平成27年08月20日 木曜日号
“この人がやってきました!/吉田 優里”
そうです。先日SOU・SOUを卒業した荒木がやって来ました。
抱き合う二人。
東京と京都。遠く離れていてもほぼ毎日なんかしら電話のやりとりがあったりと
近い存在の京都スタッフ。
卒業は寂しいですが、こうやってゆっくりごはんを食べ、今まで話したことのないような
話が出来るのは嬉しいものです。そして変わらずずっと応援して行きたい気持ちです。
この翌日モンゴルへ旅立って行きました。
(もう帰って来てると思いますが…)
そして…
私事ですが、7月に結婚しまして吉田となりました。
結婚して初めての夏。
ダンナさんが心を込めて作ってくれる朝のフレッシュジュース。
って…こぼし過ぎやーん。
このジュースのおかげで夏バテ知らずの毎日です。
平成27年08月19日 水曜日号
“万能服/大和田 由芽”
私事ですが、有難いことに第二子を授かり、
ただいま妊娠7ヶ月目に入りました。
たまにお客様からも『妊婦でも着れる服、ありますか?』
とご質問を頂戴しますので、実際の着心地を少し紹介させて頂きます。
これは麻 小袖 莢、伊勢木綿 文 四角衣に、久留米絣 帯もんぺのMサイズを合わせています。
気になるのは、とくにパンツ類かと思いますが、SOU・SOUのパンツはウエスト部分がほぼゴムや紐なので臨月手前まで履くことができます。
私はそれをぐっと上げて履いています。(なんとなくお腹が守られるような気がします)
そしてこれは、むささび 短丈、抜衿ジバン Lサイズに、富士のLサイズを合わせています。
この富士のLサイズは出産直前まで着用できるのでかなり心強いアイテムです。
出産後は、うちでは夫が履いています。
他にも長方形衣類や羽織など基本ほとんどの商品を臨月まで快適に着用できます。
サイズは、フリーサイズのものは大概大丈夫ですし、サイズ展開しているものは平生のサイズより1サイズ上を選ばれると問題なく着ることができます。
私は身長165cmで、通常サイズ展開のあるものはMサイズを着用しているので、
これから選ぶものはLサイズですね。
妊婦の期間は限られているので、
その時を快適に、そしてその時を目一杯楽しむにもSOU・SOUの服は適しています。
そして出産後もずっと楽しめます。
よろしければお試しになってみてください。
平成27年08月18日 火曜日号
“夏の風物詩/内村 円”
ざ…残暑が厳しいざんしょ。
渾身の親父ギャグは皆様を一瞬で涼しくさせたことでしょう。
さて、私は先日和歌山県は和歌山市加太に行って参りました。
目的は満幸商店の名物、しらす丼!
ハイ どーーーーーん
漫画みたいなご飯の盛り付け!
こちらでノーマルサイズです。
山盛りご飯の上にしらすがまぶしてあるのかと思いきや、
お茶碗の端から上すべてしらす!まさに山盛りのしらす!
堪能しました。
他にもわさびスープやうにトーストなどの名物があったのでまた訪れようと思います。
お腹いっぱいになったところで、
満幸商店の奥を覗いてみると何やら雰囲気のある鳥居が。
加太淡島神社か。
ちょっと涼んで行こ!
本殿の手前にこんなものが。
針塚。
淡島神社の主祭神である少彦名命は
裁縫の道を初めて教えた神様と伝えられています。
写真には写っていませんが裁縫成就のお札もありました。
裁縫といえばこちら!
まっすぐ縫いの本
針塚の前でばっちり手を合わせて来たのでいいものが作れそうです!
SOU・SOUテキスタイルの生地は染めおりで!
※まっすぐ縫いの本に記載されている用尺はあまり遊びがありませんので、
余裕を持って作られたい方は少し長めに生地を買われることをお勧め致します。
さて本殿はというと…
ひっ!!!!!
中にも外にも人形人形人形!!!!!
何気に一体こっち向いてないか…
他にも。
なんとも異様な光景です。
淡島神社は人形供養の神社として有名で、境内には供養のために納められた
無数の雛人形や市松人形、はてはフランス人形までもが所狭しと並べられ、
異様な雰囲気をかもし出しており、境内地下には無数の霊現象を見せる人形が
安置されてもおり、そのため心霊スポットとしてマスコミに
取り上げられることがある。【Wikipediaより】
一瞬で涼しくなりました。はい。
髪の毛が伸びる市松人形もいるとか。
ですが不気味なだけではありません!
婦人病祈願の神社でもあり安産や子授けに御利益があります、
また、女性のあらゆる下の病気を快癒してくれると伝えられています。
境内奥の末社には絵馬と共にパンツが奉納されているのも面白いです。
中々の珍スポットなのではないでしょうか。
満幸商店を訪れた際には淡島神社も是非覗いてみてください!
時間にも余裕があったのでそのまま白浜へ!
2時間程で白浜に到着しましたが、高速道路をおりてから激混み。
何事かと思いきやまさかの花火大会!
まさしく夏の風物詩ですね!
こんなことなら三脚を持ってくれば良かったと少し後悔。
ですが、思い出は心に残すもの!
ばっちり目に焼き付けてきました!
最後は菊づくしのような花火とともにさようなら。
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加太市、という場所は存在しません。
正しくは、和歌山市加太、です。
ゆき会長様
ご指摘有難う御座います。
早速修正させて頂きました。
これからもSOU・SOU日記を宜しくお願い致します。
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平成27年08月17日 月曜日号
“SOU・SOUで行くクラシック/色部 由里子”
残暑厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は先日、こちらに行って参りました。
大阪は中之島、フェスティバルホールでございます。
夏のお出かけはやっぱりこれ!な高島縮薙刀長方形衣で蒸しあつ~い道中も、ひんやりとしたホール内も快適快適。
落ち着いた山茶花の柄もいい感じ。
お気に入りの竹かごに店舗限定の小巾折穏を合わせて、るんるんです。
そして向かうは、初めて生で聴くクラシックコンサート
マエストロ青島の五つ星クラシック?スペシャルサマーコース2015「音楽史」withオーケストラ!
クラシックはちょこっと気にはなっていたものの今まで敷居が高く感じられて
行くきっかけを逃していたので、初心者も気軽に楽しめそうなこちらを選びました。
曰く、『見て、聴いて、音を味わう 「まなべる」系クラシックコンサート』とのこと。
音楽史というだけあって、古い時代の曲から始まり徐々に新しい時代の曲へと移り
笑いも交えて作曲家や曲についての解説があり
音楽の心地よさに惹き込まれ、とても充実した時間でした。
詳しくなくても楽しめる、知ったらもっと楽しいんだろうなぁと思わせてもらえて
高いと思っていた敷居も、あら、飛び越えられそう。
思えば、着付けやお茶を始めたときも、新しい世界に飛び込むのはいつもそんな感覚でした。
少しの興味と思い切り、そして楽しいと思う気持ち。
芸術の秋に向けて、ひとつ楽しみが増えました。
次は何着てどこへ行こうかな。
平成27年08月16日 日曜日号
“送り火/矢寺 和成”
今晩京都ではお盆に帰って来られた先祖を送り出す行事“五山の送り火”がございます。
私が住んでいる上京区の辺りからは左大文字が見えます。
ちなみにSOU・SOUの手ぬぐいでは、
送り火を見ると、夏の終わりを感じます。
私の中で夏といえばもうひとつ。
そう、獅子舞。
今年は生憎の天候により獅子舞の出番は後祭りのみ。
巡行と八坂神社舞殿での奉納をさせていただきました。
八坂神社の獅子舞は平安時代の文献に既に登場しているそうで、
お神輿が通る前に厄払いすることがお勤めなのです。
後祭りもところどころ歩行者天国に。
来年は露店が出るとか出ないとか?
この凛とした感じが好きだな。
祇園祭はまた来年。
それまでまたお稽古や他奉納行事をがんばろう!
-----------おまけ--------------
息子のつづみさん。
(´-`).。oO 歯が生えて、髪の毛も増えてきまちたね。
平成27年08月15日 土曜日号
“夏を涼しく、快適に/石田 さよ子”
少し過ごしやすくなったと言っても連日35度を超す気温が続いておりますが、
皆さま元気でお過ごしでしょうか?
私が小学校の時は、気温が25度以上でないとプールに入れなかったと記憶して
おりますが、今なら朝の6時からでも入れてしまいます。
以前は好きな季節であった夏が年齢のせいか、年々嫌いになってきました。
そんな季節を少しでも快適に過ごしたいと毎日着る衣類を涼しい素材で
選んでおります。
私のお気に入りを一部ご紹介致します。
『伊勢木綿 文 四角衣(しかくい)』
『伊勢木綿 文 長方形衣(ちょうほうけい)』
『 高島縮 薙刀長方形衣(なぎなたちょうほうけい)』
『高島縮 四角衣(しかくい)』
『広形もんぺ(ひろなりもんぺ) はぎ丈』
※ 完売している商品もございます。あしからずご了承くださいませ。
まだまだ残暑が厳しいと思います、まだお持ちでない方がいらっしゃいましたら
是非一度着心地をお試しくださいませ。
- コメント
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スタッフさんの持ってらっしゃるアイテムを拝見できると、嬉しいですっ♪
とっても親近感が湧いてきます。
そして「嗚呼、やっぱりそれも欲しいなぁ?」と物欲も湧いてきちゃいます*
(*'∇')ウフフフフ
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平成27年08月14日 金曜日号
“東山三十六峰/石田 明日香”
おっとこちらは嵐山
峠も県も自転車で越えるイシダ(ア)です
さて、二日後の8月16日といえば、そう五山の送り火(こちらも是非)
送り火がやってくると、夏も終わりやなと感じます
五山の送り火といえば、リーダー格の大文字(如意ヶ嶽)
大文字といえば、東山三十六峰です
ということで、東山さん大集合?!
ど???ん!!!
ぱ????ん!!!
なだらかな連なり、まさに東山三十六峰
ふふふ?んと、鼻歌が聞こえてきそうな小さな東山三十六峰
ちなみにこの日のカメラマンは、、、
じゃ???ん!!!
東山三十六峰/黄金畑を身にまとった豆カメラマン!
なんと、あさぶらも東山!
愛を感じます
賀茂川に集まれば、青おにぎりは欠かせない
こちらもいいお山です
SOU・SOUには無限の楽しみ方があると思います
皆さまの楽しみ方も是非教えて下さいませ
最後は、仕事に向かう東山たち
今日もいい日になりますように!
- コメント
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みなさん素敵すぎます。暑い夏に高島縮はとても重宝します。明日香さんはタイツのようなものをはかれていますが、どのようなものですか?参考にさせていただきたいです。
たーちゃん様
日本の夏に高島縮は欠かせませんね。
この日は、レギンスを合わせて履いております。
長方形衣は下に穿くもので印象ががらっと変えることができますので、たーちゃん様も気分に合わせてコーディネートを楽しんでくださいませ。
こんにちわ!いつもありがとうございます。
楽しく 涼しいお写真 拝見いたしました!なにより皆様のお顔の温かさが いいですね。
わたくしは 宝物である 3期ほど前の東山を持っており ずいぶんと違う配置の東山で 皆様に混ざれたら どんなに幸せかと存じます(笑)
レギンスに、ひろなりもんぺに ひざ丈などいろいろで やっぱり みんな違って みんな、いい!ですね。
はたむらかおり様
いつもありがとうございます。
もっと沢山の東山が集まればきっと楽しいでしょうね!
下に穿くものは、特に指定をしていなかったのですが、皆それぞれ違いました。
ほんとに、みんな違ってみんないい。ですね!
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平成27年08月13日 木曜日号
“東京へ/荒武 久枝”
厳しい暑さも峠を越え、朝夕は過ごしやすくなってきましたね。
申し遅れました、メルマガ担当の荒武です。
先日、企画室スタッフの山本真弓(まゆゆ)と一緒に東京へ行ってきました。
東京に到着して青山店に直行。ランチタイムは吉田さん、斎藤さんと美味しいカレーをいただきました。
その後は『21_21 DESIGN SIGHT』で開催中の“動きのカガク展”へ。動きの仕組みがわかりやすく、おもしろい展示でした。まゆゆも楽しそう!
そして、目的の一つでもあった『DRUM TAO』の公演を見に行き、大興奮!
迫力満点のパフォーマンスに魅了されました!ストーリーにも感動!素晴らしかったです。
翌日は『三鷹の森 ジブリ美術館』へ。ショートムービーや企画展などを楽しんだあとは晴れた空の下で風の谷のビールを飲みました。
隅々までジブリの世界を堪能し、大満足!
まゆゆとの初めての旅。充実した幸せな2日間でした!
早々と次の旅の計画を立てたいと思います。
平成27年08月12日 水曜日号
“心地いい日用品探し、陶器市へ/李 瀟瀟”
熱帯夜が続く中、夏日に寄り添う日々の「相棒」を捜すために、
京都・五条坂の陶器まつりへ行って参りました!
この五条坂の陶器まつりは大正九年、六道珍皇寺にお精霊さんを迎えに行く人々、また大谷本廟へお盆の墓参りに行く人々が五条坂を賑わせていた時に、五条坂に店を構える陶器屋が登り窯で出た大下(おおげ)、要するに一級品として出せないものを陶器市として売り出したのが始まりだそうです。
京焼の清水焼を始め、京都以外からも全国各地から陶器が集まります。期間は八月七日から十日までです。
夜の陶器まつり、テントごとに明かりの色が違って、雰囲気が良く、気温も少し凌ぎやすいかな。
少し、ね…
あやっ!(中国語の感嘆詞で「あらぁ?!」って感じ)
この青がパッと目に留まって、一つ購入しました。
夜店の感じの歩道をぶらぶら歩き?ながら、
爽やかな風が五条坂を抜けてゆきます。
福田さんは地元栃木県の益子焼を見付けることができず、こちらを連れて帰ることにされました!
そして、私はこちらに!
京都の若い作家さん安田宏定さんの作品です!
ほかには、凛とした佇まいが目を引く花入れ【下左】となんとも言えないおもしろい線香立て【下右】も手に入れました!
ちなみに、
英語で陶器をチャイナ(china)、漆器をジャパン(japan)と呼称します。
陶磁器の原産地が中国なので、そう表記するのだそうです。
小文字で書くchinaは、正確には「磁器」のこと、指ではじくとガラスのようなかたい音、きめ細かな白い生地に優美で繊細な色絵のイメージがあります。
陶磁器郷のチャイナからジャパンに来てはじめて、心地よい日用品としての陶器の魅力を感じました。
早速、松栄堂 お香を立ててみました!
勿論、花げしき 備長炭もおススメ!
※おまけ※
六月に台湾に行って来てから中国語の勉強で頑張っている福田さん?との陶器まつり乾杯シーン!
平成27年08月11日 火曜日号
“手作り その①/吉田 実加”
立秋を迎えても、連日猛暑が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
日々の暑さに負け、涼んで楽しめるものを‥と、伊勢木綿店長 古川&茶係 高橋の日記でも何度か登場しているプラ版工作に熱を注いでおります!
SOU・SOU名物裂 にてテキスタイルを選び‥
完成品はこちら
ほほえみ風イヤリングは、長方形衣に合わせて。
若干POPな仕上がりになった天竺牡丹風ブローチは、小巾折やがま口に。
金平糖風はまだ何に使おうか考え中ですが、この時間がまた楽しいものです。
小学生以来のプラ版で、ひとつひとつの作業を懐かしみながら、上手く出来るかドキドキ‥ワクワクしたりと素敵な時間でした。
そして、先日発売された まっすぐ縫いの本
直線縫いが中心のSOU・SOU人気の衣類のレシピをいくつかご紹介しております。
出来上がる工程も見れて、好きな柄でオリジナルのものが手に入る。
完成までワクワクしっぱなしの一冊でございます!
次は何を作ろうかな♪
平成27年08月10日 月曜日号
“日本の夏の音を楽しむ/山本 真弓”
連日の夏晴れ、夕立、熱帯夜・・・ 夏らしい夏が来たなーと感じます。
でも、そんな夏も嫌いではありません。
春から着々と茂ってきた木々や稲穂の緑。
突き抜けるようなスカッとした空の青さ、天空の城ラピュタへ行けそうな真っ白な入道雲。
目に映る景色がすべて力強くて鮮やか。
植物も雲もむくむくと成長していくように、何かアツくなれるエネルギーに満ちている季節です。
アツイと言えば、先月、メルマガ担当・荒武さんと一緒にDRUM TAOの公演に行ってまいりましたー!
前回お邪魔した時も大興奮でしたが、やはり圧巻のパフォーマンス!!
体全体に響くどっしりとした和太鼓の音、SOU・SOUの地下足袋を履いたみなさんの機敏な動き、寸分違わず揃った打音、時折盛り込まれるお笑い要素、緩急のつけ方も秀逸で、一瞬たりとも目が離せません!
男性陣はもちろんのこと、女性の力強い演奏姿にも胸打たれます。
めっちゃカッコイイです!!
東京まで出向いた甲斐がありました。
ぜひ、もっとたくさんの方に、生で!体験していただきたいです。
公演後、メンバーの相戸さんにお会いすることもでき、ブログに載せていただいてさらにテンションの上がる我々。
TAOを通じてSOU・SOUを知ってくださった方も多いようで、ありがたいご縁に感謝です。
アツイ和太鼓の音と共に、日本の夏の風物詩・花火の音も欠かせません。
滋賀ではおなじみのびわ湖大花火大会。
太鼓と同じように、お腹にドーンと響くこの音を体感できる距離で観るのが最高です!
目の前の湖上から降り注いでくるような迫力ある様子もまた、生で観てこその醍醐味です。
※私の写真では伝わらないかもしれませんが、実際はもっと感動的です。
激しい音とは対照的に、夏の暑さを和らげる音といえば風鈴。
音で涼を感じられるのも、日本人の独特の感性ならではですね。
セミの大合唱は時折やかましく感じるかもしれませんが、それも夏らしさ。
ヒグラシの涼やかな音色を聴けば、一気に体感温度が下がる気がします。
夕暮れ時に遠くの方から響いてくる澄んだヒグラシの声は本当に心地よくて、
それを聴くだけでも夏っていいなぁと思えます。
緑いっぱいの森や木陰にいる感覚になります。
びわ湖の穏やかなさざなみも、また心穏やかになる音。
淡々と繰り返し波打つ水の音を聴きながら、ぼーっとするのは至福の時間です。
動と静、両方の夏の音と共に、日本のアツイ夏を楽しんでいきたいと思います。
平成27年08月09日 日曜日号
“広い空と大地そして高島縮/山本 聖美”
記録的な猛暑が続く日本の夏に不可欠なもの・・・
それは高島縮の衣類ではないでしょうか。
SOU・SOU夏衣の大定番生地、高島縮の産地を訪ねてまいりました。
湖西線の車窓から見えるは、琵琶湖岸の美しい景色
降り着いた先は、滋賀県高島市新旭駅
繊維産業の盛んなこの街で、高島縮生地は生産されています。
まずは
長方形衣・薙刀長方形衣、今年からは富士や襞もんぺなどに使用している
サーキュラー加工生地を制作していただいております坂尾織物さんへ
こちらが坂尾さん
いつもこちらの要望に柔軟に迅速に対応していただき、大変頭がさがります。
今は新素材を組み合わせた生地を制作中だとか。。。
続いて
抜衿ジバン・えんゆう穿き・薙ジバン、風靡上下などに使用している
エンボス加工生地を制作いただいております高橋織物さんへ
こちらが高橋さん
前日のゴルフで、日焼け止めを塗り忘れたまぶただけが焼けて痛い、、と楽しいお話。
縮以外にもシルクやウールなどの素材でも生地を制作されており、
今回もマニアックで素敵な生地を見せていただきました。
事務所の奥には織り機がずらり。
SOU・SOU別注の生地もかかっていました。
こちら生地巾 約178cm
これにエンボス加工をして112cm巾まで縮めています。
こうやって出来た凸凹が、涼しさの秘密です。
広い空と大地のある高島から生まれる縮生地。
ちょっと気が早いですが、来年の夏も素敵なテキスタイルをプリントしてお届け致します!
平成27年08月08日 土曜日号
“今日は何の日?/山田 充”
本日、平成27年8月8日は「立秋」です。
立秋とは二十四節季の一つで1月の小寒から数えて13番目にあたり、暦の上での秋の始まりとされ、夏至と秋分の中間でこのころから秋への移り変わりが訪れるという、夏から秋へ季節が移り変わり始める日という意味でも使われるようです。
尚、立秋とは次の処暑の前日までの立秋の日から約15日間の期間のことも指しますが、1日目というのは、暦の上では暑さのピークを迎え、この日を境にだんだんと気温が下がっていきます。
そんな「立秋」のことを学んだところで、SOU・SOUでの「立秋」はというと…`
白と青のコントラストが涼しげな伊勢木綿 小巾折/立秋を持ついつも満面の笑顔の新見も、この時期イチオシのテキスタイルです。
また、調べてみると8月8日は全日本愛瓢会が制定した「ひょうたんの日」でもあるそうで、
理由は数字の「8」に形が似ていることから、というド直球なセンスが惹かれます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「ひょうたん」のテキスタイルもSOU・SOUにはあるんです。
そんな「ひょうたん」を少しだけご紹介いたします。
配送チームのオシャレ女番長こと増本は、高島縮 四角衣 組 肩文様/日々×舛花色(ひび×ますはないろ)と、貼付地下足袋/ひょうたんとを併せて、ちゃきちゃきの江戸っ子で何事にも全力投球なお母さんにピッタリなコーディネート。
生産&企画担当兼日本画家の今坂は、高島縮 長方形衣(ちょうほうけい)/花っこ(はなっこ)と、これまた貼付地下足袋/ひょうたんを併せて、“明るく素直で伸びやか”という花っこのテキスタイルデザインのイメージと今坂の代名詞でもあるおかっぱともバッチリなコーディネート。
やはり地下足袋の「ひょうたん」のテキスタイルには、2人のようなカラフルなコーディネートがよく似合います。
ちなみに私、山田は毎月23日となると、とあるコーディネートにハマっています。
着用アイテムは、手ぬぐい・風靡上・えんゆう穿き・小巾折・足袋下・貼付地下足袋と、ゴリゴリの文(ふみ)づくし。
すれ違うスタッフには、苦笑いと「文野郎や!」と冷たいツッコミを頂きつつ、次は何づくしに挑戦しようか思案中です。
皆様も、季節や語呂に合わせたテキスタイルデザインを楽しみながら、コーディネートを選ばれてみてはいかがでしょうか?
平成27年08月07日 金曜日号
“ネットショップのお仕事 ~掲載編~/稲垣 正幸”
先月お届けしました「配送センターのお仕事」に続き、
今回は新商品がネットショップに掲載されるまでの流れを紹介させて頂きます。
SOU・SOUネットショップは大きく分けて、先に紹介した「配送」と
今回紹介する「掲載」の2つのセクションで運営しています。
社内ではそれぞれを「配送チーム」、「掲載チーム」と呼び合っています。
掲載チームの仕事はここでは書ききれないほど多岐に渡りますが、
やはり一番のメインは商品掲載の作業です。
では、ある商品がネットショップに掲載されるまでの一例をご覧ください。
お客様は見ることの出来ない完全なるSOU・SOUの舞台裏です。
※おことわり※
わかりやすいよう簡略化&演出している箇所があり、実際の業務とは若干異なります。
1:生産担当から新商品が届きます。
新商品にいち早く出逢える喜びと同時に、我々の仕事の始まりです。
2:商品撮影をします。担当は私、稲垣です。
商品数が多い時は丸一日スタジオに篭もることも。なかなかの体力勝負。
3:イメージ写真(着用写真)のコーディネートを考えます。
着衣アイテムのコーディネート担当はアスカ店長。
持ち前のセンス&店頭でのノウハウが活かされます。
4:コーディネート表を基に商品集め&モデルを手配し、イメージ撮影をします。
撮影担当はネットショップディレクターの矢寺。イメージ全般を撮っています。
こちらは小物の撮影の様子。
掲載チームの一員、溝川はモデルでもよく登場してます。
実際の商品ページはこちらです。
ご存知の方も多いと思いますが、モデルはほぼ全てSOU・SOUのスタッフです。
ちびっ子モデル達もスタッフの家族がほとんど。その理由はこちらに記しています。
5:撮影した中から使えるもの(ベストショット)を選別します。
商品写真も同様ですが、最終的に残るのはおおよそ3割以下です。
6:商品写真とイメージ写真を加工します。
担当はメルマガでもお馴染み、申し遅れました荒武です。
ネットショップは実際にお客様が商品を手にとって確認できないので、
商品の色や質感が実物となるべく近くなるよう、
色合せ専用の照明や専門的なソフトウエアの導入、加工方法の共有化など、
日々技術の研究をしています。
こちらはイメージ写真の加工
7:素材が揃ったので、いよいよ商品ページの作成です。
生産担当が作成した仕様書を見ながら、商品名、価格、素材、サイズ、注意事項などなど、
間違えがないよう慎重に入力し、確認作業を行います。
最も緊張感のある作業です。
8:全ての作業が完了し、めでたくネットショップに公開されました!
実際の商品ページはこちらです。
・・・と、
このようにして商品ページは年間約1000ページほど作成されています!
一連の作業は、最短だと当日ってこともあります。
お気付きになられたと思いますが、SOU・SOUネットショップでは
ほぼ全ての作業を社内で行う、いわゆる「インハウス」の体制をとっています。
SOU・SOUのコンセプトや商品知識に精通した各分野のスタッフが連携し、
それらを皆様にお届けできるよう日々たゆまぬ努力を続けています。
※文中で紹介した実際の商品ページが売り切れの場合がございます。
あらかじめご了承ください。
平成27年08月06日 木曜日号
“家族/宮脇 裕美”
私事ですが、今春、結婚しまして、
先日、旦那と一緒に帰省してきました。
親戚への挨拶周りにお墓参り、
京都とは違う日差しの痛い暑さに体力消耗してしまい、
涼しさを求めアイスににんまり。
弟家族も帰省していたので
一緒に笑顔で写真に納まることができました。
真夏日が続く京都でも宮崎でも長方形は大活躍です!!
恥ずかしくて一緒に写りませんでしたが、私の母も愛用しております。
次回は三世代で撮りたいなと
また家族全員で集まる日がとても楽しみです。
平成27年08月05日 水曜日号
“「う」のつく言葉/溝川 祐美”
本日8月5日は、この夏二度目の『土用の丑の日』
せっかくなのでうなぎを食べてもいいんじゃないか。という世間の空気と
毎日SOU・SOUのお隣、江戸川さんから漂う匂いに誘惑され、
惜しくも土用の丑の日でもなかったですが
夏の猛暑を乗り切るべくうな重を美味しく頂きました。
『土用の丑の日』にうなぎを食べる風習は江戸時代からで
夏に売れにくいうなぎを売る販促の為に
うなぎ屋さんが「本日土用の丑の日」と張り紙をした事から始まったとか。
100年後には立派なひとつの文化になっているのですから面白いです。
元々それ以前も、
「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」
という風習があったそうです。
「うどん」や「梅干し」。。
連日の猛暑に負けないよう、今日も「う」つく食べ物にあやかろうかと思います。
そして最近発売致しました、
特典付きでうな重よりもお手頃な『SOU・SOUの日本のおしゃれ』
いろはカルタで並べられた言葉達がとても楽しませてくれます。
SOU・SOUのいろは歌の「う」は
「うらまさり」
とても粋な言葉です。
平成27年08月04日 火曜日号
“そうだ 京都、行こう/豆越 夕夏”
日本の夏。
そうだ 京都、行こう。
ちなみにこのフレーズ、20年も前からJR東海のCMで使われているそうです。
浴衣を着てお出かけとなると、ついついテンションあがってしまって、あははんと一枚。
夏の日差しが照りつける中、京都の夏を満喫すべく
それぞれ浴衣を身にまとい向かうは豊臣秀吉の正室ねね様のゆかりの寺、高台寺です。
ねねの道をのぼってのぼって
後ろ姿でご登場頂いておりますのは茶ガール中西とフッキー福田氏。
浴衣には風呂敷や和日傘がそれはよお合いますことよ。
この日の目的はおばけたち。
高台寺・圓徳院で行われている百鬼夜行展へと行って参りました。
入り口から早速幽霊提灯がお出迎え。
幽霊に負けてない白さを誇る福田さんもご一緒に。ちょっと涼しくなりました。
お寺のあちらやこちらにて
円山応挙の「幽霊図」、江戸時代土佐派の「百鬼夜行」絵巻、現代の「東山百鬼夜行」絵巻、地獄極楽図の展示など高台寺所蔵の絵巻物や掛軸が展示されており、ユーモラスでかわいいおばけたちに癒され楽しんで参りました。
庭や建造物なども見応えたっぷり。
高台寺 大満喫です。
そういえば、以前は配送センターのおとなりだったギャルソンクレープさんへも行ってきました。
お引っ越しされ、現在は東大路通に。
シードルとガレット、頂戴致しました。
うれしくって思わずにんまり。
言わずもがなもちろん美味で、欲張って二枚も頂いてしまいました。
そして夏の夜にはお決まりの…
今宵もおいしくいただきました。
まだまだ行ったことのない京都の観光名所その他色々。
京都満喫が今年の目標です!
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平成27年08月03日 月曜日号
“夏の始まりに…/増本 一十三”
子ども達の夏休みが始まる頃、
下鴨神社でのみたらし祭りに行きました。
ちょうどラジオから関西地方梅雨明けのニュースが流れた日で、
糺の森の緑と、空の青、雲の白のコントラストが、とても綺麗.
家族で御手洗池に足を浸し、禊祓いをさせて頂きました。
池の水の冷たさにびっくりしつつも、
この冷たさだからこそ、効き目があるような気がします。
池を出たところにあった「かん虫封じ神石」
御手洗池から取れた黒い小石が、厄病除けの神石として、
特に子どものかん虫ふうじに効き目ありとのこと。
小さなお山の形をした石を一つ、頂きました。
そして、もう一つの目的である「さるや」でのかき氷。
開店まで、まだ時間があったので、みたらし団子を頂きながらのんびりと。
1時間ほど待って、子どもたち念願のかき氷。
今年最初の氷は、祇園祭の時期のSOU・SOUでのかき氷でしたので、
今年2番目の氷。
美味しく頂きました。
浴衣・着物への憧れが強い娘。
この日は、髪も結わいてすっきりと。
帯は伊勢木綿の手ぬぐい生地です。
南天柄の浴衣は、お仕立てが出来る友人に作っていただいたもの。
(SOU・SOUでは、子どもの浴衣お仕立ては承っておりません。)
夏の始まりと共に、聞こえ始めた蝉の声と力強い光。
かき氷に、お祭り、花火、盆踊り。
日本の夏って、やっぱりいいなぁと思うのでした。
平成27年08月02日 日曜日号
“夏の定番。/本間 陽子”
SOU・SOUの夏といえばやっぱり、長方形衣・四角衣ですね!
リピーターやファンの多い人気アイテムです。
昨年は、お手製の久留米絣長方形衣が大活躍でした。勿論今年も継続です。
今年はモスリンに引き続き、大好きな『菊』柄で、
手ぬぐい長方形衣を作りました。
まっすぐ縫いで、一日で簡単にできちゃいます。
(計り売り伊勢木綿 4M使用)
今年の夏も長方形衣・四角衣で、暑さに負けず、涼しく過ごしていきます!
皆様も是非、挑戦してみてください!
平成27年08月01日 土曜日号
“日本のおしゃれ【伊勢木綿いろは帖】/古川 帆南美”
今年の夏、伊勢木綿スタッフがおすすめしたいスタイルがこちら。
手ぬぐいターバン。
やり方はとっても簡単。
其の1 まずは手ぬぐいを三つ折
其の2 頭の上でばってん
其の3 ぐるっと交差させるようにねじって
其の4 生地端を中に差しこみます
完成!
髪の乱れを抑え、汗が流れるのも防いでくれるのでおすすめです!
ちなみに、私のイチオシはこちらの3柄。
奥から 間がさね/墨黒に苔、豆SO-SU-U、花市松。
髪の毛が黒いので黒ベースの柄をもってくると衣類とも合わせやすいです。
見える面も少ないので、細かい柄がおすすめです。
スタッフの間でも密かにムーブメント中。
チャイネスク村の元気印、瀟瀟ちゃんは SO-SU-U熨斗目 をチョイス。
みんなから「ドラえもんみたい」と言われたコーディネートにもばっちりはまってます。
私、古川はシンプルコーデに 風雅 をプラス。
結び目を首の後ろに持ってくると、ターバンにもなるおすすめの巻き方です。
ロングヘアーの方に、是非挑戦していただきたい!
一児の母、大和田さんは くびまき版画 をぐるぐるっとターバン巻き。
さすがオシャレ上級者の大和田さん、見事に巻きこなしてます。
男性にもおすすめの手ぬぐいターバン。
渋めの大滝をチョイスの配送山田さんは潔く全部巻き。
傾衣に合わせれば、男らしさがぐっとアップです!
皆さまも是非、夏のSOU・SOUにプラス一巻き、お試し下さいませ!
まゆ様
コメント頂き、ありがとうございます!
偶然にも同じ妊娠7ヶ月とのこと、だいぶお腹も出てきておられますか?
夏はほんとうに高島縮長方形衣、涼しくて大活躍しますよね!ありがとうございます。
これから秋物も出てまいりますので、ぜひ生地違いもご覧になってみてください。
私も今、妊娠7ヶ月でしかも身長まで同じとタイムリーな記事でとても参考になりました。この夏は高島縮長方形衣のローテーションで乗り切る予定の私ですが他のアイテムも欲しくなってしまいました(苦笑)