お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ
“店内改装工事に伴う臨時休業のお知らせ”
店内改装工事に伴い下記日程を臨時休業とさせて頂きます。
『SOU・SOU 染めおり』
6月8日(水)~13日(月)まで 臨時休業
6月14日(火)より 通常営業
『SOU・SOU KYOTO 青山店』
6月14日(火) 臨時休業
6月15日(水)より 通常営業
※尚、その他店鋪は通常営業(11:00~20:00)させて頂いております。
ご不便をお掛けし誠に申し訳ございませんが、
何卒ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。
一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“来る盛夏に向けて!”
こんにちは!
来る暑い夏に向けてご準備はお済みでしょうか?
今年の夏は猛暑になる予想と小耳にはさみました企画担当の山本聖美です。
本日は私が若林に代わってお送りします!
という訳で現在開催中の盛夏予約企画よりオススメアイテムのご紹介を。
今日ご紹介させていただくのは、知多木綿 特文生地を使用した 四角衣・長方形衣。
文(ぶん)生地より、特文(とくぶん)は糸の密度が若干細かくなるのでまた違った良さがございます。
私も着用いたしましたが
生地の落ち感が四角衣・長方形衣向きでとても気に入っております。
高島縮 抜衿ジバンをインナーに合わせていただくと
風が肌の上を通りぬけ、暑い夏でも快適に過ごしていただける一着です。
後から見た、衿部分の着姿も素敵です。
長方形衣は裾の大きなスリットが可愛いです。
両脇ポケット付きなのも高ポイントです!
他にも、
伊勢木綿 文 大帷
こちらは文(ぶん)生地を使用しております。
ふわっとした柔らかい手ぬぐい生地の良さがございます。
菓子(かし)の柄
どこかノスタルジックな雰囲気ですがモダンな感じもする
なんとも可愛らしい柄でおすすめです。
高島縮 長方形衣
夏の着衣、大・大・大定番
高島縮サーキュラー生地を使用した長方形衣
「涼しくて・軽くて・すぐ乾いて・なにより可愛い」
がキャッチコピーでしょうか・・・
こちらの源(げん)の柄
大胆構図は暑い夏にピッタリです。
長丈もございます!
今は、他にも柄が出揃っておりますので
お見逃しなきようお願い致します!笑
最後に
盛夏商品のご予約金額8.000円毎に
SOU・SOU×宇治田原製茶場 水出し六刻茶(ろっこくちゃ)6包
をお付けしております!
一刻(いっこく)とは現在の約30分に相当いたします。
ペットボトルに茶葉(京都・宇治製)をお入れいただき“六刻=3時間”で水出しの美味しいお茶をお楽しみいただける一品です。
実は昨年、こちらの賞を受賞しました商品でございます!(パチパチパチ!)
京都デザイン、京都生まれ、京都づくしの味わいです。
まだネットショップ未発売(7月より発売予定)の商品ですので
この機会に是非、ご賞味いただけましたら幸いです!!
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「京都デザイン賞」
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SOU・SOUへの道 / SOU・SOUを始めるきっかけ
“第六十ニ話/田端しぼり”
6年前のある日のこと、SOU・SOU伊勢木綿の店舗に若い絞り職人さんが尋ねてこられた。
その男性は「SOU・SOUさんとなにか一緒に出来れば...」といって名刺をおいて店を出て行かれたという。
スタッフが持ってきた名刺には"染め分け 田端和樹"とあった。
後日こちらからアポイントをとってお会いすることになった。
初めてお会いした時、その若さにおどろいた。
絞り職人と言えば大体がお爺ちゃんかお婆ちゃんだ。しかもかなりのご高齢の。60代で若手と言われる業界において30代の男性は奇跡の存在といえる。
聞くところによると京鹿の子絞りの職人さんでお父様は同絞りの伝統工芸士だという。
しかし近年は絞りの仕事が無く一週間の半分くらいはアルバイトで生計を立てておられるとの事だった。
SOU・SOUを知られたきっかけはSOU・SOU×有松鳴海絞ジャパンブランドプロジェクトだった。その時制作した冊子をみて共感して下さったという。
田端さんにはとにかく”やる気”がみなぎっていた。
しかし仕事はないという。
そこで京鹿の子絞りにや呉服に拘らず誰でも気軽に使える絞り手拭いを制作して頂いて、SOU・SOU×有松鳴海絞の様にSOU・SOU×たばた絞として一緒にやりませんか?と提案した。
田端さんは快諾してくださり、その後いろいろ手拭いを絞ったサンプルを持ってきて下さった。柄の配置や配色のアドバイスをさせていただきながら多数の手拭いデザインが完成していった。
最終的にはSOU・SOU×有松鳴海絞を作っていた16社の全ラインナップと同じ位の型数を田端さん一人で作ってしまった。
人間やはり熱意があるかどうかで決まると思う。
そしてその後田端さんは次のステージに上っていくのだった。
(次回に続く)
・第二話/東京への憧れ(2015-01-11)
・第三話/決意表明(2015-01-018)
・第四話/寮生活スタート(2015-01-25)
・第五話/学生生活の事(2015-02-01)
・第六話/学校の課題(2015-02-08)
・第七話/学生生活の事 その2(2015-02-15)
・第八話/寮生活のあれこれ(2015-02-22)
・第九話/学校の課題 その2(2015-03-01)
・第十話/社会人の思い出 その1(2015-03-08)
・第十一話/ビンテージブーム到来(2015-03-15)
・第十二話/「本物」を求め(2015-03-22)
・第十三話/そしてNYへ(2015-03-29)
・第十四話/NYの生活(2015-04-05)
・第十五話/懐かしの場所(2015-04-12)
・第十六話/帰国(2015-04-26)
・第十七話/買い付けの思い出(2015-05-03)
・第十八話/時流(2015-05-16)
・第十九話/辻村さんとの出逢い(2015-05-24)
・第二十話/テキスタイルデザイナー 脇阪 克二(2015-05-31)
・第二十一話/構想と試作(2015-06-14)
・第二十二話/前身の紆余曲折(2015-06-21)
・第二十三話/オファー(2015-06-28)
・第二十四話/人事(2015-07-5)
・第二十五話/SOU・SOU(2015-07-12)
・第二十六話/東京店オープンとその後(2015-07-19)
・第二十七話/地下足袋(2015-07-26)
・第二十八話/SOU・SOU足袋の誕生(2015-08-02)
・第二十九話/高砂産業(2015-08-13)
・第三十話/手縫い地下足袋(2015-08-16)
・第三十一話/東京店の奇跡(2015-08-23)
・第三十ニ話/俵屋の奇跡(2015-08-30)
・第三十三話/SOU・SOU足袋 EXHIBITION(2015-09-06)
・第三十四話/日本文化としての評価(2015-09-13)
・第三十五話/日進ゴム(2015-09-20)
・第三十六話/洋から和へ(2015-09-27)
・第三十七話/伊勢木綿(2015-10-04)
・第三十八話/リニューアル(2015-10-11)
・第三十九話/SOU・SOUのスタッフ(2015-10-18)
・第四十話/SOU・SOU作務衣(2015-10-25)
・第四十一話/le coq sportif(2015-11-01)
・第四十ニ話/お隣さんの閉店(2015-11-08)
・第四十三話/わらべぎオープン(2015-11-15)
・第四十四話/不思議な縁の女の子(2015-11-22)
・第四十五話/繋がるご縁(2015-11-29)
・第四十六話/堀淵さん(2015-12-06)
・第四十七話/裏寺町通(2015-12-13)
・第四十八話/SOU・SOU布袋(2015-12-20)
・第四十九話/東京店から青山店へ(2015-12-27)
・第五十話/10th anniversary SOU・SOUブランドムック(2016-01-03)
・第五十一話/伝統の続きをデザインするSOU・SOUの仕事(2016-01-10)
・第五十ニ話/完成間近(2016-01-17)
・第五十三話/ユニクロ(2016-01-24)
・第五十四話/ユニクロ②(2016-01-31)
・第五十五話/ようやく完成(2016-02-07)
・第五十六話/和菓子になったテキスタイルデザイン(2016-02-14)
・第五十七話/京旬菓(きょうじゅんか)(2016-02-21)
・第五十八話/布袋の移転&染めおりOPEN(2016-03-06)
・第五十九話/SOU・SOU在釜(2016-03-20)
・第六十話/SOU・SOU×ワコール(2016-04-17)
・第六十一話/キーヤン(2016-05-08)
・第六十ニ話/田端しぼり(2016-06-12)
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“私の好きな六冊/新見 奈々”
みなさま、『私の好きな一冊』はご存知でしょうか。
さかのぼること2年と少し前、SOU・SOUホームページにて行われていた企画です。
SOU・SOUスタッフが一日一冊、好きな本を紹介していくこの企画が私は大好きでした。
当時、SOU・SOUスタッフでなかったので参加できなかったのが悔やまれます。
ならば今、私もやればよいのでは・・・。
しかし一冊ではおさまらないので、かなり欲張って六冊ご紹介させていただきます!
お付き合いいただけますと幸いです。
左:脇阪克二のデザイン
初めて書店で目にした瞬間、もう手が伸びていました。
たくさんある書籍の中で、表紙の菊づくしがパッッと輝いておりました。
学生時代は何度も読み返しては付箋を貼りまくり・・・私の大事な大事な一冊です。
この一冊に出会う前と出会ってからの学生生活は、少し違うものとなりました。
右:ねこと国芳/金子伸久
「ねこ、ややこしくも愛おしい家族」
この言葉から始まる、こちらの一冊は国芳の猫好きが爆発しています。
いつの時代もねこは人の心を気ままに掴んでは、簡単には離してはくれません。
個人的な見所は、国芳の作品ができるまでのラフスケッチです。
ラフを見た後に完成したものを見ると、また見え方が変わる気がします。
あとは小説も好きです。
左:それからはスープのことばかり考えて暮らした/吉田篤弘
こちらはle coq sportif店長、豆越さんから頂いた一冊。
人に何かを選んで貰う、というのは
可能性が広がるということなのかなと思います。
それは本だけではなく、自分が身に纏うもの等にも言える気がします。
好きな本の幅が広がるキッカケとなった一冊でございます。
右:舟を編む/三浦しをん
こちらは「辞書」を作る最初から最後までのお話です。
辞書制作と並行して登場人物の人生も描かれており、
それと相まって辞書の完成のシーンはうるっときます。
こちらは映画で実写化されているので、そちらもオススメです。
左:海色の壜/田丸雅智
「平成の星新一」「新世代ショートショート作家」
と呼ばれている田丸さんの作品。肩書きが既にかっこいいです。
物語の題材は魚や豆、たまごなど・・ごくごく日常的なものなのですが
幻想的でかわいらしく、そしてシュールなのでクセになります。
右:チルドレン/伊坂幸太郎
何度も読み返しているので他の本に比べて、少しくたびれています。
こちらも短編集です。全編、陣内という男性を中心に物語はすすみます。
物語の序盤は大学生、そして就職し家裁調査官になりますが
この陣内は大学生でも家裁調査官になってもメチャクチャです。周りを振り回しまくります。
そのメチャクチャさが、かっこよくもあり見所でもあります。
以上、私の好きな六冊です。お付き合いいただき、ありがとうございました。
梅雨に突入し、読書日和もきっと多くなるかと思います。
そんな日のお供に書衣はいかがでしょうか。
「書衣・名刺入れ30%OFFセール」もスタートしております。
紫陽花なんて今にぴったりですし、季節を一足先取りで朝顔もいいですね!
ネットショップはもちろん、店頭でも絶賛開催中でございますので、この機会に是非ゲットしてくださいませ。
ご来店お待ちいたしております!
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU KYOTO 青山店より】2302:新作もじり袖で”
本日ご紹介するお客様は橋本篤人(あつと)様です。
■身長 168㎝
■たばた絞り 麻 もじり袖 短衣 単/染め分け 江戸紫×蘇芳色 Mサイズ 17,064円(税込)
■風靡下(膝下) 五右衛門/燻金 Mサイズ 8,467円(税込)
■みかも焼下駄/右近(男) 麻 濃紺(あさ のうこん) Lサイズ 9,828円(税込)
お持ちの伊勢木綿風靡上になにか羽織るものを、とご来店下さりまずは新作たばた絞りのもじり袖を。
短い丈のパンツはあまり穿かないけどこれはいいかも!と。
このもじり袖にはバッチリの五右衛門をチョイス。
そしてそれに合わせて涼しく履けるもの・・・にはやっぱり下駄でしょう!
大阪出身のあつとさんは六本木の「HONA azabu」という鉄板焼屋さんにお勤めです。
検索して見てみたところ「王様トマトのお好み焼き」が名物だそうです。
関西人は定期的に食べたくなる粉もんソース味。。
気になる方はぜひ行ってみて下さい。
お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ
“期間限定ショップのお知らせ”
『木のある暮らし展 in SOU・SOU染めおり』
場所:京都髙島屋 7階催会場
期間:6月8日(水)〜6月13日(月)
時間:午前10時~午後8時 ※最終日は午後7時閉場
出品内容:SOU・SOU×天童木工椅子、SOU・SOU×KINOSHITA椅子、
クッション座椅子、京座布団、布茶たく、ランチョンマット、
湯のみ5柄セット、急須セット
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