一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“ホテルオークラ”
東京出張やったのでホテルオークラに一泊しました。
取り壊し前に一度来ておきたかったのです。
ロビー。
レトロな世界時計。
モダンデザインのエレベーターの扉。
ショップもこぢんまりしていてセンスがある。
HIBIYA KADAN。
NEWS STAND。
今見てもカッコイイですけど当時はめっちゃモダンやったのでしょう。
西洋風の帝国ホテルに対抗した日本のデザインホテルとして建てられたと聞きました。
できればこのまま残ったらいいのにと僕も思います。
仕方ないのでしょうけど・・・
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「ホテルオークラ」
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SOU・SOUへの道 / SOU・SOUを始めるきっかけ
“第二十三話/オファー”
teems design + moonbalanceのショップは、なかなか入りづらいお店だった。
1Fがコムデギャルソンで、ビルのファサードは真っ黒。その横の細い階段を上ってまず2Fへ行き、そこからエレベーターで3Fに行く。そしてエレベーターのドアが開いたら、そこがショップだった。
(店舗が入っていたビル。Googleストリートビューより)
ショップに来る人は、すごく緊張していたと思う。デパート以外で、エレベーターが開いたらすぐお店というのは僕でも緊張する。どんな店かわからないから。
一応ビルの外には小さなサインがあるが、それを見逃す人も多かった。「こんな分かりづらくて営業する気あんの?」というマダムもいた。
あまりにもそういう類の声が多いので、ビルの外にフラッグでも付けたいと言ったら、ギャルソン側からNGが出たので諦めた。
そうこうしてたらある時、ヴィーナスフォートにあるカフェ「オゼン・マリアージュ」の社長が、4Fの辻村さんの事務所帰りにショップに立ち寄られた。
店内をいろいろ見て大変気に入って下さったようで、東京に戻ってすぐにヴィーナスフォートのエライさんに紹介しておられた。
その後すぐにヴィーナスフォートのエライさんが来られて、やはりお店を気に入って頂いたようで、後日出店のオファーを頂いた。
しかし、僕はその時は出展を断った。東京に約8年住んでいたが、お台場なんて行ったことがなかった。
そしてヴィーナスフォートは、すごく作りこまれた(中世ヨーロッパの町並みをイメージ)商業施設だったので、初めて伺った時ちょっと引いてしまった。
(ヴィーナスフォート内観。Googleストリートビューより)
また、東京に店を出したらいそがしくなり過ぎてしまうのではないかと、今では絶対考えないようなことも当時は思っていた。
10年前は子供だったのだ。
しかしながら、その半年後にはヴィーナスフォートに出店する決心をすることになる。
(次回に続く)
・第二話/東京への憧れ(2015-01-11)
・第三話/決意表明(2015-01-018)
・第四話/寮生活スタート(2015-01-25)
・第五話/学生生活の事(2015-02-01)
・第六話/学校の課題(2015-02-08)
・第七話/学生生活の事 その2(2015-02-15)
・第八話/寮生活のあれこれ(2015-02-22)
・第九話/学校の課題 その2(2015-03-01)
・第十話/社会人の思い出 その1(2015-03-08)
・第十一話/ビンテージブーム到来(2015-03-15)
・第十二話/「本物」を求め(2015-03-22)
・第十三話/そしてNYへ(2015-03-29)
・第十四話/NYの生活(2015-04-05)
・第十五話/懐かしの場所(2015-04-12)
・第十六話/帰国(2015-04-26)
・第十七話/買い付けの思い出(2015-05-03)
・第十八話/時流(2015-05-16)
・第十九話/辻村さんとの出逢い(2015-05-24)
・第二十話/テキスタイルデザイナー 脇阪 克二(2015-05-31)
・第二十一話/構想と試作(2015-06-14)
・第二十二話/前身の紆余曲折(2015-06-21)
・第二十三話/オファー(2015-06-28)
・第二十四話/人事(2015-07-5)
・第二十五話/SOU・SOU(2015-07-12)
・第二十六話/東京店オープンとその後(2015-07-19)
・第二十七話/地下足袋(2015-07-26)
・第二十八話/SOU・SOU足袋の誕生(2015-08-02)
・第二十九話/高砂産業(2015-08-13)
・第三十話/手縫い地下足袋(2015-08-16)
・第三十一話/東京店の奇跡(2015-08-23)
・第三十ニ話/俵屋の奇跡(2015-08-30)
・第三十三話/SOU・SOU足袋 EXHIBITION(2015-09-06)
・第三十四話/日本文化としての評価(2015-09-13)
・第三十五話/日進ゴム(2015-09-20)
・第三十六話/洋から和へ(2015-09-27)
・第三十七話/伊勢木綿(2015-10-04)
・第三十八話/リニューアル(2015-10-11)
・第三十九話/SOU・SOUのスタッフ(2015-10-18)
・第四十話/SOU・SOU作務衣(2015-10-25)
・第四十一話/le coq sportif(2015-11-01)
・第四十ニ話/お隣さんの閉店(2015-11-08)
・第四十三話/わらべぎオープン(2015-11-15)
・第四十四話/不思議な縁の女の子(2015-11-22)
・第四十五話/繋がるご縁(2015-11-29)
・第四十六話/堀淵さん(2015-12-06)
・第四十七話/裏寺町通(2015-12-13)
・第四十八話/SOU・SOU布袋(2015-12-20)
・第四十九話/東京店から青山店へ(2015-12-27)
・第五十話/10th anniversary SOU・SOUブランドムック(2016-01-03)
・第五十一話/伝統の続きをデザインするSOU・SOUの仕事(2016-01-10)
・第五十ニ話/完成間近(2016-01-17)
・第五十三話/ユニクロ(2016-01-24)
・第五十四話/ユニクロ②(2016-01-31)
・第五十五話/ようやく完成(2016-02-07)
・第五十六話/和菓子になったテキスタイルデザイン(2016-02-14)
・第五十七話/京旬菓(きょうじゅんか)(2016-02-21)
・第五十八話/布袋の移転&染めおりOPEN(2016-03-06)
・第五十九話/SOU・SOU在釜(2016-03-20)
・第六十話/SOU・SOU×ワコール(2016-04-17)
・第六十一話/キーヤン(2016-05-08)
・第六十ニ話/田端しぼり(2016-06-12)
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“正直に申しますと、、/荒木 正子”
入社当時、SOU・SOUのテキスタイルデザインに、興味がございませんでした。
そちらよりも、生地においては伊勢木綿の織物、張正さんの絞りにわくわくを感じていました。
今も大好きです。
そしてある日、「かきつばた」にとても惹かれたのを皮切りに、
ありとあらゆる模様が、身近に押し寄せてくるように、
わくわくするようになりました。
それから衝撃の
「少女」(平成24年)の登場。
SOU・SOUの名物裂 -テキスタイルデザイン手帖-
によりますと、春だそうです。
がま口、風呂敷、おむすび巾着、えんゆう履き、等、
いつの間にか、春で満ちあふれました。
さらには、数日前、
以前、限定販売していたテキスタイル計り売り21番手平織・少女を
ミシンで縫って、
世界一だいすきな割烹着がうまれました。
大・満・足!
一生大好きです。
みなさまにとっても、すてきなすてきな、
出逢いがSOU・SOUでございますように!
ご来店お待ち申し上げます!
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今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU KYOTO 青山店より】2002:傾衣も着衣も!”
本日のお客様は笹本秀樹様です。
普段は傾衣もお召しになるのですが、この日はきさらぎに富士を合わせて、
着衣アイテムでコーディネートして下さいました。
■身長:168cm
■麻 きさらぎ/すずしろ Fサイズ ¥8,500(+税)
■高島縮 抜衿ジバン/黄金色(こがねいろ)Lサイズ ¥4,000(+税)
■福しま絞り 伊勢木綿20/20 麻混 富士/あぶく Mサイズ ¥16,800(+税)
■みかも 焼下駄/右近
きさらぎは大きさもゆったりとしているので男性でも充分着て頂けます。
一枚羽織ると和装の雰囲気がぐっと出るのも良いですね!
笹本様、先日はご来店ありがとうございます。
浴衣姿も楽しみしております!
1つのフロアに着衣・傾衣・わらべぎとSOU・SOU衣類を幅広くご覧頂けるのが青山店の特徴でもあります。
男女問わず、また、お子様との「お揃い」などもご検討して頂きやすいので、ぜひゆっくりご覧頂ければ嬉しいです。
皆様のご来店をお待ちしております!
(大澤)
荒木様
ご無沙汰しております。北海道はとても寒いですが、京都はいかがでしょうか?
割烹着かわいいですね(≧∇≦)
今年は京都へ行けないようですが…叔母からハガキの内容を聞きました。お会いしたかったです…(T ^ T)
米晴様
コメントありがとうございます。
さすが北海道、まだ寒いのですね!
京都は、日に日に日差しが真夏に近づこうとしているのを感じます。
米晴さまの、もったいないお気持ちとお言葉、本当にありがとうございます。できれば私もお会いしてご挨拶させていただきたいです。
京都から米晴様の元気に健康を願って、これからもSOU・SOUを何卒よろしくお願いいたします!!