平成30年03月15日 木曜日号
“今年の春は何にしよう?/姚 嘉欣 ”
気づけばらもう3月の半ば、
今年はSOU・SOU 2年生になる姚です。
地元の香港では季節が緩やかで、変化が感じられない時もありました。
それに対して、季節が分明である日本に暮らしていると、
季節に合わせて、色々な景色や行事を楽しむことができます。
昨年もSOU・SOUの服で様々なところに行きました。
私の愛用品を以下のキーワードでまとめてみました。
初夏:高島縮・カラフル・鯉のぼり!
カラフルな鯉のぼりにも負けないカラフル薙刀長方形衣!
盛夏:麻・浴衣みたて・盛り上がる祇園祭!
涼しい麻素材、簡単に着ることができる浴衣みたてで、祇園祭満喫!
深秋:富士・黒系コーデ・紅葉狩り!
動き安いモスリン富士で山登り、黒系のコーディネートと紅葉の赤は絶妙!
寒冬:枯山水・モノトーン・真っ白の世界へ!
軽くて肌触りが抜群のカシミヤ枯山水一枚で、寒さも楽しめる!
そして、今年に入ってからずっと花見でのSOU・装を考えておりましたが、ついに結論が出ました。
春:大帷・ふんわり・花見!
・知多木綿 文 大帷/ うらら
・綿麻 わっかストール(長)/ わならべ
・平皺織 広形もんぺ/ 至極色
明るめのうらら大帷の下に紫系のもんぺとストール、桜のような優しい色目は花見に最高だと思います。
以上の春物商品は本日より店舗とnetshopで発売スタート致しますので、
是非この機会にチェックしてくださいませ!
平成30年03月14日 水曜日号
“久留米絣/山本 聖美”
春らしい日もあり、気持ちもほぐれてきた今日このごろ。
徐々に衣類も明るく軽やかになっていくのでわくわくしております!
そんな春夏アイテムのひとつに“久留米絣 帯もんぺ”がございます。
SOU・SOUオリジナルテキスタイルを久留米の【野村織物】さんに織っていただいた反物を使用しています。
軽くて、涼しくて、可愛くて・・・と、魅力を挙げるときりがない一枚で、今年も着るのがとっても楽しみです。
(▲ライナップがすべて出揃うのは4月下旬頃を予定しております。)
「へー・・・ ところで久留米絣ってなんなの?」
というお声があると思いますので!
今回は久留米絣について少しご紹介させていただきます。お話を伺いましたのは、、、
\創業明治31年(1898年)の野村織物 四代目 野村周太郎さんです!/
久留米絣の歴史は遡ること1800年頃。当時まだ少女と言われる年齢であった井上 伝さんによって創案され、
筑後地方の久留米に根付いた伝統の木綿布です。
久留米絣は日本の三代絣のひとつに数えられ、1957年には国の重要無形文化財にも指定されています。
それでは、織り機で織られるまでの工程をみせていただきましょう!
こちらは染められる前の糸の束。↑ところどころ糸でぎゅっと括(くく)ってあるのが分かります。
図案に合わせて作られた設計図を元に、染めたくない部分をこうして括って防染しているのです。
これが絣織物の肝な部分。
昔はすべて職人さんの手作業で行われていたということで、その作業量は想像を絶するものだったはず。
数年前から機械に任せられる部分も少しずつ増えて効率がぐんっと上がってはきたものの、それでも職人の技と然るべき時間を必要とするところなのだと思います。
続きまして、先ほどの括り終わった糸を染める工程へ。
一度に24反分染められるこちらの機械を使用。
ただ機械に投入すればいいのではなく、色や柄によって括りの部分に色が入り込まないように水圧や時間の微調整が必要になってきます。こちらも職人さんの腕によるところなのだなぁ・・・
染め上がり、括っていた糸を解くと、その部分だけくっきり糸色のまま。
そして、この糸を機織り機に掛けて織り上げられていく・・・ということなのですが、
すでにたくさんの手間と時間がかけられていることがわかります。
それでは織っている所を見せていただきましょう!
おぉー!織物が織られていく様はいつ見ても萌えます!
特に絣は染められた糸で柄が出来上がっていくので見ていて飽きない!
こちらの織機は野村さんのところで約100年使われている豊田式織機。
今はもう製造されていない織機なので、故障したらその部品の鋳型から作り直して修理しているそうです。
最後に、もうひとつ私が感動したのは、
↑こちらは『トング』と呼ばれる緯糸が巻かれたもの。(動画でシャッシャッと左右に行き来していた物体です)
このトング1巻で下図の一送り分の図柄を織ることができます。
↑『一送り』とは柄が繰り返し織られる一つの単位のこと
この一送りが終わる毎に人の手で糸と糸をつなぎ『トング』の入れ替えをします。
その度にまた同じ柄が綺麗に織り上がっていく・・・冷静に考えると本当に凄いなぁって思います。
もう、久留米絣に対する愛おしさ倍増の私です。
帯もんぺの他に着物に仕立ててもとても扱いやすい(お手入れが楽ちん)久留米絣。
春のお出かけにもぴったりでお気に入りです。
店頭にはネットショップ未掲載のテキスタイル反物もございます。
是非、野村織物さんの久留米絣にもご注目くださいませ!
平成30年03月14日 水曜日号
平成30年03月13日 火曜日号
“[風靡ジバン]とは/山本 陽平”
今回は新商品[風靡ジバン]について書かせて頂きます。
生地は、抗菌・消臭・防汚効果のある機能素材“エコピュア(R)”を使用
これからの汗をかく季節には大変重宝する素材です。
風靡の下に着用した際、Vゾーンからジバンの衿が見えないようにデザインしています。
現在[風靡]商品には大きく3種類のカテゴリーがございます。
(ネームのデザインで判別可能です)
例えると
[風靡gibao]=洋服でいうTシャツ
[風靡 襯衣]=洋服でいう春夏シャツ
[風靡]=洋服でいう秋冬シャツ (厚手生地)
といった感じでしょうか。
※サイズバランスは以前の私の→日記←でご確認くださいませ。
今回の新商品[風靡ジバン]もTシャツにあたるので、[風靡gibao]ネームの商品と同じカテゴリーです。
例えば[半衿風靡]の下に [風靡ジバン]を着用することは、Tシャツの下に肌着を着るような状態ですのであまりお薦めしません。
※肌着のため、1枚だけで着用する事もお薦めしておりません。
今後の傾衣ライフをよりお楽しみ頂ければ幸いです。
平成30年03月12日 月曜日号
“家庭訪問/山田 充”
数ヶ月前の表のSOU・SOU日記を見てから、いつかは訪れてみたい、と思っていたnetshopスタッフ 寺田家の茶室。
実家が数寄屋大工をされていて自宅に茶室をつくられた、と以前から聞いてはいましたが、自宅に茶室があるコト自体にいまいちピンとこなかったので、寺田本人に「心傳庵(しんでんあん)」を案内してもらいました。
露地からの腰掛(こしかけ)、蹲踞(つくばい)と続き、人生で初めて躙口(にじりぐち)から、茶室へと入りました。
釜や扇子の由来をお聞きしつつ、上を仰ぎ見ると、平天井(ひらてんじょう)・落天井(おちてんじょう)・掛込天井(かけこみてんじょう)が組み合わせられ変化にとんだ天井がつくりだされていました。
実は、小間だけではなく広間も隣り合っており、尚更に驚きでした。
主菓子を出してもらった際の菓子器と黒文字も、自作とのこと。
色々な話しを聞いた中で、一番興味深かったことが、「石垣張り」と呼ばれる障子。
その名の通り、石垣を組んだように張られている障子ですが、昔は紙が貴重であり小判の和紙しか無かったため、継ぎ目をわざと見せ綺麗な模様に見せる段張りという貼り方のことを言うそうです。
今までテキストだけで理解していたつもりの茶室の知識も、実際に拝見することで、より見識が広まったような気がします。
まさに、「百聞は一見にしかず」。
今回の体験で、茶道文化検定2級合格に向けて、俄然やる気が出てきました。
- コメント
-
素晴らしいお茶室です。一度、訪問したいです。夢かなうかしら??
Sou Na Maria様
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
自宅にお茶室がある事自体が驚きでしたが、その立派さに尚更驚かされました。
これからも、SOU・SOUスタッフの茶道日記をお楽しみいただければ幸いです。
お茶室の有る自宅、躙口(にじりぐち)からの入室、とても素敵ですね。
「石垣張り」と呼ばれる障子・・世の中知らないことは、まだまだ、多々、有りますね~・・。
茶道日記、よろしくお願いしますm(_ _)mよっ! 様
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
知らないことだらけの世界で、見るもの全てが新鮮でした。
毎週日曜日の寺田が担当しております「茶室彼是(ちゃしつあれこれ)」のコーナーも、是非ご覧くださいませ。
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平成30年03月11日 日曜日号
“祝 一歳! /矢寺 和成”
2月のはじめ、我が家の次男、かなでくんが1歳になりました。
「2人目は成長が早い」
「気づいたら育ってた」などなど、
よく周りから聞いていたように、もうあの日から1年経ったのかぁというのが正直なところ。
なんにせよ、大きな怪我や病気もなく育ってくれて何より。
それにしても、兄弟でこんなにタイプが違うんだなぁと日々感じます。
長男のふわふわ系男子『つづみ君』とは対照的に、どこかクールな『かなで君』。
振り回されつつも、なんだかんだお兄ちゃんが大好きな様子。
お兄ちゃんに揉まれている分、打たれ強いかなちゃん。
(´-`).。oOこりゃ立場逆転する日も近いかな・・・
お兄ちゃんの背中を見ながら、ゆっくりと大きくなっておくれ。
- コメント
-
矢寺様、はじめまして!遅いコメント、失礼致します。
息子が生まれてからSOUSOUのわらべぎも購入するようになり、いつもつづみくんがかわいいなーとコーディネートの参考にさせてもらっています。
なんとなくうちの息子にも似ている気がして髪型も真似させて頂いたり(スミマセン)。
もちろんかなでくんも可愛らしい~
かなでくんはお母様似かな(記事をさかのぼって、お母様も初めて拝見させていただきました)?
とても優しそうな素敵な方ですね!
丁度息子とさりげなくお揃いにしたいなと思っていたので、
オヤコーディネートも参考にさせていただきますね☆
また記事を楽しみにしています。そえ様!
嬉しいコメント誠にありがとうございます。
大変大変恐縮でございます。。。
妻もびっくりするぐらい喜ぶと思います!
ぜひオヤコーディネートもご参考いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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平成30年03月10日 土曜日号
“SOU・SOUの質問箱/溝川 祐美”
最近読んだ一冊の本、
『谷川俊太郎 質問箱』
「ほぼ日刊イトイ新聞」さんで募集した質問とそれに詩人の谷川俊太郎さんが答えたものを一冊の本にまとめられたものです。
詩とはまた異なる谷川さんの言葉が心にしみわたる一冊です。
少し種類は異なりますが
SOU・SOUでも毎日、店頭やnetshopお問い合わせにてお客様のご質問などいただいております。
そして中には問い合わせするほどでもないけど気になる。。
というお客様も多いのではないでしょうか。
そんなときはもしかしたらこの『一語一絵』に答えがのっているかも!
毎日更新のSOU・SOU日記でも各スタッフが
いろいろな疑問に答えていたり、まとめてくれていたりしております。
今回は過去のSOU・SOU日記を少しだけご紹介。
一度みたことある方は復習がてら、
はじめてみるという方は是非参考にしていただければ幸いです。
※記事によっては商品が売り切れ・リンク切れの場合もございます。参考程度ですので予めご了承くださいませ。
着衣スタッフとして店頭に立っている福田さんだからこその内容です。
買うのに少し迷っているお客様の後押しにもなるかと思います。
他にもいろいろな商品をいろいろな身長のスタッフで「サイズ検証」されています。
特徴的なSOU・SOUのアイテムのサイズ感は気になるところ。
サイズ選びがわからないという方は是非福田さんの日記を一度ご覧くださいませ。
そのした なあに/福田 麻由子(平成29年09月19日)
その他のおすすめ
サイズ検証してみました。《モスリン 富士編》
サイズ検証してみました。《広形もんぺ はぎ丈&広形もんぺ編》
サイズ検証してみました。《モスリン 手柄寛衣下編》
さらにもっともっと衣類の事を知りたい。netshopのお買い物で失敗したくない!という方にはこちら。
生産担当 山本主任の寸法についての日記はいかがでしょうか。
形が特徴的なSOU・SOUの衣類は寸法も特徴的。
そんな寸法について、図で説明してくれています。
サイズについて~上着編~/山本 陽平(平成29年02月20日)
その他のおすすめ
サイズについて~ボトムス編~
風靡サイズについて
裄丈(ゆきたけ)について
この日記を見たとき、そこが気になるのかあ~とスタッフながら関心いたしました。
でも案外重要ポイント。おしゃれは足元からとも言いますよね。
足袋下を選ぶときにちょっと見返したい日記です。
足袋下の気になるトコロ/内村 円(平成28年11月29日)
カメラ風呂敷が発売当初、多くのお客様の質問いただいたこちら。
一概には申し上げられませんが、店頭ディスプレイで使用しているカメラサイズを詳しく記載しております。
その他、包み方やサイズ展開など、これをみればカメラ風呂敷に興味がわくはず!
カメラ風呂敷についてアレコレ/新見 奈々(平成28年04月27日)
サイズ展開しているものは平生のサイズより1サイズ上を選ばれると問題なく着ることができます!
大和田家、第二子を妊娠中の日記です。
妊婦さん自らのSOU装のきこなしと、さらに「SOU・SOUの服は適しています。」の一言。
説得力しかございません!
万能服/大和田 由芽(平成27年08月19日)
まだまだご紹介したい日記はたくさんございますが本日はこの辺で。
netshopでは商品に特化した日記等があれば商品ページにバナーを設置している場合もございますので
お買い物の際は是非一度ご覧いただければ幸いです。
少しでも皆様のお買い物が楽しくなりますように。。
ぜひ参考にしてみてくださいませ!
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平成30年03月09日 金曜日号
“春の訪れ/堀内 友恵”
先日『しだれ梅と椿まつり』を見に初めて城南宮へ行ってまいりました。
こちらは第一の目当てである期間限定の御朱印。
日・月・星を表す三光の紋である御神紋も素敵です!
神苑に入り最初は椿の花がお出迎え。
奥に進むにつれて花の香りが漂ってきました。
白やピンクなどのしだれ梅のカーテンは圧巻。
落ち椿が緑の絨毯に広がっていて幻想的でした。
その奥には
神苑で見た椿・・・
と、そっくりの参道で購入した椿餅(つばきもちい)。
和菓子に落とし込まれた感じが可愛らしく味も見た目も格別でした。
椿餅とは平安時代に貴族の邸宅で大規模な蹴鞠の会が催された時にも振る舞われていた餅菓子のこと。
本物の椿の葉が使われており、さらにこちらの城南宮の参道で限定販売する椿餅には中心部に黄色の花心(おしべ・めしべの総称)をあしらって白玉椿に似せているのが特徴とのことです。
そして、こちらは一緒に行った企画室の小林。
聞いたことしかなかった『大大吉』のおみくじを引いていました。
うらやましい!
桜、お花見はどこへ行こうかな♪
- コメント
-
素敵な場所のご紹介ありがとうございます!
さっそく私の行きたいところリストに加えました。
お花見スポットのレポート、またお願いします。anzai様
コメントありがとうございます。
初めて訪れた場所でしたが、秋の紅葉の時期も見応えがありそうでしたので、機会があれば是非anzai様もお出かけくださいませ!
お花見スポットもご紹介できるよう今年の春は色々とまわりたいと思います!!
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平成30年03月08日 木曜日号
“この生地、何用ですか?/本間 陽子”
染めおりでよく耳にする質問の一つです。
個人的には、自分が気に入ればどの生地で何を作っても良いと思っています。
これに使っては駄目ということはございません。ただ、向き不向きはあると思いますが。。。
そこで、染めおりで扱っている生地は何を作るのに向いているのか?
私個人のおすすめを一部ご紹介したいと思います。
◇伊勢木綿手ぬぐい生地
・エコバックや鞄のお供、小巾折&巾着
・衣類(長方形衣&四角衣&大帷)
・わらべぎ全般
SOU・SOU各店で使用頻度の高い伊勢木綿手ぬぐい生地は、小物作りに大人気です。
肌触り抜群で夏は涼しく、吸水性のある伊勢木綿は、
大人用の夏服やお子様用の衣類(じんべい、きんたろう等)にも最適です。
子供用の浴衣にもお使いいただけます。
※大人用の浴衣には生地が薄いのでおすすめしておりません。
◇臼井織布監修 小西織物
・衣類全般
・鞄、小物
・座布団、クッション
伊勢木綿10/10という手ぬぐいよりも太い糸で織られているため、
大人用、子供用の衣類全般にお使い頂けます。糸が太い分若干生地に厚みがあるため、
保育園や幼稚園用の鞄や小物入れに使用されるお母様も沢山いらっしゃいます。
1枚でも良いですが裏地を付けてさらに強度を高めるのもおすすめです。
◇21番手平織
・衣類全般
・鞄、小物
・インテリア(座布団・クッション・カーテン・テーブルクロス等)
シーチング生地と似ており糸が細く密に織られています。
上記の小西織物との違いを聞かれることが多いですが、糸の太さ、密度は異なりますが同じような用途で
お使いいただくことが出来ます。小西織物同様に扱いやすく人気の生地です。
オーダーカーテンもこちらの生地でお作りしております。
◇8号帆布
・鞄
・インテリア(座布団・クッション・椅子の張地等)
キャンバス地。厚手でしっかりとした生地です。
1枚でも丈夫な鞄ができます。強度が高く椅子の張地にも向いております。
三つ折りをすると厚みが出てしまいますので、家庭用のミシンでは押え金の間に入りにくくなります。
※お使いのミシンによって異なります。
ざっくりとご紹介させていただきましたが、ご質問等ございましたらお気軽にお声がけくださいませ。
是非、お気に入りの生地を探してお裁縫を楽しんでくださいませ。
そして、待望の“まっすぐ縫いの本”が入荷致しました!
こちらも是非ご覧くださいませ。
平成30年03月07日 水曜日号
“色、色々。/本田 みのり”
企画室の仕事では、色を扱う場面が多くあります。
もともと、色に触れることは好きでしたが、
自分の知っている色の中で組みあわせを考えるばかり。。。
もっと引き出しを広げたいなぁと思い、「カラーハンティング」にチャレンジしてみました。
カラーハンティングとは、自然の景色の中から色を採取し、そこからデザインをはじめるという手法です。
2013年に東京で行われた展覧会「カラーハンティング展」でこの手法を知り、ずっと気になっておりました。
小さな紙切れを用意し、絵具を混ぜ合わせて色を採取していきます。
まずは、ヒヤシンスで。
白はなかなか手ごわい色。
次はお花屋さんに勧められた木々。
3月はどんな花が見頃か調べていると、隣町が梅の名所だという事が判明しました。
昭和13年の阪神大水害、昭和20年の神戸大空襲で消失し、ほとんどの梅がなくなってしまいましたが、
昭和46年に梅林公園が開園され、梅を復活させたそうです。
自分の町の新しい発見がとても嬉しかったので、早速行ってみることに。
上段(左):藤牡丹しだれ梅、(右):旭鶴
下段(左):道知辺、(右):鹿児島紅
ひと口に「梅」といっても、様々な種類・色があることに驚きました。
天気が良い日だったので、たくさんの人が観梅に来ておりました。
超アナログな手法とデジタルな手法、それぞれに春を記録中
とても、明るい可愛らしい色が集まりました。
季節ごとにカラーハンティング出来たら、きっと楽しい色見本帳が出来るだろうなぁと思います。
コツコツ頑張ろうかな。。。
平成30年03月06日 火曜日号
“○まる つながり/増本 一十三”
その一 たこ焼き の ◯
たこ焼きを自分で作って食べる楽しみを知りました。
いかにきれいな〇を作るかに、夢中になってしまいます。
子どもたちも一緒になって、作るも楽しい、食べるもおいしい時間です。
その二 十六団子 の ◯
主に東北地方で行われる行事だそうで、
最近知った「十六団子(じゅうろく/じゅうろう だんご)の日」
山の神様が里に降りてきて、田の神様として稲作を守ってくださると信じられており、
その神様をお迎えする際にお供えとして16個のお団子を用意するそうです。
娘も一緒に団子を丸めたり、きれいに並べてくれました。
啓蟄と春分の間の時期、3月16日に行われているとのことで、
我が家でもこの日に十六団子を作った後、ぜんざいに入れて頂こうと思います。
直接、田を耕すことはないにしても、
誰かの手を通してお米を頂いていることへの感謝の気持ちを
日常生活の中で表す場があるのもいいような気がします。
ちなみに、桜は、山から降りてきた田の神様が宿る樹木だそうです。
その三 テキスタイルデザイン「ほんのり」 の ◯
玄関⇒台所から続いている通り土間の1番奥。
ここに仕切りとして布を掛けたくて、
どのテキスタイルにするか迷った末に決めた「ほんのり」。
「ほんのり」の〇の連なりが、布を広げた時に空間に馴染んでいるように見えて、
以前よりもこの一角が好きになりました。
〇 ◎ ◯
ここ最近の私の〇まるつながりの話でした。
- コメント
-
今日は!この国には、数多くの神様が住んでいらっしゃいますね。桜のお話は、拝読して「なんて美しいんだろう」と小さな感動が生まれました。
桜の前に咲く梅は、土(地)の神様の春を告げる「文花」と喩えてもいいかも知れません。
まぁーるいつやつやのお団子は、おぜんざいのお風呂に浮かんでいて、気持ちよさそう…。
もう少し春が進むと、よもぎ餡、桜餡の服を着せても素敵に映えて、美味しいでしょうね。
気まぐれで悪戯好きな春ですが、貴女流に楽しんでくださいね。お体大切に…。Xiao pen 様
こんにちは。
いつもメッセージいただき、ありがとうございます。
いろいろな草木の開花が続く季節になりましたね。
温かくなったり肌寒くなったりと、春はきまぐれなのかもしれないとXiao pen 様の言葉で
感じました。
そして、よもぎ摘みをして、白い団子が緑色に色づく過程が楽しかったをふと思い出しました。
日差しは、徐々に春らしくなってきましたが、空気はまだ冷えるということもありますので、
日々の天候を肌で感じながら、SOU・SOUの暖かアイテムを活用して、
今年の春を楽しもうと思っております!
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平成30年03月05日 月曜日号
“出会いと別れの春に/古川 祥子”
まだまだ寒さが残るものの、きらきらとした日差しに春を感じることも増えてきました。
店舗の前に咲いている小さな花も、喜んでいるようです。
3月に入り卒業や入学、就職、転勤などで新しい場所へ移らはる方もいらっしゃるかと思います。
お世話になった方や、がんばってね!というメッセージを贈りたい方へのちょっとした贈り物に手ぬぐいやくびまきはいかがでしょうか。
左から【りんご畑・きんかん・キウイ】
春らしい色、明るい色。見ていると思わず笑顔になるような柄。
今年の果物シリーズはどれもとてもかわいいです。
【豆SO-SU-U】左からミニカード・ひめ丈・万年筆・スリムペンポーチ
学校や職場で使う機会の多い文房具と組み合わせて。人気のSO-SU-U柄は商品展開もたくさん!
右上から【①菊づくし・②ひなたぼっこ・③花椿】
新商品の金封やミニカードと柄や雰囲気を合わせるのも素敵ですね。
上記の文房具(学研ステイフルアイテム)は近日netshop公開予定。実店舗ではSOU・SOU足袋にてご用意しております。
くびまき【古川着用柄:優 銀鼠、左:三色すみれ 紅藤鼠、右:優】
きれいな色のくびまきがあると春のお洒落も楽しくなります。
少し寒がりな方への贈り物にも。
ほかにも名刺入れや書衣、がま口など新生活でも活躍しそうな小物を組み合わせるのもいいですね。
SO-SU-Uの袋でかわいくラッピングも出来ますので、お気軽にスタッフまでお申し付けくださいませ。
もっとこだわりたい!という方にはこんなアイディアも。
ほかにも化粧箱、ギフトバッグ、マスキングテープなどもございますので、とっておきの贈り物にしてくださいね。
皆様の春が、楽しい色になりますように!
平成30年03月04日 日曜日号
“キコロモ 着まわし隊/福田 麻由子”
少しずつではありますが、春の足音が聞こえ始めた今日この頃。
皆様におかれましては 予約終了間近の「春の装い 2018」に
絶賛アレコレ想いを巡らせていらっしゃることかと存じます。
さて 人知れず約一年半前に登場した着まわし隊が 人知れず帰って参りました。
今回はメンバー増員、すこぉしパワーアップしてお届け致します。
■着まわしアイテム:たばた絞り むささび/水玉大 濃紫×つくも (女Fサイズ着用)
【右】着衣では もはや王道の むささび×長方形衣のゴールデンコンビ
・フェルト 擬宝珠/媚茶 Fサイズ
・衿巻ジバン/杢墨 XSサイズ
・モスリン 長方形衣/花あそび 女Fサイズ
【左】こしきと合わせ より和装の雰囲気に近づけて
・衿巻ジバン/杢墨 XSサイズ
・小袖ジバン/文様 女Sサイズ
・モスリン こしき/常磐色 女Fサイズ
【右】むささびを上下逆さまに着るとアラ不思議 ガラリ雰囲気が変わります
・モスリン 草衣 上/胡粉色 女Sサイズ
・モスリン 富士/濡羽色×すいぎょく Mサイズ
■着まわしアイテム:モスリン 長方形衣/混沌 (女Fサイズ着用)
【右】これぞ由芽スタイル 注目度抜群のカラフル配色和装
・モスリン もじり袖 短丈 袷/常磐色×小袖 Sサイズ
・モスリン こしき/黄金色 女Fサイズ
【左】鮮やか色合わせはそのままに もんぺとむささびでAラインシルエットに
・綿モダール むささび 短丈/松葉色 Fサイズ
・モスリン 広形もんぺ/花紫 女Fサイズ
【右】外身はモノトーンで締め 柄を引き立たせるのも一つの手であります
・モスリン小袖羽織 長丈/濡羽色 女Sサイズ
・モスリン 筒下/濃灰 Sサイズ
(在庫は着衣店舗まで直接お問い合わせくださいませ)
■着まわしアイテム:モスリン こしき/明かり窓 (女Fサイズ着用)
【右】ややフォーマルを意識し かっちりまとめてみました
・モスリン 草衣 上/胡粉色 女Sサイズ
・モスリン 小袖寛衣/小鴨色 女Sサイズ
【左】擬宝珠onで こちらはカジュアルめに 衿元の色柄合わせにも気を遣います
・モヘア 擬宝珠/濡羽色 Fサイズ
・抜衿ジバン 十分丈/小紋格子 女Sサイズ
・モスリン 薙刀四角衣/濃紺 女Sサイズ
【右】無地長方形衣を挟みつつ衿元足元で花を添え 仕上げは春色むささびで
・衿巻ジバン/野ばら XSサイズ
・モスリン 長方形衣/濡羽色 女Fサイズ
・むささび(綿モダール)/紅藤色 Fサイズ
■着まわしアイテム:モスリン 草衣 上/花刺繍 (女Sサイズ着用)
【右】青色ベースに白のヌケ感が気持ちよい
・モヘア 擬宝珠/鳥の子色 Fサイズ
・カシミヤ 枯山水 染流し/深縹×御影 女Fサイズ
・モスリン こしき/濃紫 女Fサイズ
【左】草衣はワンピースの中からのチラ見せも かわゆいのですよ
・阿弥 小袖貫頭衣/杢墨 女Fサイズ
・モスリン 広形もんぺ/よろこび 女Fサイズ
【右】広形もんぺ穏をスパイスに ひときわ個性派な装いをどうぞ
・フェルト 擬宝珠/媚茶 Fサイズ
・モスリン 小袖寛衣/濡羽色 女Sサイズ
・起毛綾織 広形もんぺ 穏/紫群青 女Fサイズ
さて "四者四様"の着まわし、ご笑覧いただけましたでしょうか。
いろいろな着まわしに挑戦することで、
そのアイテムの魅力をどんどん発見していくような楽しみを覚えます。
春物新作も どう着まわせるか もくもく妄想が膨らみます。
- コメント
-
楽しく拝見いたしました。
参考にさせていただきます!後藤美希 様
嬉しいコメント誠にありがとうございます。
春の装い入荷も楽しみですね!
今後ともよろしければ是非お付き合いくださいませ。
むささびの上下逆さまの着方を、詳しく画像で見てみたいです。
deko 様
コメントありがとうございます。また次回ご紹介させていただければと存じます。
今後ともどうぞお付き合いくださいませ。
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平成30年03月03日 土曜日号
“お茶碗/廣秋 優里”
年末年始、祖母の家に遊びに行ったときに懐かしいものが出てきました。
私が高校生の時に授業で作ったお茶碗。
作ったことさえも忘れて、数年間祖母の家で眠っていたようです。
当時の私は、茶道のさの字も知らず、[お茶碗=ご飯を入れるもの]という認識でおりました。
出来上がったお茶碗で美味しいご飯を食べるところを想像しながら土をこねていたなぁ、、
と記憶しております。
授業の作品なので裏をむけると出席番号と名前が書いてある、、というのもなかなか良き感じです。
おばあちゃんの家で眠っているのももったいないので京都に持ち帰り、通っているお稽古場で一服点ててみました。
まさか自作のお茶碗にお茶を点てる日が来るとは・・・! 高校生の自分に教えてあげたいです。
昔の私が残した財産だと思い大切に使っていこうと思います!
平成30年03月02日 金曜日号
“『俳句歳時記 春』/橋本 真紀”
こんな本が出ました!
『俳句歳時記 春 第五版』角川書店編 文庫/B6サイズ(大活字版)
10年ぶりの改訂新版だそうです。
内容を一新するにあたり、SOU・SOUのテキスタイルデザインを装丁に取り入れたいとご依頼がありました。
日本の四季や風情をポップに表現したSOU・SOUのテキスタイルデザインが『俳句歳時記』の表紙を飾る、ばっちりピッタリな企画。
どのテキスタイルデザインにするか幾つか候補を出して、最終的に春の柄として選ばれたのが「花椿」。
べっぴんさんに仕上がりました。本屋さんでもきっと目立ってくれるはず。
『俳句歳時記』では全1965語の季語が【時候】【天文】【地理】【生活】【行事】【動物】【植物】と7つのカテゴリーに分けて収録されており、その意味と例句が掲載されています。
中でも特におもしろかったのが【生活】のカテゴリー。幾つかご紹介してみたいと思います。
■ 春ショール
<意味>
春なお寒い時に用いる肩掛け。防寒を旨とした冬のものと異なり、おしゃれを楽しむための美しい色、そして素材の豊富さが特徴である。
<例句>
花を買ふごとくに春のショール撰る 佐野美智
春ショールが季語だなんて洒落ている!花を買うように選ぶ・・・という表現も素敵です。
■ 花疲れ
<意味>
人出や陽気のせいか、花見は疲れやすい。美しいものを見た余韻とともに疲労が押し寄せてくる。その疲れに浸ることも花時の趣の一つである。
<例句>
川を見て坐れる母や花疲れ 北澤瑞史
これはまさに「お花見あるある」。母と一緒に賀茂川の桜を見に行った時、咲き乱れる桜の花にちょっと酔ってしまったようで、一緒に河川敷でぼーっとした思い出があります。
■ 春の風邪
<意味>
春になって油断すると風邪を引いてしまう。冬季の風邪のようにひどくなることは少ないが、長引きやすい。
<例句>
春の風邪小さな鍋を使ひけり 井上弘美
まさに先日まで若林が苦しんでいたやつ。。。思いの外、長引いたようです。この時期風邪を患っている方、多いですよね。「小さな鍋」とあるのは、お粥さんでも作ったのしら・・・とぼんやり情景が浮かびました。
本書の序文に、こうありました。
「季語には、日本文化のエッセンスが詰まっている。俳句がたった十七音で大きな世界を詠むことができるのは、背後にある日本文化全般が季語という装置によって呼び起こされるからである。─」
日本文化の素晴らしさ、日本人の感性の豊かさを改めて感じる件です。
日本の四季や年中行事、日本語の妙を知ることが出来る一冊。是非、書店にてご覧いただければと思います。
さて、このシリーズ。春夏秋冬に加えて新年と、年内にあと4種類発刊される予定なのですが・・・
皆様なら、どのテキスタイルデザインをあてはめられますでしょうか?
また折を見て『正解』をアップしていきたいと思います!
- コメント
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これはとても素敵な企画ですね。
短歌詠みですが俳句は恐れ多く、でも、この歳時記だと挑戦したくなります。
まずは刊行され次第そろえていこうっと。
装丁、わくわくです。ゆうこ様
コメントありがとうございます。
私も歌を詠むところまでは辿り着けそうにないのですが、掲載されている季語とその説明・例句を見ているだけでも十分楽しいし、知識も増えるなぁと思っています。
装丁に使われる柄、是非予想してみてくださいね。
「夏」版は5月初旬には刊行される予定です。
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平成30年03月01日 木曜日号
“3月だ!椿の季節だ!/西山 ひとみ”
春の日差しが少しずつ近づいてくる今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
3月に入ると私はとてもワクワクした気持ちになります。
なぜならば、3月は椿が咲く時期だからです!
通りがかりに見かけた時でも立ち止まってついつい見てしまうほど、
その愛らしい姿が私は大好きです。
こちらは昨年の3月に京都府植物園で撮った写真です。
下旬に入る手前に訪れたので咲きかけのものが多かったのですが、じっくり見て堪能することが出来ました。
素敵な色をパシャリ。
毎回同じ柄が出るわけではないので、見るたびに胸が踊ります。
上:侘助
左:月の輪 右:(おそらく)蝦夷錦
花の天井で有名な「平岡八幡宮」での写真。
境内にある椿でいっぱいに満たされた鉢がお出迎えしてくれました。
時々美味しそうだなと思ってしまうのは私だけでしょうか・・・。
[アクセス:京都観光Navi 平岡八幡宮]
SOU・SOUには椿をモチーフにした柄の商品がございます。
ポカポカ陽気のなかちょっとしたお出かけのお伴にいかがでしょうか?
上から時計回りに、
伊勢木綿 小巾折: 花椿(はなつばき)
おむすび巾着: 寒紅梅(かんこうばい)×花椿
手ぬぐい: 椿文(つばきもん)
モスリン草衣 上: 椿文
また2月22日から始まりました「春の装い」にも椿柄がございますので、
ぜひご覧くださいませ。
今年はどんな椿に出会えるのかとても楽しみです。
- コメント
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おはようございます。
私と同じ方がいらした!と思い嬉しくて つい。
幼心に 大きな椿が咲き ピカピカの葉が美しいお宅で 色鮮やかな上生菓子の椿を頂きました。その時以来 私も 椿の花は 美味しいイメージです。takujam様
コメント有り難う御座います。
私も同じ方がいらしてとても嬉しいです!
椿は色んな形ででてくるので、これからがとても楽しみですね。
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平成30年02月28日 水曜日号
“はじめまして!/西山 晴奈”
はじめまして、昨年の11月よりSOU・SOUの一員に加わりました、西山 晴奈(にしやま はるな)と申します。
好きなことは中華料理を食べること、お笑い番組を観ること、美術館巡りをすることで
自慢出来ることは極めて健康体であることです。
生まれも育ちも広島ですが、24年間住み慣れた土地を離れて、念願の京都にやってまいりました。
町家が立ち並ぶ通りを歩いてお店まで通っているのですが、
町中の寺社仏閣や京都らしい町名にワクワクしながら
京都に住んでいる喜びを噛み締めています。
私がSOU・SOUを知ったのは大学生の時です。
美術系の大学で染織を学んでおりました。
自分の好きなものが身につけるカタチになることが楽しく、浴衣や帯、カバンなどを作っていました。
そんな中、課題のデザインを考えている時、図書館で脇阪さんの本を見つけて
表紙のデザインの可愛さに思わず手に取り、中身をみて心を撃ち抜かれたことを覚えています。
その頃、工芸を学んでおりながら昔ながらの和柄に対して、少し近寄りがたさを感じていたので、
SOU・SOUの日本ならではの季節の花や食べ物、お祭りなんかもひっくるめてポップな柄で表現された世界がとても真新しいものでした。
それから5年が経ち、今こうしてSOU・SOUの店頭に立たせてもらっていることがなんだか不思議な感じです。
まだまだ拙い話し方をしておりますが、皆さまに楽しんでいただけたら良いなぁと思う毎日でございます。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
平成30年02月27日 火曜日号
“はじめまして/西村 仁”
はじめまして。
昨年12月より店舗スタッフとしてSOU・SOUの一員となりました。西村 仁と申します。
九州は火の国熊本県出身でございます。
前職では産業用ロボットの設計開発をしておりました。
まったく違う業種から、なぜSOU・SOUで働こうと思ったのか、お話させて頂きます。
関わっていた設計業務が一段落したとき、ふと「年齢的に新しく何か自分で事業を始めるなら今やな・・・」と考え昔から好きだった「和服」を現代風に着れるようにした衣服の店を、デザインも含めやってみようと決心しました。
・・・・が!
なんとすでに先を越されていました。
それがSOU・SOUでした。
初めて知った時は先を越されて悔しい気持ちと、同志を見つけたような嬉しい気持ちが混ざった複雑な感情でしたが、一緒にやらせて欲しいと思い、採用情報のリンクをクリックしました。
今でもその1クリックを正しい選択だったと思っていますし、これからも間違っていなかったと言えるように業務に励み、1人でも多くの方に自分のSOU・SOU好きを感染させられるようなスタッフになっていきたいと思っております。
皆さまこれからどうぞ宜しくお願い致します。
- コメント
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西村さま。
熊本在住、私も熊本人でございます。
そして、同じくSOU・SOUの魅力に取り付かれているひとりです。
年に数回しか京都を訪れることができませんが、今年も必ずや京都とSOU・SOUに行きたいと計画中です。
頑張ってください。後藤様
コメントありがとうございます!
京都にいらした際には是非お声掛けください!
熊本弁で語らいましょう!
遠く熊本にもSOU・SOUの魅力をお伝え出来るように励みます!
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平成30年02月26日 月曜日号
“日本のおへそで播州織/西牧 知恵”
3月を目の前に少しずつ寒さが緩んでまいりました。
暖かい春の気候が待ち遠しいこの頃です。
先日、京都から車に乗って高速道路を渡り
日本のおへそ兵庫県西脇市へ向かいました。
目的地は tamaki niime
玉木新雌さん手がける播州織(ばんしゅうおり)の直営店です。
ショールやシャツ、パンツなどの衣類が購入できるショップと
ラボが併設されたとっても素敵な空間!(元は染工場跡地だったそうです。)
以前から写真やネット画像で拝見しており一度訪れてみたい場所でした。
播州織は兵庫県西脇市を中心とした伝統産業で
糸を先に染めてから織る、先染め織物であることが特徴です。
ルーツを辿ると200年以上前に遡り、京都の織物技術を持ち帰ったことがはじまりとされています。
tamaki niimeへ訪れたかった理由はもう一つ、
ここでは大学時代を共にした友人が勤めています。
訪れたこの日はラボ開放日、撮影許可をいただき
友人である彼女の解説付きで見学させていただきました。
ラボへ一歩踏み入れると、稼働する織機がリズム良く生地を織り上げていく音に包まれます。
力織機やレピア織機、ジャカード織機など様々な織機が並び
生地が織り上げられていく様は圧巻です。
色ごとに仕分けされた糸が至るところに置かれており目移りします。
糸が寄せ集まっている姿はなぜこんなにかわいいのでしょうか、、!
織り上がった生地は洗いにかけられ、ラボを出てすぐの風通しの良い空間で乾かします。
見上げると曇り空でしたが、それに負けない鮮やかさです。
そして太陽の光をいっぱい浴びて1点ずつ仕上げられたものがショップに並びます。
手に取ってみますとふんわりとした肌触りと
その軽さに驚きます。
短い時間の滞在でしたが、播州織の新しいものづくりに触れ
彼女が楽しいと働いている姿に元気をもらいました。
ちなみにSOU・SOUでも先染め生地のお取り扱いがございます。
今回はその一部ご紹介。
何通りもの色の組み合わせで生まれる縞模様や格子柄が美しい伊勢木綿先染め生地。
久留米絣の生地は柄がかすれた様な先染めならではの独特の表情があります。
そして先染めに対して後染めという言葉があります。
織り上がった生地に色付けを施すもので、プリントや手捺染などは後染め生地に該当します。
複雑な柄の表現が可能でデザインの幅がぐっと広がります。
ちなみに今回ご紹介した生地はSOU・SOU染めおり店頭にて計り売り生地として販売しております。
10cm単位でお好きな長さをカット致しますので
店頭へお越しの際はお気軽にお申し付けくださいませ!
平成30年02月25日 日曜日号
“イメージチェンジ!/西永 恵子”
いつものスーパーでいつもの買い出し中、何やら楽しい気持ちがムクムクと湧いてきて・・家に帰って即実行!
野菜でイメージチェンジです。
まずはブロッコリーでアフロヘアー
次に、トマトでアンパンマン
私もやってみたくなり、
タマネギで金髪おかっぱに
こういう遊びをした時のルール・・それはちゃんと食すこと!
この日はピザになりました。
そしてチェンジといえば、
青山店もこの春、チェンジが続きます!
まずは京都スタッフだった岸上が青山店スタッフとして加わりました。
20日より勤務しております!
そしてもう一人、
育休中だった大澤も絵心ちゃん(次女)の保育園が無事決まり、4月後半より復帰予定です!
この二人が加わった新制青山店を今後ともどうぞよろしくお願い致します!
- コメント
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おはようございます!
楽しいお母さん!アンパンマンは可愛いし お母さん 黒柳さんみたいになってるし(๑˃̵ᴗ˂̵) 青山店も お嫁ちゃんが来てくれたり、大澤さんが帰って来たり 今年の春はワクワクしますね٩( ᐛ )وtakujam様
コメントありがとうございます。
ブログを楽しんで頂けたようでよかったです!
「黒柳さん」は新しい視点でした。
青山店はメンバーも増え、どんどん盛り上がって行くと思います。また皆様でご来店下さるのを楽しみにお待ちしております!
別枠から飛びました。が、1枚目にビックリ\(◎o◎)/!と、面白~~いっ(>v<)
飛んだ際の画像がアンパンマン(トマト)画像だったので、見出しとの差に、何だろう?・・と。
遊び心満載、ステキな御家族で\(^o^)/
新しいお家での新しいエピソードも楽しみに待ってまぁ~~すっ!よっ!様
コメント頂きましてありがとうございます。
自分のブログですが、息子の懐かしい姿にじんわりしてしまいました。色々と遊んでいましたね。
今は2歳の娘もなかなか面白くなってきておりますので、兄妹の一場面もお届けしていきたいと思います!
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冬用のパンツは何月頃になりますか?
久留米かすりのパンツ、ベスト、ブラウス等を買い求めまして何着も持っています 生地が強いので長年愛着して楽しんでいます
三田エリ子様
コメント頂きまして誠にありがとうございます。
あいにく現時点で「久留米絣」での冬向けアイテムの販売予定はございません。
ご希望に添えず申し訳ございませんが、何卒ご了承の程お願い申し上げます。
なお、久留米絣ではございませんが、今後冬向けの衣類を10月下旬頃から予約販売開始予定でございます。
※変更が生じる場合がござます。
よろしければご覧いただけましたら幸いでございます。
誠に勝手ではございますが、今後ともSOU・SOUを何卒よろしくお願い申し上げます。