオープンにしたコペンから降りると、たいがい二度見されます(笑)吉田尚子 様
コメントありがとうございます!
私も、白とブルーで悩みました。ブルー羨ましいです!
コペンで見られ、SOU装で二度見が定番ですね!
COPENご購入おめでとうございます!
私は昨年までCopen(L880K)の白に、12年19万km乗っていました。(今はNDロードスター黒です。)和歌山からSOU・SOUさんまで、Copenで、びゅん!と走ったものです。
さて、荒木さんには、大変よくしていただき、こちらのブログの「本日のお客様」にも載せていただきました、ミキサー車運転手の車好きと言えば、思い出していただけるかも…?!よろしくお伝えくださいませ。
さて、運転に従来の和装は不適切、ながら、和を取り入れたいと考えていた頃、SOU・SOUさんに出会い、平木さんのように「SOU装」にて車趣味の活動をいたしております。
イメージ的には、夏にオープン…ですが、現実には熱中症と日焼けでエライ事になります。夏場は夜間がおすすめです。春・秋は快適に、冬場には膝掛けとくびまき等をして、たくさんオープンの楽しさを感じてください。また、COPENは硬い屋根なので、雨の日も大変快適ですよ。
長々と書いてしまいましたが、スタッフさんに幌型仲間ができて、嬉しい限りです!また京都まで、びゅん!と参りますので、その折には是非よろしくお願いいたします。ゆき会長 様
コメントありがとうございます!
確かに、夏場は夜が快適ですね。夜空の満点の星も楽しみの一つです。
いつか、傾く、SOU装コペンミーティングなるものも、実現できたらな!っと思いました。
いつか、きっと! 笑
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今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU着衣より】2343:雪花と半分縞”
今日のお客様は佐藤 和栄様です。
■身長 152cm
■浴衣 SOU・SOU×たばた絞り たばた雪花 半分縞 29,160円(税込)+お仕立て代10,692円(税込)
■博多 からむし帯/桜鼠(さくらねず) 41,040円(税込)
■みかも下駄/芳町(よしちょう) 9,828円(税込)
この日お召しの雪花 半分縞の浴衣は、佐藤様と私の思い出の一品でございます。
この浴衣への佐藤様の熱い思い、今でも忘れておりません。
佐藤様、いつも素敵な笑顔をありがとうございます。
又のご来店楽しみにお待ち致しております。
お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ
“採用情報”
現在SOU・SOUでは下記スタッフを募集しております。
企画スタッフ(京都)※正社員 |
(職務内容)OEM生産および自社ブランド生産管理業務 |
ネットショップ・エンジニアスタッフ(京都)※正社員 |
(職務内容)自社ネットショップ、HPの構築・更新作業 |
ネットショップ・フォトグラファー(京都)※正社員 |
(職務内容)自社製品の撮影・着用イメージ撮影 |
店舗スタッフ(京都)※正社員 |
(職務内容)実店舗での接客および商品管理業務 |
店舗スタッフ(青山店)※正社員 |
(職務内容)実店舗での接客および商品管理業務 |
下記URLにて募集要項など詳細をご確認頂けます。
→ https://www.sousou.co.jp/?mode=f122
一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“みたらし祭り(2)”
2日目は別のメンバーで
入り口に下鴨神社NO1の池面、いやイケメンの東良さん
この日は最終日でガラガラでした
御神水を頂いて
最後に記念写真
その後はウチで飲み会
2日目の夜もよく笑いました。
あ、みたらし団子食べるのわすれてた。。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「みたらし祭り」
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- コメント
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いつか行きたい「みたらし祭」
京都滞在はいつも春………勇気を出して夏も訪れてみようかしらん
でも仙台人に京都の夏が耐えられるものなのかとてちゃんねる様
コメント有難う御座います
仙台七夕祭りがあっていいじゃないですか。規模も大きくて打ち上げ花火がうらやましいです!
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一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
テキスタイルデザイン / SOU・SOUオリジナルのテキスタイルデザイン紹介
“かき氷 平成23年”
ギラギラ照りつける太陽。
風もなく暑い空気の中を汗だくになって
歩いているとかき氷の旗。
単純明快なデザインが
日本の夏をスカッとさせる。
(脇阪 克二)
"Kakigōri / Shaved ice"(2011,by Katsuji Wakisaka)
Flaming sun baked the earth, there is no trace of wind.
I was soaked with sweat in the scorching sun.
Taking a few steps,
A banner sign '氷(ice)' leap to my eyes.
The design is simple and clean,
bring me a refreshed summer.
| English translation by LI XIAO XIAO |
"Kakigōri / Glace pilée"(2011, par Katsuji Wakisaka)
Le soleil qui brille de milles feux.
Nous marchons en nage dans une chaleur sans vent
quand tout à coup apparaît un petit drapeau
Qui représente une glace pilée.
Ce design simple et direct
Rafraîchit même les jours chauds d'été.
| Traduction française par Jean-Baptiste Fauvel Matsumoto |
"刨冰"(2011, 胁阪 克二)
夏日炎炎,
暑氣熏蒸得人汗津津的。
走幾步就能看見路邊懸挂的“冰”字彩旗。
單純明快的設計,
爲日本夏天增添別具一格的涼爽惬意。
| 中译 : 李 瀟瀟 |
→こちらのテキスタイルデザイン商品
(Textile products with this pattern)
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“直線裁ち=まっすぐ縫い/橋本 真紀”
高視聴率で話題のNHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」。
ずっと愛読している「暮しの手帖」の創設者の生涯をドラマ化いうことで、毎朝欠かさず観ています。
別冊「しずこさん 『暮しの手帖』を創った大橋鎭子」も熟読しました!
この本の中で特に気になったのが「直線裁ち」の服について書かれていた記事です。
「タンスの中にしまってある着物で美しい服を」
「洋裁を勉強しなくても誰にでも作れる」
「たとえ一枚の新しい生地がなくても、もっとあなたは美しくなれる」
をキャッチフレーズに特集が組まれ、物資不足で着るものに気を配ってなどいられなかった女性達から、
熱狂的な支持を集めたそうです。
浴衣をこんな風にリメイクするなんて、戦後間もない当時としてはかなり前衛的な提案だったと思います。
ドラマでも直線裁ちの服はとても印象的で、雑誌に載っていたものよりもさらにモダンな生地で作られていました。
SOU・SOUの人気アイテム“長方形衣”と“四角衣”は、まさにこの直線裁ちから出来ていて、その作り方をまとめたのが「まっすぐ縫いの本」です。
染めおり店長の本間も、まっすぐ縫いにハマっていろいろ作っているようです。
この日も手ぬぐい生地で作った“大帷短丈”を着用していました。
「自分の好きな生地を選んで作るのってワクワクしますし、ホントに簡単に出来るんですよ~」
と申しておりますので、是非店頭にていろいろご相談くださいませ。
- コメント
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橋本さん。遅くなりましたがコメントさせていただきます。
私も橋本さんと同じように、暮らしの手帖の愛読者で、毎日のとと姉ちゃんをかかさず観ています。こうしてあの本が作られて行ったのかと、ホントに楽しいです。
直線裁ちの回は特にワクワクしっぱなしで、そしてすぐにSOU・SOUのまっすぐに縫われた衣達を思い出さずにはいられませんでした。涼しくて軽くて、毎夏の暑さにも本当に涼を取り込んでくれています。当時の想いをつないでいるようなSOU・SOU衣。
毎日お忙しいかと思いますが、これからも橋本さんのお仕事、もの作り、楽しみにしています。どうぞご自愛くださいませ。
長文失礼いたしました。井川さま
いつもご愛顧いただきましてありがとうございます。
井川さまのあたたかいコメント、うれしく拝読致しました。
直線裁ちの回、私も「SOU・SOUの衣と同じやなー」と感慨深い気持ちで観ていました。
『暮しの手帖』は日々の生活を楽しくする提案が随所に見られて、ふとした時に手にするとパッと明るい心持ちになれる気がします。
SOU・SOUのものづくりもこうありたいなと思います。
また機会がございましたら、是非京都店にお立ち寄りくださいませ。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。キッズ用の四角衣に挑戦してみたいんですが、まっすぐぬいの本に掲載されているのは、大人用のみですか?
伊田さま
コメントありがとうございます。
大人用の四角衣のみ掲載しているのですが、作り方は基本的に同じですので参考にして頂けるかと思います。
生地はお子様のサイズに合わせてカットして頂けますでしょうか。
キッズ用四角衣、是非チャレンジしてみてください!
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今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU 傾衣 より】2342:背中で勝負しまっせ!”
今日の傾き者は、ヨッシーさまです。
手ぬぐい風靡に宮中裾という一見、落ち着ーーいた着こなしと思いきや
背後に回ると、、、
でぇーーーん!!
背中一面に花札柄。
めちゃくちゃ傾いてはりますやん!
あっと驚かせるのがポイント高し。
ヨッシーさま
■身長 184cm
■麻 宮中裾(あさ きゅうちゅうすそ)/杢墨(もくずみ) XLサイズ 15,984円(税込) (XLサイズ完売御礼)
■伊勢木綿 文 風靡 文背(ぶん ふうび ぶんぱい)/濃紺×花札(のうこん×はなふだ) Lサイズ 10,044円(税込)
ヨッシーさま、いつも撮影にご協力いただきありがとうございます!
いつも楽しく拝見しております。
椅子に興味をお持ちですか…
浦和美術館 今日の椅子
で検索をかけてみてください。
ちょっと面白いかもしれません。
お暑い毎日ですが、
ご自愛のうえご活躍ください。
イシイヒロコ様
コメント頂きましてありがとうございます。
早速検索させて頂きました。
巨匠の椅子たちがこんなにも展示されているとは…!
行きたい場所がひとつ増えました。
貴重な情報を教えて頂きありがとうございます!