一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

平成19年11月13日 火曜日号

“たばこ”

たばこを吸う人にとっては、肩身のせまい時代になったと思います。
京都の四条通りも、くわえたばこが禁止になったそうです。くわえ
たばこしてる人を見ると、それだけで悪人のように思えたりします。
以前は全然そんなふうに思わなかったのに。
そういえば今朝店の前を掃除してたら、歩いてきたオッサンがたば
こをポイ捨てしました。こうなるともう神経を疑います。本人は、特に
悪気などないかもしれませんが。でも、そういう自分も昔は同じ事
をしてました。今思うと、すごく恥ずかしいです。

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平成19年11月12日 月曜日号

“日記”

スタッフ日記というのは、いわゆる日記とは全く違って、他人に見せる
事を前提としています。これはスタッフの個性をお客さんに知ってもら
おうという考えからはじめました。人にはそれぞれ個性があります。
気は優しいけど見た目がぶっきらぼうとか、見た目はイカツイけど繊細
な性格をもっているとか。そんなスタッフの個性みたいなものを日記を
通じて少し伝えることができたらなと思っています。こんなことは日常の
接客の中ではなかなか出来ないことですし。あのスタッフ、好かんやつ
やなと思ってたけど、こんな一面もあるのかとかいう場合があるかもし
れませんね。その逆もあるかも……ですが。

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平成19年11月11日 日曜日号

“わしはそんな人間と違うで”

「ちょっと売れたり人気が出たりしたら自分がえらくなったと勘違いして、
急に態度が変わるやつは本物じゃない。わしはそんな人間と違うで」
60歳で絵描きを始められ、京都の青蓮院の他、数々の人気レストラン
や施設等で自身の絵を描いておられる、今や売れっ子の木村英輝さん
が言っておられた。

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平成19年11月10日 土曜日号

“贈り物”

郵便局の「年賀状は、贈り物だと思う。」っていうコピーはいいですね。
手書きの書簡やはがきを送るというのはどんどん少なくなってきている
と思うので、将来的には本当に貴重な贈り物になっていくのかもしれ
ません。実際に美しい文字で書かれた手紙が届いたら、そう簡単に
はゴミ箱に入れられません。パソコンでササッと作られたDMならため
らいはないのですが。

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平成19年11月09日 金曜日号

“どんだけ”

お昼休みに目覚まし時計を買いに高島屋に行った。途中で止まらない
スヌーズ機能がついたものが欲しかったので店員さんに尋ねたところ、
案の定知らなかった。後でもう一度くるから調べといてくださいと言って
その場を去った。何時間かしてもう一度その売場に行ったら、さっきの
店員さんが目覚まし時計の前でスヌーズのテストをしていた。「四時過ぎ
までは鳴ってましたよ。」 この人何時間もこの時計の前で延々とテスト
してたんか…。ありがたいけど…どんだけ暇やねん。

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平成19年11月08日 木曜日号

“差”

例えば、青山にある外国の高級ブランドショップは買う気が無くても
入ることが出来るけど、京都にある高級呉服屋は多少興味があって
もなかなか入りづらい。これはいいのか悪いのかわからないけど、両
者に何か大きな差があることは確かな気がする。

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平成19年11月07日 水曜日号

“稚拙な言葉”

ある有名な会社の社長とお話した時に「誰に何を言われても自分
の考えを貫かれるタイプですね」みたいなことをその社長に言った。
すると「勘違いされたら困るわ。他人の言うことに耳を貸さなくなった
ら終わりよ、あなた。それは自分の成長を止めてるのと同じよ」と言
われた。なるほど……。その通りかもしれんな。大体、えらい人に
対して言う自分の言葉が稚拙なことにいつも反省する。

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平成19年11月06日 火曜日号

“朝焼け”

最近朝早く起きるようになりました。別に年寄りになってきたからで
はありません。今までよりもう少し時間を有効に使いたいと思って、
そうし始めたのです。朝一人で会社にいると仕事がはかどっていい
ものです。でも、何よりいいなと思うのは、朝の空がキレイなことです。
朝がとても苦手だった自分ですが、今ではすっかり朝型人間。人は
変わるもんです。

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平成19年11月05日 月曜日号

“もったいない”

たまに近くの喫茶店でホットサンドを注文します。専用のプレスする
機械でぎゅーっと押さえてパンの耳を落とす。落としたパンの耳は
捨てるんですね、多分。もちろん知ってはいましたが、改めて見ると
なんかすごくもったいないですね。パンの耳を使ったメニューでもあれ
ばいいのにと思ってしまう。カリカリに焼いたパンの耳をミルクティーと
セットにするとか。〝+100円で耳セットに出来ます〟とか、変でしょうか。

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平成19年11月04日 日曜日号

“世間でさんざん言われていることですが”

反則で勝つという考え方の人は、世界チャンピオンになる資格など
もともとないと思う。ルールすら守れない人が世界の頂点に立って
しまったら大変です。その競技で世界一になる人は、生き方や思想
までも人々の憧れや尊敬に値する人であるべきだと思います。

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平成19年11月03日 土曜日号

“大因州和紙”

鳥取にある和紙の会社、大因州製紙協業組合。僕はここの80歳を
超える会長をすごく尊敬しています。将来こんな風になれたらいいな
と思ってしまうくらい魅力のある人です。この会社のことを書くと長く
なってしまうのでやめときますが、最近商品企画や販売方法等、
昔からやってきたことをいろいろと見直しされているそうで、会長の孫
にあたる女性の方が中心となって進められています。ブログも始めら
れたそうなので、よかったらチェックしてみて下さい。
>>大因州ブログ 『和紙いろはにほ』
創始者の志や代々守られてきたものを新しい世代が受け継いで工夫
を重ねる。こういうのは理想の形だと思います。有松鳴海絞もこういう
風になればいいのに。

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平成19年11月02日 金曜日号

“タテタカコ”

今日お店に寄ったらタテタカコさんが来られていた。何かプレゼント
を探しているとの事でした。お会いするのは「情熱大陸」に出られて
以来な気がする。あの番組を見てから、彼女に対してのファン度が
ちょっと増した。たいしたことは出来ないけれど、また何か手伝える
ことがあればいいなと思う。

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平成19年11月01日 木曜日号

“見た目はよくなくても”

知り合いにつれられていった料理屋。べつにそうたいしたことない
お店だと思っていたらすごくおいしい。そして結構高い。これってあ
る意味感動します。カッコいいお店が高いと、〝オシャレ代〟が入
っているなと思ったりしますが、その店にそれは感じない。他でも言
えることですが、オシャレじゃないものが高いと逆に気になったりし
ます。すごくいいもんなんじゃないかなとか。大したことないものを
見た目だけよくしたものが多すぎるのかもしれません。

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平成19年10月31日 水曜日号

“分かれ道”

苦手なことやつらいことに取り組んでいる自分に対して"無理している、
自分に嘘をついている"ととらえるか、"努力、訓練、修行"ととらえるか。
これは人生の分かれ道だ。

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平成19年10月30日 火曜日号

“子供”

まだろくに話せない2歳の子供にお菓子をあげると、最高の笑顔になる。
そして自分のお気に入りの人が目の前に現れると、足をバタバタさせて
喜ぶ。この行動は教わったことではないと思うので、人間の本能の表れ
なのかもしれない。話すことが出来てしまうと、感情の表現方法が一気に
変わっていくと思う。それがまだ出来ない子供というのは嘘のつき方を知
らない。

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平成19年10月29日 月曜日号

“そこで働く人にとっても”

「今まで会社で何十年もこういう風にやってきたから、今さら変えられん」
今年定年退職した人がポロッとこんなことを言っておられた。そうか、その
通りやな。僕はなんか考えさせられた。会社と言うのは、働いている人に
大きな影響を与える。会社で教えられたことは、その後もその人の人生の
柱になるのではないかと思う。会社がどんな仕事をしていくかということは、
そこで働く人にとってもすごく大事なことだなと思った。

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平成19年10月28日 日曜日号

“同時通訳電子辞書”

最近、外国の方と会う機会が多い。SOU・SOUについていろいろ聞かれるの
ですが、なかなか上手く伝えられないので、そのストレスからか話し終わっ
た後にどっと疲れてしまいます。伝えたいことが伝えられないというのは、
なかなか辛いものです。早く同時通訳してくれる電子辞書が出ればいいのに。

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平成19年10月27日 土曜日号

“サンタクロース”

早くもラジオでクリスマスソングが流れていました。もうそんな季節か……。
クリスマスというのは企業の戦略感がありありで、個人的には好きではあり
ません。流れる歌を聴きながら伊勢木綿にいる2歳の子を見て、この子には
もうサンタクロースを信じさせなくてもいいんじゃないかなーと思ってしまいま
した。

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平成19年10月26日 金曜日号

“学生”

10月から非常勤で芸術系の大学の講師をしています。やはり学生は自分と
違ってピュアだなと感じる。うまく発表できなくて泣いてしまったり、グループ
内で意見対立して人間関係に悩んだり……。自分も上手くプレゼンできなく
て反省することはあっても、さすがによう泣きません。違う会社の人とのプロ
ジェクトで意見が対立しても、そんなことは当たり前と思っているから悩むと
いうこともない。それより、どうすればよいかということを考えなければいけ
ない。本人達にとっては真剣な問題に違いないのだろうけど、こちらにして
みたらそれがうらやましくもある。社会に出てしまったら忘れてしまうような
純真な悩みが学生時代にはあると思う。

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平成19年10月25日 木曜日号

“何処で誰が”

この間作務衣を着るのが恥ずかしいというおじさんがいました。以前にも着物
を着るのが恥ずかしいという人がおられました。気持ちはなんとなくわかるの
ですが、日本国内で日本人が和服を恥ずかしがったら、何処で誰が着るねん
と思います。どっちもカッコいいと思うのですが…。

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