一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成27年12月27日 日曜日号

お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ

“年末年始 営業日時のお知らせ”

京都各店
12月31日(木)  18時まで営業
※在釜17時ラストオーダー
1月1日(金)、2日(土)  休み
青山店
12月31日(木)  18時まで営業
※茶席は17時まで
1月1日(金)、2日(土)  休み
※茶席は1月4日(月)より営業
netshop
▼商品発送について
12月30日(水)午前9時までのご注文分まで年内発送(※在庫がご用意できた受注に限る)
以降のご注文は翌年1月3日(日)より順次発送

▼お問い合せについて
12月31日(木)~1月3日(日)  休み

本日発売! / 新商品のお知らせ

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着衣:らけい編み 莢(さや)

10,584円(税込)
ポケット部分には暖かなフリース生地を使用。

本日発売! / 新商品のお知らせ

本日発売! / 新商品のお知らせ

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“ハラダヒロユキ&シエスタ”

わらべと一緒に。
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来年からの事について打合せ。

SOU・SOUとのコラボ作品もだいぶん出来て参りました。
来年も日本の歳時記や昔ながらの遊びを、子供向けの歌にしてつくっていけたらと思っています。



おみやげをもらいました。
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SIESTA Akane作。
お店のどこかにいると思います。。




それでは、また明日。

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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

今日の合言葉は 「ハラダ&シエスタ」

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SOU・SOUへの道 / SOU・SOUを始めるきっかけ

“第四十九話/東京店から青山店へ”




SOU・SOU足袋青山店は、途中で「選sen青山」という形態に変えた。お客様のニーズは、すでに地下足袋だけでなくウェアにも及んでいた。
とはいえ、14坪の小さいスペース。置ける量に限りがある。netshopを見てお店に来ていただいたのに、欲しかったものがなくてがっかりさせてしまっては申し訳ない。そこで、SOU・SOU全体のセレクトショップという位置づけにしようと考えた。
例えばコンビニの中にあるMUJIコーナーの商品とか、駅構内にある小さなユニクロのショップのように、選ばれたものだけを扱う小さな店。なので店名を「SOU・SOU選sen青山」にした。コンセプトは「SOU・SOUの選りすぐりを扱う店」。
この業態変更ははお客様に受けが良かったのか、足袋だけの時に比べると売上げが約2倍になった。そしてその後もこの店に対してのお客様のニーズ、期待はもっともっと大きくなっていった。

ちょうどその頃、ヴィーナスフォートにあった東京店の契約があと半年で切れそうになっていた。当初4年で終わる予定が、気づけば10年も経っていた。
ここらでSOU・SOUは次のステージに行くべきか、との思いがよぎったが、東京店の売上げは悪くなく、全館のアパレル部門坪売上げでも常に1位か2位をキープしていた程なので商売的には撤退する理由は無かった。
しかしながら、SOU・SOUの世界観というものを打ち出していくには、ヴィーナスフォートの館内ではイメージが違うのも確かだ。今までに何回もお客様から同様のご意見を頂戴していた。
なのでこれを機に、心機一転新しい場所でやろうと思いヴィーナスフォートを出ることを決めた。ヴィーナスフォート側からはかなり止められたが、こればかりは仕方がなかった。

そして、足袋屋から選senに変えたばかりの青山店も、すでにキャパを超えているように感じていたので、いっそこの2店舗を1つにした路面店をやろうと思った。
原宿、渋谷、代官山、銀座、日本橋とつぶさに見て回ったが、結果的にやはり青山がいいと思った。どうやら今(2013年現在)青山はトレンドから少し外れているようで、空きテナントもあったりして家賃も一時より下がっていた。僕はトレンドから外れているものが大好き。その方がSOU・SOUにとっては好都合なことが多い。

そして、今回候補だった場所も約1年間空いていたテナントビルだった。50坪あって、骨董通りからすぐ近くという立地。選senがあったFrom 1stからも直線で徒歩3分というのもよかった。
いろいろ考えた結果、ここにした。

2店舗あわせた新店は、「SOU・SOU KYOTO 青山店」にした。KYOTOと付けたのは、SOU・SOUが東京の会社だと思ってる人が意外と多かったから。
そうやって考えてみると地名が付いたお店や会社がたくさんある。例えば「九州ラーメン」「広島お好み焼き」「銀座アスター」「Hermès Paris」「Donna Karan New York」「BURBERRY LONDON」……どれもわかりやすい。それなら「SOU・SOU KYOTO」だ。
そして、「青山店」の呼び方は「あおやまてん」ではなく、呉服業界風に「あおやまみせ」にした。
49_1 (青山店店頭写真)


(次回に続く)


『SOU・SOUへの道』以前の記事一覧
・第一話/30年前の話(2015-01-04)
・第二話/東京への憧れ(2015-01-11)
・第三話/決意表明(2015-01-018)
・第四話/寮生活スタート(2015-01-25)
・第五話/学生生活の事(2015-02-01)
・第六話/学校の課題(2015-02-08)
・第七話/学生生活の事 その2(2015-02-15)
・第八話/寮生活のあれこれ(2015-02-22)
・第九話/学校の課題 その2(2015-03-01)
・第十話/社会人の思い出 その1(2015-03-08)
・第十一話/ビンテージブーム到来(2015-03-15)
・第十二話/「本物」を求め(2015-03-22)
・第十三話/そしてNYへ(2015-03-29)
・第十四話/NYの生活(2015-04-05)
・第十五話/懐かしの場所(2015-04-12)
・第十六話/帰国(2015-04-26)
・第十七話/買い付けの思い出(2015-05-03)
・第十八話/時流(2015-05-16)
・第十九話/辻村さんとの出逢い(2015-05-24)
・第二十話/テキスタイルデザイナー 脇阪 克二(2015-05-31)
・第二十一話/構想と試作(2015-06-14)
・第二十二話/前身の紆余曲折(2015-06-21)
・第二十三話/オファー(2015-06-28)
・第二十四話/人事(2015-07-5)
・第二十五話/SOU・SOU(2015-07-12)
・第二十六話/東京店オープンとその後(2015-07-19)
・第二十七話/地下足袋(2015-07-26)
・第二十八話/SOU・SOU足袋の誕生(2015-08-02)
・第二十九話/高砂産業(2015-08-13)
・第三十話/手縫い地下足袋(2015-08-16)
・第三十一話/東京店の奇跡(2015-08-23)
・第三十ニ話/俵屋の奇跡(2015-08-30)
・第三十三話/SOU・SOU足袋 EXHIBITION(2015-09-06)
・第三十四話/日本文化としての評価(2015-09-13)
・第三十五話/日進ゴム(2015-09-20)
・第三十六話/洋から和へ(2015-09-27)
・第三十七話/伊勢木綿(2015-10-04)
・第三十八話/リニューアル(2015-10-11)
・第三十九話/SOU・SOUのスタッフ(2015-10-18)
・第四十話/SOU・SOU作務衣(2015-10-25)
・第四十一話/le coq sportif(2015-11-01)
・第四十ニ話/お隣さんの閉店(2015-11-08)
・第四十三話/わらべぎオープン(2015-11-15)
・第四十四話/不思議な縁の女の子(2015-11-22)
・第四十五話/繋がるご縁(2015-11-29)
・第四十六話/堀淵さん(2015-12-06)
・第四十七話/裏寺町通(2015-12-13)
・第四十八話/SOU・SOU布袋(2015-12-20)
・第四十九話/東京店から青山店へ(2015-12-27)
・第五十話/10th anniversary SOU・SOUブランドムック(2016-01-03)
・第五十一話/伝統の続きをデザインするSOU・SOUの仕事(2016-01-10)
・第五十ニ話/完成間近(2016-01-17)
・第五十三話/ユニクロ(2016-01-24)
・第五十四話/ユニクロ②(2016-01-31)
・第五十五話/ようやく完成(2016-02-07)
・第五十六話/和菓子になったテキスタイルデザイン(2016-02-14)
・第五十七話/京旬菓(きょうじゅんか)(2016-02-21)
・第五十八話/布袋の移転&染めおりOPEN(2016-03-06)
・第五十九話/SOU・SOU在釜(2016-03-20)
・第六十話/SOU・SOU×ワコール(2016-04-17)
・第六十一話/キーヤン(2016-05-08)
・第六十ニ話/田端しぼり(2016-06-12)

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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“やきものの里/荒武 久枝”

今年も除夜の鐘が鳴り響くまで残り5日となりました。来年はどんな年になるのか今からワクワクしております。
申し遅れました、メルマガ担当の荒武です。


先日、滋賀県の信楽に行ってきました。山に囲まれたのどかなところです。

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信楽といえば日本六古窯の一つに数えられる『信楽焼』。
お茶を習い始めてから、抹茶茶碗がほしいとずっと思っていたので、ここで探すことにしました。
窯元やお店がたくさんあり、車でまわっていると『中井出古窯跡』という室町時代後半から安土桃山時代に焼かれていた窯跡もありました。歴史を感じます。

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あちこちに置かれているたぬきはどれも愛嬌があります。

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ゲットした抹茶茶碗。これでより一層お稽古に励みます!

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楽しい思い出ができた今年を振り返りながら、心穏やかに年を越そうと思います。

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今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介

“【SOU・SOU KYOTO 青山店より】2158:貫禄の宮中袖”

羽織ものをお探しにいらした、松尾様。
お持ちの手柄寛衣下に合わせて、同じモスリン素材の宮中袖を合わせて下さいました。

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松尾様
■162㎝

モスリン手柄寛衣下/源氏鼠×校倉 Lサイズ

羽織とパンツをモスリンで固め、中はサラッと衿巻ジバン。
これだけで、貫禄のある傾衣の冬スタイル完成です。

お正月はご家族皆さんで、傾いてお出掛け下さいませ。

そして次回は、お父さん、弟さんとの3ショットも撮らせて下さいませ。

アバター画像(斎藤 英)
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