一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“京紙雛(きょうかみびな)”
只今SOU・SOU各店、ネットショップでは税込み3000円以上お求めのお客様にもれなく、
創業百年以上の京雛・京人形の老舗『安藤人形店』とコラボレートした
京紙雛(きょうかみびな)プレゼント中!
今年は竹ひごと紐をつけましたので壁にも掛けられます。
お内裏様、お雛様の衣装も一新し、金銀二色の箔プリントを施した贅沢仕様になっております。
京紙雛を飾って気軽に雛祭り気分を楽しんでみませんか。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「京紙雛(きょうかみびな)」
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SOU・SOUへの道 / SOU・SOUを始めるきっかけ
“第五十六話/和菓子になったテキスタイルデザイン”
そういえば、この「SOU・SOUへの道」で書いていなかったが、SOU・SOUが手掛けている重要なプロジェクトの一つに「和菓子になったテキスタイルデザイン」というのがある。御存知の方も居られると思うが、ざっくり言うと毎月発表するオリジナルテキスタイルデザインに合わせた和菓子を作り、それをSOU・SOUの茶席でお出しして、お抹茶と一緒に楽しんで頂こうというものだ。この企画は今年で9年目に入っている。
初めの2年は長久堂さんがこれを形にしてくださり、その後は亀屋良長さんが現在に至るまで一緒に取り組んでくださっている。
このプロジェクトには明確な目的がある。
「洋菓子におされて衰退している和菓子を、ポップなデザインを加えることで、少しでも若い世代に注目されるきっかけを作る事」である。
もちろん、和菓子は見た目も美しく、美味しくて、すでに完成されたものだとわかっている。しかし、業界全体としてはどんどん衰退していっているのが事実だ。
SOU・SOUがプロデュースすれば、今までに無いかわいさや新しい美味しさが加わった、楽しい和菓子が出来ると思っていた。そして、このプロジェクトには、京都の老舗和菓子屋に手掛けてもらう必要が有った。
歴史ある老舗の和菓子屋がSOU・SOUとコラボすることによって新しい取組みをしているというイメージがいいし、出来上がったお菓子にも重みが出る。ただかわいくて美味しいだけではダメなのだ。
そういう意味で、一番初めに協力して下さった長久堂さんには本当に感謝している。
長久堂謹製
(平成二十二年度 卯月)
(平成二十二年度 神無月)
亀屋良長謹製
(平成二十五年度 神無月)
(平成二十六年度 皐月)
懐紙代わりの絵葉書はフィルムが貼られていて、お菓子を食べた後にそれを剥がすと持ち帰る事ができる。例えば、京都旅行中の方が宿に戻られた時、友人宛に手紙でも書かれたらな。。との思いから出来たものだ。
(次回に続く)
・第二話/東京への憧れ(2015-01-11)
・第三話/決意表明(2015-01-018)
・第四話/寮生活スタート(2015-01-25)
・第五話/学生生活の事(2015-02-01)
・第六話/学校の課題(2015-02-08)
・第七話/学生生活の事 その2(2015-02-15)
・第八話/寮生活のあれこれ(2015-02-22)
・第九話/学校の課題 その2(2015-03-01)
・第十話/社会人の思い出 その1(2015-03-08)
・第十一話/ビンテージブーム到来(2015-03-15)
・第十二話/「本物」を求め(2015-03-22)
・第十三話/そしてNYへ(2015-03-29)
・第十四話/NYの生活(2015-04-05)
・第十五話/懐かしの場所(2015-04-12)
・第十六話/帰国(2015-04-26)
・第十七話/買い付けの思い出(2015-05-03)
・第十八話/時流(2015-05-16)
・第十九話/辻村さんとの出逢い(2015-05-24)
・第二十話/テキスタイルデザイナー 脇阪 克二(2015-05-31)
・第二十一話/構想と試作(2015-06-14)
・第二十二話/前身の紆余曲折(2015-06-21)
・第二十三話/オファー(2015-06-28)
・第二十四話/人事(2015-07-5)
・第二十五話/SOU・SOU(2015-07-12)
・第二十六話/東京店オープンとその後(2015-07-19)
・第二十七話/地下足袋(2015-07-26)
・第二十八話/SOU・SOU足袋の誕生(2015-08-02)
・第二十九話/高砂産業(2015-08-13)
・第三十話/手縫い地下足袋(2015-08-16)
・第三十一話/東京店の奇跡(2015-08-23)
・第三十ニ話/俵屋の奇跡(2015-08-30)
・第三十三話/SOU・SOU足袋 EXHIBITION(2015-09-06)
・第三十四話/日本文化としての評価(2015-09-13)
・第三十五話/日進ゴム(2015-09-20)
・第三十六話/洋から和へ(2015-09-27)
・第三十七話/伊勢木綿(2015-10-04)
・第三十八話/リニューアル(2015-10-11)
・第三十九話/SOU・SOUのスタッフ(2015-10-18)
・第四十話/SOU・SOU作務衣(2015-10-25)
・第四十一話/le coq sportif(2015-11-01)
・第四十ニ話/お隣さんの閉店(2015-11-08)
・第四十三話/わらべぎオープン(2015-11-15)
・第四十四話/不思議な縁の女の子(2015-11-22)
・第四十五話/繋がるご縁(2015-11-29)
・第四十六話/堀淵さん(2015-12-06)
・第四十七話/裏寺町通(2015-12-13)
・第四十八話/SOU・SOU布袋(2015-12-20)
・第四十九話/東京店から青山店へ(2015-12-27)
・第五十話/10th anniversary SOU・SOUブランドムック(2016-01-03)
・第五十一話/伝統の続きをデザインするSOU・SOUの仕事(2016-01-10)
・第五十ニ話/完成間近(2016-01-17)
・第五十三話/ユニクロ(2016-01-24)
・第五十四話/ユニクロ②(2016-01-31)
・第五十五話/ようやく完成(2016-02-07)
・第五十六話/和菓子になったテキスタイルデザイン(2016-02-14)
・第五十七話/京旬菓(きょうじゅんか)(2016-02-21)
・第五十八話/布袋の移転&染めおりOPEN(2016-03-06)
・第五十九話/SOU・SOU在釜(2016-03-20)
・第六十話/SOU・SOU×ワコール(2016-04-17)
・第六十一話/キーヤン(2016-05-08)
・第六十ニ話/田端しぼり(2016-06-12)
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“足袋下の耐久テスト/稲垣 正幸”
みなさんこんにちわ!
最近「年パス」という言葉に弱い稲垣です。
本題に入る前に、やや蛇足ではありますが、我が家の足袋下事情について少し紹介します。
1年365日、ほぼ毎日足袋下を履いているわけですが、
自分の場合はだいたい30足ほど常時ストックしています。
比率は普通丈:踝丈=4:6くらいで、今の時期は普通丈を履き廻しています。
バランスよく履き廻しているつもりでも、無意識に好みの柄に偏っているのか、気付けばご覧の通り
こちらは一見まだ履けそうに見えますが、
よく見ると肌の色が見えて擦り切れ寸前。
この状態になると履き着心地はかなり悪いので、役目を終えたと判断し天国へと送り出します。
消耗品なので、いつかはお別れの時が来るとはわかっていても、やはり悲しいものです。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はタイトルにある通り、
SOU・SOUのマストアイテムのひとつである「足袋下」について、
ある朝、思いもよらぬ所に穴が空いてる!と気づいた時の、あの落胆と共に湧き上がる
「足袋下の寿命は一体どれくらいなの?」
と、おそらく誰もが一度は抱いたであろう疑問について、実際にテストしてみました。
【テストの条件】
被験者: | 身長180cm 体重72kg 30代後半 |
足のサイズ: | 27.5cm |
洗濯方法: | 縦型ドラム全自動洗濯機、他の衣類と同時に洗濯 |
洗剤・柔軟剤: | 共に一般的な液体洗剤 |
乾燥方法: | 自然乾燥 |
1回に履く時間: | 約10~12時間 |
環境: | 地下足袋8割、フローリング2割 |
終了の判断: | 何処か1ヶ所でも穴が開けば終了 |
★おことわり★
ここから先は、上記の条件に従った結果ですので、あくまで参考程度にして頂ければ幸いです。
体重、足のサイズ、洗濯方法、環境、歩き方、柄の種類などで耐久性は大幅に変わります。
耐久性については一概に言い切れないことをご理解ください。
なお、劣化の具合をそのまま掲載しますので、画像がお見苦しい点についてもどうぞご容赦ください。
テストに使用したのは「足袋下 普通丈/色は匂へど 濡羽色×つくも」の男性用サイズ
5回目
前側がやや白くなり始める。
10回目
親指の横あたりが薄くなりつつあるが、まだまだいけそう。
15回目
だいぶ全体的にくたびれてきた様子
23回目の朝
まだまだいける・・・はっ!
ノーマークだった所からコンニチワ
というわけで、今回は23回目で終了という結果に。
テスト期間は約3ヶ月ですが、優先的に履いたので、
実際の履き廻しでいくと、半年くらいは活躍しそうな予感。
自分としては今回は珍しい所が破れました。
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU KYOTO 青山店】2200:お二人でのSOU・SOU”
本日ご紹介するお客様は藤田真大(まさひろ)様、角田朋子様ご夫妻です。
朋子様は以前よりSOU・SOUをお召しになってくださっていましたが、
真大様は「僕はいいから」とおっしゃり続けて早何年・・・。
そう言いながらも実は密かにSOU・SOUへの思いを温めて下さっていたようです。
昨年の末、「では、そろそろ…」とSOU・SOUデビューを果たして下さいました。
藤田真大様
■177㎝
■ジャカール もじり袖 短衣(たんい)/濃紺(のうこん)Lサイズ 23,544円(税込)
■衿巻ジバン/杢墨(もくずみ)Mサイズ5,076円(税込)
■モスリン 筒下 Lサイズ
■股付5枚足袋/秋深し(あきふかし)27センチ 8,640円(税込)
角田朋子様
■161㎝
■御御衣 長丈
■モスリン 薙刀長方形衣(なぎなたちょうほうけい)/鳶(とび)Sサイズ 20,088円(税込)
■半革足袋 (完売致しました)
とても恥ずかしがりやのお二人はなかなかカメラの方を向いて下さらないので
見つめ合った瞬間をパシャ。と。
この日は文楽を鑑賞された帰りにお立ち寄り下さいました。
独特の空気感をお持ちのお二人、いつも楽しませて頂いています。
真大さん、無地が物足りなくなった際はいつでもご相談下さいませ!
またのご来店お待ちしています。
吉田さま
いつも素敵なアドバイスをしていただきお世話になっているので、少しでもお役に立つのであればと、お引受けさせていただきましたが、やはり照れくさい気持ちでいっぱいです。
今後ともよろしくお願い致します。
藤田真大
角田朋子
藤田真大様
角田朋子様
コメント頂き有難うございます。
今回は無理なお願いに応えて下さって有難うございます!
こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。