平成29年08月21日 月曜日号
“お茶の世界/小林 真以子”
お盆も過ぎ、朝夕はしのぎやすくなって参りました。
私はお仕事にも少しずつ慣れはじめ、最近はお茶のお稽古に通うことが休日の楽しみになりつつあります。通い始めてまだ3ヶ月ほどのひよっこですが、毎回丁寧に生けられてあるお花やお道具の多彩な色かたち、
先輩方の美しいお点前と美味しいお茶とお菓子にと、贅沢なひとときを味わっております。
そのような中、「もっとお茶の世界について、知識を深めたい!」と、樂美術館へ行って参りました。
私が伺ったこの日は、「樂焼って何だろう?」展。
樂焼のいろはを学べる、まさに今の私にぴったりな展示内容でした。
足袋を脱いで中に入ると、ロビーにはご当代の樂吉左衞門さんが活けられたお花が!
館内隅々までおもてなしの心を感じ、ホッと安らげる素敵な空間です。
なんと!この日はちょうど、ご当代の樂吉左衞門さんによる、こどもたちとお茶碗制作をおこなうワークショップが開催されていました。
制作光景を間近で拝見することができるなんて、大興奮です!
樂家では代々、常に良い土を探しておられ、三代前の祖先がねかして保管した土を三代後の曾孫の代が使うのだそうです。人のご縁によって見つけられた土は、奈良薬師寺の東塔を支えていたものだったり、京都 聚楽第の本丸の中の発掘調査で見つかったものだったり。。。そのような歴史的背景を含んだ土でつくられたお茶碗での一服はどんな味がするのだろうと想像が巡りドキドキします。
樂美術館の後に向かった先は・・・茶道資料館!
こちらでは、京都・滋賀各地の茶道具の名品を存分に堪能。
二階展示室には、裏千家三代宗旦が建てた茶室「又隠(ゆういん)」(重要文化財)のうつしが設けられ、利休流の四畳半茶室を拝見しました。
展示を拝見し終えたあとのお楽しみは。。
館内の立礼式のお茶席にて、葛焼きと美味しいお茶を一服点てていただきました。
まだまだ知らないことが山のようにあり
「一つずつ学んでいくのがとても楽しみだなぁ」と思い耽りながらの一服。
茶の湯の世界をたっぷり堪能した休日となりました。
平成29年08月20日 日曜日号
“友に捧げるSOU・SOU/児玉 優子”
『捧げる』とは・・
尊ぶべき(時には、大切に思う)対象に向けて、ものや真心を差し出すことである。
大阪在住、児玉優子でございます。
捧げるという言葉は大袈裟かもしれませんが、
大切な友を想いその人のことだけを考えて贈り物にした商品をご紹介致します。
一人目:YUSHI
大学で出会った彼とは、生年月日が全く同じ。
名前まで似ていて、なんだか双子のような家族のような気持ちで出会って以来20年大切に想っています。
そんな彼がある日突然ニューヨークに行くと言って12年が経ちました。
周囲の心配をよそにアメリカの大学で学び直し、今や『米国公認会計士』として働いています。
遠い国で頑張る彼には、カッコいい日本人として活躍し続けてもらいたいという想いを込めて
高島縮 半衿風靡と 裁付(たっつけ)えんゆう穿きをプレゼント。
足元は双子イメージで、私自身とお揃いの布草履と人文字『おおきに』の足袋下に、
彼の愛犬にはお揃いの人文字の手ぬぐいスカーフでタイムズスクエアの散策を楽しんでもらえたようです!
参考:日本→ニューヨークはEMS便で約3日で到着
そして彼は来月からサンフランシスコに転勤になるそうで、
是非ともこのコーディネートでサンフランシスコ店に遊びに行ってもらいたいと思います!!!
二人目:KAORI
20年前出会った頃は、母になるなんて想像もしていなかったけれど、今では立派なお母ちゃん。
初めての子育てに思い悩むこともあるようですが、
持ち前の明るさで愛娘との時間をとっても楽しんでいるようです。
そんな彼女には、お野菜シリーズから母娘で楽しめるきゅうりの手ぬぐいとトマトのしかくいをプレゼント。
次の休暇はきゅうりの手ぬぐいターバンでお揃いにして、私自身も親友との休暇を楽しみたいと思います!!!
三人目:KOUNOSUKE
大学で出会った大切な友人は突然発症した病と戦い、2年前に亡くなりました。
20年前に出会った頃は、こんなに早くにこんな日が訪れるなんて思いもしませんでした。
商品名:『たびだち』
大切な人を亡くした私にはピッタリというのか、この4文字が心に響きます。
今では彼を想って、休日の朝にはお線香を一本たてるようになりました。
遠い空に旅立った彼と、今を生きる私たち、次に会えるのは50年先かも知れないけれど
『みんなで楽しむSOU・SOU』を考えながら、これからも大切な人を想って真心込めて
『あなた』にピッタリなSOU・SOUの商品を捧げたいと思います。
次はフランス在住の大切な人を想って、色々贈り物をしようとまだまだ準備中ですので、
次回ご紹介できればと思います。
店舗にお越しくださるお客様も、ご進物用として、お土産として、
弊社商品を選んでいただき大変嬉しく感じております。
商品を選ぶお客様のキラキラした笑顔に私自身もとても心踊らされております。
もしも、何かをプレゼントしたい大切な人がいるけれど、
何を贈ろうか迷っていらっしゃるようであれば是非店舗スタッフにご相談くださいませ!
おおきに!!!
平成29年08月19日 土曜日号
“鳥獣戯画 BAG BOOK/黒澤 桂子”
鳥獣戯画 BAG BOOKが発売されました。
誌面の内容もさることながら、
付録の肩掛けカバン『穏(おだやか)』も魅力的です!
スタッフ人気も高く、
児玉と姚も早速愛用中。
私も使用し始めましたが、
B5サイズのノート、500mlペットボトル、がま口大・・・等、ちょっとしたお出かけ用でしたら、充分入ります。
これからの外出時に大活躍しそうです。
鳥獣戯画 BAG BOOKの他にも、
御朱印帳や風呂敷など『雲間と鳥獣戯画』アイテム好評発売中でございます。
ぜひご覧下さいませ!
平成29年08月18日 金曜日号
“(ちょっと水無月と)葉月の出来事/岸上 愛”
8月は半月過ぎましたが如何お過ごしでしょうか。
前回の日記の後から先日までまたまた様々な場所にお出かけ致しました。
“7月某日”
先月ではございますが、こちらのバンドのライブを見に行きました。
この日は高島縮長方形衣(長丈)で参戦。
過去のライブと同じ柄のred jaguarを着用。※完売御礼
素敵な音楽と面白MCで元気をもらいました。
~8月上旬~
石田(さ)の日記にもございましたが、この日は女性スタッフの皆で毎年恒例のビアガーデンへ♫
石田(ア)お手製の魚くじの席決めでスタートし、美味しいビールと料理で楽しいひと時を過ごしました。
“8月某日”
この日は大阪の某テーマパークへ。
魔法の世界は炎天下でしたが、高島縮長方形衣で快適に過ごすことができました。※完売御礼
“8月某日”
この日はスタッフ堀内と美術館へ。
鑑賞前に館内のカフェで腹ごしらえ★
ケールのビールが爽やかで美味でした!
今月も沢山お出かけし、元気いっぱいで楽しく過ごすことが出来ました。
我很开心です★
平成29年08月17日 木曜日号
“傾衣でおでかけ69 /川勝 拓”
きょうご紹介するのは、「革帯(カクタイ)」。新時代の幕開けだぜ。(店頭のみ販売)
マジックテープで二か所留めるだけ。ただのそれだけ。
「マジックテープ?ダサいやーん。ワンタッチ帯ってなんか恥ずかしい。」
最初は、自分もそう思ってました。
ワンタッチ式って、素材がチープで適当に作られてるモノが多いですよねぇ。
SOU・SOUのワンタッチ式は違います。
革です。インパクト超特大です。
マジックテープ舐めてました。簡単なのに一度留めたらもう離さないって感じにズレません。
付け心地めちゃいい感じです。
傾き者たちよ、
是非お試しあーれ!
スマホも入れれるポケット付き♡
- コメント
-
カッツー様
お久しぶりです。ちゃんと会ったのはだいぶ前なので
覚えてらっしゃらないでしょうね。笑
良い帯でましたね!スマホホルダーなんて画期的!
夫も最近、密かにSOU服をチェックしているのですが、浴衣に合うポーチがあればなーと、のたまっていま
した。多分、そのうち出るだろなー。
9月上旬、上洛します。家族で各店そぞろ歩く予定尾張屋リリー様
リリー様おひさしぶりですね!めちゃくちゃ覚えてますよ。
いい帯でましたでしょ!
九月ですね。楽しみにお待ちしておりまっす!!
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平成29年08月16日 水曜日号
“この夏のいろいろ/吉田 優里 ”
この夏、愛媛の「河内晩柑」という果物が親戚から届きました。
シュッタ-というカッターが付いていてとても簡単に剥ける優れものです。
初めて食べましたがプリッと瑞々しく爽やかな味にすっかりはまり、毎朝1つ朝ごはん代わりに食べています。
北海道の仲良しに贈ったら、ありがとうと絵葉書が届きました。
そしてその北海道の仲良しに会いに行きました。
うちにあるこの絵の羊蹄山を
間近に見てきました。
一泊二日の弾丸旅行でしたが…
ちゃーんと函館で本マグロの海鮮丼を食べ
泊めて頂いたお宅では北海道と言えば!のジンギスカンをご馳走して頂き…(写真撮り忘れました‥)
札幌では前回もお世話になったサムズバイクの奈美ちゃんにも会え、
私のリクエストに応えてラーメンも連れて行ってもらいました。
そして…札幌と言えば。
うちの北海道出身の可愛い新人、高松のお誕生日会もこの夏の楽しい出来事でした。
青山店男性スタッフ3人の妹分の可愛がりようが半端ない今日この頃です。
平成29年08月15日 火曜日号
“特別な浴衣/小山 真実”
京都の暑さにも少し慣れて来ました。新人の小山でございます。
先日、涼しい故郷へ里帰りしました。
気仙沼港まつりというお祭りに合わせて、毎年8月の初めに祖父母の家に親戚が集まります。
浴衣を着て花火を見るのがお決まりなのですが、今年はいつもと違う浴衣を着ました。
久留米絣の浴衣です。
祖父の母親が女学生時代に着ていたものだそうです。
市松模様に蚊取り線香のような柄です。

SOU・SOUにも、着物と帯もんぺに久留米絣の商品がございます。
いつの時代にも愛される、素朴な美しさがあります。

SOU・SOUの手ぬぐいターバンと、
浴衣の市松模様に合わせて花市松のあさぶらを合わせてみました。
ひどい着崩れを見かねておじいちゃんのチェックが入ります。。。


いくつもの時代を超えて大切にされて来た浴衣をまとい、会ったことのないひいおばあさんに想いを馳せました。
着て見ると丈もちょうどよく、背丈も私程だったのかなぁと想像します。
その夜は、連なる漁船の後方から打ち上がる花火も楽しみ、私の夏が終わりました。

来年も見られますように!
- コメント
-
ひいおばあさまの浴衣素敵ですね。sousouの小物とも
相性が良いし。
私も最近sousouを見つけ、今「伝統の続きをデザインする」を読んでますますファンになっています。
同じ宮城から暑い京都で仕事する小山さんに握手とエール!!
がんばれ~ご活躍楽しみにしています。すぐり様
温かいコメントをありがとうございます!
宮城の方からのエール、とても嬉しいです。
SOU・SOUの小物は和装、洋装どちらにも合うのでおすすめでございます。
是非、すぐり様もSOU装で宮城の街を闊歩してくださいませ!
今後とも宜しくお願い致します!
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平成29年08月14日 月曜日号
“はじめまして/表 絢佳”
はじめまして。6月よりSOU・SOUの一員となりました表 絢佳(おもて あやか)と申します。
今年の4月に青山店の今日のお客様で取り上げて頂いたのですが、まさか2ヶ月後にSOU・SOUで働けるとは夢にも思いませんでした・・・笑
==========
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ここで私の簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います!
富山県出身の24歳、趣味は料理。
休みの日は1週間分の常備菜やお菓子を作ったりしております。
先日、同郷のnetshop担当の長沼に大原へ誘ってもらいました。
7月末の大原には沢山の紫陽花が咲いており、夏の京都市内とは気温や湿度が違い快適に過ごすことが出来ました。
今までは年一回の旅行でしか京都を訪れたことがなく、知らない所だらけです。
休みの日は極力出掛けるようにしています。
京都を知る事もですが、先輩に習って、一日でも早く仕事を覚えれるように頑張ります。
平成29年08月13日 日曜日号
“ひ・まわり/大和田 由芽”
うちの庭にも元気いっぱいひまわりが咲きました!
草、生茂っていますね..前回の日記では、草ひき楽しんでいたのですが、最近全く草の勢いに追いつかなくなっている現状です。。
ひまわりとおひさまって、セットですよね。
ひまわりの語源も、“陽回り”、中国語も“向日葵”、英語も“sunflower”、ラテン語でも“helianthus annuus(太陽の一年草)”と、見事に太陽に向かう花や太陽の花など太陽にちなんだ名前です。
実際太陽に向かって回るのは一部の種類を除いて、若い時だけだそうですが、
見た目が太陽のイメージに似通っているのもそのような呼ばれ方の大きな要因かと思います。
SOU・SOUのひまわりも今年手ぬぐいと足袋下でお目見えです。
なにはともあれ、ひまわりが大きく高く力いっぱい咲いていると夏っ!という感じがしますし、元気をもらえますよね。
うちのひまわり、先日の嵐の日に何本も倒れてしまったのですが、倒れたところからまた上がろうとしています。
大きく、たくましい!私もひまわりのようなパワフル母ちゃんでいたいです!
平成29年08月12日 土曜日号
“みたらし祭の思い出(と、可愛い後輩たち)/内村 円”
三度の飯とカメラが好き!内村 円でございます。
毎年SOU・SOUスタッフが楽しみにしている行事の一つ『みたらし祭』
みたらし祭では主にどんなことをするのかを少しご紹介致します。
手水舎でのお清めや神殿参拝を終えましたら御手洗池へ向かいます。
御手洗池の中を進み、種火のある小さな祠があるのでそこでロウソクに火を灯し、
そのままロウソクを手に持ち火を消さないようにさらに先へ進みます。
ゆらゆら揺れているのはロウソクの灯だけではないようです(笑)
最終地点の御手洗社前の祭壇にロウソクを献灯、そして無病息災を願います。
池から上がったところでご神水をいただき、心身ともにお清め完了!
ちょっと簡単に書きすぎましたがこのような感じです。
御手洗池は意外と深く大人の膝くらいまでは濡れてしまいますので、
お子様連れの方はご注意下さいませ。
さてさて、下鴨神社にて皆でわいわいするのも楽しいのですが、もっと楽しいのがその後の夜会。
社長のお家にお邪魔しまして、美味しいご飯とお酒でさらに盛り上がります。
左から 小森ふたば、椿美樹、佐藤碧
なんなんだこの可愛い3人は!
佐藤碧と小森はとても仲良し
小森「もう食べられへんって〜!」
おっと~、早くもダウン 佐藤洋平先輩
…なんか拝んでますね(あと1杯だけ!頼む!的な)
小森「ちょっと眼鏡貸して〜」
小森「これを椿さんに〜」
椿「なんすかなんすか!!」
もう本当こんなことばっかりです。後輩たちがとても可愛い。
自分が先輩になるなんてもっと先のことだと思っていましたが、
月日の流れは早いものですね…
最後は先輩方とパシャリです。
いやぁ〜、写真ってほんっとうにいいもんですね〜!
- コメント
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新入社員さん達の接客対応が
上手になってきましたね〜
これからも、益々良い店員さんを
目指して下さいね515kiyo 様
コメント頂きまして誠にありがとうございます。
ありがたいお言葉を頂きまして、スタッフ一同とても嬉しく励みになっております。
今後ともお客様に喜んで頂けますようより一層努力して参りますので、
今後共、どうぞ宜しくお願い致します。
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平成29年08月11日 金曜日号
“お気に入りの選び方/色部 由里子”
皆様にもご経験ありますでしょうか。
何かに出会ったとき、何かを選ぶとき、これしかない!と感じる瞬間。
私は、そう感じることがよくあります。
一目惚れ、とでもいうのでしょうか。
そして、後々それが間違いではなかったと思うことばかりです。
■着物
何度着られるか分からない振袖よりも、普段着られる着物が欲しいと思っていた二十歳の頃に出会いました。
このなんとも言えぬ桜色は紅花染めなのだそうです。
無地感覚でも着られるような飛び柄の小紋なので、大学の卒業式にも袴と合わせて着て出席しました。
着物を選んでいると、この着物を他の誰かが着ていたら、なんだか悔しく思うだろうな、と感じることがあって
そんなときは、迷わずに決めるようにしています。
■金封/丸に小菊
今まで何度も結婚式に出席して、その度にどれにしようか迷ってきましたが
新柄のこちらはもうコレしか目に入らない状態で即決。
友人である新婦のイメージにもぴったりでした。
差し上げるものは、相手を思い浮かべながら。
■カメラレンズ
どうしてもこのレンズで写真を撮りたい!!!と思って、それに合わせてカメラを選んだようなもの。
まだまだ使いこなせていませんが、きっと長い付き合いになるはず。
手に入れるのが早ければ早いほど、シャッターチャンスは増える、の一言に落とされました。
その場の空気を切り取った写真が撮れ(たような気になれ)るところが気に入っています。
ふたりともいい笑顔。
■和室
これからの住まいにある和室。
初めは全く希望に無かったにもかかわらず、実際に見てからは住まい選びの要となりました。
夏は畳に寝転がってひんやりと。
冬はこたつでお鍋をつついたり。
時には即席ゲストルームに。
柔軟に使えるのがいいところだと思います。
■歯磨きセットのお家
昨日まで開催されていた五条坂の陶器まつりで出会いました。
歯ブラシ2本と歯磨き粉を立てられます。
脇阪さんのテキスタイルの影響で好きになった家のモチーフ。
なんだかあったかい気持ちになります。
店舗スタッフとして、皆様が何かを選ばれるところに日々立ち会っておりますが
いろいろ迷っても、第一印象でよかったもの、最初に目に入ったものにされることが多いように感じます。
いつ使おう、何と合わせよう、と考えるよりも
好きなものは、手に入れてしまえばこちらのもの、なのだと私は思います。
平成29年08月10日 木曜日号
“ファインダー越しのSOU・SOU/稲垣 正幸”
テーマパークとカメラをこよなく愛する稲垣です。
テーマパークを語りだすと、この先1ヶ月分の一語一絵に匹敵する文量になるので、
断腸の思いで自重させていただき、本日はカメラのお話をしたいと思います。
どうぞオタクのウンチクにお付き合いいただければ幸いでございます。
普段は商品写真やスタッフのきこなしを担当していますが
写真はスポーツと同じで、休むとそれだけ腕が落ちるという持論のもと、
トレーニングという名目でほぼ毎日、休日もカメラを構えるようにしています。
まぁそう書きつつ普通に撮影が好きなので、後付の理由かもしれませんが。
好きが高じてカメラの種類もじわじわ増え続け、ふと我に返るとそれなりの物量に。
そこで自前のカメラコレクションを引っ張り出してきて、製造年式順に並べてみました。
1: Nikon F3/1980年製 (フィルム)
2: Canon EOS-1v/2001年製 (フィルム)
3: Canon EOS-5D MarkII/2008年製 (デジタル)
4: Canon EOS-kiss X7/2013年製 (デジタル)
5: Apple iPhone7 RED/2017年製 (スマホ) with 専用スマホカバー
6: Fujifilm instax SQUARE SQ10/2017年製 (デジタル&フィルム)
年代バラバラですね。では番号順に其々のカメラで撮った写真の中から
「ファインダー越しのSOU・SOU」をテーマに紹介したいと思います。
1:Nikon F3/1980年製 (フィルム)
往年の名機、有名デザイナーがデザインしただけあって外観は一番のお気に入り。
ほとんどマニュアル操作なので慣れと経験が必要ですが、画質に味があって自己満No1カメラです。
2:Canon EOS-1v/2000年製 (フィルム)
フィルムで失敗したくない!という時はこいつの出番です。
カメラの完成度が高すぎてデジカメ感覚でついバシャバシャ撮ってしまうので注意が必要。
プロカメラマン御用達モデルなだけあって、高度な機能が多すぎて未だに使いこなせません。
3:Canon EOS-5D MarkII/2008年製 (デジタル)
使用頻度が最も多いデジタル一眼レフ。かれこれ7年以上苦楽を共にして、もうボロボロです。。。
しかし全体的に画質のバランスが良いので、当分は現役続行の予定です。
4:Canon EOS-kiss X7/2013年製 (デジタル)
家族でも気軽に使えるようにと購入した一眼レフの入門機。500gと超軽量。
入門機なので、綺麗に撮れるシチュエーションはかなり限られますが、
シャッターを押すだけで、それなりの写真が撮れてしまいます。
5:Apple iPhone7 RED/2017年製 (スマホ)
あえてスマホです(笑)。しかしカメラ性能は年々進化しており、侮れません。
一眼レフがメインの自分にとってスマホで写真を撮ることは少ないですが、
たま~に奇跡的な写真が撮れる時があるので無視できない存在です。
6:Fujifilm instax SQUARE SQ10/2017年製 (デジタル&フィルム)
最後はインスタントカメラ「チェキ」の最新版です。写真がスクエア(正方形)なのが特徴。
デジカメのように撮影できて、後から選んでプリントできるハイブリッドな優れモノ。
画質云々より、その場で形にできるのって、やっぱり良いもんですね。
如何でしたか。それぞれの特徴を活かしたカメラワークを通して
今後も「ファインダー越しのSOU・SOU」を楽しんでいこうと思っております。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
- コメント
-
それぞれの違い、とても興味深く拝見しました!
またうんちくトーク楽しみにしているので、ぜひお願いします。anzai様
返信が遅れて申し訳ございません。
ウンチクにご興味いただきありがとうございます!
あまりマニアック過ぎるとカメラの情報サイトになってしまうので、、
次回もギリギリのところで攻めてみたいと思います。
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平成29年08月09日 水曜日号
“カンパーイ!!/石田 さよ子”
夏だ!ビールだ!乾杯だぁ!!(失礼致しました。)
毎日うだるような陽気が続いておりますが、
皆様如何お過ごしでしょうか。
私はと言いますと、ここに来てビールを飲む機会が益々増えております。
何故ビールを飲む度に乾杯!と言うのかはわかりませんが、
取り敢えず乾杯してます。
お疲れ様会
浴衣でビアガーデン
休みの日は、
一番涼しい部屋で小さな庭を見ながら・・・
夏はまだまだこれから・・・
美味しいビール飲み続けます。
- コメント
-
夏はなんでこんなにビールが美味しいのでしょうね。浴衣でビールいいですねちなみに女子会ですか?楽しそう
ケイコ様
コメントをいただきありがとうございます!
暑いと炭酸系のシュワっとするのが、喉にいですもんね!
浴衣でビアガーデンは毎年恒例で女子スタッフが集まります。
色々な年代が揃って飲むビールは格別でとても楽しいです!!
ケイコ様も美味しいビールを飲んでくださいませ。こんにちは。
毎日猛暑続きでビールは美味いけど身体がしんどいです。浴衣ビアガーデンは女子会ですか?
11日の京都矢沢会はご主人達と楽しませてもらいますが、また次回は参加して下さい。
ではまた!それまでご自愛ください。お茶屋の亀井さん
コメントありがとうございます!
今日の夜は美味しいビール飲んで、楽しんで来てください。
まだまだ残暑が続きます、お身体ご自愛くださいませ。
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平成29年08月08日 火曜日号
“夏といえば下駄/石田 明日香”
夏といえばビアガーデン
ビアガーデンといえば浴衣 (恒例なんです、浴衣でビアガーデン♪)
浴衣といえば下駄
ということで、今回は下駄で一番多いお問い合わせについてご紹介したいと思います。
お問い合わせ内容:下駄の裏についている金具が取れました。どうすればよいでしょうか。
→そのまま放置で大丈夫です!
こちらが取れた金具(前金、裏金ともいいます)
小町や芳町など二枚歯の下駄の前緒の結び留めを隠すものです。
前金の役目は、
・泥除け(昔は泥道だったため)
・減り止め(鼻緒(前壷)の擦り切れ防止)
らしいのですが、一番はやはり見た目ではないかと私は思います。
なぜすぐに取れるのか、
SOU・SOUでも扱っている桐の下駄というのは柔らかいので釘が取れやすいのです。
早い時は数回で取れます。
取れるんだったら付けなくていいというお考えの下駄屋さんもあるようです。
ちなみにSOU・SOUの小町は、前金の代わりにウレタンを貼っております。
小町よりも地面に当たることは少ない芳町と角には前金を付けております。(しかし気付いたら取れています)
取れるなら接着剤で付けるなど取れないようにすればいいのでは、というご意見もでてくるかもしれませんが、
そうしてしまうと、鼻緒の締め直しやすげ替え、台の交換ができなくなってしまうのです。
(鼻緒締め直し ¥1000税込、台の交換 約¥6000)
よって結論としては、"前金は取れる”そういうものなのです。
それでも取れたら付けて欲しい!
と仰る方には、前金お付けしております。(片足¥200税込)
しかし、又おそらく取れます。
なので、やっぱりそのままで私は良いと思います。
昔はよくひしゃげて取れた前金が道端に転がっていたとか。
前金取れても気にしない気にしない。
おおらかにいきましょう♪
平成29年08月07日 月曜日号
“You are what you read/李 瀟瀟”
今、何の本を読んでいますか。
■『そらみみ植物園』西畠清順
■『はつみみ植物園』西畠清順
「清順さんを知ったのは、四年前の『マツコの知らない世界』でした。「プラントハンターの世界」という特集で清順さんが出ていました。その時、プラントハンターという仕事を初めて知って、清順さんの本を探したら、この植物エッセイを買いました。」(長沼)
長沼がこの本の中で気になる植物は、
世界で二番目に尻に似ている多肉植物だそうです。
名前をリトープスという。
大概の植物は気温の高い季節に活動し、気温の低い冬には休眠をするものだが、
この宝石尻植物・リトープスは、
逆に冬に成長し、暑い夏に休眠をするらしい。
「そこには自分との共通点があったと思います。」
『そらみみ植物園』を漢字で書くと「空耳」でしょうが、
紹介される植物はどれも個性的で味があるもので、
『宇宙味々植物園』でも書けるんじゃないかと私は思いました。
■『良い写真とは?—撮る人が心に刻む108のことば—』ハービー・山口
■『写真の新しい自由』菅付雅信
我が銀塩クラブ部員のカメラ小僧が
お察しの通り写真の本を常にお手持ち!
難しそうだなぁと思いきや、読ませてもらったら、
技術論ではなく、珠玉のような言葉の数々で、
著者が写真とどのように向き合ってきたのかが伝わってきます。
写真好きな人にとって、何度も何度も繰り返して読みたいヒント集ですね。
■『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』ジェイムズ リーバンクス
■『おうちのふく―世界で1着の服』行司千絵
作り話より、人の人生が見えるような作品が好きという本田が、
最近話題作の『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』を読んでいます。
羊飼いとしての日々の仕事を淡々と描いているだけですが、
なかには生々しい描写もあれば、過酷とも思える作業について語られてもいるところが醍醐味。
本書のなかで、感銘を受けた一節を引用したいです。
「私は子供たちにもあえて血を見せ、ありのままの現実を伝えることが大切だと考えている。
牧畜や食べ物に対して、子供っぽい安易な考えを持ってほしくないのだ。
プラスチック容器に入った食べ物だけを与え、動物に命がなかったかのようなふりをしてほしくはない」。
如何でしょうか。
■『オードリーの小声トーク:六畳一間のトークライブ』オードリー
■『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』鈴木おさむ
6年前、まだ高校生だった廣秋が広島から大阪行きの夜行バスに乗りました。
行き先は「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」の舞台公演。
当時予約チケット完売してしまい、当日券並んでいました。
胸元をガンガンえぐって来る良い舞台だったそうです。
こちらの二冊には、オードリー・若林「売れなかった時期、芸人を辞められなかったワケ」が書かれています。
■『みんなの語源―知って得する!日常語の由来184』三上文明
■『答えられそうで答えられない語源 知っているようで知らない日本語クイズ』出口宗和
最近色んな語源を調べている小山、
京都市中央図書館からこちらの二冊を借りました。
特に気になったのが「ポシャる」だそうです。
「ポシャる」の由来って何でしょう?
フランス語「シャッポ」(帽子)
↓
逆さ読みで「ポシャ」に「る」で動詞化
↓
シャポーを脱ぐ(脱帽する)
↓
降参する、駄目になる
なるほど!使える面白い日本語、また一つ増えました。
■『丹生都比売 梨木香歩作品集』梨木香歩
「作品集って書いてあるにも関わらず、長編作品だと思って買ったんですが、一作大体10ページくらいですね。まだ半分しか読んでいないんですが、心に残ったことばがあります。『塗られなかった風景なんて世の中にまだある』という。そういえば自分が途中まで書いたスケッチが色々あったなぁと、それを最後まで完成させることを思わせられました。」(佐藤)
本の装丁もけっこうお気に入りのようです。
帯に描かれた、お話にも出てくるトウネンという鳥さんに美しい藍色の装丁、
そして、くるんとしたフォントも!
素敵で引き寄せられる一冊ですね。
■『キッチン』吉本ばなな
■『小さな幸せ46こ』よしもとばなな
■『すばらしい日々』よしもとばなな
17歳から読み始めた吉本ばなな。
小説からエッセイまで50作品以上読んでいるそうです。
「パッと開いて読んだところに、何か今の自分に大切なメッセージみたいなことが生まれる感じがして、それで毎日少しずつ読むようにしています。」(橋本)
今、何の本を読んでいますか。と聞いてみたら、
皆さん熱っぽく、心を動かす本について語り出してくれました。
そういう時間は、いつまでもその話を聞いていたくなるくら楽しいものです。
「You are what you eat (あなたはあなたの食べたものから成っている)」
という言葉がありますよね。それを一語換えて、
You are what you read!(あなたの考えることは、あなたの読んだ本から起生する)
と感じております。
平成29年08月06日 日曜日号
“向日葵と夏/吉田 実加”
8月に突入しました。
チリンチリンという風鈴の音も心地良い今日此の頃です。
四季の中では過ごしやすく生まれ月でもある秋が断トツで好きですが、
お楽しみ行事がたっぷりある夏も最近は良いなぁと思うようになりました。
私の中では、夏を代表する向日葵が沢山見られるのも楽しみの一つ。
まずは、鰻が絶品!の江戸川さん前で発見しました。
最近ではアイテムの中で見かける事も多くなり、
SOU・SOU足袋でも上位ランクは常にキープ!の足袋下や、
いのうえかなさんの絵、他手ぬぐいにも元気な向日葵達が登場しております。
そして先日、大阪梅田にて開催中のうめきたガーデンへ涼みに行って参りました。
沢山のビルの中に現れた緑がホッと癒やしの空間です。
こちらにも向日葵が。
少し先走ってしまい、
見頃はこれからという状態で危うく見逃しそうになりましたが、
仲間がおらずとも力強く咲く向日葵に元気を貰いました。
そして、浴衣を着られるというのも日本の夏ならでは。
お気に入り銭湯の梅湯さんへ行った後、
浴衣に着替えて京都の街を散策しました。
友人は以前プレゼントをした、たばた絞りのゆかたみたてを着てくれています。
そして先日開催されました、浴衣DEビアガーデンへ足早と向かう途中に一枚。
まだまだ夏はこれからです!
平成29年08月05日 土曜日号
“サトちゃんへの愛/姚 嘉欣”
皆様こんにちは。香港出身の姚(よう)でございます。
今回、私が愛している、サトちゃんの話をさせていただこうと思います。
こちらのサトウさんも好きですが(左:佐藤洋平 右:佐藤碧)
今回、私が紹介したいのは
薬局の隅に立っているオレンジの象でございます。
こちらまだ違うか。。。
サトちゃんとの出合いは、
十数年前に見た台湾歌手のミュージカルビデオにサトちゃんが出演していたことでした。
象は長生きと健康の象徴でもあるので、サトちゃんを持っていると、
LUCKY!運がよくなるという影響も有りそうです。
ということで、実家にも日本の家にもあるサトちゃんコレクションを紹介致します!
ここで、迫さんの日記を参考にして、サトちゃんに手ぬぐいを付けてみました。
使用した商品は伊勢木綿 手ぬぐい ひめ丈と
伊勢木綿 手ぬぐい/SL 10th Anv、ルコック十周年限定商品です。
最近、ずっと欲しかった店頭用のサトちゃんを手に入れました!
可憐の柄が好きで、薙刀長方形衣と首巻きとあわせてみました。
他のサトちゃんとの着こなしは考え中です。
皆様もお好きなキャラクターとのお揃いを楽しんでみては如何でしょうか。
平成29年08月04日 金曜日号
“絞りまとめ/結城 エレナ”
最近は日差しも強く、じわじわと汗が吹き出してくる暑さが続きますね。
そんな時に涼しいのは勿論、見た目も爽やかなものを身に着けたい!
そこで、今回は私の独断と偏見でおすすめの絞り商品をご紹介していきたいと思います。
まずは、こちら。
■草履あさぶら 茶竹/豆絞り
■SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/山雅商店謹製 鯨波
夏には欠かせない草履やお手ぬぐいも見た目から涼しげになります
■福しま絞り 小巾折 穏/荒波
■たばた絞り 伊勢木綿 文 風靡 片身替わり/つくも×雪花 狗尾草
■たばた絞り 半袖Tシャツ/水玉大 濡羽色×つくも
■たばた絞り 麻 長方形衣/染め分け 草柳×海松色
■浴衣 SOU・SOU×福しま絞り/板締め 籬(まがき)
いかがでしたか?
他にもおすすめの商品はございますが、特に涼し気な雰囲気のあるものを少しだけご紹介させていただきました。
まだまだ暑い日が続きます。
ぜひ絞りの商品で気持ちのよい一日を送ってくださいませ!
平成29年08月03日 木曜日号
“縫代(ぬいしろ)について/山本 陽平”
今回は製品の裏側 [縫代(ぬいしろ)] について書かせて頂きます。
一般的な衣類は幾つかのパーツに分かれており、
それをつなぎ合わせて立体の形状に作り上げます。
下図のピンク色の部分が[縫代(パーツとパーツを縫い合わせる部分]にあたります。
[縫代]は基本的に服を裏返さないと見えない部分ですが、SOU・SOUでは生地や形状によって色々と縫い方を変えております。
代表的なものをいくつかご紹介させて頂きます。
○[ステッチ+ロックの場合]
一般的に良く見られる縫い方です。
布帛(織地を使った)製品に見られます。
ステッチをかけた後、ロックをすることで2重の補強となり、より強度のある製品になります。
対象アイテム:[伯爵羽織 宮中袖] 、[みたて衣] などの布帛製品
○[オーバーロックの場合]
こちらも一般的に良く見られる縫い方です。
ジバン類など、ニット製品の場合に使用しております。
この縫い方は、ステッチ部分が生地と一緒に伸び縮みしてくれるので、ニット仕様のものに向いています。
対象アイテム:主にインナー系ジバン製品
○[生地耳をそのまま使用する場合]
生地耳(布生地の両端部)をそのまま縫代にしています。
一般的な使用例で言うと、デニムパンツなどの赤耳が御座いますが、
SOU・SOUでは、小巾を活かした縫い方をしている商品に見られます。
対象アイテム:[伊勢木綿衣類] /[知多木綿衣類]など
○[裁ち切りの場合]
こちらはあえて裁ち切りのままにする事で、雰囲気を出しております。
表に縫代が出るアイテムなどで使用し、デザインのポイントにしています。
対象アイテム:[秋声]/[貫頭衣]製品などの秋冬アイテム
○[メローロックの場合]
SOU・SOUでは[裏面も綺麗に見えるように]を意識して衣類を作っているため、
生地の特徴や製品の仕様に合わせていろいろ縫代の処理を変えております。
メローロックは表に出してもきれいに見えるため、あえて袖口や首周りなどでも使用しております。
対象アイテム:[貫頭衣系の袖周り]/[小袖ジバン・袖なしジバンの首周り]/[裏地のない布帛製品]など
如何でしょうか。
もしご興味のある方は、お手元の製品がどんな縫代になっているのかご覧頂ければ幸いです。
平成29年08月02日 水曜日号
“ワコールさんとSOU・SOU /山本 聖美”
毎回ご好評頂いておりますワコールさんとSOU・SOU の部屋着シリーズは、2012年の春夏から始まりました。
初回からずっとイメージ撮影に参加している千夏さん(+ファミリー)と私。
2012年の秋冬は一旦お休みとなりましたが、以降2017年の春夏までを続けてざーーっと振り返ってみると・・・
季節が巡っていることを目の当たりにできて感慨深いです。
SOU・SOUのイメージをいつも大切にしてくださるワコールさんのおかげで、
ポップで最高に可愛い部屋着の数々が生まれたなぁと、ニヤニヤしながら過去のデータを遡っておりました。
そして、季節は2017年秋冬のイメージ撮影へと移っております。
今回はワコールさんが長年研究を続けて生まれた「眠りここちに、こだわるパジャマ」ブランド"睡眠科学"とのコラボレートです!
メインの柄は、来る9月9日の重陽(ちょうよう)の節句にちなんで“被せ綿(きせわた)”をモチーフに。
“被せ綿(きせわた)”とは重陽の節句に行われる宮中の習慣で、前夜、菊の花に綿をかぶせておき、翌朝、菊の露や香りを含んだ綿で身体を清めると長生きできるされているものです。
SOU・SOU流に眠りながら長寿祈願。来る菊の節句を存分に楽しみましょう!
企画公開は、明日8月3日の予定です。
他にもSOU・SOU定番柄で着心地抜群のパジャマたちが並びますので是非ご覧くださいませ!
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場所がかわりまして、ここは京都八条にあるワコールさんの新しいピカピカの本社ビル。
先週、2018年春夏のサンプル最終チェックのためにお伺いいたしました。
まだまだ歴史は続きます!!
お菓子と黒文字の配置を見て「旦」の字を連想しました。京都を舞台に時代小説を書かれている澤田ふじ子さんの作品に「宗旦狐」があります。お茶に関する短編が綴られていますが、御興味があれば、そちらの一服もなかなかいいです。
Xiao pen様
コメントありがとうございます。
お菓子と黒文字の配置で「旦」の字を連想されるなんて、とても風情があり面白いですね!
「宗旦狐」とても興味深いです。夜空に秋の気配を感じるこの頃、夜長のお供に是非読んでみたいと思います。素敵な本をおすすめくださり、ありがとうございます!