平成30年12月04日 火曜日号
“今年のいろいろ/吉田 優里”
早くも12月。
今年のいろいろを振り返ってみました。
温泉好きの友達の影響で「日本秘湯を守る会」というのを教えてもらいあちこち行って参りました。
海外旅行のように日常から離れて過ごす時間も好きですが、日本にもまだまだ知らないいいところがたくさんあるなぁ、とつくづく感じる今日この頃です。
そしてつい先日は東北への旅に車で行って参りました。
実は免許は持っているものの、京都から東京に出て来て15年間全く運転をしなかったので、
かなりビビりながらのドライブでしたがなんとか無事に生きて帰って来られました!
岩手の友達のところや主人が好きな秋田の酒蔵を訪ね、少し足を伸ばして訪れたのは
秋田、由利本荘にある斎藤の実家、「べに屋」さんです。
呉服屋さんの一角に一部SOU・SOUの雑貨類も取り扱って頂いております。
今回、サプライズで伺ったにもかかわらず、ご家族で暖かく迎えて下さいました!
秋田のソウルフード!
地元では「朝ラー」という朝からラーメンを食べる文化があるそうで
その中でも早朝から行列が出来ると言う人気の中華そば屋さんにも連れて行って頂きました!
鶏そば。美味しかったなぁ。こちらのお店の店主の方は東京に来られた際は青山店にも来て下さっている方
でした!思いがけずお会い出来て嬉しかったです。
この9月にとうとう独身生活にピリオドを打ち、結婚した斎藤英行(秋田出身)。
可愛いお嫁さんが来てくれたとご家族も大喜びされていました。
今年はもうひとりの斎藤佑一(兵庫県出身)も岸上と結婚し、仲良く一緒に働いています。
大澤の職場復帰や道解の第二子誕生とおめでたいこと続きの一年でした。
来年も引き続き良いことがたくさん起こりそうな予感がします。
平成30年12月03日 月曜日号
“みかん/小山 真実”
今年の毎月を彩ってきた「果実文様」シリーズも今月で最終回を迎えました。
最後を飾るのは【みかん】です。
個人的には今月のみかん柄が一番お気にいりとなりました。
ビタミンカラーをあえてモノトーンで表現されているところにぐっときます。
そして実は、本日12月3日は【みかんの日】!
由来は「いいみっ(3日)かん」という語呂合わせだそうです。
私にとってみかんは美味しい上に健康的なので冬には欠かせない果実です。
実は皮にまで使いみちがある優秀な果物。
今回は普段私が活用しているおすすめの使い道をご紹介いたします!
残った皮を乾燥させて、
ハギレにくるめば、、、
消臭剤の完成です!
一日履いたあとの地下足袋に入れておけば、臭い対策もバッチリです。
そして次に、
みかん3個分の皮を300mlの沸騰したお湯に入れ、弱火で煮ること20分・・・
冷めたら濾して、適当な容器に移し替えて・・・
完成したのはお掃除用スプレーです。
試しに台所を掃除してみたらシンクがピカピカになりました!
年末の大掃除に大活躍間違いなし!
みかんづくしで今年最後の一ヶ月を乗り切りたいと思います!
平成30年12月02日 日曜日号
“お出かけ日和/表 絢佳”
坂道を登ってむかった先は。。
紅葉が色づき始めた美しい佇まいの洋館、大山崎荘美術館で展示されている
「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展へ。
チケットを購入するため受付へ向かうと、
「お着物をお召しになっておられるので割引きいたします。」とのお言葉が。
着物割引受成功です!
残念ながら館内は撮影禁止のため写真はありませんが、
戦前のアンティーク着物の色鮮やかな装いが一堂に並ぶ空間は圧巻でした。
展示を観に来ている方たちの中には着物姿で来館されている形方も多く、素敵な着こなしに眼福。
一緒に展示を観に行ったSOU・SOU派手髪枠田中。
紅葉を撮影中の後ろ姿をこっそりパシャリ。
谷崎文学の世界を存分に堪能することができました。
平成30年12月01日 土曜日号
“夜は短し歩けよ乙女/小澤 はるな”
京都に来て8ヶ月。
休みの日は、“京都ならでは”なことをしたくなります。
観光をしつつ、もっと京都を楽しめる方法
ズバリ“聖地巡礼”です!
今回は、私が好きな作品
「夜は短し歩けよ乙女」の聖地巡礼 を3つご紹介します。
1箇所目は、糺の森。
世界文化遺産に登録されております。
春.夏.秋には古本まつりが行われ、毎年約80万冊以上もの本が並びます。
小説内では、夏の下鴨納涼古本まつりで
「黒髪の乙女」が 「ラ・タ・タ・タム」という絵本を探すシーンで登場します。
2箇所目は、下鴨神社。
京都最古の神社の一つで、こちらも世界遺産に登録されております。
今年の夏、SOU・SOUスタッフと行った御手洗祭も下鴨神社で行われます。
「古本市の神」や「李白」などが繰り広げる展開が印象的なシーンです。
また、森見登美彦さんの他の作品でも舞台に使われております。
せっかくみたらし団子発祥の地にきたので、
創業1922年老舗茶屋「加茂みたらし茶屋」にも行ってきました。
焼きたてのみたらし団子。餡をたっぷりかけていただきました。
もっちりしていて、焦げ目の香ばしさも最高に美味しかったです。
お店の方も気さくに声をかけてくださり、お腹も心も大満足。
3箇所目は、阿闍梨餅本店 満月
創業は1856年なので、なんと160年以上も変わらない味。
薄い皮と甘すぎないあんこが絶妙でした。
こちらは映画で、黒髪の少女が阿闍梨餅を食べているシーンで登場し、
実際の店舗が背景画として描かれています。
他にも、京都大学や先斗町などたくさんの聖地を巡りました!
初めての土地を観光すると同時に、好きな本の舞台を見ることが出来て、
充実した1日となりました。
皆様も是非、本を片手に聖地巡礼をしてみてはいかがでしょうか。
平成30年11月30日 金曜日号
“大澤家の七五三/大澤 祐子”
早いもので長女は7歳になりました。
今年から上がった小学校もおかげさまで欠席することなく元気に通えております。
先日、家族で七五三のお参りに行ってきました。(3歳の時はこちらです→★)
主役のわらべぎコーディネートはこちら。
身長 124cm
■そもう きさらぎ せまもり/くろいろ 大サイズ
■いせもめん ふじ/あかいろ×きんらんどんす Lサイズ
■こどもじかたび/菊づくし3 19cm
こちらの華やかさ抜群のふじは本人もえらくお気に入り。
普段にもどんどん履いてもらいます!
あたちもじかたびはいてるし!
次女はこの日が地下足袋デビューです。
※こども祭りジョグ(14cm~16cm)、こちらは店頭販売商品です。
わらべぎ・青山店にてお取り扱いしておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
ねぇねずるいー
あたちもふくろもつー
あたちもはいるー
家族でも撮って頂きました。何故か親が千歳飴。。。
7歳の七五三は着物の「帯解(おびとき)」、初めて兵子帯(紐)では無く大人と同じ帯を結ぶようになることをお祝いするそうです。
本人が着たいと言ったこともあり、初めてお着物を着せて頂きました。
せっかくなのでスタジオにて写真撮影。
えらく緊張しておりましたが良い記念になりました。
次回はSOU装にて家族で撮って頂こうと思います。
つぎはあたちがしゅやくー!!
平成30年11月29日 木曜日号
“ズッコケ3人組の旅/内村 円”
SOU・SOUのズッコケ3人組と言えばこちら。
左から、内村 李 福田
もちろん一番ズッコケているのはわたくし内村です。
語学堪能な李と福田が台湾旅の準備のほとんどを進めてくれたので、
何にもしなかった私は福田裁判長に荷物持ちの刑に処されたのでした。
そんな台湾旅の思い出を写真とともに振り返ってみます!
今回の目的地は台南。
関西国際空港から高雄という都市に飛びまして、そこから電車で台南へ向かいます。
高雄で可愛い色の鉄骨があったのでパチリ。
李は足をぶらぶらさせすぎて、履いてた地下足袋がどこかに飛んでいきました。
飛んで行った地下足袋をイチローばりのダッシュで取りに行く1番ライト福田
そんな冗談はおいときまして、さぁ着きました台南です。
僕がイメージしていた通りの街並み、バイク、車、色とりどりの看板。
当たり前のことですが、見渡す限り繁体字で終始ワクワクしてました。読めませんが。
あ、これは読めますよ!床屋さんでしょ!
太平洋じゃなくて大平洋なのは昔の名残ですかね??
こちらは台南の帆布鞄職人さん。許可を得て撮影させていただきました。
素晴らしい手際の良さ、どんどん生まれる可愛い鞄たち。見惚れてしまいました。
次の日の朝、李と散歩していたら天日干しされていた綺麗なお皿を見つけました。
あまり日本では見かけない光景だなと思い、思わず写真を撮ってしまいました。
お皿のテキスタイルとかあれば可愛いだろうなーとか妄想していたのです。
最終日は李と福田の知り合いのAlvisさんにお昼ご飯をご馳走していただきました。
1枚目の写真、ズッコケ3人組の隣の方ですね!
よく見てください。ハチマキがSOU・SOU伊勢木綿の運動会の手ぬぐいなんです。
さらに、右下には数遊びのテキスタイルがチラリ。
生活の一部にさらりとSOU・SOUが溶け込んでいました。
最後は空港までお見送りしてくださいました。
可愛いSO-SU-Uのわらべぎちゃんもバイバイ!
毎度写真だらけの日記ですいません…。
今回も楽しい楽しい旅になりました。
1年通して暑い台湾ですが、SOU・SOUの高島縮のおかげで快適に過ごすことができました!
またいつか、今度は一人で台湾旅に挑戦してみたいと思います!
あ、でも準備はまた2人に甘えようかな(笑)
お ま け
福田が機内に持ち込んだお菓子の袋が、気圧の関係でパツンパツンになってしまったのでした。
ちなみにこの後、袋が爆発して機内がざわつきました。ちゃんちゃん♡
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平成30年11月28日 水曜日号
“ディズニーの世界にSOU・装で迷い込んだら/色部 由里子”
続々と発売されたSOU・SOU×Disneyシリーズ
ネットショップでは現在手ぬぐいだけですが、店頭にはペアグラスと小巾折も並んでいます。
■小巾折/小巾折 穏 3,180円(+税)
*京都店 SOU・SOU布袋にて取扱中(ネットショップ近日公開予定)
小巾折は巾着と小風呂敷とのセットです。
■ペアグラスセット 1,800円(+税)
*京都店 SOU・SOU足袋にて取扱中(ネットショップ近日公開予定)
いつもはキャラクターものにそれほど興味のない私でも
SOU・SOUのテキスタイルの世界に迷い込むミッキーたちが可愛らしく、ついつい購入してしまいました。
そして先日、手ぬぐいを握りしめ、小巾折も忍ばせて…
行ってまいりました、東京ディズニーリゾート!
朝食からなんとなくワクワク。
冬の定番衿巻ジバンとモスリン薙刀長方形衣
ポップなテキスタイルはトゥーンタウンの町並みと相性◎
動き回って暑くなったら、小袖莢を脱いで小巾折の中へ
落ち着いた雰囲気のシーでは薙刀袖襞衣裳で。
冷え込む一日でしたがストールとはばき、小手のおかげで快適でした。
写真を取ることに夢中すぎて、せっかく会えたドナルドには手ぬぐいアピールしそこねました。残念。
小雨が降ったとき、この手ぬぐいを被って移動してみたり
食事の時にナフキンがわりに敷いたり、たくさん活躍してくれました!
最後はイルミネーションまでしっかり楽しみ…
小巾折穏にお土産と思い出の品を詰め込んで、京都へと戻って参りました。
平成30年11月27日 火曜日号
“二回目の七五三/稲垣 正幸”
先日のことですが、3歳を迎えた次女の「七五三詣」に下鴨神社へ行ってきました。
稲垣家、二回目の七五三。
大切な思い出は、形にして残す方が良いような気がしたので、
こんな時代にデジカメではなく、フィルムカメラで撮影しました。
お気づきの方もいるかと思われますが、実は長女の時と全く同じコーディネートなのです。
いえいえ、決して手を抜いたわけではございません。
何かと忙しく変化の激しい時代、消費、消耗に意識が偏りがちですが、
良いものは大切に引き継いで行きたい、という日本古来の精神、
家族、他者との繋がりを大切にする大人になってほしい、という願いを込めました。
健やかに育てよ。
平成30年11月26日 月曜日号
“妊婦さんだけではございません!/石田 さよ子”
山の木々も色濃くなってきた今日この頃、
皆様如何お過ごしでしょうか。
私は少し前に怪我をしてしまい肩にこのような
装具をつけて過ごしておりました。
家の中ではこのままでも大丈夫ですが、
外出時、何を着て出かけようかと考えて
いやいや、待てよ!SOU・SOUの衣類は袖口ゆったり
首周りゆったり、シルエットもゆったりのデザインで
妊婦さんにも人気の衣類ではないか!
それなら、こんな格好でも充分着ることが出来ると選んだものがこちら、
・薙刀四角
・モスリン長方形衣
・モスリン薙刀長方形
後ろ姿から少しだけ見えている装具をくびまきで
見えないように・・・
暖かくて丁度良かったです!!
皆様くれぐれも怪我などなさらないようにお気を付けくださいませ。
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私のSOU装のきっかけは思わぬけが(手首の骨折)でした
お呼ばれの祝賀会に、いつものように着物を着ることができず、手持ちのよそ行き服も袖が通らず、とにかくお呼ばれにふさわしい装いを!と着衣であれこれ試着し、古川さんにコーディネートしてもらいました 今となっては懐かしい思い出ですお寺のよっちゃん様
この度はコメントを頂きましてありがとうございます!
よっちゃん様も痛くて、不自由な生活を送っておられたのですね。
これから益々冷え込んで参ります、お体ご自愛くださいませ。
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平成30年11月25日 日曜日号
“いざ、南座新開場 顔見世興行へ!/石田 明日香”
ここ数年、舞台、歌舞伎、をどり鑑賞など楽しんでいるイシダ(ア)です
南座が約3年の大規模な改修工事を終え、南座発祥400年という節目の本年、新開場を迎えられました
400年、、すごいですね。日本最古の歴史をもつ劇場です
さて、今回は二代目松本白鸚さん、十代目松本幸四郎さん、八代目市川染五郎さんの
一家三代揃っての襲名披露ということで、顔見世興行へ行ってまいりました
口上が聞きたかったので、夜の部に
そして、親子三代の勧進帳
十代目幸四郎さんの迫力満点な武蔵坊弁慶に観客がみな心揺さぶられ
場内が湧いたあの感覚、最高でした
そして運良く、前の席の方は大向うさん
3階席だとまた新たな楽しみがございます
これは、昼の部の連獅子も是非ともみてみたい!ということで、
\\\じゃん!!!///
ちゃちゃっと予約して、昼の部にも行ってまいりました!
しかも、運良く花道横の席!
連獅子では、八代目染五郎くんが、ものすごい勢いで花道を駆け抜け、
駆け抜けていったと思ったらものすごい勢いで後ろ向きに戻って行き、
そしてまたものすごい勢いで出てこられるのですが、花道の揚幕横の席でしたので、
びゅ~~~ん!と、ものすごい風を感じたり、その他役者さんと目があったり、
3階とはまた違い、間近で役者さんを感じることができました
そして南座の顔見世と言えば、こちら!
竹馬です
歌舞伎役者さんに贔屓の方からお祝いに贈られるもので、南座の顔見世のときだけ見られるものだそう
なんとも言えないかいらしさがありますね
お弁当は1階ロビーのとらやさんで購入
なんと「レストランよねむら」監修のハンバーグ洋食弁当
南座限定パッケージ“虎の隈取”の小形羊羹付きです
中身はこんな感じ
これがめちゃくちゃ美味しい
見た目もとても美しく、量もちょうどいい
これを食べにまた南座へ行きたいくらいの美味しさでした
その他、南座でしかかえないお菓子、グッズもございます
八ツ橋サンドも美味しかったな
次は、4月の都をどり
そして6月には東京まで観に行ったNARUTOーナルトーをおかわり予定
SOU・SOUから早歩きで5分の南座
これからも楽しみです
平成30年11月23日 金曜日号
“トリコ、冬支度を進める/阿部 真之介”
すっかり冷えてきた今日この頃。
店頭にはモスリン宮中袖、もじり袖が充実してまいりました。
寒空の下、傾き度MAXの羽織で街を闊歩すると、気持ちがいいものです。
一方、我が家のトリコはぬくぬくと、布団で寝てばかりでございます。
冬を目の前にし、風邪ニモマケヌ丈夫ナカラダヲと思いまして、ジョギングに誘いました。
いざ!
京都一年目の私には地図が必要でして、お供にスマートフォンが必須です。
ルコックのリバーシブル ジャケット フーディーには反射材が使われておりますので、夜道も活躍いたします。
この日は鴨川沿いをSO-SU-Uでポップに!
トリコとジョギングいかがでしょうか。
平成30年11月22日 木曜日号
“窓 / 李 瀟瀟”
■実家の窓
旧正月、実家の窓に大きな赤い「福」の字を貼る。
「窓花」という切り紙。
一年が終わるころには色も褪せ、花のように枯れてゆき、
そしてまた次の年の切り紙の型として使われる。
この作業はいつも祖父がやっている。
二、三年前から85歳を超えた祖父は手の震えで鋏が持ちづらくなってきて、
「福」の貼替えもそれっきり。
来年また作ろうかなと最近言い出したそうです。
■台湾の窓
十月末の台南旅行で出会った「窗」。
中でも、昔ながらの面影を残すレトロな鉄製の窓「鐵窗」が好き。
今も時おり街角で見ることができます。
「鐵窗」は、懐かしい存在でありながら、
一つ一つ個性的でどれも新鮮に感じられるデザインばかり。
今回「昔の台南」が味わえる古民家宿に二泊した。
朝起きると、「鐵窗」ごしに街の声が聞こえてくる。
一日が始まる、という活気の渦が街の中からわ~っと湧いてきて、
窓を開けると、生暖かくきれいな風がすっと入ってきていた。
まるで森が目覚めるように、海が朝の光を受けて輝くように、
人の力によって街が目覚めた。
少し前に、東京のホテルに泊まった朝を思い出した。
窓を開けると、たくさんの人がすごい勢いで歩いていく。
みな通勤にふさわしい服を着ていて、颯爽とした感じだが、
どこか妙に静かだった。いや、怖いくらいしんとしていた。
ビルは木で、人にとって森なんだと誰かが言った。
だとしたら、東京の森は南国の街ほど元気がないんだなあと思う。
森の木が朝日を受けて力いっぱい力を発するように、
生き返ると良いなあと思う。
■京都の窓
「窓あけて窓いっぱいの春」
種田山頭火が詠んだ句。
私は京都の窓から見える景色が好きだ。
決して雄大な眺めであるわけでもなく、壮麗な景観でもない。
四季折々の自然の静けさと豊かな表情がそこにある。
わたしが生きていると感じさせてくれるのだ。
京都は遠いなあと先日母が電話で呟いた。
「遠い」・・・か。
「遠く」に何があるのだろうと、
子供のころからずっと考えていた。
「遠く」って、どこまでなのか。
その「遠く」に行きたいのか、行けるかのか、行っていいのか。
「遠く」の人たちと、つきあうか、戦うのか。
わたしは「遠く」を受けいれられるのか。ずっと考えてきた。
それは「遠く」への憧憬だったかもしれない。
未来にどういう楽しみが待っているのか、
それを想像しながら過ごしている時間は、
全て、その楽しみに含まれていると、
「遠い」京都に来たわたしは思う。
そして、今していることが先の嬉しいことにつながっていると思うと、
今の歩みがそのまま、楽しみにもなるのだろう。
■悟りの窓、迷いの窓
「悟りの窓」と「迷いの窓」は、京都に二ヶ所があると聞いて訪れてみた。
鷹峯「源光庵」と雲龍院(泉涌寺別院)。
「迷いの窓」は四角い。
この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、この窓が生老病死の四苦八苦を表している。
「悟りの窓」は丸い形で、「禅と円通」の心を表現している。
眺めるポイントは右の迷いの窓の前に座り、自分の姿を見て(自問自答し)、自我を見つめる。
そして、左の悟りの窓の前に行き、純粋な本来の自分の姿に変わるそうだ。
雲龍院には幻想的な色紙の窓もあった。
「蓮華の間」の障子に4つの窓がり、それぞれの窓に椿、灯籠、楓、松の違った景色が映し出される。
その日、「悟りの窓」と「迷いの窓」の前に座って、「窓」について考えた。
本来「採光」と「換気」の「窓」は、
デザインという美的観点からの配慮もなされつつ、
やがて人間の心の領域とも深く関わるような存在になっている。
「窓」の発達の過程の中で、人はいつの間にやら、
希望と期待に朝の窓を開け、
失意と絶望のうちに夕べの窓を閉めたりするようになったのだ。
「どういう日だったか?」と聞かれると、
「イヤな一日だった」と答える人もいる。
不思議なことでわたしは、
「今日はイヤな日だった」と思うことがないようだ。
心配なことも、気に病んでいることもあるにはあるが、
それを「イヤな一日だった」とまとめることがないなあ。
一日に、いいもわるいもない。
終えられたらよしとするだけかもしれない。
良いだの悪いだの言おうが言うまいが、
もう済んでしまったことで、つまり、
終わってよかったぜ(ふ~っ)と。
この日々の終わらせ方、なんだかよかったなあと思っている。
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先日、雲龍院を訪れました。迷いの窓を見たあとの、悟りの窓のあの真ん丸から見える景色は本当に不思議なくらい爽快でした。
念願の走り大黒様にもお会いできました。
仕事から帰ると必ず我が家の窓を開けます。今日はきつかったとか、セーフだったとか、そんなことを思いながら主人のお手製の庭を眺めます。そして、また京都に行けることを楽しみにしながら次の日を迎えます。早く行きたいなーと。
またおじゃまします。後藤美希様
いつもありがとうございます。
なんとお手製の庭!!
ご自宅の窓が切り取る「今日」の景色を眺めながら、ほっと一息つくという
後藤様の一日を終わらせ方は素敵すぎます!
来年の春に京都にお越しの際は青楓が美しい季節になりますよね。
ぜひ、もう一方の「悟りの窓」と「迷いの窓」(鷹峯「源光庵」)へ足を運んでくださいませ。
またのご来店も楽しみにお待ちいたしております。
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平成30年11月21日 水曜日号
“東京散歩2/吉田実加”
日に日に寒さが増してまいりました。
店頭では、マフラー類も沢山揃いましたので
個人的にオススメなものを集めてみました。
縮絨ストール、草編衿は小ぶりで軽く、色柄豊富で悩んでしまいますね♪
最近は暖かく着込んでの夜散歩が好きで、綺麗な東京の風景を
ゆったり眺める事が多いです。
浅草は落ち着く場所で何度も来てしまいます。
夜の浅草は格別です。
スカイツリーもイベントによって様々にライトアップされ、
夜の街を明るく照らしてくれていました。
そして、一度行ってみたかったキングオブ銭湯と呼ばれる歴史ある銭湯
タカラ湯さん♨
立派な錦鯉が泳ぐ庭があり
昔ながらの木板には「わ」
裏返すと「ぬ」の文字。
わ (お湯が) 湧いています[開店]
ぬ 抜いています[閉店]
銭湯ならではです。
渋谷にある「名曲喫茶ライオン」
建物自体は、東京大空襲で全焼しましたが戦後、元のデザインと同じものを
立て直ししたそうで歴史を感じます。
大きいスピーカーからクラシック音楽が流れ、ゆったりした空気感が素敵でした。
東京に越して約半年が経ち、んん‥なにこれ?と思うような街の構造で戸惑いばかりでした。電車の乗り換えは間違っても替えがすぐに効いたり、見た事のないような景色に出会えたり、今でも慣れない事の連続ですが、東京で初めて挑戦した事もあり全てが良い経験でした。
行った場所もまだ僅かですが、ビルの裏手に歴史情緒あるものが突然現れたり目にはつかない場所にありながらその地域の特色を垣間見る事が出来、新旧色々な顔がありました。
色々な顔を持つ東京、もっと知っていきたいなと思います。
平成30年11月20日 火曜日号
“好きな季節に、好きな服で、好きなところへ/姚 嘉欣”
今年の10月に、日本での生活、4年目をむかえる香港の姚です。
まだまだ観光客のような旅行欲が旺盛で、休日によく旅をしています。
紅葉シーズンとのことで、紅葉狩りを楽しんできました。
今年登場した観光列車「ひえい」に乗り、ケーブルカーに乗り換え、
留学時代にずっと行きたかった比叡山にいってまいりました。
山麓が様々に色づいていて、山頂から見た家々もおもちゃのように小さくみえ、景色も壮麗でした。
11月の頭なのですが、山頂はとても寒かったです。
暖かい羽織とカシミヤマフラーを身に纏っていてよかったです!
*着用商品*
■圧縮阿弥 小袖羽織 長丈(あっしゅくあみ こそでばおり ながたけ)/薄雲鼠(うすくもねず) 女Sサイズ
■モスリン 薙刀長方形衣/ほのか 女Sサイズ
■ベビーキャッシュ(R) ロングマフラー/消炭色(けしずみいろ)
紅葉も見ることができ、御朱印もゲットして、満喫致しました。
別の日には、陶芸で有名な信楽町へ。
狸村とも呼ばれる信楽、いたるところに狸がいました。
神社で見かけたハート狸が可愛かったです。
折角なので、電動ろくろを予約し、体験致しました。
エプロンを掛けて、薙刀四角衣のお袖を抜衿ジバンの中に巻き込んで、やる気満々でしたが…
制作の際に、粘土の形が急に崩れたり、想像した器と全く違う形になってしまったり、
全然うまくできませんでした。
一緒に行った友達も指導の先生も一緒に大笑いしました。
先生の技と力をお借りして、なんと4つの器を作ることができました。
付箋を貼っているもののみ焼いていただくことに!
出来上がるのは2ヶ月後ですが、MY器の完成がとても楽しみです!
最後に「陶芸の森」で赤々とした紅葉をバックに!
*着用商品*
■モスリン 薙刀四角衣(なぎなたしかくい)/熨斗目花色(のしめはないろ) 女Sサイズ
■十単平(とうたんひら) 広形(ひろなり)もんぺ/けんらん 女Fサイズ
大好きな広形もんぺ/けんらん、紅葉に負けず劣らずな華やかさです。
今回の旅もいい思い出を作ることができました。
平成30年11月19日 月曜日号
“モスリン洗濯方法について/山本 陽平”
今回はSOU・SOU秋冬の定番素材の一つ[モスリン〈毛斯綸〉]のお洗濯方法についてご紹介させていただきます。
「モスリン〈毛斯綸〉」とは…
極細単糸で織られたウール素材で、シルクのような風合いが特徴です。
○組成混率:
毛100%
○洗濯方法
※ドライクリーニング
※タンブラー乾燥禁止
店頭にて、ドライモードでの洗濯が可能とお伝えしておりましたが、
裏地付きなど、アイテムによっては型崩れに繋がる可能性があるため今後は洗濯表示同様、
ドライクリーニングでのお洗濯を推奨致します。
下記はその検証結果です。
○検証方法:
縦型洗濯機でドライモード(手洗いモード)にして5回洗濯をかけ、生地の縮率・形状変化を確認
使用商品:モスリン 長方形衣
○結果
1:縮率=主に横縮みが発生致します。
2:裏地のついている商品などですと、首まわりや袖口などからも裏地の吹き出しが発生する場合があります。
3:袖口裏面の写真
図のように、裏地がルイスミシンで縫い止めされているものは問題ありませんが、
そうなっていないアイテムは、袖口も吹き出す可能性がございます。
なお、裏地のついていない
[モスリン 草衣]
[モスリン 小袖寛衣]
[モスリン 風靡]
や、
表裏が共にモスリン素材の
[モスリン 宮中袖 袷]
[モスリン もじり袖 袷]
などは洗い後の縮みは発生しますが、裏地の吹き出しはございません。
以上、モスリン素材の洗濯方法についてでした。
ご参考にして頂ければ幸いです。
- コメント
-
モスリンのお洗濯方法をずっと知りたかったのですが
縮まない洗い方というのはやはり難しいのでしょうか??るるる様
コメント頂きまして誠にありがとうございます。
ご質問の件ですが、
ウールは糸に含まれる水分率が約15%程度あります。
水分率が高い生地は、水洗いすると多少なりとも縮みが発生してしまいます。
(ちなみに綿素材は約8%程度の水分率のため、こちらもウールほどではないですが縮みが発生します)
裏地(ポリエステル生地)がついているものは
ポリエステルの水分率=0%のため、縮みに差があるため裏地吹き出しの原因となります。
そのために、弊社ではドライクリーニングでのお洗濯を推奨しております。
ご参考になれば幸いです。巷では、今まで洗えなかったものが、洗える対応になったりもしてきているので、(sousouさんが素材や縫製にきちっとした姿勢を持っておられ、最善を尽くしていらっしゃることも理解したうえで)、今後に期待しています。
前川豊子様
コメント頂きまして誠にありがとうございます。
SOU・SOUの商品はお客様に出来る限りお手間かからないようにしております。
しかしながらモスリンに関しては生地の特性上洗濯出来ない製品となっております。
(洗濯をすると型崩れが大きくでてしまうためです)
あしからず、ご了承くださいませ。
引き続きSOU・SOUを宜しくお願い致します。
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平成30年11月18日 日曜日号
“臼井さん/山本 聖美”
快晴で気持ちの良い日
伊勢木綿の織元・臼井織布さんへ行ってまいりました。
「臼井さん!こんにちは!」
さっそく臼井さんのお仕事の一部を拝見!
今回は20/20の先染めの反物を制作される様子です。
▼まずは【かせ繰り】という工程(縦糸を糸巻き(ボビン)に巻きつけます)
▼その縦糸が巻かれた糸巻きを、制作するデザインに合わせて並べ、糸を1本一本引き出して、、、
【部分整経(せいけい)】という工程へ。大きな筒のパーツに一旦集めて巻き付けていきます。
一回の巻工程は150本~最大400本。柄によって巻きつける回数は異なり、1220本!(42cm巾の反物を作るのに必要な縦糸の本数)になるまで繰り返します。
▲ようやく1200本揃った縦糸を、織り機に掛ける【チキリ】という大きな糸巻きに巻きかえます。
糸が偏らないようにしっかり見張っている臼井さん。常に調整が繰り返されます。
▼【チキリ】に巻き終わった縦糸。織り機にかかるのを待ち望んでいるみたいです。
▼伊勢木綿の織り機はこちら。いつ見てもカッコよくて美しい100年以上前の【豊田式力織機】です。
▼臼井さんが修繕を繰り返されてきた41台の力織機が現役で稼働中!迫力があります。
、、、と
どの工程も傍らで人が絶えず手をかけなければならない伊勢木綿。
だからこそ時代を越えた魅力を感じるのだと思います。
そして、
機織りが休憩に入るお昼の時間を狙って、臼井さんと息子さんを撮影する矢寺さん。
臼井さんを取材する瀟瀟さん。
私は、来春の企画用にと、可愛い反物の山から数十反ピックアップいたしました。
今からとってもわくわくです。
約30年前から伊勢木綿の織元さんは臼井織布の一社になり、現在九代目の臼井さん。
「まだまだ織りたい柄がたくさんある」ともおっしゃっていました。
臼井さんの熱い想いは追ってネットショプにて掲載予定です!!
この度もありがとうございました!!
平成30年11月17日 土曜日号
“「カラーミーショップ ミートアップ」レポート/矢寺 和成”
先日、SOU・SOU netshopでお世話になっているシステム会社、カラーミーショップ主催の【 カラーミーショップ ミートアップ 】というイベントに昨年につづき登壇者として参加させていただきました。
ざっくり説明しますと、カラーミーショップでお店を展開されている方々に向けた販促事例やノウハウを学ぶという、いわば交流会です。
僭越ながら登壇の機会を設けていただいたのですが、普段は社内にこもって仕事する事がほとんどの私にとって、大勢の人前でスピーチするのは超超超緊張…。奥さんからの「ヘラヘラしんときや」というアドバイスを胸に、これまでの道のりや自分なりのノウハウをお話しさせていただきました。
今回、一緒に登壇させていただいたのは、“小さいふ。”でお世話になっているクワトロガッツさん。
こういった機会をいただくと、今後も継続できるように、と改めて身が引き締まります。
これからも楽しい企画ならびに素敵な商品をお届け出来るよう努めて参りますので、今後ともSOU・SOUを宜しくお願い申し上げます。
平成30年11月16日 金曜日号
“茶道文化検定、受けてきました/山田 充”
11月11日の日曜日、世間では「ポッキー&プリッツの日」として知られる日に、前回のブログで宣言した通り、第11回 茶道文化検定 の2級を受検してきました。
実施概要はと言うと、1級~4級の4段階で、今回受験した2級については70%以上で合格となり、合格者特典として、全国各地の美術館・博物館の入館料等の優待を受けることができる合格証が配布されます。
2級の出題分野としては、茶の歴史/茶事・茶会/茶道具/茶と禅/茶席の花/懐石/菓子/茶室・露地/茶業 の9つに分類され、全てマークシート方式で出題されます。
ここで少しだけ、問題をご紹介。
解答 問16-④/問17-④/問18-③/問19-②
数ある茶事での流れを問われたり、掛物・茶入・茶碗といった茶道具の歴史や名品の問題であったり、解答 問62-④/問63-③
茶室と路地の基本要素と、現在に残る多彩な茶室と路地に関するなど、今回の受検勉強まで知らなかったことだらけでした。
結果通知については、12月中旬に送られてくる予定ですので、それまで復習をしながら通知を待ちたいと思います。
また、お茶のお稽古あるあるが満載の映画『日日是好日』のタイトル名が、広く知られた禅語ということも、今回の受検勉強で初めて知りました。
今回の受検勉強で得た知識をお稽古に活かすだけなく、日頃の生活の中での再発見にも繋げてければと思います。
まずは、以前に家庭訪問としてお邪魔した、スタッフの寺田宅のお茶室「心傳庵」に、新たな気持ちで訪ねてみたいところです。
平成30年11月15日 木曜日号
“本物を観る時間/溝川 祐美”
予定のない休日はふらりと美術館へ。
私なりの一日の楽しみ方。
▲出汁が有名な『仁王門 うね乃』さんのおうどん
美術館好きのくせに、美術館に行くとどっと疲れます。
なので、しっかり食べてしっかり臨みます。
その人物のことはもちろんですが、今回の展示の意図みたいなものが分かるとなお楽しいです。
同じ展示物でも、展示方法やテーマによって見え方も感じ方も変わってきますよね。
ちょっと画家にでもなったような。。
SOU・SOUの帽子、とくに擬宝珠はそんな気分を高めてくれるアイテムです。
定期的に美術館にいくようになったのは学生時代に恩師に「本物を観ろ」と言われたからです。
目から耳から五感をふる活用で。
せっかく足を運ぶのですから、たくさん吸収して帰らねば。
▲今回心に残った意外な一枚。
案外、有名やメインの作品ではない作品が心に残ったりするものです。
たくさんある作品の中で自分が気に入ったものがカードになっているとなんとも嬉しくなります。
鑑賞の記念に、手元に置いておきます。
美術館が好きでジャンル問わず展示をみるのも好き。
知識の豊富さは別として各自の楽しみかたで楽しむのが美術館や博物館だとは思いますが
せっかく足を運んでいるのだからやはりもう一歩、二歩、理解できるようになりたいなあ。
と思う今日この頃です。
そんな私が最近手にした本。
マンガでわかる『西洋絵画の見かた』
見方というと大袈裟ですが、ルネサンスから現代まで代表的な画家さんのあれこれが分かりやすく描かれています。
そんな中に一人の日本人が。
それが 藤田嗣治 さん。
没後50年ということで、日本とパリで相次いで展覧会が開催されており、今まさに京都近代美術館で大回顧展が開かれています。
浅い浅い印象だけでいうと、
日本が嫌いな人なのかなと思っていたのですが
全然そんなことはなく
日本のものも好きで日本人という誇りももっていた方というのが伝わってくる展示会でした。
激動の世界情勢の中パリで生き、両国でここまで評価されるということは
私の想像をはるかに越える凄さなのだと思います。
芸術の季節はまだまだはじまったばかり。
皆さまそれぞれの秋を、それぞれの楽しみかたでお楽しみくださいませ。
平成30年11月14日 水曜日号
“秋の鴨川、夕方散歩/増本 一十三”
鴨川の飛び石に向かって、自転車を走らせる娘。
よっしゃ!!!いくぞー!と勢いよく飛んでいく。
軽やかな娘に対して、へっぴり腰の私。
そして、のんびりついてくる息子。
次は、みずきりやろうよ~!
水面にできた輪っかが幾重にも広がる。
そして、空がきれいだなと見上げたところで、下から届く光のほうに視線を向けると・・・
ゆるやかな川の流れに反射する光が、夕日と同じように輝いていました。
鴨川は、ふーっとゆっくり呼吸をしたくなるところ。
そして、季節を感じさせてくれるところ。
葉も色づき始めて、また、彩り美しい今を感じられてありがたいです。
楽しい旅の記録、ありがとうございます。
皆さんの旅に参加させて頂いたような気持ちで読ませていただきました。