一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“冬の決定版”
ようやく寒めの設定になって参りました。
皆様お風邪などひいておられませんか。
僕はひきました。
さて、そんな寒い冬にバッチリのアイテムが傾衣より発表されました。
女性が着たらこんな感じに。
これは生地がフェイクスエードです。
中綿に機能素材サンステートRを使用。
とにかくカブキモノの冬にもってこいの長陣羽織。
いかがですか。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「長陣羽織(ナガジンバオリ)」
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SOU・SOUへの道 / SOU・SOUを始めるきっかけ
“第四十八話/SOU・SOU布袋”
前回の続きになるが、大型エロ本屋になるのを免れて人気セレクトショップになったビルが、退店によりテナント募集になっていた。そしてそのまま半年以上経っていた。
当時、SOU・SOU傾衣は足袋屋(移転前)のビルのB1にあった。地下に降りていくと怪しげな傾いた服があるというのがなかなかいいと思っていたが、ジャックラーセンにも言われた通り、傾衣というのは他に類を見ない独特の世界観なので、出来ることなら路面店にしたいなと思っていた。傾衣なら、お店の存在そのものがSOU・SOU流の和装のプレゼンテーションみたいなものだ。
そう思っていた矢先、毎日前を通っていた空きテナントの家賃が下がっていることに気づいた。うーん、このタイミングで家賃が下がるという事は「ここでやれ!」という事かな……。勝手にそう思って、テナントを借りることにした。
想像通り路面店に移った傾衣は、地下にあった時とは全く違う反応だった。そして、傾衣が抜けた後の地下の店舗は、以前からずーっと考えていた袋物の店、SOU・SOU布袋にした。
SOU・SOUでトータルコーディネートを提案するなら、いずれかばんの店は必要だなと思っていた。とは言っても、いわゆる鞄屋ではなく、風呂敷の延長線上にある様なものをイメージしていた。あまり作りこんだかばんは、SOU・SOU流とはいえ和装に合わないと思うからだ。
SOU・SOU布袋は、ぶっちゃけ言うと傾衣をいきなり移店させてしまったために、ろくに商品企画もしてないのに先に店が出来てしまったというSOU・SOUでは有りがちなパターン。そのあと時間を掛けて商品を企画していったのだった。
(SOU・SOU布袋店内写真)
(次回に続く)
・第二話/東京への憧れ(2015-01-11)
・第三話/決意表明(2015-01-018)
・第四話/寮生活スタート(2015-01-25)
・第五話/学生生活の事(2015-02-01)
・第六話/学校の課題(2015-02-08)
・第七話/学生生活の事 その2(2015-02-15)
・第八話/寮生活のあれこれ(2015-02-22)
・第九話/学校の課題 その2(2015-03-01)
・第十話/社会人の思い出 その1(2015-03-08)
・第十一話/ビンテージブーム到来(2015-03-15)
・第十二話/「本物」を求め(2015-03-22)
・第十三話/そしてNYへ(2015-03-29)
・第十四話/NYの生活(2015-04-05)
・第十五話/懐かしの場所(2015-04-12)
・第十六話/帰国(2015-04-26)
・第十七話/買い付けの思い出(2015-05-03)
・第十八話/時流(2015-05-16)
・第十九話/辻村さんとの出逢い(2015-05-24)
・第二十話/テキスタイルデザイナー 脇阪 克二(2015-05-31)
・第二十一話/構想と試作(2015-06-14)
・第二十二話/前身の紆余曲折(2015-06-21)
・第二十三話/オファー(2015-06-28)
・第二十四話/人事(2015-07-5)
・第二十五話/SOU・SOU(2015-07-12)
・第二十六話/東京店オープンとその後(2015-07-19)
・第二十七話/地下足袋(2015-07-26)
・第二十八話/SOU・SOU足袋の誕生(2015-08-02)
・第二十九話/高砂産業(2015-08-13)
・第三十話/手縫い地下足袋(2015-08-16)
・第三十一話/東京店の奇跡(2015-08-23)
・第三十ニ話/俵屋の奇跡(2015-08-30)
・第三十三話/SOU・SOU足袋 EXHIBITION(2015-09-06)
・第三十四話/日本文化としての評価(2015-09-13)
・第三十五話/日進ゴム(2015-09-20)
・第三十六話/洋から和へ(2015-09-27)
・第三十七話/伊勢木綿(2015-10-04)
・第三十八話/リニューアル(2015-10-11)
・第三十九話/SOU・SOUのスタッフ(2015-10-18)
・第四十話/SOU・SOU作務衣(2015-10-25)
・第四十一話/le coq sportif(2015-11-01)
・第四十ニ話/お隣さんの閉店(2015-11-08)
・第四十三話/わらべぎオープン(2015-11-15)
・第四十四話/不思議な縁の女の子(2015-11-22)
・第四十五話/繋がるご縁(2015-11-29)
・第四十六話/堀淵さん(2015-12-06)
・第四十七話/裏寺町通(2015-12-13)
・第四十八話/SOU・SOU布袋(2015-12-20)
・第四十九話/東京店から青山店へ(2015-12-27)
・第五十話/10th anniversary SOU・SOUブランドムック(2016-01-03)
・第五十一話/伝統の続きをデザインするSOU・SOUの仕事(2016-01-10)
・第五十ニ話/完成間近(2016-01-17)
・第五十三話/ユニクロ(2016-01-24)
・第五十四話/ユニクロ②(2016-01-31)
・第五十五話/ようやく完成(2016-02-07)
・第五十六話/和菓子になったテキスタイルデザイン(2016-02-14)
・第五十七話/京旬菓(きょうじゅんか)(2016-02-21)
・第五十八話/布袋の移転&染めおりOPEN(2016-03-06)
・第五十九話/SOU・SOU在釜(2016-03-20)
・第六十話/SOU・SOU×ワコール(2016-04-17)
・第六十一話/キーヤン(2016-05-08)
・第六十ニ話/田端しぼり(2016-06-12)
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“生き物だらけ/溝川 祐美”
一日一駄話の下、
SOU・SOU日記の上、
『脇阪克二の一日一絵』ご覧頂けていますでしょうか。
毎月送られてくる原画にほれぼれ。
今月は『生き物』です。
生き物はもちろん絵のタッチもそれぞれ。
SOU・SOUではあまりみることの無いものも多く毎日楽しめます。
こちらは足袋屋。
地下足袋と共にどこかの道端のように並ぶ猫の原画たちです。
なんとなくSOU・SOUが生き物だらけ。。
そんな中図らずも京都市動物園に行きました。行ってびっくりリニューアルしたて。
SOU・SOUの定番アイテム『むささび』
残念ながら会えず。。
今年の干支だった羊。
とくれば
来年の干支『申』
脇阪さんのように色々描ければ楽しいなあ。
とふと思います。
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU KYOTO 青山店より】2152:初来店、初傾衣”
初来店で上から下まで合わせて下さいました
Funachael 様です。
Funachael 様
■166cm
■阿弥風靡上/影 濡羽色 Lサイズ
■袷天竺中綿衿巻ジバン/濃灰(こいはい) Mサイズ
■毛麻綿手柄寛衣下/濡羽色(ぬればいろ) Mサイズ
■貼付つっかけ足袋/さしこ 生成(きなり) Mサイズ
初めての1セットとの事で落ち着いた柄と無地の組み合わせで
シックに合わせられました。無地であれば柄物との組み合わせも楽しんで頂けます。
次回は是非、ガツンと傾いた柄にも挑戦して下さいませ。
またのご来店お待ちしております。