一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“防災ラジオ”
こんなラジオができました。
これは主に防災用のFMラジオです。
地域のコミュニティラジオ局とその他4つのラジオ局のみ。
何かあったときにラジオ局からの信号で自動的に電源がオンになり、
緊急情報が流れるという仕組みです。
京都にあるラジオカフェの局長 時岡くん。
「このラジオにSOU・SOUのデザインを入れてくれー」
と言ってきました。
そして彼は最近入籍されたそう。
オメデトウございます!
このラジオは11月から発売されるとのこと。
詳しくはコチラで紹介されると思います。
よろしければいかがですか。
それでは、また明日。
-------------------------------------------
店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「防災ラジオ」
-------------------------------------------
SOU・SOUへの道 / SOU・SOUを始めるきっかけ
“第四十話/SOU・SOU作務衣”
SOU・SOU足袋、SOU・SOU伊勢木綿、SOU・SOUしつらいを作った時、どさくさでSOU・SOU作務衣というお店を作った。
(SOU・SOU作務衣店頭写真)
どさくさというのは、本当は当時やっていたSOU・SOUとは別のセレクトショップ(洋服)の改装を予定していたのだが中止し、そこを急遽SOU・SOUに変更したからだ。
僕は、きっとこのジャンルのセレクトショップに将来性は無いだろうと感じていた。
それをスタッフに相談したところ、「実は僕もこの先の事を考えたらこの店もSOU・SOUにした方が良いのではと思います...」と言った。図面着手ギリギリのタイミングだった。
そのスタッフはスケーターでジーンズを”ケツ出し”ではく様なタイプだったので、僕が力を注いでいたSOU・SOU事業部についてはほぼ興味が無かったと思うが、それでもその様に感じていたのだ。おかげで絶妙のタイミングでセレクトショップを閉めてSOU・SOU作務衣というお店を作る事が出来た。
この店はSOU・SOUの衣類部門(男性用・女性用共に)にした。
セレクトショップにいた半ケツスタッフと当時SOU・SOU足袋店に勤務していた石田明日香(現 着衣店長)をこの店に配属させた。
本当は「着るもの」を取り扱うならば”SOU・SOU着物”という店名にすればいいのだが、着物というとどうしても堅苦しいイメージなので、SOU・SOU作務衣という店名にした。
作務衣は普通の人に馴染みは無いが要するにワークウェアだ。
セレクトショップからスライドさせた半ケツスタッフもいるから、日本のワークウェアである作務衣をファッションとして提案するお店がいいんじゃないかと思ったのだ。
そんな店どこにも無いことだし。。
また、このお店には次の様な架空のストーリー設定をしていた。
「京都のある老舗呉服屋にお洒落好きの息子がいた。彼は『着物には興味ない!家業なんか継ぎたくない!』と言って、大学卒業後とりあえず憧れのアメリカに渡った。
しかし図らずもそのアメリカで日本の素晴しさ、着物の美しさ、家業の凄さに気づく事になる。
そして数年たって帰国後その息子は家業を継ぐことを決心した。しかしそのまま継ぐのではなく、新業態として作務衣とカジュアルウェアをミックスさせた新しいスタイルを提案するショップをオープンさせることにした。彼は『家業の着物屋は素晴しいものを扱ってるが今のままではこの先だめになる。和装に目を向ける若者達をもっともっと増やさなければいけない、その為には着物をもっと自由に楽しめるものにしなければいけない。』という思いでその店を立ち上げたのだった。」
こんなイメージでSOU・SOU作務衣というお店をつくった。
オープン当初はオリジナル作務衣の他、仕入れ物の浴衣やストリートカジュアルブランドのミックスで構成した。
下駄と一緒にアディダスなんかも並んでいた。
着物屋色が強くなってしまって一般の人が入店を拒絶しないよう特に配慮した。
スタート時は色んなものを仕入れたりミックスしながら品揃えしたが(そうするしかなかったのだが)、近い将来は全てSOU・SOUオリジナルのラインナップに出来ればな...と思っていた。
この店が後のSOU・SOU傾衣になる。
(次回に続く)
・第二話/東京への憧れ(2015-01-11)
・第三話/決意表明(2015-01-018)
・第四話/寮生活スタート(2015-01-25)
・第五話/学生生活の事(2015-02-01)
・第六話/学校の課題(2015-02-08)
・第七話/学生生活の事 その2(2015-02-15)
・第八話/寮生活のあれこれ(2015-02-22)
・第九話/学校の課題 その2(2015-03-01)
・第十話/社会人の思い出 その1(2015-03-08)
・第十一話/ビンテージブーム到来(2015-03-15)
・第十二話/「本物」を求め(2015-03-22)
・第十三話/そしてNYへ(2015-03-29)
・第十四話/NYの生活(2015-04-05)
・第十五話/懐かしの場所(2015-04-12)
・第十六話/帰国(2015-04-26)
・第十七話/買い付けの思い出(2015-05-03)
・第十八話/時流(2015-05-16)
・第十九話/辻村さんとの出逢い(2015-05-24)
・第二十話/テキスタイルデザイナー 脇阪 克二(2015-05-31)
・第二十一話/構想と試作(2015-06-14)
・第二十二話/前身の紆余曲折(2015-06-21)
・第二十三話/オファー(2015-06-28)
・第二十四話/人事(2015-07-5)
・第二十五話/SOU・SOU(2015-07-12)
・第二十六話/東京店オープンとその後(2015-07-19)
・第二十七話/地下足袋(2015-07-26)
・第二十八話/SOU・SOU足袋の誕生(2015-08-02)
・第二十九話/高砂産業(2015-08-13)
・第三十話/手縫い地下足袋(2015-08-16)
・第三十一話/東京店の奇跡(2015-08-23)
・第三十ニ話/俵屋の奇跡(2015-08-30)
・第三十三話/SOU・SOU足袋 EXHIBITION(2015-09-06)
・第三十四話/日本文化としての評価(2015-09-13)
・第三十五話/日進ゴム(2015-09-20)
・第三十六話/洋から和へ(2015-09-27)
・第三十七話/伊勢木綿(2015-10-04)
・第三十八話/リニューアル(2015-10-11)
・第三十九話/SOU・SOUのスタッフ(2015-10-18)
・第四十話/SOU・SOU作務衣(2015-10-25)
・第四十一話/le coq sportif(2015-11-01)
・第四十ニ話/お隣さんの閉店(2015-11-08)
・第四十三話/わらべぎオープン(2015-11-15)
・第四十四話/不思議な縁の女の子(2015-11-22)
・第四十五話/繋がるご縁(2015-11-29)
・第四十六話/堀淵さん(2015-12-06)
・第四十七話/裏寺町通(2015-12-13)
・第四十八話/SOU・SOU布袋(2015-12-20)
・第四十九話/東京店から青山店へ(2015-12-27)
・第五十話/10th anniversary SOU・SOUブランドムック(2016-01-03)
・第五十一話/伝統の続きをデザインするSOU・SOUの仕事(2016-01-10)
・第五十ニ話/完成間近(2016-01-17)
・第五十三話/ユニクロ(2016-01-24)
・第五十四話/ユニクロ②(2016-01-31)
・第五十五話/ようやく完成(2016-02-07)
・第五十六話/和菓子になったテキスタイルデザイン(2016-02-14)
・第五十七話/京旬菓(きょうじゅんか)(2016-02-21)
・第五十八話/布袋の移転&染めおりOPEN(2016-03-06)
・第五十九話/SOU・SOU在釜(2016-03-20)
・第六十話/SOU・SOU×ワコール(2016-04-17)
・第六十一話/キーヤン(2016-05-08)
・第六十ニ話/田端しぼり(2016-06-12)
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“すきな色、すきな柄で。/新見 奈々”
みどり色が好きです。
気付くと緑がこんなに…。好きなものは自然と集まり、特に植物モチーフのテキスタイルは癒されます。
中でも、好きなテキスタイルは「花市松」。
今回は染めおりにて計り売りをしている帆布生地で鞄を作ってみました。
こんな感じに完成しました。A4がすっぽりと入るサイズです。
8号帆布は厚さがある生地ですがミシンで縫うことが出来ます。
我が家のミシンは二枚重ねは縫えましたが、三枚重ねからは縫えなくなりました。
(ミシンの機種にも依りけりかもしれませんが…)
ちょっと歪な仕上がりになっても、そこは手作りならでは。ご愛嬌ということで!
これから更に深まる秋。
お気に入りのSOU・SOUテキスタイルでお裁縫を楽しんでみてはいかかでしょうか。
今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“特別編:霜月の足袋下”
11月の足袋下は『きのこ』です。
小さい頃は苦手だったきのこ、気が付けば今は好物に…
サッと炙って、ポン酢で頂きます。
食物繊維が豊富で低カロリー!ダイエットにも最適!
そんなきのこ達のポップな図案です!
今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“特別編:霜月のお干菓子セット”
在釜からご紹介するのは霜月のお干菓子セットです
『秋の実りの代表、栗。ころんとした愛らしい形です。
背景は橙と緑の金平糖、栗と数字は和三盆糖で出来ています』
行楽の秋、食欲の秋ですね
お出かけや、お土産のお供に手のひらサイズの可愛いお干菓子、
おひとついかがでしょうか。
今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“特別編:霜月の手ぬぐい『きのこ』”
11月の手ぬぐいは『きのこ』です。
最近はかわいらしい形からアートとしても人気急上昇中のきのこ。
柔らかなタッチと優しい色合いに、ほんわかとした気持ちになります。
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
““【SOU・SOU KYOTO 青山店より】2104:傾きの王道””
いつも完璧な傾きっぷりの鈴木様。
秋冬の新作を選びにお越しくださいました。
柄を表にガツッとスタイル。
無地を表にシックなスタイル。
■衿巻ジバン/時代 Lサイズ 7,992円(税込)
■モスリン手柄寛衣下/濃灰 Lサイズ 16,092円(税込)
■モスリンもじり袖袷/濡羽色×紗綾形 Lサイズ 41,040(税込)(近日net shop掲載予定)
モスリンが着やすい気候になってきましたので、着回しが楽しくなってきました。
夏が終わっても、冬の傾衣は熱いです。
鈴木様、今後もより一層傾いて下さいませ
こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。
わー!懐かしく想い出深い作務衣店の写真。また見ることができてうれしいです。
当時、半ケツスタッフの彼が着こなす作務衣もとてもよかったです。辞められたのが残念でしたが。
一顧客としても当時何かの流れを感じていたことを思い出します。。
そして、この写真の壁に飾られている服、まだ健在です。
井川さん@岐阜様
コメント有難う御座います。
この頃は全てが激動でした。半ケツも元気かな。。