平成20年01月31日 木曜日号
“20年前のシャツ”
3年ぶりくらいに同級生に会った。近くを通ったらしく、ふらりと会社に寄ってくれたのだ。いろいろ話をしているうちに、ふと彼の着ているシャツに目がいった。それは昔働いていた会社で20年くらい前に作ったものだった。ハマレーというブランドの生地を使っていて縫製もとてもきれいなので、今見てもすごくクオリティが高く感じた。すごく大切に着てくれていたのだと思う。
表からは見えないけど、衿の中に入っている芯の品質やその貼り方、生地の地の目等もあの頃すごく研究していた。ちゃんとしたものを作るのは大事なことだと改めて感じた。
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平成20年01月30日 水曜日号
“朝の掃除”
僕は朝、店の周りをほうきで掃きます。でも、そんなにたくさんのゴミはありません。それもそのはず、実は僕の出勤前に近所の喫茶店のマスターが、ビルの周辺を毎朝掃いてくれていたのです。先日いつもより早く出勤した時に、その姿を見て気づきました。こんな所まで掃除をしてくれていたとは……。よく行く喫茶店なのですが、あまり話をすることがないので知りませんでした。今度一言お礼を言いたいと思う。
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平成20年01月29日 火曜日号
“眼鏡顔”
小さい頃は視力が良かったので、眼鏡はかけていなかった。大人になってから目が悪くなり、30代半ばから眼鏡をかけ始めた。たまに眼鏡を外すと、何かおかしい。物足りない感じ。
思うに、仮に目が良くなったとしても、もう眼鏡は外せない顔つきになった気がする。こういうのを眼鏡顔というのでしょうか。
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平成20年01月28日 月曜日号
“辛い時に辞めない”
僕には姉がいます。東京で美容室をやっています。最近ある本に姉のキャリアについての記事が載っていた。あんまりちゃんとは読んでいないけど「自分は辛い時に仕事は辞めたくない。」という一節があった。そういえば昔美容室に勤めていた時も仕事がきついとボヤきながら「でも辛い時に仕事は辞めたくない、これを乗り越えて楽しくなってから辞めるかどうかもう一度考える。」とか言ってたのを思い出した。当時はそう思わなかったけど実は結構根性あったんだな。
今二十代の女の子の口からこんなこと聞いたらちょっと感動しそうな気がする。
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平成20年01月27日 日曜日号
“風呂場の鏡”
我が家の風呂場の鏡はいつも曇っています。いくらふいてもすぐ曇るのです。昔通ってた銭湯の鏡も曇っていました。一番クリアな鏡を探しては、その前に座っていました。
先日出来たばかりのホテルに泊まったのですが、バスルームの鏡はやはり曇ってました。実は風呂場で曇らない鏡って、珍しいものなのでしょうか?つまらないことですが、すごく気になってます。
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平成20年01月26日 土曜日号
“今週の写樂④<佐藤麻里子さん>”
今回の写樂は、パリ在住のコーディネーター、佐藤麻里子さんです。彼女にお会いするのは3年ぶり。話がとても上手な方で、パリの話を聞いていてもイメージがすごくわいてきます。現地での取材・イベント等に必要な人や場所を手配したり、通訳をしたりするのが佐藤さんのお仕事だそう。今年予定しているパリでの展示会のことも、何かご協力して頂けたらいいなーと思います。
平成20年01月25日 金曜日号
“意識の変化”
今日は有松鳴海絞JAPANブランドプロジェクトの会議で夕方から名古屋に入った。青山店での展示会の結果報告や今後の事などを話した。うれしかったのは有松鳴海絞りの産地オリジナルブランドがやっと始動してきたことと、今まで中国製ばかりだった業者が国産に力を入れ始めてきたこと、そしてSOU・SOU×有松鳴海絞の商品を取り扱って下さる地元の業者ができたことなどです。
着実に前進している感じがしてすごくいい。商品があがってくる春からが楽しみです。
平成20年01月24日 木曜日号
“思いがけない反応”
雪が舞い振る中、自転車で細い小路をとばしていると、十字路でタクシーと出くわした。ドライバーは自転車を優先させてくれたのですが、「どうぞ」とタクシーに道をゆずった。すると、運転手と一緒に後ろに乗っていた品の良さそうなお客さんまでが「ありがとう」と頭を下げられた。思いがけない反応でちょっと心が温まった。
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平成20年01月23日 水曜日号
“合評会”
今日は本年度最後の大学の授業で、合評会が行われた。学生の作品は、いいものもそうでないものもあった。そして、ここでも大切なのは作品に対してのプレゼンテーションだ。
僕は学生のプレゼンに対してああだこうだ偉そうなことを言いながら、自分にも当てはまることがあるなと考えていた。学生相手に何かをするということは、自分を見つめるいいきっかけにもなる。
平成20年01月22日 火曜日号
“プレゼンテーション”
人に何か伝える─ いわゆる〝プレゼンテーション〟をする事が最近多くなってる気がします。自社で何かを作るのとは違って、相手にデザインを理解してもらって初めて次の段階に進む仕事なので、どれだけ伝えられるかが大切になってきます。10表現するためには20用意しとかないといけないなーと思います。とても奥が深くて面白い。
でもよく考えたら、普段の打ち合わせも、お店での接客も、相手がある仕事の全てがプレゼンテーションです。それ次第で仕事や売上も全然変わってきます。そうか全て同じことか...。
平成20年01月21日 月曜日号
“変化球”
お付き合いさせて頂いている諸先輩方に注意されることがあります。そういう時はあまりハッキリではなく、かなりやんわり言われます。この言い回しは、ある意味匠の技やな…と思う。
注意する側が高度な技術で変化球を投げてくるとすれば、それを受ける方もやはりそれなりの技術がなければちゃんと受けとめられないという事だと思う。そう考えるとはっきりダメ出しをする直球型の人は、受ける方はかなり楽だと言えます。
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平成20年01月20日 日曜日号
“スヌーズ”
一人のときにたまにやる〝スヌーズ遊び〟。目覚まし時計のアラームで朝起きて止める。→また寝る→スヌーズ機能で5分後にまた起きる。→止める。→また寝る……10回繰り返すとほぼ1時間なので、本当に起きなければいけない時間の1時間前に設定するのです。
僕は朝起きて完全に目が覚める前にもう一度布団に入るのが大好きなのです。特に冬場は最高です。
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平成20年01月19日 土曜日号
“今週の写樂③<もりたもとこさん>”
第3回のは室町の異端児、もりたもとこはん。SOU・SOU作務衣のお店の中がなんかにぎやかやなーと思って覗いてみたら、もりたさんが暴れておられた。写真ではわかりづらいですが、頭はソフトモヒカン状態です。この人は洋服でも和服でも何を着てもよく似合います。ちなみに、もりたさんの写真を撮らせたら僕の右に出る人はいません(笑)。
平成20年01月18日 金曜日号
“ニセモノ”
臼井さんのHPを見たら伊勢木綿のニセモノがあるとのこと。伊勢木綿じゃないのにウソを言って販売するなんて、いろいろ取りざたされているこのご時勢に、勇気ある業者がいるもんです。それを売っている問屋も同罪です。
しかし、そんな業者と取引している糸屋とか、そこで働いている職人の方がかわいそうだと思います。
平成20年01月17日 木曜日号
“寺の標語<睦月>”
今年から始める2つ目のコーナーです。毎月SOU・SOUの近くにあるお寺の標語をご紹介していきます。いろんなお寺の前に標語が貼ってあると思いますが、僕はこれを見るのが結構好きです。1月は裏寺通にある宝蔵寺です。
平成20年01月16日 水曜日号
“勉強”
すっごく忙しそう、かつ、話を聞いている限りでは問題山積み。仕事大変ですねーと言うと、本人は意外とそうでもない感じ。「普通の人なら泡吹いてるかもね」とあっさり言う。要するにその人の考え方次第で事の大小が決まるのだなと気づく。
ある程度の問題や損失は〝起こるもの〟と思っている人からすれば、全て想定内の出来事になる。「それが普通でしょ?」みたいに。こういう考え方が出来ると、また仕事の進み方が違ってくるかもな…。一つ勉強になった気がする。
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平成20年01月15日 火曜日号
“空を飛ぶ夢”
仕事をしながら横で『ハウルの動く城』のDVDを流していたのですが、主人公のハウルが空を飛ぶシーンが僕のよく見る夢に似ていた。なんとなく上にファーッと飛べたり、ちょっと手足を動かしてバランスを調整してみたり、夢の中の自分は飛び方をちゃんと知っているのです。飛んでいる最中に「人間が飛べるわけないやん」と思ってしまうと、スーッと落ちていきます。そんで「いやいや、飛べる飛べる!」と自分に言い聞かせるとファーッとまた上がる。どこかで夢だと気づいている部分があるのかもしれません。結構この夢を見るのが好きです。
ちなみにこの夢についての夢占いは見ません。あまり良いことが書いていない気がするので。
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平成20年01月15日 火曜日号
“今週のおすすめ07:干支てぬぐい ね”
今週のおすすめは毎年お正月販売される「干支てぬぐい ね」です。
今年のデザインはカタカナのネをモチーフにデザインされています。(昨年までは漢字)
ネズミが楽しく走っている絵が浮かんでくるような・・・
かわいいデザインだと思います。
てぬぐいの2枚あわせののれんにしてもステキです。
こんなコーディネートはいかがですか。
いろんな組み合わせが出来るのでおすすめです。
>>SOU・SOU netshop「干支てぬぐい ね」
大原
平成20年01月14日 月曜日号
“特番より”
年末年始の番組は、スペシャルが多いわりに内容はそうおもしろくない(今年は特にそういう気がした)。今年はテレビよりYOU TUBEを観ている時間のほうが長かった気がします。キョンキョン、サザン、松田聖子、トシちゃん、岩崎宏美、etc…昔の映像観ながら一人で〝夜のヒットスタジオ〟気分だった。
それにしても、やっぱり八神純子は歌がうまい。
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平成20年01月13日 日曜日号
“日本語を捨てる”
50過ぎのある職人さんとの打合せで、僕が「白、黒、青で展開したいと思うんですよ。」と言ったら「わかりました。ホワイト、ブラック、ブルーですね。」と何故か英語に言い直された。そして「大きさは男性用と女性用を考えています。」と言ったら「あーそうですか。メンズとレディースサイズね。」と言いながらメモしていた。
別にその人は嫌味で言っているのではない。きっと本当にこの手の単語は英語の方が日常生活に浸透してしまっているのでしょう。こういう傾向は今後ますます進んでいくのだと思いますが、なんとなく日本語を捨てていっているという気がして少し残念な気もします。