平成24年09月02日 日曜日号
“やっぱり涼しさを求めて”
残暑がまだまだ厳しい京都。そんな京都で涼しい言うたら貴船。
と、言ううことで行ってきました、初貴船。言うまでもないですが、良かったです。
川は、、、思ったほど冷たくなく丁度良い。ただ、車で来るもんじゃないなと痛感しました。
川床で昼飯と思いましたが、ベタ混みだったので、
目に付いた、鮎茶漬けを食して、
次の涼しさを求めて大原へ。
涼しいし、空気がおいしい。なんと言っても景色が日本昔話に出てきそうなところばかり。
晩飯は、京都市内に戻りずぅーっと気になっていた花見小路にある
此処へ。此処はしゃぶしゃぶ発祥の店だそうですが、それよりも気になっていたのは、
天丼。えびのボリュームに安心感があります。もちろんおいしかったのですが、
この出汁巻きがまた凄くおいしかった。
次の休日は何処に涼みに行くか、、、。考えるのもまた楽しい。
平成24年09月01日 土曜日号
“早起きもいいかも”
今年の夏は人生で一番日焼け止めを塗りましたが、人生で一番焼けた気がします…
来夏からは、待ってました?!と飛びついたSOU・SOU×日吉屋 和日傘で「脱・日焼け」目指します!!
ここ最近、思い立ったが吉日!と行動するようにしています。
手ぬぐい 白蓮を見ていたら「そうだ!蓮を見に行こう」となり、ふらーっと法金剛院へ。
ある時は、前夜に「そうだ!あの店へ行こう」となり、ふらーっと日帰りでまり木綿へ。
工場も見学させていただきました。
作業を間近で見せてもらう事ができました。ありがとうございます!
この時の服装 麻 薙刀(なぎなた)かり衣 短袖(みじかそで)/間(ま) つくも×漆黒を見て、社長の久野さんが「夏はその格好が一番だねー」と開口一番におっしゃて下さいました。
見た目に涼しげな色と、涼しい素材。残暑が厳しいこの時期も大活躍です。
この日の思いで。
そしてまたある時は、友人の結婚や帰国が重なっていたので「そうだ!岡山へ帰ろう」と手土産持参で実家へ帰りました。
ひめ丈でくるっと包んでみました。エコです。
結婚のお祝いには湯?み5柄セットを。
そして、またもやおばバカ定村発揮のプレゼント・・・
いせもめん しかくい
思い立ったら即実行。実のある休日になりました。
平成24年08月31日 金曜日号
“毒のいきもの”
昔から動物が好きで、父と二人で毎週「生き物地球紀行」を観るのを楽しみにしていました。
何故あんなステキ番組が終わってしまったのか、今でも不思議に思います。
雑誌や図鑑もよく見るのですが、最近ハマっているのがこの『毒のいきもの』。
写真ではなく精巧なイラストで、その毒の生き物・植物の危険性や特徴なんかを作者の北園大園さんがユーモア満載に書いています。
これを読んでいて、毒のある生き物・植物が意外なほど身近に存在しているということに驚きました。
例えば「アンボイナガイ」。
紀伊半島以南の岩礁やサンゴ礁に棲息している巻貝で、この本によると日本での被害者の約7割が死亡しているとか...。
そのほか、植物では東北・北陸・近畿に分布する「ドクササコ」というきのこや、名前は面白いけれど青酸カリの約850倍(経口摂取時)の毒性を持つ「スベスベマンジュウガニ」などなど、ほとんど害のない毒をもつものから死に至るような強い毒をもつものまで、76種類の動植物をこの一冊で知ることが出来ます。
でもこんなの載ってたら、これで実際に殺人が起こったりしないんだろうか...とかサスペンス好きの血が不謹慎なことを想像したり。
たった590円(+税)で何度でも楽しめる、おススメの一冊です。
今日で8月も終わり、もうすぐ秋がやってきます。
秋といえば読書。お気に入りの本を手に、秋の夜長を楽しみたいと思います。
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平成24年08月30日 木曜日号
“あと4ヶ月”
まだまだ暑い日が続いてますね。
今年も3分の2が過ぎ、あと4ヶ月となりました。
今年最初の日記を振り返り、あと4ヶ月で何をすべきか見直して行きます。
1、健康に過ごせますように
A 4月に1回、高熱でダウンしたけど、まぁ健康ですね。
2、お金が貯まりますように
A ヤバイ、何も貯まってない。来年の引越しの為に節約しなければ。
3、いい人が見つかりますように
A はい、見つかってません。
4、背が伸びますように
A 1cmは伸びた気が、するような
5、筋肉がつきますように
A 大胸筋と腹直筋と上腕二頭筋がいい感じっす。
6、小さな子供がなついてくれますように
A うーん、自分的には仲良く遊んでるつもりだけど
7、おもろない、しょーもない、言われませんように
A これは無理!!
この間社長に電話した時も「あーおもろない斎藤か、」
って言われたし、、、
残り4ヶ月、もっと努力して達成に近づきます。
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平成24年08月28日 火曜日号
“ニッポン人”
先日、表紙の文句に惹かれ買った本。
Discover Japan
約4万年前を始めとし、世界の様々な地域から人々が集団で日本列島に渡来してきました。
その混血によって「日本人」が形成されてきた、というのが最新の科学で分かってきているらしいです。
そして、自分はどの地域が起源なのか!?については、DNAを調べることで一部分かるそうです。(スゴイ!)
そしてそして、その起源地別に、遺伝子レベルで「日本人」を20以上のグループに分けることが出来るそうです。(おもしろい!)
読むと自分のDNAを調べてみたくなります。
自分の祖先は中国大陸から来たのか、東南アジア方面から来たのか・・・
想像するだけで世界を身近に感じます。
数万、数千年も前から自分が存在するみたいで不思議です。
興味のある方はぜひ。
ニッポンの夏、まだまだ残暑が続きますが、こんな時はマイナスイオンを浴びるのも良いです。
保津川より
平成24年08月27日 月曜日号
“着物で充実の休日”
朝8時、美味しい朝ごはんでもいただこうか、荒木嬢!
ということで、朝がゆで有名なあのお店へ
じゃん!
じゃじゃん!!
とっても落ち着いた室内(個室です!)
聞こえてくるのは、蝉時雨...
なんとも贅沢な一時でした
記念にパチリ!
この日は、とてもお天気が良かったので和日傘が大活躍!
これは、楽しさ倍増のアイテムです
お次は、瓢亭さんのおとなりにある無鄰庵へ
それから大好きな河井寛次郎記念館
溶け込む私
アンニュイアラーキー
そしてお線香作りの見学をしに松栄堂さんへ
ふむふむ、これぞ職人技!お勉強になりました
ありがとうございます!
そろそろ小腹がすいてきたねぇ、荒木殿
ということで、カレー好きのマスターのいるあのお店へ...
お目当ての期間限定パフェ!
ん???、美味しい!大満足!!
みなさま、こちらがいただけるのは9/2までですよー
あぁ、なんて充実した一日なんでしょう
お着物で、楽しさも倍増です!
自転車もいいけどバスで歩いてうろうろするのもいいものですね
- コメント
-
(ア)様
素敵に充実した休日をお過ごしですね。
そして着物姿が素敵過ぎます!!
小生も引退後は着流しなんぞを粋に着こなし
飄々と京の町を歩いてみたいな?ァ・・・
なんて思わせて頂ける程です。
先日は有難う御座いました。
お礼は明日にでも・・・。
先日はご来店頂きまして誠にありがとうございます。今回も楽しませて頂きました!
お褒めのお言葉、恐縮です。。。
例の件、進行いたしております。
又、ご連絡させていただきますね!
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平成24年08月26日 日曜日号
“夏バテ・・・?なの?”
以前のブログ
にも書きましたが、バナナはちゃんと吊るして食べ頃を待ちます。
これだけシュガースポットが出たら甘さも栄養もたっぷりです。
(SALEコーナーの安くなっているバナナがサイコー。)
そしてあれ以降念願のバーミックスも購入し、毎朝夏バテ防止の「豆乳バナナジュース」です。
生のバナナだけだともったりするので、凍らせたバナナを3かけらぐらい
いれるとさっぱり頂けます。
外出先でも、この暑さを乗り切る為に「冷やし甘酒」に「薬膳カレー」。
・・・と、お陰様で食欲は衰え知らず。
ですが、スタッフと話していると「暑くて食欲がない・・・。」「痩せてきた」
何やと?!それはあかん!
「ご飯食べ、行くで!」
と仕事帰りにお台場の「ダイバーシティ 東京」の回転寿司へ。
デザートをキープしたまま、お寿司をほおばる西永。
君ら、ほんまに食欲なかったんかい。。。
先日は二人で米野おすすめ「もうやんカレー」
チーズカレーの写真を撮る米野。
そしてなぜかその翌日のお昼「もうやんカレー」のお持ち帰りカレー弁当を
ゲットし喜ぶ斎藤。
理由は、、、私が前夜お化粧ポーチがかばんからこぼれ落ちたのに気づかず
翌朝ないーないーとなり、「もうやん」さんに電話したらあったので
昼休憩にタクシーで取りに行った・・・ついでに朝から「夏バテ宣言」していた斎藤にカレー弁当を買って来てあげた。のでした。
600円の激うまカレー弁当にタクシー代が1790円もかかったぞ。
そして、東京店のパソコンを開くとわらべぎのモデル「にこちゃん」の
この笑顔。朝から元気をもらっています!
9月もまだまだ残暑が続きそうですが、皆様頑張って乗りきりましょう!
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平成24年08月25日 土曜日号
平成24年08月24日 金曜日号
“さすらい傾衣 出勤編”
いつぞや、キーヤンこと、木村先生に
「その格好で家からここ(会社)まで来てんのか?」
と言われましたが、おそらく同じ様な疑問をお持ちの方は多いはず。
というわけで、とある日常をご紹介。
「今日も元気にいってくるぜい。」
この日の装い
・伊勢木綿手ぬぐい/桟 小
・高島縮 風靡/Carp is dragon in heaven 濡羽色
・麻甚兵衛羽織/濃紺
・みかも焼下駄/エナメルつくも
見た目によらずデリケート肌だから、グラサンはめるんだぜい。
※ここは心の声
「じゃいってくるぜい」
次の日
・・・寝坊したぜい。
寝グセなおすヒマなかったが、個性とか言って誤魔化すんだぜい。
かみさん「今日ゴミの日だからね」
「はい」
この日の装い
・京ちぢみ風靡 短袖(みじかそで)/青龍 濡羽色x金
あとは基本前日と同じ。。
「いってきまーす」
平成24年08月23日 木曜日号
“夏の雲”
まだまだ残暑が厳しい日が続いていて、うんざりします。
でも、この季節空を見るのが好きです。
真っ青な空と手を伸ばせば届きそうな雲 その時々で
姿を変える雲 色々想像する事が楽しいです。
ほっと出来るひとときです。
いつまで眺めていたい。
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平成24年08月22日 水曜日号
“傾衣でおでかけ29”
「くもり硝子の向こうは風の街?♪」
「問わず語りの心が切ないね?♪」
歌詞に意味は特にありません。
今回のテーマは「気分上々」です。
「風靡」を身に纏うと不思議とパワーが沸いてくる。
■ 高島縮 風靡/Carp is dragon in heaven 濡羽色(ぬればいろ)
平成24年08月21日 火曜日号
“KATAGAMI展と信楽焼”
先日、京都国立近代美術館で開催されていた『KATAGAMI Style』展に行ってきました。
「型紙(かたがみ)」とは日本の伝統的な染色技法「型染(かたぞめ)」の道具で、
その表現力や高い技術が海外にも影響を与え、そこから“新たなデザインが生まれた”という内容の展示でした。
もとは着物のデザインだったものが海外の芸術家によって
食器や建築などに応用され、その新しいデザインの中にも『日本』を感じられるという、とても興味深い展示でした。
『KATAGAMI Style』展のあとは、信楽に行って陶芸体験をしました。
ろくろをグルグル回しながら柔らかい土の塊から器にするのを、
不器用な私がてこずらないわけがないのですが
とても丁寧に教えていただいた先生のおかげでなんとか形になりました。
焼き上がりが楽しみです。
平成24年08月20日 月曜日号
“夏・川遊び”
お天気に恵まれたある日、清滝というところへ行ってきました。
SOU・SOUからバスで約1時間です。
朝、突然さそったにもかかわらず、
フットワーク軽く来てくれた秋藤兄さん。
携帯もつながらないのに一発で合流!
でも、しょっぱなから川ですべって転んで、携帯も小巾折も水没させていました。
のんびりする黒澤さん
お菓子とチーズを冷やしていました。
この日はたまたま2人とも四角衣展で購入した学生さんの作品を着ていました。
一度やってみたかった、風呂敷スイカ包み!
スイカを スイカを たしなみで
割りましたー!
種、プッ!
と飛ばしたり、水切りしたり、石拾ったり、魚つかもうとしたり、
と、みんな全力であそびました。
おすすめの場所です。
- コメント
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こんにちは!荒木師匠、お久しぶりです。ぶうこ改め、尾張屋リリーです。大人3人楽しそうなのがめちゃ伝わってきますよ? 昨日秋藤さんのとこで、突っ込みそこねたので、ここでします。
1 秋藤さんが、荒木さんのことをを師匠と言ってる割には、スマホの画面、”荒木”とは、けしからん!!(笑)
2 蛙を目の前にした師匠、その後お召し上がりになったのですか??(笑)
ぶうこ改め尾張屋リリー様
コメントありがとうございます。
ツッコミ1に関してはコメントを控えさせて頂くとして、ツッコミ2に関して回答させて頂きます。
師匠がカエルの匂いを嗅ぎ出し「これならいける!」と仰った後、口を大きく開けましたので、無礼承知の上、力尽くで制止させて頂きました。
そしてカエルは無事、川へと帰って行きました。
するとその夜、自宅のドアをノックする音が。。。とここからは別のお話・・・
ふふっ・・・なんとかの恩返しですね?
しかし、大物すぎる?師匠を持つとお弟子さんも大変ですね?? 笑笑 師匠によろしく!
尾張屋リリー様
お久しぶりでございます!申し訳ないです、返事が遅くなりました。
いつもSOU・SOUブログをチェックくださってありがとうございます。
気分としては何でも口に出来そうなくらい楽しかったので、カエルもつるっと入りそうでしたが、カエルちゃんも元気にぴょんぴょん跳ねて帰ってゆきました。
そして、師匠なんて呼ばれる者ではございません?!しかも呼ばれたことないですー。
尾張屋リリー様もすてきな夏をお過ごしでありますよう。。。!
荒木師匠様
(ジュリアナの扇子の方みたい。古っっ)
記事とは無関係ですが、
今週の某食わず嫌いを録画で昨日見たのですが、
フェンシングの太田選手が、一瞬口を拭ったナプキンが、
明らかに、風呂敷(小)間がさね?青和でした。
超感動しました。
提供クレジットにはSOU・SOU入ってなかったんで、
スタイリストさんの独断ですかね?
携帯に収めたので、来週お見せしますね。
ほな。
駿河のほその(妻)様
駿河にお戻りになったのですか。。。?!
来週ご来店いただけるのですか?!
オオ!楽しみにしておりますー!
太田選手の風呂敷・間がさね青和
も、うれしいことです。
見つけてくださるほその様もやっぱりすごい。
首をながくしてお待ちしておりますー!
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平成24年08月19日 日曜日号
“休日の過ごし方”
私は小学4、5年と滋賀県彦根市で育った。
自然に囲まれ、それはそれは楽しい時間を友と過ごした。
その頃、母親がたまに買ってきてくれた「たねやの最中」。
大人になってその菓子の名称が「斗升最中」ということを知ったり、「たねや=ハリエ」ということに気付いた。
そこで今回はパン専門店の「ジュブリルタン」に出かけた。
パンを買ったり、カフェに行ったりゆっくりできた。
そして琵琶湖に浮かぶ鳥人間コンテストの滑走路を見て、今年一年の飛躍を誓うのであった。
・京ちぢみ 風靡/煌めき つくもx消炭色
・京ちぢみ 風靡下/煌めき つくも× 消炭色2
・草履あさぶら/庭石 小 銀鼠 x つくも
…そして別の休日の朝。携帯にメール着信。
師匠からのメールだっ!
メールに気付き、即、師匠に電話をしたところ…
「四の五の云わずにさっさと来やがれっ!!!」とのこと。
眠い目をこすり、そそくさと準備し出かけた。
あんなことやこんなことがあり、それはそれで…楽しかった。
・たしなみ/きくまる
当日の内容は明日の日記をお楽しみに。
平成24年08月18日 土曜日号
“吉野山”
先日姉が住んでいる奈良県の吉野町に遊びに行きました。
初めての吉野山にドキドキ
歩いていると可愛いフクロウの置き物が
坂道を登り
猿の置き物を横目に見つつ
歩いていると、山林修行者・役小角(えんのおづぬ)が建てたと言われる
蔵王堂に到着!!
夏の吉野山は気持ちの良い風が吹き抜ける素敵な場所でした。
とてもリフレッシュでき大満足の一日となりました。
平成24年08月17日 金曜日号
“和装と洋装- 右前左前 –”
夏真っ盛りの8月ですが、いつもスーツなどを着ている方も夏祭りなどで浴衣
で出かける事が多くなると思います。
その時ふと
「いつも着ている洋服と左右が違う??」
と思う事はありませんでしょうか?
(男性は変わりないのでこれは女性限定ですが)
ご存知の方も多いと思いますが
和装の世界では「右前」にして着るのが当たり前。
「左前」だと「死装束」になってしまいますね。
でも何故男性女性共「右前」で着るのでしょうか??
実は元々飛鳥時代までは日本人は衣服を左前で着ていました。
しかしながら、奈良時代の途中に時の権力者が
随や唐の服装をまねして、男女問わず右前に改めさせたので
それ以来日本の服装はすべて右前になったみたいです。
という事で「右前」での着方は実は日本独特のものではないのですね。
調べた自分でも驚きでした。
では何故「左前」=「死装束」なのか?
これはこの映画を見た方ならお分かりかもしれません。
「おくりびと」です。
実は「納棺師」に深く関わりがあり、
葬儀に関係するものごとでは、通常の逆に行なう
「逆さごと」
というものが行なわれています。
例えば枕元に屏風をひっくり返して立てる「逆さ屏風」。
水にお湯を注いでぬるくする「逆さ水」。
死者のふとんを天地逆さにする「逆さ布団」
といった作法が残されており
その中に死者の着物を逆さに着せる。という作法がある事から
「左前」=「死人」
という定義が出来上がったみたいですね。
尚、逆さごとの由来は、
“死者の世界は、この世とは逆になっている”
と考えられていることと、
死者の世界と生者の世界との間に隔たりを作り、
生者を守るために行なわれるとされています。
ちなみに洋服は
「男性は右前」「女性は左前」
となっています。
こちらは諸説ありますが
13世紀頃に釦が発明された際、
人間は右利きが多く、釦が左側にあった方が都合が良かった為始めはみな右前でした。
男性は自分で洋服を着ていたのですが、
上流階級の女性は召使に釦を留めてもらっていたため、左右逆になり
女性=左前になったようです。
今後和装の際は右前左前にご注意くださいませ。
追記
長文最後まで見て頂いた方どうも有難うございました。
*この日記での「右前/左前」は、他人から見ての右前左前です。
平成24年08月16日 木曜日号
“風靡女衆”
SOU・SOUスタッフ女衆の間でも
じわじわ増えている風靡人気
(中)京ちぢみ風靡/桟 紅色(べにいろ)x つくも (右)京ちぢみ風靡 短袖(みじかそで)/青龍 納戸色 x 銀(シロガネ)
女性が着るとまた独特の存在感があり、
着用時は気持ちが晴れやかですがすがしい気がします。
(おのずと背筋が伸びるからかもしれません!)
社内では
こんなことや
こんなことにも
女性の皆様
風靡に袖を通してみるものまた楽しです!
平成24年08月15日 水曜日号
“今も昔も”
着物好きを語っていると、着なくなった着物を譲ってもらうことがたまにあります。
今回は90歳のおばあちゃまの娘時代の銘仙をダンボール一箱分、
「その中から好きなの持って行きなよ」と。
銘仙は明治後期から大正・昭和と流行した女性の着物です。
半世紀から1世紀も前に着られていた衣類にしてこのモダンで鮮やかな柄!
こんなにポップな柄を街行く女性が皆着ていたら、それだけで明るく元気が出そうですね。
愛され続ける柄だけに、良い状態の銘仙は今では希少価値が出ているようです。
個人的には銘仙のようないわゆる大衆向けの着物が復活してもっと手に入りやすく
なることを願っていますが。
そういえば先日発売されたテキスタイルデザイナー脇阪さんの本ですが、
さっそく拝見しました。
ページをめくりながら、銘仙が今の時代も衰えないデザインであるように、
このポップなテキスタイルが50年、100年後の日本人に愛され楽しんでもらえている
ところをふと妄想するのでした。
- コメント
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羨ましい☆最近「きものという農業」という本を(綿の自給率0%)の見出しにひかれて読みました。この本を読んでからおさがりがさらに魅力的なのですが、うちの母は着物も帯もカビ・シミだらけで貰える状態だったのはほんの少し(笑)
紫陽花様
カビ臭だけだと着物丸洗いクリーニングで落ちるようですよ。
シミが気になる場合は胴裏・八掛だけを換えてもいいかもしれません。
ハイカラな柄ばかりですね。素敵です。
私には、着物は、敷居が高くもっぱら、作務衣やもんぺです。
地元福岡の、久留米絣作務衣を着ると、団子やさんの販売員みたいになるのが悩みです。
久留米絣や、頑張ろう東北で、会津木綿もソウソウとコラボして欲しいです。
ちぃ舎ん様
SOU・SOUでは今のところ久留米絣は扱っています。着物の産地は全国色々あって興味深いですね。
久留米絣の商品拝見しました。
もんぺかわいいです。
余談ですが只今、久留米絣のハギレで、腕カバーを製作中です。
ソウソウと絣繋がり嬉しいです。
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平成24年08月14日 火曜日号
“オリンピック並み”
・・に、珍しい事がありました。
極、私的珍事ではございますが
フレンチ。(家飯です)
素材それぞれの仕込みが活きていて、旨いです。
味覚がシャキッと目覚めて行く感じの前菜。
コックをやってる兄弟にご馳走になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【酒の肴の話】
・日本でフランス料理をやる=どう言う事なのか?
・海外文化に携わる、即ちアイデンディティの提出を迫られる
?その中での「良い仕事」とは何か?
・例えば、村上春樹の仕事(著書・訳書)を総じて、
優れた海外文化の日本語訳だ、と仮定するなら目指すのはそこか否か?
・職人(美術)と
アーティスト(芸術・・この翻訳がそもそも「誤訳」との説アリ)との差異は?
・そもそも型破り=新しい型の創出、
と言うのは職人の圏内での言語であって、
想定外の圏外からの価値観なども含め、拾い上げるのがアートの本分なのか?
.一方で、日本料理などの伝統的なものに携わる人の
マインドは既に乗っ取られていて、
それ故に伝統の縛りに雁字搦めになった場所から、
エスケープ(脱出)した先が、
西洋的な文脈の中に一席を得ようとする行為になりがちです。
良く使われる逃げ口上は「時代に合わせて。」
=同時にSOU・SOUの自己矛盾点とも言え、
今後の課題は『型ごと和装になる』道のりを
どう舗装して行くか?に尽きる訳です。
(つまり、現時点のSOU・SOU=「日本の洋服屋」と呼ぶ方が正しいと、考えます。)
その工程での振る舞い方が、結論を左右するのは言うまでもないのですが
最早かつての「型破り」=現代の「型通り(転向が常識化している)」である時代に
職人が「新しい型作り」に目が向くのは至極当然の成り行きです。
「新しい時代を用意する型」を見つけ出すのに躍起になる理由は、
型通りに生きたい(凡人の時代の思考/被管理社会への従属)欲求所以か、
自分の好みの型を選択しているつもり?なのかは分かりません。
ただ、いつの時代にも天邪鬼はいて
それらを見越して「新しい型破り」を探し出す奴が必ずいる筈で
そういう人間が「面白い奴」で、いつの時代も少数派なんだろうな。等々
この文章を発見された方がおられたら、御礼申し上げます。
あまり、真に受けすぎず(苦笑)
一つの「思考するきっかけ」にでもして頂ければ幸いです。
(ちなみに自分の立ち位置としては、正しく無宗教(非所属)であろうとする誠実さのみに
おいてのみ思考の立脚点としております。穴だらけだと思いますが。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
触ると片っ端からややこしくなるトピックだらけで
話は尽きず。
オリンピック中継横目に
数年に一度の(?)ご馳走様でした。
平成24年08月13日 月曜日号
“台湾への旅2012”
昨夏に引き続き、今夏も台湾へと行って参りました。
今回の旅は、台湾に住む友人達なくしては有り得ないというくらい、とってもお世話になりました。
特に思い出に残ったのは、以前の日記でもご紹介した写真家のDing Dong Lee夫妻にお会いしたこと。
ご自宅にお邪魔するといううれしい機会に恵まれました。
とってもチャーミングで気さくなお二人で、初めて会ったとは思えないくらい!
プレゼントしたおむすび巾着をすごく喜んでくれているDing Dong
「私なんて、こーんなにSOU・SOUのもの持ってるんだからー」と自慢してくれている奥様
奥様は以前大きな病気をした時に肌に触れるものにすごく敏感になられたらしく、そんな時に伊勢木綿手ぬぐいの肌触りの良さがすごく優しく感じられたと話してくださいました。
しかも、テキスタイルがかわいいから、身に付けていると元気になる!とも。
すごくうれしい出来事でした。
定村さん!京都からありがとうございました♪
久しぶりにお会いできて嬉しかったです!
もうすぐ秋ですねー今年は名古屋来れるんでしょうか?私達はいまから商品作りに必死ですよー(笑)
まり様
この間はこちらこそ楽しい時間をありがとうございました!!
まり木綿の店頭の商品が本当にかわいくて、10月の名古屋催事が今から楽しみで楽しみで。。。
二人とも商品作りに必死のようですが、身体を壊さないようにご自愛下さい!