一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“もじりは大人の男服”
とある場所での辻村夫妻
古い町屋の中で、もじりと眼鏡が文豪感を醸し出す。
眼鏡は辻村さんがデザインしたものらしい。
歳を重ねた男に、もじり袖はよく似合う。
そう言えば先日テレビを観ていたら、大御所 仲代達也氏も
もじり袖短衣を着ておられた。
80歳でもよく似合う。
やはり歳を重ねた男に、もじり袖はよく似合う。
パパやおじいさんにもじり袖のプレゼントはいかがでしょうか。
写真は、正月にお客様にふるまう予定の佐々木酒造キーヤンラベルの日本酒。
それでは、また明日。
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“アートを通じて出来る事/山本 陽平”
観てきました。
「アイ・ウェイウェイは謝らない」
現代美術家 Ai Wei Wei のドキュメンタリー映画です。
彼の作品で世界的に有名なのは、
作成に監修した北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」
他には、漢時代のとても貴重な壺を壊すことで
伝統や慣習、古い価値観を壊し
新しい時代・価値観・目を向けるべき方向を提示した作品などがあります。
彼は2008年の四川大地震以降、中国政府の影の部分を露わにしようと
ネットを通じて政治活動(のようなもの)を行い続けており
影響力があるために2011年拘束され、後に24時間の監視体制に入ります。
それでもTwitterで毎日更新をし、世界に情報を発信し続けます。
「僕は永遠に楽観主義だ。
楽観的というのは、人生にわくわくしているかどうか、
あるいは好奇心が旺盛かどうか、
可能性を信じているかどうかだ」
中国政府に24時間監視されている状況でも、常に前を向いて真実を投げ掛けようとする。
この映画の中でとても心に響いた一文です。
革命家のように見えるけれど、
多分本人はただアーティストとして世の中に疑問を投げ掛けているだけなのではと感じました。
しかしそれこそが世界を動かす力になっている気がします。
中国の情勢が垣間見える作品。
とても素晴らしい映画でした。
是非おすすめです。
*果たして中国では観れるのでしょうか・・・
私の好きな一冊 /
“その二十八 Untitled #1/山本 陽平”
私の尊敬するエディターの方が作られた1冊
この本を見ると
「現状で満足するな」
「まだまだ上はある」
という気持ちに振り返れます。
今日のお客様 / SOU・SOU各店にご来店頂いているお客様の紹介
“【SOU・SOUわらべぎより】1464:父娘でおそろい”
今日のお客さまは小学校2年生の紬季(つむぎ)ちゃんです。
きりっとした美人の紬季ちゃん。
■ボアぼうし/まっくろ×けんらん (7歳 125cm Lサイズ着用)
■わた入りちゃんちゃんこ/はながさねしょう (Lサイズ)
■ボアえりまきちがいそで/しらちゃ×こんいろ (Lサイズ)
■らしゃひろなりもんぺ/あかいろ (Lサイズ)
■こども地下足袋/ハリスツイードあか
ボア、らしゃ、わた入りのあたたかコーディネートです。
いつも傾衣姿がカッコいいお父さまと一緒に。
ボアえりまきちがいそではお父さまとお揃いです。
紬季ちゃん、お父さんと一緒にまた遊びに来てくださいね!
一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“クーポン券”
ご好評頂いております若林本
初刷に付いていましたクーポン券の使用期限があと5日に迫っております。
ご使用を予定されている方がおられましたらお急ぎくださいませ。
実店舗、ネットショップ共に31日(火)18時までの営業でございます。
昨日まで臨時で働いてくれていた定(あだ名はチョデ)、ごくろうさん。
懐かしい顔にお客様も喜んでおられたと思う。
結婚して遠くに行ったスタッフも、またこうやって手伝ってくれるのはとても嬉しくありがたい。
(ダンナさんには申し訳ないですけど・・・)
また機会があれば、よろしく頼みます。
写真はアッスーの飲み物が来てないのにソッコーでビールを飲み始めるチョデと荒木。
おーいしーーー!!と荒木、呆れるアッスー。
最後に1つお知らせを。
28(土)12:00-13:30放送の「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系列)でSOU・SOU足袋が
紹介される予定です。
取材当日、久本雅美さん、いとうあさこさん、片岡愛之助さん、山田涼介さんがご来店され、
店内にぎやかな雰囲気で撮影して頂きました。
残念ながら関西地方では放送されないそうなのですが、視聴できる地域にお住まいの方、
よろしければご笑覧下さい。
そろそろ今年も終わりですね。
それでは、また明日。
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“近江神宮とかるた/山本 真弓”
もうすぐ新年・午年。
年が明けると初詣。
大津で初詣の人出が多い社寺のひとつに近江神宮があります。
長い階段の先にある真っ赤な楼門は絵になります。
こちらは先月中頃の様子。少し紅葉していて、グラデーションがキレイでした。
昭和15年創建と新しい神社ですが、667年にこの地に大津京を築いた天智天皇を祭神としています。
百人一首かるたの巻頭歌が天智天皇であることから、競技かるたの日本一を決める大会もわれていて、
近年では人気漫画の影響もあって“かるたの聖地”とされ、注目されています!
野球で言う甲子園球場のようなものですね。
高校生の大会のみならず、真の日本一を決める「かるた名人位・クイーン位決定戦」も年明けに行われます。
(平成26年1月11日(土) 10:30?競技開始)
会場の近江勧学館では一般観覧も可能(今回は事前申込制・受付終了)で、熱戦を間近で見ることができます。
一度観覧したことがありますが、お正月に家族とわいわいやるような百人一首や坊主めくりのイメージとは全く違う、
緊迫した激しい戦いでした!
袴姿に畳の上で行われる競技、お正月らしい華やかさもあります。
会場の入り口では、こんなキャラクターも出迎えてくれます♪
※この写真は石山寺のもの
大津市観光キャラクターの「おおつ光ルくん」です。
地味ながらも、地道に大津のPRがんばっています!
また、境内にある蕎麦屋「善庵」では、十割蕎麦、そばがき善哉がいただけます。
どちらも美味ですので、お越しの際はぜひお立ち寄りください。
袴レンタルもできるので、漫画の聖地巡りと思われる若者達が、袴姿で嬉しそうに境内を歩いていました。
こういったきっかけでも、和装へ親しむ人が増えると良いですね。
境内は木々が多く、流鏑馬神事も行われる長い参道は、歩いていくとどんどんと神聖な気持ちになれます。
私の好きな一冊 /
“その二十七 カードは手作りが楽しい!/山本 真弓”
ある日ふと、目に留まった一冊。
ありがとうの気持ちを伝える、楽しいカードの作り方がたくさん紹介されています。
もともと手紙を書くのは好きなのですが、
手紙となると時間もかかるし気合いを入れて構えてしまいがち。
もっと気軽に、すぐに、楽しんで伝えられる方法があると気づかされました。
キレイな包装紙やリボンなどを捨てられない私にはぴったりの、目からウロコのアイディアがいっぱい!
子どもの頃のように、切り貼り、お絵かき気分でカードを作りたくなります。
今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“四角衣・長方形衣/編み 四角衣・長方形衣”
今週のおすすめは『四角衣・長方形衣/編み 四角衣・長方形衣』です。
【四角衣・長方形衣】
着衣ではおなじみの四角衣・長方形衣に
オリジナルラバープリントを施しました。
美しく、独特な雰囲気を醸し出します。
ポケットの中はフリース仕様です。
手を入れると包み込まれるような温かさを感じて頂けます。
柄はそれぞれ2種類
●野の花と余白
●菊づくしと余白
また、店舗限定でそれぞれ総柄のタイプもございますので、
宜しければ是非SOU・SOU着衣および
SOU・SOU KYOTO青山店にご来店の上ご覧下さい。
【編み 四角衣・長方形衣】
こちらはざっくりと編んだアンゴラ混のウール地を使用しております。
前記の四角衣・長方形衣よりも落ち感が出るのが特徴です。
四角衣はこちらの2色
●生白 ●濡羽色
長方形衣はこちらの2色
●駱駝色 ●濡羽色
温か素材で普段着使いもしやすいこちらの四角衣・長方形衣、
是非お試し下さいませ。
今週の人気ランキング
▼足袋下
▼着衣
▼傾衣
- コメント
-
福田さん
先日は接客していただきありがとうございました。
祖母へのプレゼントの、ツイードのきさらぎを、さっそく郵送しましたが、とても喜んでもらえたみたいです。妹としていたテレビ電話に、きさらぎを着てうれしそうな祖母がひょこっと登場しました。笑
どんな世代でも着こなせるSOU・SOUってすてきだなあ、ととてもうれしくなりました。
来年もどうぞよろしくお願いします♪
ふる様
コメント頂き有難うございます。
お婆様、早速着てくださったのですね!
そして、お喜びいただけたようで私も嬉しいです!!ひょこっと登場されたお姿、私も拝見したかったです(笑)
老若男女問わず、皆様にSOU・SOUがより広まっていけばいいなと思います。
こちらこそ、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい。
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お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ
“年末年始の営業について”
京都各店・青山店 |
12月31日(火) 18時まで営業 1月1日(水)、2日(木) 休み |
netshop |
12月26日(木) オーダー分まで年内発送(※受注生産などの一部商品を除く) 受注生産の商品は年末年始工場が休みの為、 通常納期より1〜2週間程多く頂きます。予めご了承ください。 12月28日(土)〜1月6日(木) お問い合わせ休み 12月28日(土)〜1月2日(木) 発送休み 3日(金)より順次商品発送開始させて頂きます。 |
一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“ぼう年会<青山スタッフ編>”
SOU・SOU KYOTO 青山店のメンバーとうかがったのは
銀座よねむら 僕は連チャンです。
ようこそ、銀座よねむらへ。若林さん、また来たん?
ともあれ乾杯!
料理
うまかった。
斎藤は酔っ払ってました。
米村さんは
やっぱりスマホにムチューでした。
あっ
またいらん事書くやろー
僕は先の割れたやつはキライやでー
パノラマモードでシェー。キーヤンの絵に馴染んでます。
米村さんが「SOU・SOUキライやー」と言うと、世界的にいい宣伝になるのでありがたいです。
来年もSOU・SOU嫌いでいてくださいませ。
ごちそうさまでした。
それでは、また明日。
今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“特別編:睦月の手ぬぐい『大寒』”
1月の手ぬぐいは『大寒(だいかん)』です。
「大寒」とは1年の中で最も冷え込む時期ですが、厳しい冬を過ぎれば「立春」、
暖かい春の訪れはすぐそこです。
冬らしい色合いが目を惹く1枚です。
- コメント
-
これは特に素晴らしい。
配色で寒さを表してあってデザインもシンプルできれいですね。
横尾忠則のポスターの旭のようなデザインがこのようにきれいになる脇阪さんのセンスに脱帽です。
島津様
コメントいただき、ありがとうございます。
冬の朝の空気を感じさせるような配色ですね。
色で季節を感じることも、日本人ならではの感覚ではないかと思います。
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今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“特別編:『睦月のお干菓子セット』”
しつらいからご紹介するのは睦月のお干菓子セットです
「お正月らしく、紅白でおめでたい雰囲気を表現しました。
背景は紅白の金平糖、数字は和三盆、絵馬の巳は寒氷(寒天とグラニュー糖)、
そして紅白の椿は琥珀(寒天とザラメ糖で作ったお干菓子)で出来ています。」
新年のご挨拶として、帰省の手土産として、もちろん
ご自分用にも。おひとついかがでしょうか。
今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“特別編:睦月のTEXTILE SCREEN(テキスタイルスクリーン)”
1月(睦月)のTEXTILE SCREENは 『大寒(だいかん)』『寒椿(かんつばき)』『餅花(もちばな)』です。
TEXTILE SCREENの販売ページはこちら。
>> 大寒(だいかん)
>> 寒椿(かんつばき)
>> 餅花(もちばな)
いよいよ年の瀬。一週間後にはもう新年!
初日の出のような、そんなテキスタイルスクリーンが出来ました。
季節の移り変わりに合わせて、お使いのパソコンやスマートフォンの壁紙を着飾ってみてはいかがでしょうか。
来年もテキスタイルスクリーンをどうぞ宜しくお願い致します!
和菓子になったテキスタイルデザイン / 過去の作品紹介
“平成二十四年 師走/山茶花”
平成23年からは『京菓子老舗 亀屋良長』さんとのコラボレート。『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子や製作工程をぜひご覧下さい。 (若林 剛之)
寒くなってきたなぁと思うころ
さざんかは咲き始める。
垣根などで見かけるので
注目されることの少ない花だが
それだけ日本の暮らしに
溶けこんでいるのだろう。
近づいてよく見ると華やかさには欠けるが
たたずまいのいい花だと思う。
(脇阪 克二)
師走のテキスタイルデザインは「山茶花」。
寒い冬空の下、パッと花開く様を大胆な色使いで表現しました。
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“師走な企画室/山本 聖美”
大好きな師走も終盤の先週末、
とっても晴れた昼下がりに
御所を右手に烏丸通をあがったところにある
虎屋菓寮でお菓子をいただきました。
かわいい 柚子の形のお菓子。「柚形」
ご一緒していただいたのは、いつもありがとうございます、企画室長 橋本さん。
私 : お抹茶美味しいです!!
ところで、今年もあと10日をきりましたね!
室長 : 今年は濃かったなぁー!
まず、ムック本やろぁ、若林さんの本の出版も今年やったし、、
私 : ほんまですねぇ
室長 : 青山店のオープンも今年やし、
企画室の改装もあったやん!
私 : 忘れてました!あれも、今年やったんですね!
室長 : そして、布袋も移転、染おりもオープン!
私 : おおおっ!
室長 : ほら、他にもさぁ。。。。
。。。。。
と、濃ゆいエピソードがでてきます。
本当に素敵な一年でした。
感謝の心を忘れず、来年を迎えたく存じます。
企画室
名前が1文字違いの やまもとまゆみさん 実は同じ高校の同級生
人生最大の大仕事が年明けにまっている下岡さん!(産休中)
愛娘の誕生や、色々プライベートもお忙しかった稲垣さん
今年もお世話になりっぱなしだった橋本さん
てきぱきと仕事をこなす山本くん
今年も一緒に笑いすぎて何度も死にかけた我らが荒武さん
お獅子に、三年連続カラメルグランプリ矢寺さん
今週末は大掃除です。
張り切って参りましょう!!笑
私の好きな一冊 /
“その二十六 日本女性服飾史 /山本 聖美”
『日本女性服飾史』です。
縄文時代から現代までの
日本女性の衣服の数々が写真つきで紹介されており、
とても興味深い一冊
若林さんよりおかりしまして、何度となく眺めております。
お借りした時、このぺージをさして若林さんが
「ヤマは最終これいっとかなあかんで」
と言われたのを記憶しております。
縄文ですか、、、
機会あれば是非でございます。
私もこの本もっています。
著者の井上さんとはカフェソングバードでご一緒になることも多く 井上さんのほうから声をかけていただき時々モーネの展覧会は見に行っています。
彼女の本今3冊持ってますがいつもいいアイデアいただいております。
最近は39レターを使っています。
脇阪さんの数字の数遊びの3と9を使って作ってますが好評です。
内容のいい本ですね。
モーネには彼女の本おいてあるので行ったら見てみてください。
私もこの本もっています。
SOU・SOUに惹かれる人は、同じ遺伝子持っているのかしら。メールがダメというわけではないんですけど、手紙や葉書も、やっぱりいいですよね。
島津 様
コメントありがとうございます。
井上さんともお知り合いなんですね!
私も何冊か持っておりますが、どれもおもしろい発想でハッとさせられます。
脇阪さんの39、いいアイディアですね〜。
最近はモーネに足を運べていないのですが、
また展覧会や寺子屋に行きたいなぁと思います。
はな さん
コメントありがとうございます。
共感していただけて嬉しいです。
メールにも良さがもちろんありますが、手のあとが感じられる手紙や葉書は、いただいた時の喜びが違いますよね。
自分もそんな風に贈れたらいいなぁと思います。