平成19年04月22日 日曜日号
“配慮”
一人のクライアントの社長に対して、何社かの業者の代表が集まって
緊張感のある打ち合わせをしていた時のこと。
少し怖い社長に対して、やけに上手にお話を進める方がおられた。
社長の意見への反論も実にスムーズである。
他の人達はけっこうボロボロな感じだったが、その人は違う感じがした。
その人の話をよく聞いていると、物事を上手く理論立てているだけでなく、
相手への配慮があることに気がついた。そこが他の人達とは全然違う。
大きなことに気づいたと思った。
平成19年04月21日 土曜日号
“後継者問題”
職人が減っているそうです。
日本にとって無くてはならない大切な技術でも、
後継者がいないという話をよく耳にします。
これは職人があまり尊敬されていないことの表れで、
若い人が大学を出た後、職人になんかなりたくないと
思っているからです。
本当に後継者問題を考えるなら、小さい頃から
「職人さんは偉い人やで」
と教えていかないといけないと思う。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月20日 金曜日号
“日本のデザインと呼ぶには”
フランスの伝統や文化、様式を何も知らない人には
フランスのデザインは作れない。
日本の伝統や文化、作法や芸能等何も知らない人には
日本のデザインは作れない。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月19日 木曜日号
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月18日 水曜日号
“遠慮”
広辞苑によると、遠慮とは“遠い先々まで考えること”、“深い考え”とある。
「今自分がこれをやるよりも、あの人に任せたほうが
良い結果も出て全てがまるくおさまるな」と考えたときに
「この仕事はちょっと遠慮させていただきます」となるのか。
また「もう一本ワインを開けましょうか。どうですか?」と言われて、
「呑みたいのは山々だが、そうは言ってもこんな時間だ。この人は
明日もきっとお忙しいに違いない」
と考えて「いやもう十分です。遠慮しておきます」となるのか。
とにかく深い考えがあっての行為を指すようだ。今普通に使われている
“それとなく断る”というのは四番目の意味になっている。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月17日 火曜日号
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月16日 月曜日号
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月15日 日曜日号
平成19年04月14日 土曜日号
“目的の違い”
エベレストに登ろうとする人と富士山に登ろうとする人とでは、
考え方、覚悟等が根本的に違う。
「なんでそこまでの大げさな準備をするのですか」と言われても、
「あなたとは登る山が違うのです」と言うしかない。
だからその人達は、お互いの会話が成り立たないのです。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月13日 金曜日号
“洋楽”
日本で洋楽がいくらヒットしても詩の内容を理解している人は
少ないと思う。
ボーカルを一つの楽器だと考えている人もいるかもしれないが
やはり詩の内容も大切だ。
僕は詩の内容にかかわらず、聴く人がそれぞれのイメージで
曲を創りあげる日本人の想像力の高さが凄いと思う。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月12日 木曜日号
“カッコイイレストラン”
最近は見た目がカッコイイレストランが本当に多くなって来ました。
しかし味はとういうとそう大した事はない。
見た目が良くて味はいまいちなんていうのは、
本来最もお客様を裏切る事になるのではないかと思う。
平成19年04月11日 水曜日号
“大変”
ある和紙を作っている会社を訪れた時の事、
そこで働いていた職人さんが
「和紙作りというのは大変なんですよ」と言われた時、
横に居たもう一人の方が「お米作りの方がもっと大変だ。
だから大変なんて言わない方がいいんだ。」と言われました。
僕が見た限りでは相当大変そうでしたが、
その言葉を聞いて、やはり本物の人は考え方が違うなと感じた。
平成19年04月10日 火曜日号
“歌手”
ある歌番組で歌手の八神純子が歌っているのを見た。
ものすごく久しぶりに見たのですが、
あまりに歌が上手くてつい聞き入ってしまいました。
昔はこういうキレイな声の歌手が沢山おられた気がします。
今は、なんでこの人が歌を歌ってんのかな… と思う人も多い。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月09日 月曜日号
“50%位伝われば”
どんなに相手の事を考えて何かをしたとしても、
受け方によってはどの様にでも取られる。
だから“100%はもともと伝わらない。50%も気持ちが伝われば御の字だ”
位に考えるのが良いのかもしれない。
しかしその積み重ねには揺らぎのない信用が生まれると思う。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月08日 日曜日号
“子供”
人間の子供というのは他の動物と違って、
親以外の多くの人の手を借りて育てられていくのだと最近気付いた。
だから思春期なんかで簡単にグレたりする事は、
本当は周りの人に申し訳なくて出来ないと思う。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月07日 土曜日号
“自然素材とは”
自然素材を扱うには、どんな物でもそれなりの知識が必要です。
少しずつ色が違ったり、形が不揃いだったり…。
そんな事は当たり前という事を売る側はもちろん、
買う側もある程度は知っておきたい。
でないと不自然なモノであふれてしまう。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月06日 金曜日号
“日本ブランド”
今時の製品はその多くが中国その他で生産されている。
しかし日本はもともと職人大国です。
素晴らしい技術を持った人が沢山いました。
今では衰退していった産業も多いと思いますが、
こんな時代だからこそ、さすがに日本製は素晴らしいと
言われるようになればいいな思う。
そして最終的には“日本人が作るモノはそれだけで
“ブランド品”と言われる時代が来ればいいと思う。
もちろん簡単な事ではないが、不可能な事でもない。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月05日 木曜日号
“駄菓子”
3日前のトンカツの残りはもう食べたくない気がするのですが、
昔駄菓子屋でよく買っていた串カツは
出来てから3日以上は確実に経っていた。
常温のヨーグルトも古さを気にした事がなかった。
駄菓子の世界には賞味期限という概念があまりない特殊な世界だ。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-
平成19年04月04日 水曜日号
“虫くい”
農薬を使ったキレイな野菜より、無農薬の虫食い野菜を買いたい。
先日ある人に、虫くいの野菜は売れないから農家の人も
作りたがらないという話を聞いた。
今時、本当にお客側がそう言うのであれば、
自然食品なんて売りにくくてしょうがない。
平成19年04月03日 火曜日号
“過去形”
何年か前にあるテレビ番組で「ありがたい気持ちに過去形はない」
だから“ありがとうございました”という言葉はおかしいのです。」
と言っていた。なるほど、昔お世話になった人に対して
今もありがたい気持ちはあります。
だから“ありがとうございます”でいいのだと思った。
僕はその言葉に感銘を受けて、
それ以来“ありがとう”という言葉を過去形で使うのをやめている。
- プロデューサー若林が最近書いた記事
- 関連記事
-