一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

平成19年02月05日 月曜日号

“座右の銘”

あるスタッフの座右の銘が「威張ったら終しまい」。
そのスタッフのお父さんの教えだそうですが、
数年前に聞いた時から自分の中にも常に響いています。

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平成19年02月04日 日曜日号

“プロと作家”

時間と予算に限りがある中で仕事をするのがプロ。
それを気にしないのは作家。

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平成19年02月03日 土曜日号

“健康”

幸せに暮らすというのは自分や周りの人がまず健康でいる事が大切です。
親が病気になれば自分も仕事どころではなくなります。
又自分が病気になった場合でも、
親はもちろん他の人にも心配や迷惑をかけてしまいます。
そう考えると食生活の荒れた若い人を見ると、
他人の事は考えていない、少し無責任な人にも思えます。

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平成19年02月02日 金曜日号

“サボる”

昔通ってた服飾の専門学校の担任の先生は
「お前達、授業をサボるな! サボるなら先生に言ってから行け!」
と言っていました。
ある日僕はどうしても丸井のバーゲンに行きたくて
「あのー 今からバーゲンに行きたいのでサボってもいいですか?」
と正直に言ってみました。
先生は一言「わかった」とだけ言い残して教室に行かれたのです。
あとでわかったのですが、僕はその授業は欠席になっていませんでした。
それ以後、その先生にはとにかく嘘をつかなかった。

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平成19年02月01日 木曜日号

“カッコイイ”

若い頃は自分を良く見せる事に時間もエネルギーも使っていた気がしますが、
ある時から、あまり意味がないように思い始めました。
無理したって結構人は見破っているもので、
それなら有りのままを出す人の方がカッコイイのではないかと思ったのです。
仕事にしても言える事ですが、自分の“分際”をわきまえつつ
出来る事を手を抜かず、精一杯するのがカッコイイのです。
カッコイイ仕事をするのがカッコイイのではありません。

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平成19年01月31日 水曜日号

“短所”

人の短所を見つけるのは簡単ですが、
自分の短所はなかなか気付けません。
つまり人から自分を客観的に見てもらって
指摘を受けるのが一番手っ取り早いとも言えます。
人から受ける注意というのは、その一種だと思えば有り難みも出てきます。

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平成19年01月30日 火曜日号

“休日”

風邪をひいたり、体調が悪くて仕事を休む事がある。
そういう時はチャンスだと思って、
おもいっきり寝るのを楽しむ様にしています。
そうすると少しだけ得した気持ちにもなれます。

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平成19年01月29日 月曜日号

“企業は人なり”

企業は人なりと言いますが、
近年ますますその事が身にしみて良くわかる気がします。
小さな仕事でも人次第で上手くいったり、いかなかったり。
この悩みは一生続きそうです。

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平成19年01月28日 日曜日号

“自分の為より誰かの為”

SOU・SOUを始めて、それまでとは考え方が変わった事の一つに、
仕事に対する考え方があります。
仕事というのは自分がやりたい事を探すのではなくて、
自分が人・会社・社会の為に何が出来るかを考えるのだという事です。
それはデザインの仕事でも全く同様で、
自分の作りたい物を作るのが、デザイナーにとって一見良い様に考えがちですが、
やはりそのデザインが誰かの為になっていないと意味がありません。
今自分がやっている仕事で誰かが喜んでいるとすれば、
それだけで十分やっている意味があります。

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平成19年01月27日 土曜日号

“先輩の責任”

戦後60年、日本の西洋化は行くところまで行った感じがします。
別に英語がしゃべれるとか、靴をはいたままで生活をし始めたとかではなく、
本来昔の人は持っていた日本人らしい心を失った感じがします。
代わって自分中心なところとか、弱肉強食なところが
妙に西洋化してしまっています。
これはやはり戦後の大人の人がやってきた事の一つの代償です。
又、今の若い人が和服の事を一切知らないのは、
先輩世代のファッションデザイナーの責任です。

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平成19年01月26日 金曜日号

“クレーム”

“クレームは大切なお客様からのメッセージ”と聞いた事が有ります。
クレームを真摯に受け止めて反省し、改善していけば、
その会社はどんどん良い方向に行くと思います。
僕もクレームを言ってくるお客様に対しては、
大変有り難いと思っています。
何も言われないというのは期待されていないのと同じ事ですから。

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平成19年01月25日 木曜日号

“辞める人、来る人”

スタッフが辞める事がある。
そういう時はこれでも結構へこみます。
しかし次に入って来る人は確実に前の人より良い人が入って来ます。
これは僕が独立して13年の統計上の事実です。
そう思うと辞める人も次の仕事でもっと自分を生かせるのかもしれないし、
ウチの会社にも、もっと良いスタッフが入って来るのかもしれない。
どちらにとっても良い事だという風に考える様になりました。

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平成19年01月24日 水曜日号

“適正価格”

流行っているから高い。ブランド品だから高い。
そういう感じではなく、いつでもクオリティが高い物が適正な価格で売っている
そんな商売をSOU・SOUは目指したい。
安すぎても高すぎても永くは続かないのが商売だと思う。

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平成19年01月23日 火曜日号

“ねばる”

明日の朝が締め切りという仕事をしていて、
それが終盤にさしかかった時、新しいデザインが思いついてしまう。
そうすると全てやり直したくなる。
時間がギリギリというだけでなく、
体力もスタッフのモチベーションもギリギリな中でやり直す作業。
しかしなんとか間に合ってそれがお客さんに喜ばれると、自信になります。
やってよかったなーと思えるのです。
今の世の中、こんな事はいっぱいあるとは思いますが…。
ねばるという事は大切な事ですね。

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平成19年01月22日 月曜日号

“信頼”

人が他の動物と全く違う所は、お互いを信頼しあえるというところだと思います。
厳しくても、無茶を言う人でも、信頼されていれば人は集まって来ます。
逆に言うと、信頼を失えば人はおしまいです。

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平成19年01月21日 日曜日号

“若さ”

今一緒に仕事をしている人の中で、一番パワフルで気持ちが若いと感じるのは
70歳を超えたある女性の方です。
その人を見ていると、気持ちの若さに驚くだけでなく、
年をとる事への憧れすら感じます。
見た目の若さにこだわるのも良いですが、
いつまでも気持ちが若い人になる事が大切やなーと感じます。

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平成19年01月20日 土曜日号

“こだわり”

ファッションデザインの仕事がメインだった頃、
ある人の依頼でベッドのシーツを作った事がありました。
その後もスリッパや温泉タオル、エスカレーターのマットetc…
色々な物を作りました。
自分の仕事はこうだと決めつけなかった事が、
今のSOU・SOUにつながったのだと思います。
20代の頃、地下足袋を作るとは夢にも思っていませんでしたから。

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平成19年01月19日 金曜日号

“字”

字がきれいな人はスケジュール管理が上手いと聞いたことがあります。
僕は字が下手です。
字がきれいというのは、人を感動させる事が出来ます。
その上スケジュール管理が出来れば結果、仕事もはかどります。
字をきれいに書きたい…。

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平成19年01月18日 木曜日号

“今の日本”

日本はものすごく素晴らしい伝統文化を持っていて、
お金もあって、自由もある。
でもそれを今の人が十分生かしているかというと
そうとは言えない気がします。
すごくもったいないし、先人に対しても失礼な事だと思う。

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平成19年01月17日 水曜日号

“デザイナーよりも”

デザイナーなんてお客様がいてナンボの仕事。
偉いのはデザイナーではなくて、
それを生かすお客様の方だと思う。

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