一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“テキスタイル予約企画”
SOU・SOUと言えばテキスタイルデザイン。
世界で活躍したテキスタイルデザイナー、脇阪克二(ハッサンはワッキーと呼ぶ)が京都南禅寺のアトリエで生み出す図案は、“JAPANESE POP TEXTILE DESIGN”と呼ばれています。
そして、新カテゴリー「染めおり」がお届けするテキスタイル予約が今年も始まりました。
今回発売するテキスタイルは、全て京都でハンドプリントしています。
(SOU・SOUのオリジナルプリントは<コラボレーションを除く>、全てそうなんですが。。。)
座布団、カーテン、クッション座椅子も全て京都 大東寝具製。
ちなみに大東さんは、NEW SHOP「ねむりの蔵」をOPENされました。さすがです。
これでますます大東ファンが増えることでしょう。
そろそろ新生活をスタートする方もおられる季節。
ポップなテキスタイルデザインで、暮らしにちょっとした彩りを加えてみてはいかがでしょうか。
今なら特典10%OFF付きです。
それでは、また明日。
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“水曜は稽古に行っ茶うよ!/中岡 正希”
お茶の稽古前には何故か行っ茶うスシロー。
つまんだ後はいざ稽古、
憧れの広い庭と立派な茶室。
縁側にて月を見ながら、ぬた和えを肴に晩酌したい、
と良く思っています。
そしてこの日は初の立礼。
茶碗は幸之助さんの。
更に来月の先生の茶会に向けて釣釜も。
最初は右も左もわからぬままに始めた茶の湯、
今では上も下もある事がわかり、余計にわからなくなる気も、、、
お茶と言えばSOU・SOUでも新たな動きが。
楽しみ楽しみ。
本間と古川の染織倶楽部 /
“第二十四話『板締め雪花絞り』について”
SOU・SOUで扱っている手ぬぐいの技法は「手捺染」と「絞り染め」に大別されます。
絞り染めとは布の一部を縛ることで、染料が染み込まないように生地に圧力をかけ
模様を作る染色技法でございます。
ひとくちに「絞り」といってもその技法は多岐に渡ります。
今回の染織倶楽部では絞り技法のひとつ、「板締め雪花絞り」についてお話いたします。
雪花絞りとは有松を中心に栄えた「板締め」技法の模様のひとつでございます。
畳んだ生地を板で両面を挟み締め、折り目や端を染料に浸して染めます。
たたみ方や色の付け方で多様なバリエーションが表現できるところが
特徴でございます。
布を開いたときにぱっと柄が花開く板締め雪花絞り。
開くまでどんな柄になるのかわからないのも、この技法の醍醐味です。
板締め雪花絞りといえば、女優の檀れいさんが金麦のCMで着用されたことで一気に注目を浴びましたね。
SOU・SOUでも、毎年雪花の浴衣を展開しております。
板締め雪花絞りは日本人女性の魅力をより引き出す柄ですね。
今年の浴衣にも、乞うご期待でございます!
板締め雪花絞りと言えば、有松の巨匠張正さん。
■左上:SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/張正 麻の葉1
■右上:SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/張正 麻の葉2
■左下:SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/張正 雪花3 緑
■右下:SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/張正 雪花2 緑
京都のルーキー・田端さん。
■たばた絞り 風呂敷/たばた雪花 瑠璃茉莉(るりまつり)
■右:SOU・SOU×たばた絞 手ぬぐい/たばた雪花 孔雀草
■左:SOU・SOU×たばた絞 手ぬぐい/たばた雪花 白虎
ころんとしたお花が可愛らしい京都 福島さんの雪花。
■SOU・SOU×福しま絞り 手ぬぐい/京雪花(きょうせっか) つらら
■SOU・SOU×福しま絞り 手ぬぐい/京雪花 柘榴(きょうせっか ざくろ)
重鎮揃いでございます。
最近では名古屋の新星・まり木綿も色鮮やかでポップな絞り染めを展開中。
■まり木綿netshop
名古屋芸大では、毎年若林が板締めの授業をしております。
学生さんの若い感性は、無限大ですね!
職人さんによって、まったく違う表情を見せる板締め雪花絞り。
まだまだ新たな可能性を秘めている技法でございます。
今後も発展が楽しみです。
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOU傾衣より】1524:妖艶傾衣”
今日の傾き者は、妖艶な女性です。
お着物+鴉 もじり袖袷と言う達人級の着こなし。
参りました!
「モノホン」の花魁の着付け師さんのお仕事、
格好よすぎでございます。
YSK