平成29年08月11日 金曜日号
“お気に入りの選び方/色部 由里子”
皆様にもご経験ありますでしょうか。
何かに出会ったとき、何かを選ぶとき、これしかない!と感じる瞬間。
私は、そう感じることがよくあります。
一目惚れ、とでもいうのでしょうか。
そして、後々それが間違いではなかったと思うことばかりです。
■着物
何度着られるか分からない振袖よりも、普段着られる着物が欲しいと思っていた二十歳の頃に出会いました。
このなんとも言えぬ桜色は紅花染めなのだそうです。
無地感覚でも着られるような飛び柄の小紋なので、大学の卒業式にも袴と合わせて着て出席しました。
着物を選んでいると、この着物を他の誰かが着ていたら、なんだか悔しく思うだろうな、と感じることがあって
そんなときは、迷わずに決めるようにしています。
■金封/丸に小菊
今まで何度も結婚式に出席して、その度にどれにしようか迷ってきましたが
新柄のこちらはもうコレしか目に入らない状態で即決。
友人である新婦のイメージにもぴったりでした。
差し上げるものは、相手を思い浮かべながら。
■カメラレンズ
どうしてもこのレンズで写真を撮りたい!!!と思って、それに合わせてカメラを選んだようなもの。
まだまだ使いこなせていませんが、きっと長い付き合いになるはず。
手に入れるのが早ければ早いほど、シャッターチャンスは増える、の一言に落とされました。
その場の空気を切り取った写真が撮れ(たような気になれ)るところが気に入っています。
ふたりともいい笑顔。
■和室
これからの住まいにある和室。
初めは全く希望に無かったにもかかわらず、実際に見てからは住まい選びの要となりました。
夏は畳に寝転がってひんやりと。
冬はこたつでお鍋をつついたり。
時には即席ゲストルームに。
柔軟に使えるのがいいところだと思います。
■歯磨きセットのお家
昨日まで開催されていた五条坂の陶器まつりで出会いました。
歯ブラシ2本と歯磨き粉を立てられます。
脇阪さんのテキスタイルの影響で好きになった家のモチーフ。
なんだかあったかい気持ちになります。
店舗スタッフとして、皆様が何かを選ばれるところに日々立ち会っておりますが
いろいろ迷っても、第一印象でよかったもの、最初に目に入ったものにされることが多いように感じます。
いつ使おう、何と合わせよう、と考えるよりも
好きなものは、手に入れてしまえばこちらのもの、なのだと私は思います。
平成29年08月10日 木曜日号
“ファインダー越しのSOU・SOU/稲垣 正幸”
テーマパークとカメラをこよなく愛する稲垣です。
テーマパークを語りだすと、この先1ヶ月分の一語一絵に匹敵する文量になるので、
断腸の思いで自重させていただき、本日はカメラのお話をしたいと思います。
どうぞオタクのウンチクにお付き合いいただければ幸いでございます。
普段は商品写真やスタッフのきこなしを担当していますが
写真はスポーツと同じで、休むとそれだけ腕が落ちるという持論のもと、
トレーニングという名目でほぼ毎日、休日もカメラを構えるようにしています。
まぁそう書きつつ普通に撮影が好きなので、後付の理由かもしれませんが。
好きが高じてカメラの種類もじわじわ増え続け、ふと我に返るとそれなりの物量に。
そこで自前のカメラコレクションを引っ張り出してきて、製造年式順に並べてみました。
1: Nikon F3/1980年製 (フィルム)
2: Canon EOS-1v/2001年製 (フィルム)
3: Canon EOS-5D MarkII/2008年製 (デジタル)
4: Canon EOS-kiss X7/2013年製 (デジタル)
5: Apple iPhone7 RED/2017年製 (スマホ) with 専用スマホカバー
6: Fujifilm instax SQUARE SQ10/2017年製 (デジタル&フィルム)
年代バラバラですね。では番号順に其々のカメラで撮った写真の中から
「ファインダー越しのSOU・SOU」をテーマに紹介したいと思います。
1:Nikon F3/1980年製 (フィルム)
往年の名機、有名デザイナーがデザインしただけあって外観は一番のお気に入り。
ほとんどマニュアル操作なので慣れと経験が必要ですが、画質に味があって自己満No1カメラです。
2:Canon EOS-1v/2000年製 (フィルム)
フィルムで失敗したくない!という時はこいつの出番です。
カメラの完成度が高すぎてデジカメ感覚でついバシャバシャ撮ってしまうので注意が必要。
プロカメラマン御用達モデルなだけあって、高度な機能が多すぎて未だに使いこなせません。
3:Canon EOS-5D MarkII/2008年製 (デジタル)
使用頻度が最も多いデジタル一眼レフ。かれこれ7年以上苦楽を共にして、もうボロボロです。。。
しかし全体的に画質のバランスが良いので、当分は現役続行の予定です。
4:Canon EOS-kiss X7/2013年製 (デジタル)
家族でも気軽に使えるようにと購入した一眼レフの入門機。500gと超軽量。
入門機なので、綺麗に撮れるシチュエーションはかなり限られますが、
シャッターを押すだけで、それなりの写真が撮れてしまいます。
5:Apple iPhone7 RED/2017年製 (スマホ)
あえてスマホです(笑)。しかしカメラ性能は年々進化しており、侮れません。
一眼レフがメインの自分にとってスマホで写真を撮ることは少ないですが、
たま~に奇跡的な写真が撮れる時があるので無視できない存在です。
6:Fujifilm instax SQUARE SQ10/2017年製 (デジタル&フィルム)
最後はインスタントカメラ「チェキ」の最新版です。写真がスクエア(正方形)なのが特徴。
デジカメのように撮影できて、後から選んでプリントできるハイブリッドな優れモノ。
画質云々より、その場で形にできるのって、やっぱり良いもんですね。
如何でしたか。それぞれの特徴を活かしたカメラワークを通して
今後も「ファインダー越しのSOU・SOU」を楽しんでいこうと思っております。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
平成29年08月09日 水曜日号
“カンパーイ!!/石田 さよ子”
夏だ!ビールだ!乾杯だぁ!!(失礼致しました。)
毎日うだるような陽気が続いておりますが、
皆様如何お過ごしでしょうか。
私はと言いますと、ここに来てビールを飲む機会が益々増えております。
何故ビールを飲む度に乾杯!と言うのかはわかりませんが、
取り敢えず乾杯してます。
お疲れ様会
浴衣でビアガーデン
休みの日は、
一番涼しい部屋で小さな庭を見ながら・・・
夏はまだまだこれから・・・
美味しいビール飲み続けます。
- コメント
-
夏はなんでこんなにビールが美味しいのでしょうね。浴衣でビールいいですねちなみに女子会ですか?楽しそう
ケイコ様
コメントをいただきありがとうございます!
暑いと炭酸系のシュワっとするのが、喉にいですもんね!
浴衣でビアガーデンは毎年恒例で女子スタッフが集まります。
色々な年代が揃って飲むビールは格別でとても楽しいです!!
ケイコ様も美味しいビールを飲んでくださいませ。こんにちは。
毎日猛暑続きでビールは美味いけど身体がしんどいです。浴衣ビアガーデンは女子会ですか?
11日の京都矢沢会はご主人達と楽しませてもらいますが、また次回は参加して下さい。
ではまた!それまでご自愛ください。お茶屋の亀井さん
コメントありがとうございます!
今日の夜は美味しいビール飲んで、楽しんで来てください。
まだまだ残暑が続きます、お身体ご自愛くださいませ。
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平成29年08月08日 火曜日号
“夏といえば下駄/石田 明日香”
夏といえばビアガーデン
ビアガーデンといえば浴衣 (恒例なんです、浴衣でビアガーデン♪)
浴衣といえば下駄
ということで、今回は下駄で一番多いお問い合わせについてご紹介したいと思います。
お問い合わせ内容:下駄の裏についている金具が取れました。どうすればよいでしょうか。
→そのまま放置で大丈夫です!
こちらが取れた金具(前金、裏金ともいいます)
小町や芳町など二枚歯の下駄の前緒の結び留めを隠すものです。
前金の役目は、
・泥除け(昔は泥道だったため)
・減り止め(鼻緒(前壷)の擦り切れ防止)
らしいのですが、一番はやはり見た目ではないかと私は思います。
なぜすぐに取れるのか、
SOU・SOUでも扱っている桐の下駄というのは柔らかいので釘が取れやすいのです。
早い時は数回で取れます。
取れるんだったら付けなくていいというお考えの下駄屋さんもあるようです。
ちなみにSOU・SOUの小町は、前金の代わりにウレタンを貼っております。
小町よりも地面に当たることは少ない芳町と角には前金を付けております。(しかし気付いたら取れています)
取れるなら接着剤で付けるなど取れないようにすればいいのでは、というご意見もでてくるかもしれませんが、
そうしてしまうと、鼻緒の締め直しやすげ替え、台の交換ができなくなってしまうのです。
(鼻緒締め直し ¥1000税込、台の交換 約¥6000)
よって結論としては、"前金は取れる”そういうものなのです。
それでも取れたら付けて欲しい!
と仰る方には、前金お付けしております。(片足¥200税込)
しかし、又おそらく取れます。
なので、やっぱりそのままで私は良いと思います。
昔はよくひしゃげて取れた前金が道端に転がっていたとか。
前金取れても気にしない気にしない。
おおらかにいきましょう♪
平成29年08月07日 月曜日号
“You are what you read/李 瀟瀟”
今、何の本を読んでいますか。
■『そらみみ植物園』西畠清順
■『はつみみ植物園』西畠清順
「清順さんを知ったのは、四年前の『マツコの知らない世界』でした。「プラントハンターの世界」という特集で清順さんが出ていました。その時、プラントハンターという仕事を初めて知って、清順さんの本を探したら、この植物エッセイを買いました。」(長沼)
長沼がこの本の中で気になる植物は、
世界で二番目に尻に似ている多肉植物だそうです。
名前をリトープスという。
大概の植物は気温の高い季節に活動し、気温の低い冬には休眠をするものだが、
この宝石尻植物・リトープスは、
逆に冬に成長し、暑い夏に休眠をするらしい。
「そこには自分との共通点があったと思います。」
『そらみみ植物園』を漢字で書くと「空耳」でしょうが、
紹介される植物はどれも個性的で味があるもので、
『宇宙味々植物園』でも書けるんじゃないかと私は思いました。
■『良い写真とは?—撮る人が心に刻む108のことば—』ハービー・山口
■『写真の新しい自由』菅付雅信
我が銀塩クラブ部員のカメラ小僧が
お察しの通り写真の本を常にお手持ち!
難しそうだなぁと思いきや、読ませてもらったら、
技術論ではなく、珠玉のような言葉の数々で、
著者が写真とどのように向き合ってきたのかが伝わってきます。
写真好きな人にとって、何度も何度も繰り返して読みたいヒント集ですね。
■『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』ジェイムズ リーバンクス
■『おうちのふく―世界で1着の服』行司千絵
作り話より、人の人生が見えるような作品が好きという本田が、
最近話題作の『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』を読んでいます。
羊飼いとしての日々の仕事を淡々と描いているだけですが、
なかには生々しい描写もあれば、過酷とも思える作業について語られてもいるところが醍醐味。
本書のなかで、感銘を受けた一節を引用したいです。
「私は子供たちにもあえて血を見せ、ありのままの現実を伝えることが大切だと考えている。
牧畜や食べ物に対して、子供っぽい安易な考えを持ってほしくないのだ。
プラスチック容器に入った食べ物だけを与え、動物に命がなかったかのようなふりをしてほしくはない」。
如何でしょうか。
■『オードリーの小声トーク:六畳一間のトークライブ』オードリー
■『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』鈴木おさむ
6年前、まだ高校生だった廣秋が広島から大阪行きの夜行バスに乗りました。
行き先は「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」の舞台公演。
当時予約チケット完売してしまい、当日券並んでいました。
胸元をガンガンえぐって来る良い舞台だったそうです。
こちらの二冊には、オードリー・若林「売れなかった時期、芸人を辞められなかったワケ」が書かれています。
■『みんなの語源―知って得する!日常語の由来184』三上文明
■『答えられそうで答えられない語源 知っているようで知らない日本語クイズ』出口宗和
最近色んな語源を調べている小山、
京都市中央図書館からこちらの二冊を借りました。
特に気になったのが「ポシャる」だそうです。
「ポシャる」の由来って何でしょう?
フランス語「シャッポ」(帽子)
↓
逆さ読みで「ポシャ」に「る」で動詞化
↓
シャポーを脱ぐ(脱帽する)
↓
降参する、駄目になる
なるほど!使える面白い日本語、また一つ増えました。
■『丹生都比売 梨木香歩作品集』梨木香歩
「作品集って書いてあるにも関わらず、長編作品だと思って買ったんですが、一作大体10ページくらいですね。まだ半分しか読んでいないんですが、心に残ったことばがあります。『塗られなかった風景なんて世の中にまだある』という。そういえば自分が途中まで書いたスケッチが色々あったなぁと、それを最後まで完成させることを思わせられました。」(佐藤)
本の装丁もけっこうお気に入りのようです。
帯に描かれた、お話にも出てくるトウネンという鳥さんに美しい藍色の装丁、
そして、くるんとしたフォントも!
素敵で引き寄せられる一冊ですね。
■『キッチン』吉本ばなな
■『小さな幸せ46こ』よしもとばなな
■『すばらしい日々』よしもとばなな
17歳から読み始めた吉本ばなな。
小説からエッセイまで50作品以上読んでいるそうです。
「パッと開いて読んだところに、何か今の自分に大切なメッセージみたいなことが生まれる感じがして、それで毎日少しずつ読むようにしています。」(橋本)
今、何の本を読んでいますか。と聞いてみたら、
皆さん熱っぽく、心を動かす本について語り出してくれました。
そういう時間は、いつまでもその話を聞いていたくなるくら楽しいものです。
「You are what you eat (あなたはあなたの食べたものから成っている)」
という言葉がありますよね。それを一語換えて、
You are what you read!(あなたの考えることは、あなたの読んだ本から起生する)
と感じております。
平成29年08月06日 日曜日号
“向日葵と夏/吉田 実加”
8月に突入しました。
チリンチリンという風鈴の音も心地良い今日此の頃です。
四季の中では過ごしやすく生まれ月でもある秋が断トツで好きですが、
お楽しみ行事がたっぷりある夏も最近は良いなぁと思うようになりました。
私の中では、夏を代表する向日葵が沢山見られるのも楽しみの一つ。
まずは、鰻が絶品!の江戸川さん前で発見しました。
最近ではアイテムの中で見かける事も多くなり、
SOU・SOU足袋でも上位ランクは常にキープ!の足袋下や、
いのうえかなさんの絵、他手ぬぐいにも元気な向日葵達が登場しております。
そして先日、大阪梅田にて開催中のうめきたガーデンへ涼みに行って参りました。
沢山のビルの中に現れた緑がホッと癒やしの空間です。
こちらにも向日葵が。
少し先走ってしまい、
見頃はこれからという状態で危うく見逃しそうになりましたが、
仲間がおらずとも力強く咲く向日葵に元気を貰いました。
そして、浴衣を着られるというのも日本の夏ならでは。
お気に入り銭湯の梅湯さんへ行った後、
浴衣に着替えて京都の街を散策しました。
友人は以前プレゼントをした、たばた絞りのゆかたみたてを着てくれています。
そして先日開催されました、浴衣DEビアガーデンへ足早と向かう途中に一枚。
まだまだ夏はこれからです!
平成29年08月05日 土曜日号
“サトちゃんへの愛/姚 嘉欣”
皆様こんにちは。香港出身の姚(よう)でございます。
今回、私が愛している、サトちゃんの話をさせていただこうと思います。
こちらのサトウさんも好きですが(左:佐藤洋平 右:佐藤碧)
今回、私が紹介したいのは
薬局の隅に立っているオレンジの象でございます。
こちらまだ違うか。。。
サトちゃんとの出合いは、
十数年前に見た台湾歌手のミュージカルビデオにサトちゃんが出演していたことでした。
象は長生きと健康の象徴でもあるので、サトちゃんを持っていると、
LUCKY!運がよくなるという影響も有りそうです。
ということで、実家にも日本の家にもあるサトちゃんコレクションを紹介致します!
ここで、迫さんの日記を参考にして、サトちゃんに手ぬぐいを付けてみました。
使用した商品は伊勢木綿 手ぬぐい ひめ丈と
伊勢木綿 手ぬぐい/SL 10th Anv、ルコック十周年限定商品です。
最近、ずっと欲しかった店頭用のサトちゃんを手に入れました!
可憐の柄が好きで、薙刀長方形衣と首巻きとあわせてみました。
他のサトちゃんとの着こなしは考え中です。
皆様もお好きなキャラクターとのお揃いを楽しんでみては如何でしょうか。
平成29年08月04日 金曜日号
“絞りまとめ/結城 エレナ”
最近は日差しも強く、じわじわと汗が吹き出してくる暑さが続きますね。
そんな時に涼しいのは勿論、見た目も爽やかなものを身に着けたい!
そこで、今回は私の独断と偏見でおすすめの絞り商品をご紹介していきたいと思います。
まずは、こちら。
■草履あさぶら 茶竹/豆絞り
■SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/山雅商店謹製 鯨波
夏には欠かせない草履やお手ぬぐいも見た目から涼しげになります
■福しま絞り 小巾折 穏/荒波
■たばた絞り 伊勢木綿 文 風靡 片身替わり/つくも×雪花 狗尾草
■たばた絞り 半袖Tシャツ/水玉大 濡羽色×つくも
■たばた絞り 麻 長方形衣/染め分け 草柳×海松色
■浴衣 SOU・SOU×福しま絞り/板締め 籬(まがき)
いかがでしたか?
他にもおすすめの商品はございますが、特に涼し気な雰囲気のあるものを少しだけご紹介させていただきました。
まだまだ暑い日が続きます。
ぜひ絞りの商品で気持ちのよい一日を送ってくださいませ!
平成29年08月03日 木曜日号
“縫代(ぬいしろ)について/山本 陽平”
今回は製品の裏側 [縫代(ぬいしろ)] について書かせて頂きます。
一般的な衣類は幾つかのパーツに分かれており、
それをつなぎ合わせて立体の形状に作り上げます。
下図のピンク色の部分が[縫代(パーツとパーツを縫い合わせる部分]にあたります。
[縫代]は基本的に服を裏返さないと見えない部分ですが、SOU・SOUでは生地や形状によって色々と縫い方を変えております。
代表的なものをいくつかご紹介させて頂きます。
○[ステッチ+ロックの場合]
一般的に良く見られる縫い方です。
布帛(織地を使った)製品に見られます。
ステッチをかけた後、ロックをすることで2重の補強となり、より強度のある製品になります。
対象アイテム:[伯爵羽織 宮中袖] 、[みたて衣] などの布帛製品
○[オーバーロックの場合]
こちらも一般的に良く見られる縫い方です。
ジバン類など、ニット製品の場合に使用しております。
この縫い方は、ステッチ部分が生地と一緒に伸び縮みしてくれるので、ニット仕様のものに向いています。
対象アイテム:主にインナー系ジバン製品
○[生地耳をそのまま使用する場合]
生地耳(布生地の両端部)をそのまま縫代にしています。
一般的な使用例で言うと、デニムパンツなどの赤耳が御座いますが、
SOU・SOUでは、小巾を活かした縫い方をしている商品に見られます。
対象アイテム:[伊勢木綿衣類] /[知多木綿衣類]など
○[裁ち切りの場合]
こちらはあえて裁ち切りのままにする事で、雰囲気を出しております。
表に縫代が出るアイテムなどで使用し、デザインのポイントにしています。
対象アイテム:[秋声]/[貫頭衣]製品などの秋冬アイテム
○[メローロックの場合]
SOU・SOUでは[裏面も綺麗に見えるように]を意識して衣類を作っているため、
生地の特徴や製品の仕様に合わせていろいろ縫代の処理を変えております。
メローロックは表に出してもきれいに見えるため、あえて袖口や首周りなどでも使用しております。
対象アイテム:[貫頭衣系の袖周り]/[小袖ジバン・袖なしジバンの首周り]/[裏地のない布帛製品]など
如何でしょうか。
もしご興味のある方は、お手元の製品がどんな縫代になっているのかご覧頂ければ幸いです。
平成29年08月02日 水曜日号
“ワコールさんとSOU・SOU /山本 聖美”
毎回ご好評頂いておりますワコールさんとSOU・SOU の部屋着シリーズは、2012年の春夏から始まりました。
初回からずっとイメージ撮影に参加している千夏さん(+ファミリー)と私。
2012年の秋冬は一旦お休みとなりましたが、以降2017年の春夏までを続けてざーーっと振り返ってみると・・・
季節が巡っていることを目の当たりにできて感慨深いです。
SOU・SOUのイメージをいつも大切にしてくださるワコールさんのおかげで、
ポップで最高に可愛い部屋着の数々が生まれたなぁと、ニヤニヤしながら過去のデータを遡っておりました。
そして、季節は2017年秋冬のイメージ撮影へと移っております。
今回はワコールさんが長年研究を続けて生まれた「眠りここちに、こだわるパジャマ」ブランド"睡眠科学"とのコラボレートです!
メインの柄は、来る9月9日の重陽(ちょうよう)の節句にちなんで“被せ綿(きせわた)”をモチーフに。
“被せ綿(きせわた)”とは重陽の節句に行われる宮中の習慣で、前夜、菊の花に綿をかぶせておき、翌朝、菊の露や香りを含んだ綿で身体を清めると長生きできるされているものです。
SOU・SOU流に眠りながら長寿祈願。来る菊の節句を存分に楽しみましょう!
企画公開は、明日8月3日の予定です。
他にもSOU・SOU定番柄で着心地抜群のパジャマたちが並びますので是非ご覧くださいませ!
==========
場所がかわりまして、ここは京都八条にあるワコールさんの新しいピカピカの本社ビル。
先週、2018年春夏のサンプル最終チェックのためにお伺いいたしました。
まだまだ歴史は続きます!!
平成29年08月01日 火曜日号
“休め紐/山田 充”
毎月、裏千家の茶道教室に通い始めて、早2年が過ぎました。
水前寺清子さんの『三百六十五歩のマーチ』の歌詞にもあるように、お稽古の度に「三歩進んで、二歩下がる」を繰り返しながらも、一歩ずつではありますが、なんとか成長できているのではないかと思います。
先日のお稽古では、仕覆(茶入や茶碗などの道具類を入れる袋)の『休め緒(紐休め)』について教えていただきました。
茶入の中にお抹茶が入っていない時の結び方で、紐を使って花を表現します。
いろいろな花の結び方もあり、その時の季節を感じさせこともできます。
茶道の素晴らしさと奥深さをあらためて気付かされました。
お仕覆は伊予簾緞子(いよすだれどんす)、茶入は内海茶入(だいかいちゃいれ)と教えていただきました。
そういえば、昨年11月の茶道文化検定3級受験時に学んだような。。。
その時のの知識はすっかり抜けてしまっていました。
まだまだです。
見ているだけでも魅了されます。
茶道の「さ」の字も知らなかった自分ですが、これからも茶道を通して、日本の伝統文化を学んでいきたいと思っています。
平成29年07月31日 月曜日号
“獅子舞、現る。/矢寺 和成”
今日で7月が終わります。
昨年に続き、今年も祇園祭の宵山である7月16日にSOU・SOU前にて舞を披露させていただきました。
不安定な天候の中、わざわざお越しくださった方、足をとめて見てくださった方、こちらのブログで見てくださった方。ありがとうございます。
子どもを見つけては、積極的にガブッ!
わらべぎの店内は、カオスになっておりました。
舞もですが、皆さんと触れ合える噛み歩きは、やっぱり楽しいです。
(´-`).。oO 来年も呼んで頂ければな。
獅子舞を始めて6年目。
自分なりに祇園祭を楽しめるようになってきました。
日本三大祭の一つであるお祭りに携われている、ということの凄さを改めて感じる祇園祭。
7年目も気を引き締めて練習に励んで参ります。
また来年!
平成29年07月30日 日曜日号
“Musée!/溝川 祐美”
美術館に行くといついついミュージアムショップに立ち寄って散財してしまう。。
そんな方多いと思います。
私ももちろんそんな一人。
特に多いのはポストカードです。
何をするわけでもなく集まるそれらたち。
見たものは思い出せずとも行った事は思い出せる。
いわば鑑賞の思い出です。
ということで
私が最近観に行った美術館をポストカードと共に駆け足でご紹介します!
■フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 My Soul Forever展
祗園甲部歌舞練場に突如として現れた草間彌生の南瓜。
この風景最近なにかで見かけた方も多いらっしゃるのでは。
祗園甲部歌舞練場の一部にある八坂倶楽部にオープンしたフォーエバー現代美術館。
プレオープニング展として所蔵の草間彌生の作品展が開かれていました。
伝統ある建物でみる作品は今までみた草間さんの印象も変わるようなそんな面白さがございました。
==========
フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 My Soul Forever展
FMOCA フォーエバー現代美術館 祇園京都
~2017年10月29日(日)まで
==========
■技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸
フランスのハイジュエリーブランド『ヴァン クリーフ&アーペル』の展示です。
一生身につけることはないだろう。。と豪華絢爛な装飾品たち。
日本の伝統的な工芸品と一緒に並べられ
フランスの『技』と日本の『技』を見比べる事ができます。
ジュエリーにあんまり興味ない、そんな私でも楽しめました。
==========
技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸
京都国立近代美術館
~2017年8月6日(日)
==========
そんなフランスを感じた後、
偶然か必然かフランスに旅行に行ってまいりました。
■ Musée du Louvre
フランスといえば・・・のルーブル美術館。
周りきれないとは良く聞きますが本当に広いし沢山。
あれもこれもそれも教科書でみたことある!
沢山の美術品に囲まれながらまるで宝探しのような私。
迷路の様な建物内を子どものように駆けずり回りました。。
■ Musée de l'Orangerie
もう一つ選んだ美術館はオランジュリー美術館。
日本でもお馴染みのモネの睡蓮に囲まれながら観ることができます。
それにしても作品とツーショット出来るなんてさすがフランス。
ちなみにオランジュリー美術館では企画展として日本に関する展示がされていました。
日本の石橋財団のコレクションの展示だったそうです。
日本らしい作品も沢山ありパリで少し日本を感じることのできた時間でした。
日本でフランスを感じ、フランスでは日本を感じる。。
不思議なめぐり合わせです。
となれば日本に帰国後の今、
次に目指すは京都文化博物館『パリ・マグナム写真展』でキマリです!
- コメント
-
溝川さんのブログを読んで、
フォーエバー現代美術館へいき草間彌生さんの作品を見よう!と決めました。
そしてSOUSOUのお店にいって地下足袋を買うぞ!と
草間さん良かったです。
そして地下足袋もよかったです。
履いてみないとわからないですからねえ~。
楽しい京都旅行ができました。
ありがとう!ameri 様
コメント頂きまして誠にありがとうございます。
またSOU・SOUにも足を運んで頂いていたとの事、感謝申し上げます。
草間彌生さんの作品を見つけるとなぜか行きたくなりますよね。
私もどこかでフォーエバー現代美術館の事を知った時はameri様と同じく
行くぞ!という気分になりました。
ameri様の京都旅行に少しでもお力添え出来ていれば大変嬉しく思います。
次回、どこかにお出かけされる際はSOU・SOUの地下足袋をお供にお楽しみくださいませ!
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平成29年07月29日 土曜日号
“7月のリレー/増本 一十三”
7月のはじまり。
紙飛行機作りに夢中の娘。
一昨年のゆかたみたても、今まさにちょうど良いサイズに。
七夕のころ。
笹を用意するのを忘れてしまった!!!
けど、子どもたちが作った七夕飾りあふれる窓辺にしてみたら、
夜、家の灯りから浮かび上がる様子がきれいでした。
岡山から送られてきた桃は、初夏の味。
おいしいデザート嬉しかったです。
梅雨の合間の晴れた日に。
山で出会ったノコギリクワガタ。
憧れの虫に出会った息子の喜びよう。
(でも、触るのはちょっと緊張してしまう)
今年も賑わった祇園祭。
亀屋良長さんの宇治金時氷と烏羽玉氷はとても美味しかったです。
7月後半に入れば、小学生にとってウキウキの夏休み。
宿題いろいろありますが、この日は学校で育てているミニトマトの観察スケッチ。
ミニトマトの絵に、そでなしじばんのきゅうり。
夏野菜を美味しく頂くだけで、夏を楽しんでいる気持ちになりますね。
7月の終わり。でも、夏はまだまだ続く。
大好きな浴衣とこどもじんべい。
今年もたくさん着ようね。
もうすぐ8月へバトンタッチ。
8月のリレーは、どんな出来事が繰り広げられるか楽しみです。
- コメント
-
今日は!窓辺の七夕を拝見して、藤代清治さんの作品を思い浮かべました。何とも幻想的で涼しげで、きっと織り姫さんも彦星さんも、ふんわりした笑顔でご覧になったと思いますよ。
白桃…美味しいですね。先日、白桃がまるごと1個入っているパフェを食べました。蜜の甘さと口に入れた時の柔らかさは、贅沢と幸せを味わう瞬間ですね。
暑さは、まだまだ続きます。季節の宝を探しながら、暑さも満喫しましょう。
御自愛くださいませ。Xiao pen 様、こんばんは。
メッセージいただき、ありがとうございます。
藤代清治さんの世界、幻想的で素敵ですよね。私も、ふと、この窓辺で影絵を繰り広げたら面白いだろうなと思いました。
そして、白桃が丸ごと入ったパフェ!
想像しただけで、白桃の瑞々しさが広がって、幸せな気分になりますね。
Xiao pen様から、いつも小さな発見いただきます。
季節の宝・・・子どものころ、宝探しってワクワクしたなあと思い出しました。
春夏秋冬、1年を通して、いろんな宝を探してみようと思うと、毎日が楽しみになります。
ありがとうございます!
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平成29年07月28日 金曜日号
“今年の浴衣は?/本間 陽子”
今年の浴衣は反物に一目惚れをしたこちらをお仕立てさせていただきました。
・たばた雪花 氷室 (完売)
お気に入りが1枚増えました。
とは言え、毎年のように増える浴衣達。
歴代浴衣を箪笥から引っ張り出し、
やはり全てに袖を通してあげなければと思い、
ひとまず広げて眺めてみました。
自分の好みがよく分かります。
右から、初代の浴衣 たばた雪花の紫色です。
SOU・SOUに入社して初めての浴衣お仕立てでした。懐かしい。
となりは花市松 黄金色。ムック本でも着せて頂いた、思い出の1枚。
そのとなりは色と変わった板締めが気に入った有松鳴海絞りの雪花。
一番左は有松絞りまつりにて購入した、張正さんの雪花です。
どれも甲乙つけがたく、大好きな浴衣です。
そしてこちらはある日の染めおり。
椿と2人で浴衣姿で皆様をお迎えです。
SOU・SOU各店では浴衣姿のスタッフが皆様をお迎えすることも。
夏ならではです。
これから花火大会や夏祭りがひかえていらっしゃるお客様も多いのではないでしょうか?
SOU・SOUではまだまだ浴衣も取り揃えております。
是非ご一緒に夏の浴衣姿、いかがでしょうか。
平成29年07月27日 木曜日号
“基礎美術コースの制服/本田 みのり”
京都造形芸術大学の山の奥の方に千秋堂という特別教室があります。
普段はなかなか、入れないのですが、千秋堂の2階で珍しい授業が行われていると聞き、
覗いてみることにしました。
入り口を開けると、とても太くて低い声が響いていました。
ピリッと張りつめた空気が階下まで伝わってきます。
このクラスは、基礎美術コースというこの春開設された、新しいコースです。
「お茶」「立花」「能楽」「水墨」「禅」と約5週間ずつ、室町時代に栄えた芸能を通して、
芸術を学んでいくそうです。
私が訪ねた日は、「能楽」の授業2日目、鶴亀というお話を練習していました。
能楽へ取り組む姿勢や精神を学ぶことから始まり、声の出し方、
一音一音のリズムの取り方など耳で聞いて、目で見て覚えていきます。
教科書などはありません。
そして、
みなさん、学生さんたちの着用している服
何かお気づきになりませんでしょうか?
実は、基礎美術コースの制服はSOU・SOUプロデュースでございます。
授業を覗きにと言いつつ、実はみんなの制服が見たかったというのが本音。
休憩時間、じっくり見せてもらいました。
造形大の制服は麻素材を使用。
羽織はもじり袖 短衣、
下は宮中裾がモデルになっています。
この日のリーダーだった。眞先くん。(まっさきくんとお読みするのだそう。)
制服を着て、とてもうれしそうでした。
能楽には指揮者はいませんし、歌い始めの合図もありません。
みんなが、神経を集中させ、リーダーの気配を読みとり、声を合わせていました。
まだまだ、少しばらつきがありましたが、
みんなが息を合わせようとしているのがとても良くわかりました。
こういう、気持ちが大切ですよね。
SOU・SOUに入社して日本文化・芸術に触れる機会がとても増えました。
もっと小さい頃に出会っていたら、日本の伝統や歴史の学び方、お稽古ごとに対する興味など、
ちょっと違っていたかもしれないなぁとよく思います。
学生の皆さんには、是非、お茶を体験したり、歌舞伎をみたり、浴衣や着物を着る機会にふれて
もらいたいと思うと同時に、自分ももっとそういった機会を増やそうと改めて思いました。
- コメント
-
はじめまして。
40代の主婦兼事務職兼学生でございます。
実は、京都造形芸術大学の通信教育学部に在学中です。まだ一度も京都の本学へ行ったことがありません。学部は違うけど、sou・souとコラボした制服着てみたいです。是非、卒業までには訪ねてみたいと思っておりますので、その際にはsou・souでキメていきたいですね。小島様
はじめまして。
コメントありがとうございます。
造形大の通信教育学部に在学されているのですね!
大学へお越しの際は、是非学生さん達の制服姿見てあげて下さい。みんな、なかなか似合っております。
小島様のSOU装姿、楽しみにしております。
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平成29年07月26日 水曜日号
“この夏○○はじめました/堀内 友恵”
梅雨も開け京都に来て2年目の夏を迎えました。
今日はこの夏はじめたことについてお話したいと思います。
その1。
「かき氷めぐり」はじめました。
去年1回も食べれずに夏が終わってしまったので、今年こそはいろんなかき氷を食べようと決めていました。
そんな今年初のかき氷は、先日帰省した際に行った東京駅にある「TORAYA TOKYO」。
内装の雰囲気がお気に入りのお店です。
一度目は「日向夏と温州みかんの氷」をいただきました。
みかんの寒天が添えられ、氷の下には濃厚な白餡が隠れてました。
また別の機会には氷の下に小倉餡入りの「宇治金時」を。
どちらも美味しかったです!
夏はこれから。
京都には気になるかき氷がたくさんあるので、楽しみです。
その2。
「傾衣、着」はじめました。
人生初傾衣でございます。
知多木綿 文 風靡 文背に大好きなテキスタイルデザイン「乱」が!
カメラマン稲垣に「背中を撮ってほしい!」とお願いして撮ってもらいました。
こちらの商品はMサイズとのことでしたので、大きすぎるかなと思いましたが、大丈夫でした。
私は鹿の子 伯爵羽織 宮中袖で合わせるのが気に入っております。
ぜひ皆様もSOU装でステキな夏をお過ごしくださいませ。
- コメント
-
傾衣姿、カッコイイですね!素敵です!後ろ姿もニッコリ笑顔も素敵です~。私も近いうちにこの形の傾衣に挑戦したいです。下はえんゆう穿きでしょうか?他にどの服を合わせるのがお勧めとかあれば教えて下さい♪
ともも様
コメントいただきありがとうございます。
こちらは「高島縮 襞もんぺ」を着用しております。
その他ですと「筒下」や、女性スタッフの中には「風靡 下」を着こなしているものもおります。
是非SOU装を楽しんでくださいませ!
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平成29年07月25日 火曜日号
“手ぬぐいと、夏たび ’17/古川 祥子”
夏休みに入り、お出かけする機会が増える方も多いのではないでしょうか。
私も先日、実家がある長崎へ帰省しました。
友人や親戚へのおみやげには、かさばらない手ぬぐいとひめ丈。
夏の新柄づくしです!
(伊勢木綿・青山店にて発売中!近日NETSHOP公開予定です)
亀屋良長さんのおいしいお菓子も♪
和三盆焼きメレンゲ/焼きカカオ/焼きあづき
貴重品は le coq sportif 10th Anniversary サコッシュ 大に。
旅にはお守り代わりの、難を転じる『南天』の手ぬぐいも欠かせません。
手を拭く以外にも、首に巻いたり、目印としてカバンにつけたりすることも出来るのでいつも2枚手ぬぐいを持ち歩いています。
長崎へ着いて早々に、陶器の街、波佐見に連れて行ってもらいました。
ジリジリと日射しがきつかったものの、すてきな器も手に入り、楽しい時間でした!
今回の帰省のメインは友人のハレの日。
足並みそろえて仲良く…なんて想いを込めつつ、夫婦おそろいの足袋下と、爽やかな色合いの手ぬぐいを手土産にしました。
この柄あげたいな~!と選んだ『北の国 月明』が、偶然にも結婚式のイメージカラーの青と黄色で嬉しくなりました。(こちらも近日NETSHOP公開予定です)
しあわせをたくさんもらい、ほくほく気分で帰路に着きました。
おまけ
波佐見町のマンホール。
かわいいキャラクターはハサミックというウサギ…!?らしいです。
- コメント
-
こんばんは。
私も先週末に長崎に行き、波佐見に連れて行ってもらいました。
このアイスはもしや?
私はメロンのシューアイスを食べました(^-^)
そして白とピンクの可愛いカップを買ってもらいました。
今もそのカップを傍らにコメントしてます。
長崎は行くところが沢山あって楽しいですね♪
マンホールは見てなかったな(^^;)
夏の新作柄も素敵ですね!
旅の装いやお土産も参考になります。
また楽しみにしています。kei様
コメントありがとうございます。
奇遇ですね!
アイスは西の原のお店でいただきました。美味しいだけではなく雰囲気も素敵で、とてもよかったです。
マンホールは地域で特徴があるので、ご旅行の際は足元チェックもおすすめです♪
嬉しいお言葉ありがとうございます!
少しでも楽しんでいただけると幸いです。
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平成29年07月24日 月曜日号
“祇園祭といいますと/福田 麻由子”
7月。
七夕、海の日、夏休み、、
いろいろあるが、京都の7月といえば、やはり祇園祭を外しては語れない。
祇園祭は、まるまる1ヶ月間続く祭りだ。
その中でのいろいろな行事を楽しむにしても、これまたいろいろな角度があって
毎年なんやかんやと満喫しているにも関わらず その魅力は増える一方である。
また、そういった数ある魅力ポイントの中から
一際ここははずせない!というとっておきを少しずつ見つけて、
マイ心の中データベースにお気に入り登録していくのも一興なのだ。
そこで、素人なりに今までで培った わたし的祇園祭 満喫の術を
時系列に沿って かいつまんでみようと思う。
■7月序盤
いろいろな媒体でもって、徐々に気分が高まってくる頃合い。
【上】10時前。出勤のため寺町通をぐいっと自転車で進む。
ずうっと先まで続く提灯の連なりに思わず視線を奪われる。でも危ないのですぐ戻す。
【左下】口に入れるものでも祇園祭をじわじわと感じる。
祇園ちご餅はモチモチで中の白味噌がとろりとろける。
【右下】いつもと変わらぬ味だとしても、このパッケージでいくらでも付加価値は上がる。
そういう簡単な人間ですわたし。
■7月15日、16日《前祭 宵山、宵々山》
道楽の最高潮。毎年SOU・SOUメンバーで街へ繰り出すのが常。
四条通・烏丸通といった市内のメインストリートがホコ天となる。
車道のど真ん中に立って、なんだか優越感にも似た感情を覚える。
男衆はからげて練り歩く。(各々片手にしっかりビール確保)
美しく灯る提灯で照らされた山鉾を愛でたり 屋台でワイワイなんて楽しみも付いてくる。
最終的に後者の勢いが増してくる、、なんてこともあったりなかったり。
ここで呑むビールこそ、格別の味!(何故か無表情ですが最高潮の気分なんですわたし)
■7月17日《前祭 山鉾巡行》
毎年だいたい出勤日なので、出勤前に四条通にて途中まで見守ってから仕事に向かうのが習い。
曇り空ながら、長刀鉾の生稚児さんが一生懸命身を乗り出すさまを観て、じーん。
「動く美術館」と称されるだけあって、荘厳かつ美しい装飾品たちが通り過ぎるさまを
こんなに間近で楽しむことが出来る。
■7月19日頃~7月23日《後祭 通勤のひととき》
この時期の通勤時間がとても好き。
【右】前祭もだけれど、後祭の方が特に、わたし(そして瀬野さん)の通勤経路内に山々が密集する。
自転車でそれらを横目に、あるいはすぐ脇を通り過ぎながら通勤なんて、本当に贅沢なことだと思う。
【左上】わかりづらいですが、鯉山の真横を颯爽と、、いや、緩やかに走り抜けるわらべぎ瀬野店長。
【左下】おなじみ誉田屋源兵衛さんのキーヤンアートにも寄り道して、ゆっくり鑑賞。
■7月21日《後祭 宵々々山》
毎年、昼間の山鉾鑑賞も欠かせない。前祭、後祭いずれかは必ず訪れる。
今年は後祭を、ファンキーお母ちゃんな この方と。
両名傾衣に身を包み、全身黒で女傾き。
ちなみに154cmのわたしでも、風靡問題なく着れます。(Mサイズ着用)
背後には黒主山という この上なくぴったしなロケーション。
昼間に各山鉾をじっくり拝観し、そのまま夕暮れまで充実満喫コース。
夜の闇が少しずつ迫るなか、山鉾は昼とは また違った表情を見せ始める。
夕焼け色に交わっていく提灯の灯火に、ぐっと心を引きつけられる。
そして本日7月24日は、後祭 山鉾巡行と花笠巡行。
わたしはいずれも観れなさそうですが、ご鑑賞の方はどうぞ存分にお楽しみくださいませ。
さて、こうして少しずつ幕を閉じていく祇園祭。
これだけなんやかんやと楽しんでいるのである。
それなのに、結局 新規お気に入り登録対象の発見願望は絶えないのが不思議なものだ。
次はもう少し早めに あの鉾の前にスタンバイして、、
ほんで あそこの出店で今度はあの違うメニューも試して、、なんて、
今のこの瞬間からでも、やっぱり来年の7月が待ち遠しいことは言うまでもないのである。
- コメント
-
宵山は、ヨ・ヘーイ サトー様始め皆さまで大船鉾へお越しいただきありがとうございました。前祭の時期からSOU・SOUで決めた方、たくさんおられましたよ。私ももちろん、仙台平ふうの筒下にスタッフTでがんばりましたー。この1年もまた無病息災、来年またお待ちしております。
ANN様
コメントありがとうございます!そして昨日はお邪魔致しました!
丁度大船鉾の神楽が出るところで、ヨ・ヘーイ共々存分に楽しませていただきました!!
祇園祭でSOU・SOUをお召しの方を、わたしもよくお見かけ致しました。
ANN様もお召しくださっておられたとのことで、有難い気持ちでいっぱいです、、
また来年もよろしくお願いいたします。
祇園祭、まだ観たことがないのです。
福田さんの記事を観て、けっこう分かったような気になりました。
真夏の京都は恐怖ですが(笑)、いつか観に行きたいです~。anzai様
いつもコメントありがとうございます!
そうなのですね!
今回の日記が少しでも参考になっていれば幸いでございます、、
是非恐怖をおさえつつ(笑)、来年は祇園祭体験してみてくださいませ!
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平成29年07月23日 日曜日号
“ロケ撮/橋本 真紀”
新緑の美しい某月某日。
新企画用のロケ撮に行って参りました。
場所は世界遺産 栂尾山 高山寺!
モデルは着衣スタイリストの明日香&山本企画主任、企画担当は橋本&寺川というメンバーです。
「橋本さーん、行きますよ-っっ!」
早朝から元気MAXの3人。
「はいはいー」
(あれ、高山寺ってこんな山の上やったっけ。。。結構な石段やな。。。)
(あ、あれ?まだまだ登る感じ?!)
この時点で息も絶え絶えな私。
「他の参拝者が来る前に、サクッと撮ってしまいましょかー」
今回の撮影も、イケメンカメラマン中島さんが担当してくださいました。
完全に膝が笑っているのをこらえつつ、撮影前のスタイルチェックを。
石水院の前で。
中に入ると、眩しいくらいの新緑が!
絶景!せっかくなので、しばしこの景色を愛でることに。
特等席で心地よい風に吹かれる山本主任。絵になるねぇ。
私は・・・と言いますと、ここぞとばかりに足のマッサージ。
次は金堂の前で撮影。女優バリにレフ板を当ててもらっています。
続いて開山堂の前で。お堂を背景にバッチリ映える芍薬のゆかたみたて。
最後に全員で記念撮影してもらいました。左にいらっしゃるのは、お馴染み宝島社の船津さん。
告知です!今回の撮影内容が掲載された媒体+スペシャルアイテムのムック本が8月8日に発売予定。
現在、絶賛校正中!
どうぞ、お楽しみにお待ちくださいませ。
- コメント
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膝が笑ってるのを、こらえて・・・
思わず笑ってしまいましたが、私(62歳)より、ずっと年下の橋本さんでもSOU・SOUでは年長さんなんですよね。
何歳で定年なのか分かりませんが、末永く頑張って欲しいと陰ながら応援してる一人です。
頑張ってくださいね、あなたは中高年の星です!明美@愛知さま
日頃の運動不足を露呈する結果となりました。
お恥ずかしい限りでございます。。。
気づけば周りはほぼ年下のスタッフばかり。自分が教えること以上に、若いスタッフから教えられることの多い毎日です。「日々是精進」の心持ちで頑張ります。あたたかいお言葉、励みになりました。ありがとうございます。
ちなみに、SOU・SOUに定年はございません!
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それぞれの違い、とても興味深く拝見しました!
またうんちくトーク楽しみにしているので、ぜひお願いします。
anzai様
返信が遅れて申し訳ございません。
ウンチクにご興味いただきありがとうございます!
あまりマニアック過ぎるとカメラの情報サイトになってしまうので、、
次回もギリギリのところで攻めてみたいと思います。