一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

平成19年09月25日 火曜日号

“アイデア主婦”

アイデア満載のスーパー主婦みたいな人ってたまにおられますね。
掃除道具やスリッパ、そのほか様々なアイデア商品を考えられて
特許を取られたり。いろんなアイデアが泉のように湧き出る人は多い
と思うのですが、問題はその後だそうです。どんなデザインでどこで
作ってどうやって売るか。これがなかなか出来ないらしく、アイデア
止まりになっていることが結構多いのだそう。そこから先をちゃんと
出来るというのは、また別の才能が必要なのかもしれません。
どんなことにも言えそうですが、アイデアを出す事は出来ても、ビジ
ネスにまでこぎつけて、さらに成功する人というのはほんの一握りだ
と思います。

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平成19年09月25日 火曜日号

“しけったせんべい”

しけったせんべいを食べると、昔よく行った駄菓子屋を思い出す。あの頃は
よくしけったせんべいを買わされていたものだ。当時はちょっと我慢して食べ
ていたけど、自分の中でテンションは確実に下がっていた。
それにしても駄菓子屋の店番は、おばあちゃんが良く似合う。子供が中心の
客層にもピッタリはまっている。同じおばあちゃんでも、もし外国人のおばあ
ちゃんが店番していたらどうでしょう……全く似合わないですね。

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平成19年09月24日 月曜日号

“興味のない職人”

いろいろな産地があって、様々な職人さんがおられると思いますが、
たまにすごくピント外れなデザインのものというか、時代に合っていない
ものに出合います。そういうものを作っている職人さんに限って、自分
では実際に使っていないという人が多い気がするのです。そして、そう
いう人は自信たっぷりに〝昔〟を否定しがちです。「そんなん時代遅れ
と違うんか」とか、「今はまた、こんなんがいいんかい」など。古くから
あっても良いものは良い、新しく作ってもいらんものはいらん。自分が
興味ないから新しくていいものが出来ないのです。

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平成19年09月23日 日曜日号

“心は亡くなってない”

忙しいという漢字は心が亡くなると書くんですね。なんか嫌な言葉です。
これに気付いてからは"忙"という漢字は使わないようにしています。
なるべくひらがなで書いています。こんな漢字も書けないのかと思われ
てるかもしれませんが。また、忙しいですか?と聞かれたときは全然です
と答えます。それは別に暇ということではなく自分は心は亡くなってない
という意味で言ってるつもりです。仕事を楽しんでいる人に対してはもっと
他にいい言葉があればいいと思うのですが。

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平成19年09月22日 土曜日号

“アニメーション”

先日、三鷹の森ジブリ美術館を訪れた。初めて行ったのですが、
あらゆる面で驚いた。まず、ああいった世界観を出せることが素晴
らしいし、うらやましいと思った。そして、アニメーション制作という
のは大変な仕事だということも、ほんの少しだけわかった気がする。
最近出会う人は、気の遠くなるような仕事をしている人ばっかりだ。

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平成19年09月21日 金曜日号

“我慢”

環境問題がいろいろなところで話し合われていますが、いずれの方法に
しても結局〝我慢すること〟抜きでは語れないのではないかと思う。

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平成19年09月20日 木曜日号

“続ける”

世界に誇れる日本の技術や文化があるとすれば、それを支えている
人達を誇れるということでもあります。古から伝わる素晴らしい織りや
染め、神社仏閣を建築・補修する宮大工、究極の食文化を創造する
料理人、茶道、華道、書道等々、これらの職に携わっている人達は皆、
訓練に訓練を重ねた人だと思います。何年も同じ事をやり続けている
人とも言えます。つまり日本人に大切なのは、同じ事を延々と続ける
ことだと思うのです。

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平成19年09月19日 水曜日号

“正反対”

自分の主張を通すのがアメリカ人。
まわりとの調和を大切にするのが日本人。
暑ければ裸で歩けるのがアメリカ人。
暑ければ、涼しげに見えるものを着るのが日本人。
個人で力を発揮するのが得意なアメリカ人。
チームワークで力を発揮するのが得意な日本人。

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平成19年09月18日 火曜日号

“長く付き合う”

人の良さなんてそんなに短期間ではわかりません。いい人だと思っ
てたけど、何年か付き合うと嫌な人だったり、嫌な人と思っていたら
何年か後には信用ある人と言うことに気づいたり。何にしても長く付き
合わないとわからないことってあると思います。そして長く付き合うと
いうこと自体にも何か意味があるのではないかと思います。

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平成19年09月17日 月曜日号

“いい布”

昔から日本で作られてきた布は、肌触りがいいデリケートがものが
多い。それゆえに弱いから、ある布はJIS規格に合格しないんですと
か聞いたことがあります。いいんです、そんなもん合格しなくても。
日本中のいろんな産地の良質の布が、それらを生かす人達に出会う
ことによって、いい形で発展していけばそれでいいのです。

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平成19年09月16日 日曜日号

“おもちゃ箱”

小さい頃ピンクのバケツが僕のおもちゃ箱でした。メンコやビー玉、
超合金のロボット等がゴチャ混ぜに入っていました。実家の2階の
押入れにずーっと残っていたそのピンクのバケツを僕は帰るたびに、
何が入っているのかなと少しウキウキしながら覗いていました(もち
ろん中身は変わるはずがありません)。
5年前に実家を建て直した時、そのバケツは捨ててしまったのですが、
何故か今になってちょっと後悔したりします。それは小さい頃楽しく
遊んでいた思い出をたどるための道具だった気がします。

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平成19年09月15日 土曜日号

“キレイ”

以前「若林さんにとってキレイというのはどういう事と考えていますか」
とメールで質問を頂いたことがあります。僕はキレイというのはバランス
が取れた状態だと思います。単色では汚く見える色も周りにくる色次第
では、バランスが取れてキレイに見える時がある。書などは、一文字
だけで見たら間が抜けていても、文全体で見たらすごくバランスが取れ
て美しい。ヨーロッパで見た素敵な建物も、左京区にあったのではおか
しなものになるし、電車の中でメイクをしている女性は自分ではキレイ
になっていっているつもりでも、周りからしたら非常識でアホな人に見え
ている。言葉、行動、ファッション、生き方。全て周りをよく見てバランス
を考えるということが〝キレイ〟を作る要素ではないかと思います。

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平成19年09月14日 金曜日号

“コンセント”

昔に比べて日常生活に電化製品が増えました。電気屋さんには、
タコ足や延長コードがたくさん売っているので、それだけ需要がある
のだと思います。従来の2個口コンセントもそろそろバージョンアップ
しなければいけない時代ですね。それと家電メーカーは2個分の幅を
とるACアダプターを改良してもらわないといけません。コンセントの
間隔をよく見て設計しないと。けっこう多くのユーザーが困っているの
ではと思います。

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平成19年09月13日 木曜日号

“最高”

自分のやりたいことをやるのは楽しいが、〝最高〟ではない。
人が出来ないことをやることに〝最高〟を感じるのだと思う。
これは技術的なことだけではなく、考え方にもあてはまる。
誰よりも早く走ることが出来る等はもちろん、誰よりも強く何かを
信じるというのも〝最高〟と言える。

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平成19年09月12日 水曜日号

“厳しい規定”

めったに行かない大手スーパー。仕入れ商品の企画についてはかなり
うるさいのだそうです。色落ちや強度、安全性…。スーパーのいろんな
規定をパスしないと、商品がお店に並ばないのだそう。どんだけパスした
かは知りませんが、欲しいものがあんまりないのは、なんででしょう。

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平成19年09月11日 火曜日号

“精神”

今の日本人に足りないのは精神力だと思います。昔の人には到底
かなわない。豊かな食事、携帯電話、エアコンetc..。豊かになった分、
どこかで自分に厳しくして精神を鍛えなければいけないのだと思う。

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平成19年09月10日 月曜日号

“経験で語る”

自分の経験で物事を話す人は好き。人からの伝聞や本からの知識だけ
で知ったかぶる人は、話している内容が正確だったとしても、なんか心に
響かない。一方、自分の経験で話をする人は、多少変なことを言っても、
こういう考え方もあるのかと前向きに聞けるし、尊敬も出来る。

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平成19年09月09日 日曜日号

“評論家”

ものを作る人はアーティスト、ものづくりを語るのは評論家。
作ったことのない人が、わかったようなことを言う。

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平成19年09月08日 土曜日号

“上司”

上司は部下の仕事を邪魔してはいけないと思いますが、部下もまた
上司の仕事がスムーズに運ぶように工夫しなければいけません。もち
ろん、邪魔しようとしている人なんていないと思いますが。上司の仕事
がスムーズに進むように工夫をすれば、決定がスムーズに行って、結果
仕事全体が非常にはかどると思うのです。そして、上司というのは味方に
つけておくと大変便利なのです。

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平成19年09月07日 金曜日号

“変えられる訳ないやろ…”

僕の数少ない友人で、すごいやり手の男性がいます。
グレードの高い飲食店やカフェ、ギャラリー等を経営しているだけでなく、
ファッションブランドもやっています。もうすぐパリコレやろかなとか言って
ました。いつも、この人は並じゃないなと思うのですが、そういえば昔、
マクドナルドで月見バーガーが発売された時「一緒にどんなんか食べ
てみよーや」とその彼に誘われてお店に行ったことがあります。そして、
「月見バーガー2つください」
「かしこまりました」
「あ、ちょっと待って。そのうち一つは卵半熟でお願いしたいんやけど」
「そ、それはちょっと出来かねますが」
「あ、そうなん」
あ、そうなんって、こいつ何考えとるねん。誰が考えたって、ここで1個
ずつオーダー受けて卵焼いてるわけないやろ…。横にいた僕は一瞬
引いてしまいましたが、すぐに気を取り直して、まーこんなことでも出来
るかどうか一度聞いてみるというのが彼の素直さであり、いいところ
なんやなと思うことにしました。しかし、その直後、
「すいません。月見バーガーのセットの内容は変えられるの?」
変えられる訳ないやろ…。

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