平成19年12月03日 月曜日号
“デザイン歯医者”
最近モダンなインテリアの歯医者が増えてきているように思います。
通院している人に聞くと、受付の女の子も可愛い子が多いそうです。
別になにも悪いことないと思うのですが、なんかひっかかるというか
気になるというか、自分は行かないなという感じ。そういうところに
名医がいるとは思えないのです。偏見ですが。
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平成19年12月02日 日曜日号
“三世代”
年齢、性別にあまり関係ないものを心がけて作りたいと思っていま
す。だからと言う訳ではありませんが、お店に来られるお客様の層
というのは、ファミレス並に幅広いように感じます。おばあちゃんが
子供に地下足袋を買ってあげて、おそろいを自分も買って、外で待
ってたお父さんも子供に勧められてちょっと恥ずかしそうに買う…
みたいなことがあると、ほのぼのしていてとてもうれしい気分になり
ます。三世代が同じ店で買い物するっていうのは、なかなかない気
がします。少なくとも僕にはそういう経験がないので、そう思うだけか
もしれませんが。
平成19年12月01日 土曜日号
“人のためなのでは……”
車で加茂街道を走っている時ふと思った。木が紅葉してキレイなの
はなんのためなのかなーと。孔雀などの美しい容姿を持つ動物たち
は、求愛のためにそうあるのだと言いますが、自然の美しさやキレ
イな花の色は何のためにあるのかというと、やはりそれを必要とする
もの、理解するもののためにあるんじゃないのかな…。そう考えると
紅葉がキレイなのは人のためなんじゃないのかな…。
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平成19年11月30日 金曜日号
“ごちそうさま”
人をもてなすために馬に乗って食材を求め走り回るのが“馳走”で、
それを丁寧にしたのが“御馳走”─食べた後に言う「ごちそうさまで
す」の語源だそうです。江戸時代に出来た言葉だと言われていま
すが、昔は人の家に行ってお風呂に入らせてもらった時等にも使
われていたんですって。要するに走り回って探した材料や、苦労し
て手に入れたものに対してお礼の言葉として使えばよいのです。
いつも無理を言っている工場さんに対して使ってもいいんですね。
ところで、新婚夫婦からのろけ話を聞いたときに言う「ごちそうさま」
はどういう意味なのでしょうか。
平成19年11月29日 木曜日号
“新しい上司”
業績が悪くなった等の理由で職場の上司が変わることがある。
そして上司が変わった途端に辞めていく部下がいますが、これ
は損だと思います。会社は業績を良くしようと内部建て直しを
図るわけで、理由はどうあれ、その際に辞めてしまうとその人
自身が駄目だったようにも映るからです。新しい上司だって鬼
じゃない。ただ重い任務を担っているから一生懸命になり、厳
しくなったりもするのです。新しい組織で心機一転頑張ってみ
るのは自分にとってすごくプラスになるのではないでしょうか。
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平成19年11月28日 水曜日号
“取材”
脇阪さんがある雑誌の取材を受けられた。実は今までは個人的な
取材はほとんど断ってこられました。テキスタイルデザインが表に
出るのは良いけれど、自分自身が出るのは嫌だったのだそう。で
もSOU・SOU経由で来た取材ならいくらでも受けてくれるんです、
TVでも何でも。つまり、何かのためにやるならいいけど、そうでな
いなら興味がないみたいな……そんな感じです。あんまり断るもの
ですから、以前に一度議論を交わしたことがありました。 「テキス
タイルデザイナーという職業は、そんなに開けた世界ではない。又、
テキスタイルデザインというのは、まだ日本に根付いていない」とい
うことを以前脇阪さんがおっしゃっていたので、それならもっと変え
ていくべきではないかというのが僕の考えで、業界のためにも出る
べきところには出た方がいいのでは─というような生意気なことも
言ってしまいました。脇阪さんにとっては迷惑な話だったかもしれ
ませんが、腹割って何でも話せるという関係はお互いすごく幸せだ
と思います。媒体は選んでもいいと思いますが、これからもどんど
ん取材を受けていただければと願っています。
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平成19年11月27日 火曜日号
“風前の灯”
先日手縫い地下足袋のゴム底を作っている工場が廃業された。
ゴム底がなくなるということは、つまり地下足袋が作れなくなると
いうことです。「愛好家がいる限り、手縫い地下足袋の灯は消さ
ない」と言っていた、まるそう産業会長の小沢さんの言葉が頭を
よぎった。なんとかならないのかなと思うのですが、今のところは
工場再開の目処が立っていません。もしかしたら、このまま手縫
い地下足袋〝壮龍〟が作られることはないのかもしれません。
そうなると手縫い地下足袋の一大産地だった埼玉県の一つの歴
史が幕を閉じることになります。
平成19年11月26日 月曜日号
“きっかけ”
ある本を読んでから人生が変わった気がする。でも、その本は、
ある人から「こんなん読んでみませんか」ともらった本だった。
その人は、自分の店にたまに来るお客さんだった。その店は、
昔自分が20代に初めてオープンした店だった。その店を始めよ
うと思ったのは、ある会社に入ったのがきっかけだった。その
会社に入ったのは、ある学校に行ったのがきっかけだった。その
学校に行ったのは、ある雑誌に載っていたのがきっかけだった。
その雑誌を買ったのは、たまたま好きなタレントが載っていたか
らだった。
人生を変えるような本に出逢うことも、いろんなきっかけの軸線上
にあるのだなぁと思う。
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平成19年11月25日 日曜日号
“日々是好日”
禅語の本を読んでたらこの言葉が書いてあった。どんな日でも毎日
は新鮮で最高にいい日だという意味だそうです。嫌いな人に会った
日も、嬉しい出来事があった日も、雨の日も、晴天の日も、恋愛も、
病気も、その全ての感情を大いに味わって過ごせば、かけがえの
ない日になる― 深いです。その〝すべての感情〟の積み重ねが
人生というものなのでしょうか。
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平成19年11月24日 土曜日号
“適正価格”
SOU・SOUの商品を安いと言って下さるお客様がおられます。逆に
高いと言われるお客様もおられます。こんな風に意見が分かれる
のは、ちょっとうれしい。わかる人にはわかるのだなぁと思えるから
です。でも本当は、全て適正価格だと自分では思っていますが…。
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平成19年11月23日 金曜日号
“電話”
同じ職場にいるとスタッフの電話の出方、話し方がだんだん似てき
ます。上司に似ていくのかどうかはわかりませんが、誰かに影響さ
れるのだと思います。たまにその人だと思ってたら違う人だった…
というくらい似ている話方をする人がいたり。
会社で電話と言えば、昔サラリーマンやっていた時に上司の人が
よく違うフロアの電話を使っていた。そういう場合、たいていは仕事
をミスした時の電話でした。まわりに聞かれたくないことは、違うフロ
アで電話するのです。実は僕もよくやっていました。僕が行くとその
フロアの人に「あっ、若(僕のあだ名)!また仕事ミスしたんか?」と
か言われるのです。「シーッ!」とか言いながらこそこそ電話してい
たのですが、今となっては楽しい思い出です。携帯がなかった時代
とはいえ、よく考えたらわかりやす過ぎる行動ですね、すごく。
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平成19年11月22日 木曜日号
“おしゃれは我慢”
20代の頃はよく「おしゃれは我慢」と言っていました。はきにくいピ
タピタ皮パンや歩きにくい靴、怪我しそうなアクセサリー等、見た目
(別にそう大した見た目でもありませんが)を優先した格好をしてい
ましたし、そういったものを売っていました。
最近、女性の方が寒いのに半ズボンをはいておられるのもきっと
「おしゃれは我慢」なのでしょうね。でも、この間早くもダウンジャケ
ットを着てると思ったら下は半ズボンで、おまけにサンダルという
格好の男性がいた。いくらなんでもおしゃれには見えないし、寒い
のか暑いのかどっちやねんと言いたい感じ。人のことはどうでもい
いとは思うのですが、昔はこんなちぐはぐな格好をする人いなかっ
たのではないでしょうか。
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平成19年11月21日 水曜日号
“提案型”
お店に行くと〝おすすめ〟を出して欲しい。食べ物屋でも服屋でも、
そのお店、その人のおすすめというものを見てみたい。そして、自分
の知らないことを発見したいと思う。ひょっとしたら新しい好物が出
来るかもしれないし、自分では選ばないけど似合う服等もあるかもし
れない。勧められたものが気に入らなくても別に問題ない。個人的
には、お店の自慢の品というものを勧めて欲しい。自分も人に対し
ては、そういう考え方で接していると思う。
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平成19年11月20日 火曜日号
“口癖”
「1日がとても長いなー。」
「一週間がなかなか経たないよ。」
「今年一年は長かったー。」
などという人はほとんどいない気がします。全然仕事をしていない
人でも時間がが経つのは早いなーと感じていると思います。いつ
頃から人はこういう感覚を持ち始めたのでしょうかね。時間が経つ
のが早いなーと言うのが口癖のようになってるのがなんか嫌です。
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平成19年11月19日 月曜日号
“違和感”
ある古い町家に行った時、借りたトイレに最新のウォシュレットが
付いていた。ドアを開けるやいなやウィーンとフタが開いて少しビッ
クリする。これが夜だったら、もらしてしまうかもしれない。この自
動トイレ自体は、今の世の中特に珍しいものではないと思いますが、
場合によっては汲み取り式かもしれない感じの家に付いていると、
驚きと違和感がある。すごく古いものと最新のもの共存させるのは、
なかなか難しいのかもしれません。
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平成19年11月18日 日曜日号
“社長の態度”
食品業界の不祥事が世間を賑わしていますが、これらは会社レベル
の問題ではなくて、きっと業界全体がずーっと前からそういう風潮で
やってきたのではないでしょうか。そして、あれこれ取りざたされて
いる今「やばいなー」と思ってる会社がいっぱいあったりして。そこで
働いている社員なんかも、後ろめたい気分で毎日仕事しているのか
もしれません。今度はウチかな…と思いながら。でも、こういう問題が
出た時の社長の態度って大事ですね。それ次第で会社の今後の全
てが決まる気がします。
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平成19年11月17日 土曜日号
“お直し”
先日、ちょくちょくお世話になっていた服のお直し屋さんに行ったら
つぶれていた。仕事が早くて気のいい人がやっていたので残念
です。エコがもてはやされている今、本当はお直し屋さんみたいな
商売こそ、どんどん仕事が増えてもいいはずなのですが、実際は
そうではないのかもしれません。でも、10年前に買った服とか、流
行遅れのものとか、そんな服のサイズをちょっと直すだけで、驚く
ほど良くなったりすることもあります。行きつけのお店があったら、
相談してみてはどうでしょうか。「以前にここで買ったんですけど、
なんかサイズが合わなくなってしまって、もう着られないんです。
どうすればいいですか?」とか。そういう事に柔軟に対応してくれる
かどうかも、お店にとって大事な要素だと思います。
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平成19年11月16日 金曜日号
“声”
先日KBS京都(京都ローカル)のラジオ番組に出させてもらった。
数分のコーナーだったのですが、久しぶりに自分の声をモニターで
聞いて嫌になった。僕は自分の声があまり好きではありません。
多くの方が経験あると思いますが、小学校の時カセットテープで
自分の声を録音して始めて聞いた時のショックを思い出す。
今は、あーこの声こそが本当で、自分がいつも聞いている声はウソ
なんやと思えるからいいのですが。自分の本当の声が嫌いなんて
いっているのは自意識過剰な証拠かもしれません。
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平成19年11月15日 木曜日号
“源兵衛さん”
「キミ、じっくりやりや。会社を大きくしようなんて思わんでええで。
続けることが大切や。マーケットをよく見ながら頑張りや。」
250年続く室町の老舗帯問屋 誉田屋源兵衛さんに言われた。
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平成19年11月14日 水曜日号
“ちょっとした事”
僕はちょっとした事で何かを好きになったり、嫌いになったりする
性格です。小さい頃からそうでした。と言うことは、ちょっとした事
とは言え自分にとってはすごく大きな事だと言えるのではないか
と思っています。
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社長、ふと、お伺い!
一日一駄話は、当初から毎日アップされてますか?
この一日一駄話を見て、ちょっと聞いてみたく・・。
どこまでの日記が遡れるのだろうか?と。
よっ!様
コメントありがとうございます。
2007年1月1日から毎日アップしてますよ!
お時間ありましたらご笑覧くださいませ。。