一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成25年10月09日 水曜日号

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“伊勢神宮 奉祝御遷宮メッセージ”

奉祝御遷宮メッセージの色紙を書かせていただいた。
20131007-shi01.JPG もし本当に20年後に行けるのであれば、全社員で参加できたらいいなと思う。
そしてこちらが展示してあるところの写真
20131007-shi02.JPG ご一緒したホリバさんより送っていただきました。
左下のSO-SU-Uは脇阪さん
20131007-shi03.JPG 僕のはこちら
20131007-shi04.JPG 右隣にはANAの社長が!
右上には赤福の会長、右下には元・西武百貨店社長の名前が。
すごいメンツの中に、僕のような若輩者の稚拙な筆跡があって、お恥ずかしいかぎり。
偉人ばかりと驚いていると、右端にチラッと見えるはるな愛の文字・・・
20131007-shiki00.jpg いろいろな人がメッセージを寄せられているんやなーと思いました。
どうでもいいけど、何が書いてあるかが気になったりもします。
それでは、また明日。


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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“デザイン”

ここ最近思う、少し堅い内容を書かせていただきます。
つまらないと感じられる方は、直ぐさまスクロールで下までGOしてください。
20131006-logodesigntips.gif デザイン(英語:design)
=ある対象について、良い構成を工夫すること。意匠(いしょう)
現在「デザイン」と呼ばれるものは、世の中に溢れかえっており
私は今、「正しい[デザイン]と呼ばれるものではないデザイン」が増えてきているのではと感じております。
そもそも「デザイン」とは
ある特定の人・モノ・空間をより良くするため、第3者に向けて提案されたもの。
(上記記載と同じ事ですね)
それに対して「アート」とは
作者個人の見解を表現しているもの、つまり自己の欲望を表現したもの。
であると思っております。
アートが社会と関わる(使用される)場合は単純明快で
作者の自己欲望の表現体を、第3者が自分なりに用途を選び出し使用される。
それに対してデザインを社会に出す場合、
デザイナーが「これはこうするものである」と決まりきった使用方法が決まっているものを
第3者が使用する。
という流れがあるかと思います。
絵画や建築、デザインと呼ばれるファッション、インテリアにしても
結果的に社会と関わりを持たないモノは自己欲望の吐き出しに終わってしまう。
第3者の手に渡り、それがその人のモノになって初めて
それに価値が見いだされるのではという考えを私は持っております。
(直接第3者の手に渡る・譲渡する以外にも、考え方・記憶でもそれはいえると思います)
その中でデザインは、「こうすれば良くなる(見える)」という提案をすべき所を
使用者に対して強制的な「こうしなければいけない」という所まで
決まりきってしまったモノは、もうデザインではないのではという気がしています。
意匠したとしても、その良い点というのは半永久的に続くものではなく、
使用者が変化したりすればそれはマイナスになる事だって起こりえます。
ファッションデザインというものに関しても、
考え方は様々ですが
「人を美しく・格好良く見せる」
「人という物体の新たな表現方法を提案する」
といった意味合いを持って作られるものであると思うのですが
今の流行は、およそ2年前に社会情勢や景気に左右された中で決定されている
最新ではない流行を、あたかも最新のように提案しているものになっています。
(今年は灰色生地が余っているから次は灰色を流行らそう。等です)
ファッションデザインにおいては、政治が大きく関わっているものなのです。
そのような下地のあるものをデザインと呼べるのか。
デザインではなく経済活動と呼ぶべきなのでは。。と考える事もありますが、
その下地を理解した上で、第3者を幸せにするモノ作りをし、
アート以上に人の心に残るデザインを表現出来る人が本当のデザイナーなのではないか。
とも感じます。
デザインは奥が深く、面白いです。
20131007-Alexander-Mcqueen2.jpg

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本間と古川の染織倶楽部 / 

“第十五話:『ウール』について”

秋冬になるとウール製品が多くなりますね。
染織倶楽部、第十五話は『ウール』についてご紹介致します。
ウールは羊だけではなく、動物の毛の総称として呼ばれています。
羊から刈り取った毛を羊毛。それ以外から刈り取った毛を獣毛(アンゴラ・
カシミヤなど)といって区分されます。
第十三話でご紹介したモスリンは上質なメリノウール100%です。
オーストラリア・メリノ
20131004-メリノ2.jpg ウールの表面には、スケール(髪の毛の場合キューティクルと呼ばれます)
と呼ばれるウロコ状のものが無数にあります。
このスケールと呼ばれるウロコは湿気を含むと開き、
乾燥してくるとウロコは閉じます。(髪の毛も同じです)
つまりスケールの開閉によって、衣服内の湿度を
コントロールしてくれる働きがあります。
スケール
20131004-wool-soku[1].jpg よくウール製品を洗うと縮んでしまうという事を聞いたことが
あるかもしれませんが、それはこのスケールが関係しています。
20131004-r171.jpg 水に濡れるとスケールが開き、もみ作業によってスケールが絡み合い収縮し、
硬くなります。これをフェルト化といいます。
洗濯機や乾燥機を使用して縮んでしまった経験のある方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
最近ではこのウロコを除去したり、樹脂でスケールが開かないように加工したもので、
水洗い可能なウォッシャブルウールとして売られている製品もございます。
(ただしスケールのもつ湿度コントロールは無くなります)
逆にフェルト化させたものを製品化したものも沢山あり、用途に寄って
使い分けられております。
SOU・SOUでもウォッシャブルウールの製品がございます。
■ウォッシャブルウール天竺 小袖莢
(現在店頭のみ販売。近日NETショップ掲載予定)
20131007-nandoiro.jpg スケールの開閉によって、衣服内の湿度をコントロールしてくれるウール。
実は秋冬だけではなく、夏にはサマーウールとしても人気があります。
毛の細さ(番手)や織り方、編み方次第では、
秋冬はもちろん、一年通して付き合っていける万能素材なのです。

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