平成27年08月13日 木曜日号
“東京へ/荒武 久枝”
厳しい暑さも峠を越え、朝夕は過ごしやすくなってきましたね。
申し遅れました、メルマガ担当の荒武です。
先日、企画室スタッフの山本真弓(まゆゆ)と一緒に東京へ行ってきました。
東京に到着して青山店に直行。ランチタイムは吉田さん、斎藤さんと美味しいカレーをいただきました。
その後は『21_21 DESIGN SIGHT』で開催中の“動きのカガク展”へ。動きの仕組みがわかりやすく、おもしろい展示でした。まゆゆも楽しそう!
そして、目的の一つでもあった『DRUM TAO』の公演を見に行き、大興奮!
迫力満点のパフォーマンスに魅了されました!ストーリーにも感動!素晴らしかったです。
翌日は『三鷹の森 ジブリ美術館』へ。ショートムービーや企画展などを楽しんだあとは晴れた空の下で風の谷のビールを飲みました。
隅々までジブリの世界を堪能し、大満足!
まゆゆとの初めての旅。充実した幸せな2日間でした!
早々と次の旅の計画を立てたいと思います。
平成27年08月12日 水曜日号
“心地いい日用品探し、陶器市へ/李 瀟瀟”
熱帯夜が続く中、夏日に寄り添う日々の「相棒」を捜すために、
京都・五条坂の陶器まつりへ行って参りました!
この五条坂の陶器まつりは大正九年、六道珍皇寺にお精霊さんを迎えに行く人々、また大谷本廟へお盆の墓参りに行く人々が五条坂を賑わせていた時に、五条坂に店を構える陶器屋が登り窯で出た大下(おおげ)、要するに一級品として出せないものを陶器市として売り出したのが始まりだそうです。
京焼の清水焼を始め、京都以外からも全国各地から陶器が集まります。期間は八月七日から十日までです。
夜の陶器まつり、テントごとに明かりの色が違って、雰囲気が良く、気温も少し凌ぎやすいかな。
少し、ね…
あやっ!(中国語の感嘆詞で「あらぁ?!」って感じ)
この青がパッと目に留まって、一つ購入しました。
夜店の感じの歩道をぶらぶら歩き?ながら、
爽やかな風が五条坂を抜けてゆきます。
福田さんは地元栃木県の益子焼を見付けることができず、こちらを連れて帰ることにされました!
そして、私はこちらに!
京都の若い作家さん安田宏定さんの作品です!
ほかには、凛とした佇まいが目を引く花入れ【下左】となんとも言えないおもしろい線香立て【下右】も手に入れました!
ちなみに、
英語で陶器をチャイナ(china)、漆器をジャパン(japan)と呼称します。
陶磁器の原産地が中国なので、そう表記するのだそうです。
小文字で書くchinaは、正確には「磁器」のこと、指ではじくとガラスのようなかたい音、きめ細かな白い生地に優美で繊細な色絵のイメージがあります。
陶磁器郷のチャイナからジャパンに来てはじめて、心地よい日用品としての陶器の魅力を感じました。
早速、松栄堂 お香を立ててみました!
勿論、花げしき 備長炭もおススメ!
※おまけ※
六月に台湾に行って来てから中国語の勉強で頑張っている福田さん?との陶器まつり乾杯シーン!
平成27年08月11日 火曜日号
“手作り その①/吉田 実加”
立秋を迎えても、連日猛暑が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
日々の暑さに負け、涼んで楽しめるものを‥と、伊勢木綿店長 古川&茶係 高橋の日記でも何度か登場しているプラ版工作に熱を注いでおります!
SOU・SOU名物裂 にてテキスタイルを選び‥
完成品はこちら
ほほえみ風イヤリングは、長方形衣に合わせて。
若干POPな仕上がりになった天竺牡丹風ブローチは、小巾折やがま口に。
金平糖風はまだ何に使おうか考え中ですが、この時間がまた楽しいものです。
小学生以来のプラ版で、ひとつひとつの作業を懐かしみながら、上手く出来るかドキドキ‥ワクワクしたりと素敵な時間でした。
そして、先日発売された まっすぐ縫いの本
直線縫いが中心のSOU・SOU人気の衣類のレシピをいくつかご紹介しております。
出来上がる工程も見れて、好きな柄でオリジナルのものが手に入る。
完成までワクワクしっぱなしの一冊でございます!
次は何を作ろうかな♪
平成27年08月10日 月曜日号
“日本の夏の音を楽しむ/山本 真弓”
連日の夏晴れ、夕立、熱帯夜・・・ 夏らしい夏が来たなーと感じます。
でも、そんな夏も嫌いではありません。
春から着々と茂ってきた木々や稲穂の緑。
突き抜けるようなスカッとした空の青さ、天空の城ラピュタへ行けそうな真っ白な入道雲。
目に映る景色がすべて力強くて鮮やか。
植物も雲もむくむくと成長していくように、何かアツくなれるエネルギーに満ちている季節です。
アツイと言えば、先月、メルマガ担当・荒武さんと一緒にDRUM TAOの公演に行ってまいりましたー!
前回お邪魔した時も大興奮でしたが、やはり圧巻のパフォーマンス!!
体全体に響くどっしりとした和太鼓の音、SOU・SOUの地下足袋を履いたみなさんの機敏な動き、寸分違わず揃った打音、時折盛り込まれるお笑い要素、緩急のつけ方も秀逸で、一瞬たりとも目が離せません!
男性陣はもちろんのこと、女性の力強い演奏姿にも胸打たれます。
めっちゃカッコイイです!!
東京まで出向いた甲斐がありました。
ぜひ、もっとたくさんの方に、生で!体験していただきたいです。
公演後、メンバーの相戸さんにお会いすることもでき、ブログに載せていただいてさらにテンションの上がる我々。
TAOを通じてSOU・SOUを知ってくださった方も多いようで、ありがたいご縁に感謝です。
アツイ和太鼓の音と共に、日本の夏の風物詩・花火の音も欠かせません。
滋賀ではおなじみのびわ湖大花火大会。
太鼓と同じように、お腹にドーンと響くこの音を体感できる距離で観るのが最高です!
目の前の湖上から降り注いでくるような迫力ある様子もまた、生で観てこその醍醐味です。
※私の写真では伝わらないかもしれませんが、実際はもっと感動的です。
激しい音とは対照的に、夏の暑さを和らげる音といえば風鈴。
音で涼を感じられるのも、日本人の独特の感性ならではですね。
セミの大合唱は時折やかましく感じるかもしれませんが、それも夏らしさ。
ヒグラシの涼やかな音色を聴けば、一気に体感温度が下がる気がします。
夕暮れ時に遠くの方から響いてくる澄んだヒグラシの声は本当に心地よくて、
それを聴くだけでも夏っていいなぁと思えます。
緑いっぱいの森や木陰にいる感覚になります。
びわ湖の穏やかなさざなみも、また心穏やかになる音。
淡々と繰り返し波打つ水の音を聴きながら、ぼーっとするのは至福の時間です。
動と静、両方の夏の音と共に、日本のアツイ夏を楽しんでいきたいと思います。
平成27年08月09日 日曜日号
“広い空と大地そして高島縮/山本 聖美”
記録的な猛暑が続く日本の夏に不可欠なもの・・・
それは高島縮の衣類ではないでしょうか。
SOU・SOU夏衣の大定番生地、高島縮の産地を訪ねてまいりました。
湖西線の車窓から見えるは、琵琶湖岸の美しい景色
降り着いた先は、滋賀県高島市新旭駅
繊維産業の盛んなこの街で、高島縮生地は生産されています。
まずは
長方形衣・薙刀長方形衣、今年からは富士や襞もんぺなどに使用している
サーキュラー加工生地を制作していただいております坂尾織物さんへ
こちらが坂尾さん
いつもこちらの要望に柔軟に迅速に対応していただき、大変頭がさがります。
今は新素材を組み合わせた生地を制作中だとか。。。
続いて
抜衿ジバン・えんゆう穿き・薙ジバン、風靡上下などに使用している
エンボス加工生地を制作いただいております高橋織物さんへ
こちらが高橋さん
前日のゴルフで、日焼け止めを塗り忘れたまぶただけが焼けて痛い、、と楽しいお話。
縮以外にもシルクやウールなどの素材でも生地を制作されており、
今回もマニアックで素敵な生地を見せていただきました。
事務所の奥には織り機がずらり。
SOU・SOU別注の生地もかかっていました。
こちら生地巾 約178cm
これにエンボス加工をして112cm巾まで縮めています。
こうやって出来た凸凹が、涼しさの秘密です。
広い空と大地のある高島から生まれる縮生地。
ちょっと気が早いですが、来年の夏も素敵なテキスタイルをプリントしてお届け致します!
平成27年08月08日 土曜日号
“今日は何の日?/山田 充”
本日、平成27年8月8日は「立秋」です。
立秋とは二十四節季の一つで1月の小寒から数えて13番目にあたり、暦の上での秋の始まりとされ、夏至と秋分の中間でこのころから秋への移り変わりが訪れるという、夏から秋へ季節が移り変わり始める日という意味でも使われるようです。
尚、立秋とは次の処暑の前日までの立秋の日から約15日間の期間のことも指しますが、1日目というのは、暦の上では暑さのピークを迎え、この日を境にだんだんと気温が下がっていきます。
そんな「立秋」のことを学んだところで、SOU・SOUでの「立秋」はというと…`
白と青のコントラストが涼しげな伊勢木綿 小巾折/立秋を持ついつも満面の笑顔の新見も、この時期イチオシのテキスタイルです。
また、調べてみると8月8日は全日本愛瓢会が制定した「ひょうたんの日」でもあるそうで、
理由は数字の「8」に形が似ていることから、というド直球なセンスが惹かれます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「ひょうたん」のテキスタイルもSOU・SOUにはあるんです。
そんな「ひょうたん」を少しだけご紹介いたします。
配送チームのオシャレ女番長こと増本は、高島縮 四角衣 組 肩文様/日々×舛花色(ひび×ますはないろ)と、貼付地下足袋/ひょうたんとを併せて、ちゃきちゃきの江戸っ子で何事にも全力投球なお母さんにピッタリなコーディネート。
生産&企画担当兼日本画家の今坂は、高島縮 長方形衣(ちょうほうけい)/花っこ(はなっこ)と、これまた貼付地下足袋/ひょうたんを併せて、“明るく素直で伸びやか”という花っこのテキスタイルデザインのイメージと今坂の代名詞でもあるおかっぱともバッチリなコーディネート。
やはり地下足袋の「ひょうたん」のテキスタイルには、2人のようなカラフルなコーディネートがよく似合います。
ちなみに私、山田は毎月23日となると、とあるコーディネートにハマっています。
着用アイテムは、手ぬぐい・風靡上・えんゆう穿き・小巾折・足袋下・貼付地下足袋と、ゴリゴリの文(ふみ)づくし。
すれ違うスタッフには、苦笑いと「文野郎や!」と冷たいツッコミを頂きつつ、次は何づくしに挑戦しようか思案中です。
皆様も、季節や語呂に合わせたテキスタイルデザインを楽しみながら、コーディネートを選ばれてみてはいかがでしょうか?
平成27年08月07日 金曜日号
“ネットショップのお仕事 ~掲載編~/稲垣 正幸”
先月お届けしました「配送センターのお仕事」に続き、
今回は新商品がネットショップに掲載されるまでの流れを紹介させて頂きます。
SOU・SOUネットショップは大きく分けて、先に紹介した「配送」と
今回紹介する「掲載」の2つのセクションで運営しています。
社内ではそれぞれを「配送チーム」、「掲載チーム」と呼び合っています。
掲載チームの仕事はここでは書ききれないほど多岐に渡りますが、
やはり一番のメインは商品掲載の作業です。
では、ある商品がネットショップに掲載されるまでの一例をご覧ください。
お客様は見ることの出来ない完全なるSOU・SOUの舞台裏です。
※おことわり※
わかりやすいよう簡略化&演出している箇所があり、実際の業務とは若干異なります。
1:生産担当から新商品が届きます。
新商品にいち早く出逢える喜びと同時に、我々の仕事の始まりです。
2:商品撮影をします。担当は私、稲垣です。
商品数が多い時は丸一日スタジオに篭もることも。なかなかの体力勝負。
3:イメージ写真(着用写真)のコーディネートを考えます。
着衣アイテムのコーディネート担当はアスカ店長。
持ち前のセンス&店頭でのノウハウが活かされます。
4:コーディネート表を基に商品集め&モデルを手配し、イメージ撮影をします。
撮影担当はネットショップディレクターの矢寺。イメージ全般を撮っています。
こちらは小物の撮影の様子。
掲載チームの一員、溝川はモデルでもよく登場してます。
実際の商品ページはこちらです。
ご存知の方も多いと思いますが、モデルはほぼ全てSOU・SOUのスタッフです。
ちびっ子モデル達もスタッフの家族がほとんど。その理由はこちらに記しています。
5:撮影した中から使えるもの(ベストショット)を選別します。
商品写真も同様ですが、最終的に残るのはおおよそ3割以下です。
6:商品写真とイメージ写真を加工します。
担当はメルマガでもお馴染み、申し遅れました荒武です。
ネットショップは実際にお客様が商品を手にとって確認できないので、
商品の色や質感が実物となるべく近くなるよう、
色合せ専用の照明や専門的なソフトウエアの導入、加工方法の共有化など、
日々技術の研究をしています。
こちらはイメージ写真の加工
7:素材が揃ったので、いよいよ商品ページの作成です。
生産担当が作成した仕様書を見ながら、商品名、価格、素材、サイズ、注意事項などなど、
間違えがないよう慎重に入力し、確認作業を行います。
最も緊張感のある作業です。
8:全ての作業が完了し、めでたくネットショップに公開されました!
実際の商品ページはこちらです。
・・・と、
このようにして商品ページは年間約1000ページほど作成されています!
一連の作業は、最短だと当日ってこともあります。
お気付きになられたと思いますが、SOU・SOUネットショップでは
ほぼ全ての作業を社内で行う、いわゆる「インハウス」の体制をとっています。
SOU・SOUのコンセプトや商品知識に精通した各分野のスタッフが連携し、
それらを皆様にお届けできるよう日々たゆまぬ努力を続けています。
※文中で紹介した実際の商品ページが売り切れの場合がございます。
あらかじめご了承ください。
平成27年08月06日 木曜日号
“家族/宮脇 裕美”
私事ですが、今春、結婚しまして、
先日、旦那と一緒に帰省してきました。
親戚への挨拶周りにお墓参り、
京都とは違う日差しの痛い暑さに体力消耗してしまい、
涼しさを求めアイスににんまり。
弟家族も帰省していたので
一緒に笑顔で写真に納まることができました。
真夏日が続く京都でも宮崎でも長方形は大活躍です!!
恥ずかしくて一緒に写りませんでしたが、私の母も愛用しております。
次回は三世代で撮りたいなと
また家族全員で集まる日がとても楽しみです。
平成27年08月05日 水曜日号
“「う」のつく言葉/溝川 祐美”
本日8月5日は、この夏二度目の『土用の丑の日』
せっかくなのでうなぎを食べてもいいんじゃないか。という世間の空気と
毎日SOU・SOUのお隣、江戸川さんから漂う匂いに誘惑され、
惜しくも土用の丑の日でもなかったですが
夏の猛暑を乗り切るべくうな重を美味しく頂きました。
『土用の丑の日』にうなぎを食べる風習は江戸時代からで
夏に売れにくいうなぎを売る販促の為に
うなぎ屋さんが「本日土用の丑の日」と張り紙をした事から始まったとか。
100年後には立派なひとつの文化になっているのですから面白いです。
元々それ以前も、
「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」
という風習があったそうです。
「うどん」や「梅干し」。。
連日の猛暑に負けないよう、今日も「う」つく食べ物にあやかろうかと思います。
そして最近発売致しました、
特典付きでうな重よりもお手頃な『SOU・SOUの日本のおしゃれ』
いろはカルタで並べられた言葉達がとても楽しませてくれます。
SOU・SOUのいろは歌の「う」は
「うらまさり」
とても粋な言葉です。
平成27年08月04日 火曜日号
“そうだ 京都、行こう/豆越 夕夏”
日本の夏。
そうだ 京都、行こう。
ちなみにこのフレーズ、20年も前からJR東海のCMで使われているそうです。
浴衣を着てお出かけとなると、ついついテンションあがってしまって、あははんと一枚。
夏の日差しが照りつける中、京都の夏を満喫すべく
それぞれ浴衣を身にまとい向かうは豊臣秀吉の正室ねね様のゆかりの寺、高台寺です。
ねねの道をのぼってのぼって
後ろ姿でご登場頂いておりますのは茶ガール中西とフッキー福田氏。
浴衣には風呂敷や和日傘がそれはよお合いますことよ。
この日の目的はおばけたち。
高台寺・圓徳院で行われている百鬼夜行展へと行って参りました。
入り口から早速幽霊提灯がお出迎え。
幽霊に負けてない白さを誇る福田さんもご一緒に。ちょっと涼しくなりました。
お寺のあちらやこちらにて
円山応挙の「幽霊図」、江戸時代土佐派の「百鬼夜行」絵巻、現代の「東山百鬼夜行」絵巻、地獄極楽図の展示など高台寺所蔵の絵巻物や掛軸が展示されており、ユーモラスでかわいいおばけたちに癒され楽しんで参りました。
庭や建造物なども見応えたっぷり。
高台寺 大満喫です。
そういえば、以前は配送センターのおとなりだったギャルソンクレープさんへも行ってきました。
お引っ越しされ、現在は東大路通に。
シードルとガレット、頂戴致しました。
うれしくって思わずにんまり。
言わずもがなもちろん美味で、欲張って二枚も頂いてしまいました。
そして夏の夜にはお決まりの…
今宵もおいしくいただきました。
まだまだ行ったことのない京都の観光名所その他色々。
京都満喫が今年の目標です!
- スタッフ(豆越)が最近書いた記事
- 関連記事
平成27年08月03日 月曜日号
“夏の始まりに…/増本 一十三”
子ども達の夏休みが始まる頃、
下鴨神社でのみたらし祭りに行きました。
ちょうどラジオから関西地方梅雨明けのニュースが流れた日で、
糺の森の緑と、空の青、雲の白のコントラストが、とても綺麗.
家族で御手洗池に足を浸し、禊祓いをさせて頂きました。
池の水の冷たさにびっくりしつつも、
この冷たさだからこそ、効き目があるような気がします。
池を出たところにあった「かん虫封じ神石」
御手洗池から取れた黒い小石が、厄病除けの神石として、
特に子どものかん虫ふうじに効き目ありとのこと。
小さなお山の形をした石を一つ、頂きました。
そして、もう一つの目的である「さるや」でのかき氷。
開店まで、まだ時間があったので、みたらし団子を頂きながらのんびりと。
1時間ほど待って、子どもたち念願のかき氷。
今年最初の氷は、祇園祭の時期のSOU・SOUでのかき氷でしたので、
今年2番目の氷。
美味しく頂きました。
浴衣・着物への憧れが強い娘。
この日は、髪も結わいてすっきりと。
帯は伊勢木綿の手ぬぐい生地です。
南天柄の浴衣は、お仕立てが出来る友人に作っていただいたもの。
(SOU・SOUでは、子どもの浴衣お仕立ては承っておりません。)
夏の始まりと共に、聞こえ始めた蝉の声と力強い光。
かき氷に、お祭り、花火、盆踊り。
日本の夏って、やっぱりいいなぁと思うのでした。
平成27年08月02日 日曜日号
“夏の定番。/本間 陽子”
SOU・SOUの夏といえばやっぱり、長方形衣・四角衣ですね!
リピーターやファンの多い人気アイテムです。
昨年は、お手製の久留米絣長方形衣が大活躍でした。勿論今年も継続です。
今年はモスリンに引き続き、大好きな『菊』柄で、
手ぬぐい長方形衣を作りました。
まっすぐ縫いで、一日で簡単にできちゃいます。
(計り売り伊勢木綿 4M使用)
今年の夏も長方形衣・四角衣で、暑さに負けず、涼しく過ごしていきます!
皆様も是非、挑戦してみてください!
平成27年08月01日 土曜日号
“日本のおしゃれ【伊勢木綿いろは帖】/古川 帆南美”
今年の夏、伊勢木綿スタッフがおすすめしたいスタイルがこちら。
手ぬぐいターバン。
やり方はとっても簡単。
其の1 まずは手ぬぐいを三つ折
其の2 頭の上でばってん
其の3 ぐるっと交差させるようにねじって
其の4 生地端を中に差しこみます
完成!
髪の乱れを抑え、汗が流れるのも防いでくれるのでおすすめです!
ちなみに、私のイチオシはこちらの3柄。
奥から 間がさね/墨黒に苔、豆SO-SU-U、花市松。
髪の毛が黒いので黒ベースの柄をもってくると衣類とも合わせやすいです。
見える面も少ないので、細かい柄がおすすめです。
スタッフの間でも密かにムーブメント中。
チャイネスク村の元気印、瀟瀟ちゃんは SO-SU-U熨斗目 をチョイス。
みんなから「ドラえもんみたい」と言われたコーディネートにもばっちりはまってます。
私、古川はシンプルコーデに 風雅 をプラス。
結び目を首の後ろに持ってくると、ターバンにもなるおすすめの巻き方です。
ロングヘアーの方に、是非挑戦していただきたい!
一児の母、大和田さんは くびまき版画 をぐるぐるっとターバン巻き。
さすがオシャレ上級者の大和田さん、見事に巻きこなしてます。
男性にもおすすめの手ぬぐいターバン。
渋めの大滝をチョイスの配送山田さんは潔く全部巻き。
傾衣に合わせれば、男らしさがぐっとアップです!
皆さまも是非、夏のSOU・SOUにプラス一巻き、お試し下さいませ!
平成27年07月31日 金曜日号
“浴衣の夏 祇園祭の夏/福田 麻由子”
京都の7月。
といえば、祇園祭なしでは語れません。
自称お祭り娘の名にかけて毎年全力で祇園祭を満喫してきましたが、
今年は更に磨きをかけるべく、一緒のお休みメンバーで
前祭・後祭と、浴衣で山鉾巡りへ行って参りました。
《前祭編》
まずは、愛らしいカマキリがお出迎えの蟷螂山でカマキリみくじ。
カマキリがおみくじを運んできてくれる姿に思わずわくわく。
一緒に挑戦のわらべぎ店長・瀬野も、無心にくじを回します。
カンカン照りだったこの日、茶ガールも激推しの和日傘が大活躍。
浴衣姿にもばっちり合います。
一方、お点前王子は手ぬぐいで日除け。汗も拭えて一石二鳥・・って、
あら、この光景、前も見たことが・・
ちなみにこの方は、ビールで涼を取りこの表情。
ゴクリ。。。プハー!
幸せそうです。
そして、うろうろしている最中、わたしの後ろに
「菊づくし 東風」の浴衣(完売御礼)を着た方が!!!
全く気づかないわたし。
素敵です・・お選び頂きありがとうございます。
すっこーんと抜ける夏空に山鉾が凛とそびえ、見応えたっぷりの前半戦でした。
《後祭編》
後祭は、インパクト抜群の「金襴緞子 ひびき」の浴衣に身を包み。
やって参りましたるは、
昨年150年振りに鉾として復活を飾った大船鉾!
乗船致します!
なんとまあ、これはこれは、いい眺め。
今にも大海原を悠々と進んでいきそうです。
そして、誉田屋源兵衛さんでは、キーヤンこと木村英輝さんの
「Carp is dragon in heaven」の大弾幕を発見。
記念にツーショット。
前祭ほど数は多くないものの、それぞれ凝った意匠の山鉾に感動しきりの後半戦でございました。
さて、一ヶ月続いた祇園祭も本日を以って終いです。
少し寂しい気も致しますが、明日からは8月!
花火大会に五山の送り火と、まだまだ夏の催し盛り沢山!
まだまだ浴衣が活躍しそうです。
平成27年07月30日 木曜日号
“今日は「花月」をします/長沼 ふみ”
この日はいつもより多い、5人でお茶のお稽古、
先生の予告通り「花月」です。
そして、荒木さん、澤田さんという
心強いSOU・SOUチームが一緒です。
「花月」とは4?6人ほどで
くじ札を引いて役割を決めながらおこなうお稽古です。
江戸中期に家元や僧侶らによって編み出されたそうです。
木の札には花の絵、月の絵、数字が書かれており、
それだけで素敵です。
「花」を引いたらお点前をし、「月」を引いたらお茶を頂きます。
澤田さん、「花」です。
お点前です。
「花」と「月」以外を引いても、
ボーっとする暇もなく、人の動作を見ながら
次のお点前に向けて準備をします。
これをグルグルまわします。
みんなでタイミングを合わせる所や
相手への気遣い、終わるまで緊張感が続きますが
5人全員でお茶をしているのだなと感じました。
まだまだ分からないものが多いお茶のこと、
頭の中真っ白になりながらの、優雅な時間です。
平成27年07月29日 水曜日号
“新刊とイケメンカメラマンと尾道/橋本 真紀”
本日の『一日一駄話』でもお伝えしました通り、今年2冊目の本が出ました。
皆様、是非是非ご覧になってください!
そして、これとほぼ同時に進めていた3冊目の本も8月初旬に発売される予定です。
これで“平成27年SOU・SOU出版三部作”は、無事コンプリートとなります!
3冊目の本は、昨年出したブランドムック本でお世話になった時と同じ制作チームで取り組みました。
左手前より、宝島社の船津さん、ライターの内藤さん、ロケバスのドライバーさん、そしてイケメンカメラマンこと、写真家の中島さん。
ロケの途中で小休憩を取った時に、たまたま尾道自由大学での写真講座の話が出て、今カメラに興味津々の山本企画主任と、尾道に行ってみたいーと思っていた私が乗り気になってトントン拍子で話が進み、先週の土日に講座に参加してきました。
坂の上にある民家が尾道自由大学のキャンパス
2日間、みっちり座学があり
フィールドワークで撮った写真の発表と講評があり
最後にちゃんと修了証書まで頂きました!
2日間とも超真夏日でフラフラになりながらも、尾道の素敵な風景を夢中で撮影した、とても中身の濃い2日間でした。
たくさんシャッターを切った中から、お気に入りの5枚を発表させて頂きます!
時が止まったかのような地元商店街の軒先にぶらぶらしていた電球をパチリ。
路地裏で夕涼みをしているおばあちゃんをこっそり撮らせてもらいました。
対岸の向島に渡る船の上から、ザ・尾道な風景を切り撮りました。
今回の講座で、さらに環世界を広げた山本企画主任。
イケメンカメラマン、夢中で撮影するの図。
何かをしっかり学ぶということがとっても新鮮で、思い出深い旅となりました。
- コメント
-
尾道!素敵ですねぇ。私も訪ねてみたい街のひとつです。日本にはまだまだ行ったことのない素敵な場所がたくさんありますが、一体どこへゆけばいいのやらと考えているうちに日々はどんどん過ぎて行きます、、。
普段いろんなことに興味を持っていると、思わぬご縁があるものですね?。充実した二日間をお過ごしになられたのが伝わって参ります。うらやましい。
おばあちゃんの写真、懐かしい感じがして素敵ですね。
私もいろんなことにアンテナを張って、フットワーク軽く行きたいと思います。
またブログ楽しみにしております。
Lindaさま
コメント、ありがとうございます!
初めての尾道、とっても良かったです。
今回は夏真っ盛りな時期だったので、次回は違う季節に訪れたいなと思います。
何度でも足を運びたくなる素敵な町でした。
“カメラ目線”でモノを見ると、いつも見慣れた景色が違って感じられたり、気づかないものがパッと目に飛び込んでくるので、すごくいいなと思います。
またブログの写真に活かしたいと思います!
- スタッフ(橋本)が最近書いた記事
- 関連記事
平成27年07月28日 火曜日号
“島旅/大澤 祐子”
日本列島は梅雨のまっ最中、お休みを頂き沖縄の離島へ行って来ました。
飛行機を降りる際、CAさんが、
「石垣島にもぴったりの装いですね」と声を掛けて下さり、旅へのテンションが上がる我々。
石垣島から観光船にて10分。竹富島に渡りました。
現地調達したクバサー(傘)がSOU・SOUにもはまりました。
日差しも雨も防げてなお良しです。
美味しい八重山そばで腹ごしらえし、
海へ!
コンドイ浜。遠浅なので海が初めてのうちの子も思いっきり遊べました。
傾衣で海水浴。
次の日は水牛のぴーすけ君に乗りました。
昔ながらのさんごの石垣と赤がわらが絵になります。
怖すぎて個人的にはまったくなごめなかった「なごみの塔」
島で一番高い場所です。
そして必ずやりたかったこと。
「絶景」にて絶景。
傾衣ver.
大満足!の島旅でした。
この二着とえんゆう履きが大活躍でした。
高島縮 長方形衣 絶景/伊勢木綿 長方形衣 疎水
涼しい、かさばらない、すぐ乾く、、、、旅行にもぴったりです。
ぜひSOU・SOUにて夏を楽しみましょう!
(大澤)
平成27年07月27日 月曜日号
“いせもめん いろいろ/新見 奈々”
伊勢木綿生地で四角衣を作りました。
むささびと擬宝珠を合わせてみたり。
どんな着衣アイテムとも相性がよいので一着あると、着回しが楽しくなります。
ちなみに、このテキスタイルは「畑」です。
着衣では、今年もいろんな柄を取り揃えて販売しております。
見た目がかわいいことは勿論
肌触りもよいですし、なんといっても汗をよく吸ってくれるので
日本の夏には欠かせないアイテムです。
染めおりで、ご用意している伊勢木綿 計り売り。
「みんな、伊勢木綿をどうやって使うの?何を作るの?」
というお声を耳にします。
たとえば布袋スタッフ、黒澤さん
190cmにカットしたものを、くびまきとしてグルグル巻いています。不定期に新調される黒澤さんくびまき、7月は「きゅうり」を愛用。
お次はお客様より。
「菊」を使用した、わんちゃんのお洋服。夏本番前の6月にお父様とご来店下さいましたので撮影させていただきました。ありがとうございます。
手ぬぐいとしては、もちろん、
ちょっとした手芸にも使って頂くと
伊勢木綿の楽しみ方も少し広がるかもしれません。
平成27年07月26日 日曜日号
“祭・祭・祝祭/西永 恵子”
京都が祇園祭で盛り上がっている頃、保育園の夏祭りに行ってきました。
輪投げに魚釣りと楽しんできました。
同じクラスの友だちがいせもめんこどもじんべいを着ていてびっくり!!
「肌触りが一番良かったから」と嬉しい一言。
また別の日。
「コップのフチの太陽の塔」のガチャガチャができるというので、行ってきました。
シークレットモデル狙い。
出てきたのはこちら。
でも、ある方のご厚意でシークレットも手に入れることができました。
なんやかんかで・・・太陽の塔祭
でも、じつは、この内3つはある方々へのプレゼント。
もう一度綺麗に包み直して、いざ夜会へ。
何の夜会かというと・・・
大澤さんと米野さんの誕生日会!
と、
この方のご結婚祝いです。
とても幸せそうな笑顔です!
“吉田”さんになられました。
密かにハートブレイクしたという方も少なくないのでは・・・
と思っています。
夜会では、変顔で熱く語る人も・・・。
ワイワイと楽しいひとときとなりました。
すでに次回が楽しみです。
- コメント
-
太陽の塔喜んでいただけたようで幸いです。
それにしても、岡部さんじゃなくなっていたとは……
昨日伺ったのですが、名札チェックしてなかったです(^_^;)
なんにしても目出度い。お祝いしに行かねば^_^
おとう様
コメント頂きましてありがとうございます。
シークレット太陽の塔は本当に嬉しかったです!ありがとうございます。
是非次回ご来店の際には「吉田さん!」と呼んでみてください。
幸せいっぱいの笑顔が見られると思いますよ!
お待ちしております!
- スタッフ(西永)が最近書いた記事
- 関連記事
平成27年07月25日 土曜日号
“覗いてみたい頭の中/西牧 知恵”
連日厳しい暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、京都市美術館で開催されているマグリット展へ行って参りました。
美術の教科書などで一度は彼の作品を目にしたことがあるのではないでしょうか。
7月11日(土)から10月12日(月・祝)まで開催されています。
20世紀美術を代表する芸術家であるルネ・マグリットの作品は、何人もの紳士が空中に浮遊する「ゴルコンダ」や、鳥のシルエットの中に青空が広がる「大家族」など不思議な雰囲気のものばかりで次に現れるのはどんなものかとわくわくしっぱなしです。
日常の謎に着目し、そのイメージから生まれる作品を生み出す彼の頭の中を覗いてみたいと思いました。
頭の中を覗いてみたいお方がもう一人。
SOU・SOUには日本の四季や植物、言葉など日常から生まれたテキスタイルがたくさんございます。
そんな素敵なテキスタイルを生み出す脇阪さんの頭の中は宇宙のように広いのでしょうか・・・。
SOU・SOU伊勢木綿の入口すぐ横に“12ヶ月の手ぬぐい”が月ごとに並んでいるのですが、
その中で“子どもの目線で見た京都の一年”というテーマの手ぬぐいが12枚ございます。
私は特にこの一年の手ぬぐいのテキスタイルが大好きです。
おひなさまや鯉のぼりなど思わずくすっと笑ってしまうような可愛らしいテキスタイルばかりです。
脇阪さんが考える子どもの目線で見た京都の一年はこんな風映るのか?と想像が膨らみます。
ぜひSOU・SOU伊勢木綿、SOU・SOU染めおりへお越しの際はご覧くださいませ。
日々の生活で見る当たり前の景色を、ちょっと立ち止まって違う見方をする、不思議に思ってみる行為から
生まれる豊かな作品やテキスタイルはとても刺激的です。
私はまだ祇園祭、未体験なのでたくさんの写真付きレポうれしいです!!
そして福田さんのゆかたどちらも素敵♪来年は、SOU・SOUの浴衣デビューしようかな♪
anzai様
いつもありがとうございます。
祇園祭、毎年行っても、何度でも楽しませてくれます。
anzai様も、来年は是非SOU・SOUの浴衣で祇園祭を楽しんでくださいませ!
太子山にも来ていただいたのですね。ありがとうございました。わたしは山町の正装浴衣があるのでSOUSOUさんの浴衣はありませんが、その他の私服はSOUSOU濃度が高いです。来年は仕立ててみたいです。
イシイ様
コメントありがとうございます。
太子山も含め、楽しく回らせて頂きました!
各山鉾の個性的な浴衣や手ぬぐいなどを拝見するのも、大変興味深かったです。
是非、SOU・SOUの浴衣もお試しくださいませ!
SOU・SOU着衣にてお待ち致しております。