一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

平成19年10月23日 火曜日号

“メニュー”

たまにレストラン等に行くとメニューがわからなくて困る。
栗とエスプレッソのグラティナート
バナナとキャラメルのジェラートのサバイオーネ……
栗とエスプレッソまではわかりますが、グラティナートでわからなくなる。
バナナとキャラメルのジェラートまではわかりますが、サバイオーネで
わからなくなる。
レストランに限らず、こういう現象が最近多いように思います。

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平成19年10月22日 月曜日号

“時代祭”

今日、京都は時代祭でした。見に行きたかったのですが、残念ながら出張
でした。今年度は空白だった室町時代列が新しく加わり、これで完全な時代
祭と言えると新聞に書いてあった。でも、個人的には〝昭和〟も入っていいん
じゃないかなと思っています。僕は時代祭を見ても現代とのつながりが全く感
じられません。明治時代と現代を埋める〝列〟が出来てもいいのではないか
と思うのです。
まーそんなことより、女の人に比べて極端にわざとらしい男物のズラをもう少し
本格的なものにするとか、茶髪やメガネがどうにかならんのかなと思っています。

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平成19年10月21日 日曜日号

“気付く”

仕事は"教えてもらうことが大事"だと思っている人と"気付く事の方が
大事"と考えている人とでは、何かあったときに出てくる言葉が全く違って
面白い。別に自分が気付けるタイプの人間という訳では全く有りませんが、
人をよくみているといい勉強になるなということに気がついた。

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平成19年10月20日 土曜日号

“仕掛けている人”

流行のものを知っていたら知っているで、時代についていっている感じが
して良い。
一方、知らなければそれはそれで流行を客観的に見ることが出来たりし
ておもしろい。
でも、流行を仕掛けている人と話すのはもっとおもしろい。

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平成19年10月19日 金曜日号

“取り戻す”

仕事で失敗したら〝怒られて終わり〟ではありません。仕事は個人競技
ではなく団体競技です。リレー競走で一人がこけたら、他の人達がその人
の遅れた分まで上乗せした速度で走らなければ、良い結果はおさめられな
いのです。怒られて終わりではなく、取り戻した時点で任務完了です。取り
戻し方はいろいろあります。

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平成19年10月18日 木曜日号

“エコ”

エコとは今あるものを大事に長く使うことでもある。
なんでもかんでもエコ商品に買い換えることではない。

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平成19年10月17日 水曜日号

“脇阪さん”

今の脇阪さんの仕事に憧れをもつ若い方がいますが、30年以上も前に
一人で外国に行って、給料も出ない状態で仕事を始めたということや、
面白くもないような仕事もちゃんとやり続けてきた40年以上の積み重ね
が今日に繋がると言うことを知らず、ただ安易に憧れて目標にするのは、
あまりにも空虚だと思います。

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平成19年10月16日 火曜日号

“大人、子供”

大人には「子供が見ているからちゃんとしないといけない」と言うこともあ
りますが、子供には「大人が真似するからやめなさい」とは言いません。
大人には子供に対してそういう役割や責任も自然に出てくるのです。
自分はどういう事を言われているかで、大人として見られているのか子供
として見られているのか判断も出来ます。

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平成19年10月15日 月曜日号

“アホになれたら”

最近ではほとんどないけど、20代はよく友人達と飲み会をやっていた。
僕はほとんどお酒が飲めないけど、誘われるとなんとなく断れなくて顔を
出す。久しぶりの友人もいるから。お酒が入るとだんだん盛り上がってく
る。でも自分は一人で同じペース。この盛り上がりはついていけないと思
い始めると、少し斜に構えてしまう。酒に酔った人の集団は基本的に苦手。
後半に入ると、まだ正気な人を見つけてその人と話す。こういう場くらいは、
もう少しアホになりきれたら楽しいのになといつも思いながら過ごしていた。
でも、今となればそういうのもいい思い出みたいになってる。

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平成19年10月14日 日曜日号

“自分らしく”

先日ある作家さんに出会って、その人の生き方に感動した。作品そのもの
はあまり興味がなかったのですが、素直に自分を表現しようとするその姿
が僕にとってすごく新鮮に映った。こういう人が芸術家というんやな…。自
分らしく生きるという言葉を履き違えている人が多いと感じている中、この
人は自分らしさを長年かけて見つけた人なんじゃないかという気がした。

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平成19年10月13日 土曜日号

“溶けないのか?”

たまに食べたくなるカップラーメンも、蛸虎のたこ焼きも、気になっている
のは器の発泡スチロールが少し溶けてるところ。ところが最近では電子レ
ンジで調理できるというカップラーメンが出ているのを知ってびっくりした。
素人考えですが、本当に大丈夫なのか?と思ってしまいます。余計な心
配だとは思いますが。

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平成19年10月12日 金曜日号

“人気ショップ”

人気ショップと言われるお店に行って、店員さんの態度や接客がいいと
感動します。たいがいの流行りものの店は店員に驕りが出てしまうもの
です。店員さんがそう思っていなくても、お客さんがそう感じる場合もあり
ます。お店は人気が出ると、それまでとは違った様々な客層も来られるよう
になる。だからそれに合わせて接客も見直さなければいけないんだと思う。

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平成19年10月11日 木曜日号

“差”

自分より楽している人をものさしに仕事について考える人。
自分より頑張っている人をものさしに自分の仕事に取り組む人。
これが伸びる人とそうでない人との差ではないかと思う。

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平成19年10月10日 水曜日号

“日本語の歌”

ファッションリーダーと呼ばれて曲も売れてる日本の人気歌手がいたと
しても、その人の歌が人気ブティックで流れることはあんまりない気が
する。外国の場合はそんなことはないんじゃないのかな。日本の歌は
自分で聴くにはいいけど、お店でかけるものではないと思われているの
かも。そう言えば日本語をあたかも英語みたいに歌う人がおられますが、
それを聞いていた時、デタラメな中国語をしゃべるタモリを思い出した。

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平成19年10月09日 火曜日号

“こだわり”

自分のことを誰かにわかってもらいたいという気持ちが強い人は、何を
やっていても不思議と不満が口に出ます。逆に自分に何が出来るかを
考える人からは、不満と言うものがあまり出てこないような気がします。
これは、自分がやった事に対しての評価が大切な人と、自分が人の
役に立てるかどうかが大切な人との差ではないかと思うのです。また、
〝こだわる人〟と〝こだわらない人〟との違いではないかとも考えてい
ます。

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平成19年10月08日 月曜日号

“流行”

ファッションにかかわっている大人が"今の若者のカッコウは・・"などと批判
してもあんまり意味ないんですね。実は。昔流行った有名ブティックのウィン
ドウディスプレイをみて、なんかこのブランド古くさいなとか感じるのも、今の
流行を物差しにして見たりしているわけで、何かを評価したり批判したりする
ときに必ず相対的に出てくるのは若い人の流行です。その時代の何かを大
きく映し出すのが流行だと思うので本当はすごく勉強になるものなんでしょう
ね。好き嫌いは別として。

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平成19年10月07日 日曜日号

“気にしてない”

いわゆるオッサンの格好と言うのは、ちょっと古くてカッコ悪い。もちろんオシ
ャレな人もいますが、多くはあんまり格好を気にしていないし、流行とは全く
関係のないところで生きている気がする。でも、最近気づいた。自分も同じか
も。ファッション雑誌とかを見ることはほとんどないし、ブティック等に行くこと
もない。「若い人の格好は、理解出来ひんなー」などとよく口にもする。流行物
も良く知らないし、このままいくとちょっとヤバイかも。でも、今の時流にはなん
となく乗りたくないので、全然気にはしてませんが…。

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平成19年10月06日 土曜日号

“ミリタリーウェア”

若者のファッションでミリタリー物は今や常識です。ミリタリー物とは軍服です。
主にアメリカ軍の服です。日本は60年前はアメリカと戦争をしていました。おじ
いちゃん世代がアメリカ人と命がけで戦っていたのです。その当時敵軍が着
ていた服が、今では日本の若者のファッションになっている。それってよく考え
たら不思議ですね。完全にどこか情報操作されている気がします。当時を知っ
ているおじいちゃん、おばあちゃんはどんな風に思っているのかな。

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平成19年10月05日 金曜日号

“家電製品のデザイン”

田舎の家に行くと、ちょっと古いコンポステレオを見かける時がある。中学、
高校と自称オーディオマニアだった僕は、名機と言われていたものを発見
すると懐かしく感じます。あの頃はスペックマニアで、新機種が発売になる
と音質そっちのけでスペックばかり見て楽しんでいました。でも今見ると、
部屋に溶け込んでいてデザイン的にもいい感じです。
性能はともかくとして、今のオーディオを含む家電製品は、なんか部屋に
なじまないデザインが多いように思う。妙にモダン過ぎたり、ピカピカ光っ
たり。部屋のインテリアの一部という事を考えたら昔のものの方がバランス
良かったような気がします。

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平成19年10月05日 金曜日号

“冷房”

最近、新幹線の冷房がちょうどいいことに気がついた。ちょっと前までは
頭が痛くなるほど冷えていた。多分そう思っていた人が多かったんじゃな
いでしょうか。タクシーに乗っても「車内の温度はどうですか?」と聞いて
くる会社があります。お客さんに快適に乗ってもらおうという気持ちの表れ
でもありますね。NYのタクシーでは有り得ないと思います。

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