一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

平成19年08月24日 金曜日号

“カッコいい、わるい”

お金持ちがカッコいいわけでもなく、貧乏人がカッコわるいわけでもない。
ただ、お金を持っているのに質素な生活はなんとなくカッコいい気がするけど、
貧乏なのにお金持ちのふりをしたがるのはすごくカッコわるいと思う。

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平成19年08月23日 木曜日号

“ステイタスより信頼性”

以前勤めていた会社の社長は、外車に乗っていなかった(今は知りませんが)。
「私は外車には乗らない。それは、いざという時の信頼性に欠けるからだ。
大事な用事がある時に万が一車が動かなければ、相手に大変迷惑をかけて
しまうことになる。だから、より信頼がおける日本車に乗っているのだ」と。
僕はそれを聞いて、ステイタス性ではなく、信頼性を優先させているというのが
カッコいいなと思った。「ちなみに電話一本で5台でも10台でも買えるお金はある
のだよ」とも。これはこれで、余裕があってカッコいいなと。

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平成19年08月22日 水曜日号

“効率”

仕事で楽して効率を上げようと知恵を振り絞るのは大いに良いと思いますが、
ただ手を抜こうとすることからは何も発展はありません。
そういう考えが根底にある人は、どこで何をしていても伸びないと思います。

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平成19年08月21日 火曜日号

“注意”

人間、注意されるときはちゃんとされておいた方がいい。
骨身にしみるくらい注意されたら、結局得するのはその人だ。
やさしく同じ事を繰り返し言われるくらい恥ずかしい事はない。

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平成19年08月20日 月曜日号

“京都人の言い方”

小さい頃は実家のうどん屋をよく手伝わされた。僕はそれがイヤでイヤで
よく外に遊びに出て逃げていた。ある日いつものように外に出ようとすると、
親父に「行く前に紙ナフキン10枚くらい折っといて」と言われた。(その当時は、
テーブルの上に置いてある紙ナフキンを折り紙のように折って作っていた)。
僕は言われるとおりに10枚作って外に出た。そして夕方帰ってきたら親父
にどなられた。「10枚ゆうたら50枚作るもんや!」小さい頃からこういうもの
の言い方をされ続けて育つのが京都人かもしれません。

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平成19年08月19日 日曜日号

“時代のムード”

売れているものとそうでないもの。流行に敏感な人だけが前者を選ぶか
というと、そうでもない。
おしゃれに全く興味のなさそうなおじさんでも、なんとなく売れ筋を選ぶ。
不思議ですが、こういう現象ってあるのです。これが時代のムードであり、
流行というものなのかもしれません。

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平成19年08月18日 土曜日号

“結果”

プロの世界はやった努力に対して評価をもらうのではない。
どれだけ努力したかはむしろ隠して、結果で勝負するのがプロだと思う。

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平成19年08月17日 金曜日号

“下駄”

毎日下駄。東京出張も下駄です。品川駅ではカラコロいわせています。
青山でもカラコロいわせています。一日中歩いててもそんなに疲れません。
それどころか一歩一歩気持ちよさを感じる履物なんて、他にあるのかなー
と考えながら歩いています。もちろん粗悪な下駄ではダメだと思いますが。
ちゃんとした物ならきっと気持ちがいいはず。これから普段にも下駄を履く人
がもっと増えるんじゃないかなと思っています。

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平成19年08月16日 木曜日号

“我慢”

辛抱強い人には憧れる。お菓子を食べたいけど、お母さんに「やめときなさい」
と言われて我慢する子供にも何か尊さを感じる。何かを我慢するということは、
自分を成長させると共に他人にもある種プラスの影響を与えるものだと思う。

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平成19年08月15日 水曜日号

“紙パック”

生クリームの紙パックは、どうもきれいにフタが開けられない。
そう言えば、親父もこれを開けるのが下手で、小さい頃から生クリーム
の紙パックの注ぎ口はいつもビリビリに破れていた。牛乳はそんなこと
ないのに、なんででしょう。
僕がパック製造業者だったら、今すぐ改善しようと思うのですが。

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平成19年08月14日 火曜日号

“要点を押さえさえすれば”

仕事が出来る人と出来ない人との差には、仕事が丁寧とか雑とかではなく、
要点を押さえているかどうかの違いがあるように思う。

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平成19年08月13日 月曜日号

“親孝行”

親孝行というのは、たくさんお金を稼いで生活を楽にさせてあげることだけ
ではない。元気な姿を見せてあげたり、電話または手紙を書くだけでも、
十分親孝行だと思う。

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平成19年08月12日 日曜日号

“膨らむ記憶”

昔、おいしかったものを今食べてみると、そんなにおいしくない時があります。
そのものの味は、多分変わっていないけど、頭の中で良い思い出となって
膨らんでいるのだと思う。
昔の記憶なんてそんなもんです。

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平成19年08月11日 土曜日号

“信頼性”

何を頼まれるにしても、この人ならちゃんとやってくれるという信頼性を得る
ことが大切です。
何でもいいから犬のエサを買ってきてと言われるのと、大事なお客さんへの
お土産を何か買ってきてと言われるのとでは意味が違う。
大事なことを任されるというのは、同時にその人の価値を表すのだと思う。

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平成19年08月10日 金曜日号

“象が踏んでも”

昔、象が踏んでも壊れない筆箱というのがあった(今でもひょっとしたら
あるのかも…)。コマーシャルでは象が実際に踏んでいました。
僕の周りでも、その筆箱を持っている人がいたけど、割れてました。
ひびが入っていたり。だって、皆で徹底的に踏み倒してましたもん。
今の時代、ああいうコマーシャルは出来るのでしょうかね。多分クレーム
を恐れて無理っぽい気がします。
過大表現はもちろんダメですが、過剰防衛も物事をつまらなくしてしまう
と思います。

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平成19年08月09日 木曜日号

“無意識”

普段口に出して言っていることと、普段口に出してはいないけど思っていること。
無意識に行動に出ているのは、後者の方だと思う。

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平成19年08月08日 水曜日号

“自分だから出来る事を”

自分らしく生きるという事は、自分が人に何をしてあげられるかを
見つける事だと思う。
自分勝手、気ままに生きるという事ではない。

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平成19年08月07日 火曜日号

“おいしい仕事”

誰にでも出来て、おいしい仕事なんかない。
しかし、選ばれた人にしか出来ない上に、大変な仕事はいっぱいある
ように思う。

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平成19年08月06日 月曜日号

“ひと手間”

料理でも何でもひと手間加えると随分良くなる。
この〝ひと手間加える〟というのは、僕はすごく日本人的ではないかと思う。
人としても、ひと手間を加える人と抜く人とでは、雲泥の差がある。

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平成19年08月05日 日曜日号

“エコ”

日本には、昔から美しく質素に暮らすための知恵がたくさんある。
エコとかなんとか言うのなら、おじいちゃん、おばあちゃんを見習うのが一番だ。

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