一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

平成20年07月11日 金曜日号

“並ぶ”

今日は話題のアイフォンが発売だったようです。何百人も並んでたそうですね。スゴい。
今日の朝のミィーテングでスタッフと話してたんです、最近並んでまで買うことがなくなったなーって。例えば洋服を並んで買う…なんて聞くと、今はちょっとオタクな感じがします。本当にオシャレな人は並んだりしてないなーと。食べ物屋さんなんかは別ですけどね。
今後はネットショッピングなんかもますます盛んになっていくと思うので、並んで買うという人もさらに減っていくんじゃないかなと思います。それとも、話題作りの戦略として残っていくのかな。

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平成20年07月10日 木曜日号

“限定”

「〝限定〟という言葉に弱いんですー」という人、たまにいます。
個人的には、〝限定〟という言葉そのものには今は全く興味ありません。というか、もともとファッションブランドなんて存在自体が、期間限定みたいなもんです。そして、限定じゃなくてもほとんどのものがすぐに生産を終了してしまいます。本当は同じものをずーっと売り続けることの方が、よっぽどむずかしいのだと思います。それこそ極めて限定されたデザインだと言えるのではないでしょうか。

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平成20年07月09日 水曜日号

“ギャラリーしつらい⑭<足袋下の原画>”

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今週のギャラリーしつらいは、進行中の足袋下の原画の一部です。
左上から「金平糖」、「入道雲」、「水模様」、「朝顔」という柄名です。
このシーズンに出すデザインというのは、少しでも涼しげなものにしたいと思っています。特にボーダーと水玉の入道雲はSOU・SOUらしさがよく現れていて好きです。

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平成20年07月08日 火曜日号

“単純”

今日は打ち合わせやその他、人と話すことが多くて脳が疲れ気味やなーと思ってたら、何故か夜になって急にいろんなアイデアが浮かんで来てデザイン画を慌てて描いた。
それだけで一気にテンションがあがって、さっきまでの疲れがゼロになった。なんて単純な生き物、オレ。自分でも笑けてくるのでした。

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平成20年07月07日 月曜日号

“オープン初日”

本日何とか無事オープン致しました。

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お花をいろいろ贈っていただいたり、初日から取材をして頂いたりしてすごく有難いと思いました。
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〝ルコックスポーツ様〟というのがウケます(スポルティフよりは言いやすいと思いますが・・・)。花屋のおっちゃん、間違えたのでしょうね。
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スタッフはやや緊張気味かな...。
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奥の和室は辻村さんの真骨頂ですね。今日は脇阪さんとずーっとしゃべってました。和食屋の個室の感覚です。
なんかフレッシュな気分になった1日でした。SOU・SOUルコックスポルティフをこれからもよろしくお願いいたします。

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平成20年07月06日 日曜日号

“四つ葉のクローバー(2)”

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とうとう乗っちゃいました。
この前と同じ場所で手を挙げたら、全く同じシチュエーションでヤサカが来ました。
四つ葉を確認したときに心の中で「よっしゃ!」とガッツポーズ。でも、乗る時にはとりあえず気づいていないふりをしました。
運転手さんから「幸運が訪れますように」と例のカードをもらった時に「えっ!この車、四つ葉ですか?」とわざとらしくリアクション。そして、四つ葉のタクシーの様々なエピソードを車中で聞きました。暴走族のバイクに挟まれて、写メを撮られたこともあるのだそう。お客さんを乗せていたらしく「どうしようかと思いましたー」と言っておられました。
今まで全然見たことなかったのに、ちょっと気にするようになってからこの短期間で2度も遭遇しました。いいことありそうです。
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明日から新カテゴリー〝SOU・SOU le coq sportif〟のお店がオープンします。ご来店お待ちしております!

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平成20年07月05日 土曜日号

“今週の写樂(25)<大和工業の職人さん>”

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新店舗〝SOU・SOU le coq sportif〟の改装工事をして頂いている大和工業の職人さん達です。
本日完成し、7月7日(月)のオープンに向けて只今準備中です。
〝SOU・SOU le coq sportif〟。他のどこにもないお店です。京都にお越しの際には是非お立ち寄りください。
ちなみにお店の看板は脇阪さんにお願いして描いてもらいました。
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平成20年07月04日 金曜日号

“味平(あじへい)⑦<鮎>”

今が旬の鮎です。

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焼き鮎、鮎寿司を食べました。お茶会がてら久しぶりに伺った美山荘にて。
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外ではアオガエルが鳴いていました。
美山荘までは車で一時間位なのですが、ものすごく遠くに来たように感じます。
帰りには蛍がいっぱい飛んでいました。

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平成20年07月03日 木曜日号

“味平(あじへい)⑥<チロルチョコ>”

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SOU・SOU×チロルチョコが発売になりますー!
…というのはウソで、ある会社の社長から頂いたものです。すごくカワイイですよね。実際に商品化したら売れそう。
結婚式の引き出物とか、誕生日プレゼント等、各種イベントにぴったりです。別に僕はチロルチョコの回し者ではありませんが。
誰でも作れるそうなので、興味がある方はHPをチェックしてみて下さい。

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平成20年07月02日 水曜日号

“ギャラリーしつらい<縞>”

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手描きの縞模様いろいろ。
こういうのは脇阪さんの真骨頂です。
これらは今年の伊勢木綿反物のデザイン画です。
出来上がった反物を見ると、やはり昔のものとはちょっと違います。
秋にはまた違った縞模様を作る予定です。

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平成20年07月01日 火曜日号

“寺の標語<文月>”

七月に入りましたので今月の標語を。

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祇園祭の季節です。
なんてことはないのですがウキウキします。

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平成20年06月30日 月曜日号

“関西弁”

関西弁っておもしろいですよね。しゃべっていてもおもしろいし、文章にしてもおもしろい。関東弁と比べてそう思います。
「何でだよ!」よりも「何でやねん!」、「そうだよ」よりも「そやでー」の方がおもしろい。
ウチの奥さんは関東の人ですが、京都に住んで15年くらい経つので、言葉のイントネーションが関の東西入り乱れでめちゃくちゃです。実は、これが一番おもしろいのです。

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平成20年06月29日 日曜日号

“恵まれてるな”

あるイベントでいろんな業種の人と話をする機会があった。
ある会社のオーナーの方が「もー、人の問題で大変ですわー。」と言っておられた。横にいた人も「ほんまに大変!」と嘆いておられた。
どんな会社もそれなりに大変なんだろうと思いますが、そんなことよりそこまで言わせてしまう社員ってどんなんかなーと思ってしまう。社長の言うこと全然聞かないのかな。
その点ウチは恵まれてるなと思う。

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平成20年06月28日 土曜日号

“今週の写樂(24)<大澤美樹子先生>”

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今週の写樂は脇阪さんの奥さん・・・ではなく、女子美の大澤先生です。今回の脇阪展を企画した方です。すごく品のある、か弱い女性に見えますが、実はとてもパワフルな方だそうです(脇阪さん談)。
この写真、二人とも良い笑顔です。
あと残すは1日のみ。行かないと後悔しますよー。

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平成20年06月27日 金曜日号

“いないのではなく必要としてこなかっただけ”

先日ある人が「テキスタイルデザイナーを探したけど、なかなか見つからないんです」とおっしゃっていた。僕は「それはプロのテキスタイルデザイナーを生かす環境が日本になかったからだと思います」と答えました。
昔に比べて蛍が少なくなってしまったのは、蛍が生きられる環境を人間が壊したから─というのと同じ理屈だと思うのです。テキスタイルデザイナーだって何デザイナーだって、その人達ががんばって活躍できる環境が揃わないことには生きていけないし、業界も発展しない。先達がテキスタイルデザインというものを重要視してこなかったことが、こういう現状を作ったのだと思います。

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平成20年06月26日 木曜日号

“海水着”

学生におもしろい本を見せてもらった。
20080626-080626a.jpg 明治時代の水着を着た女性の写真集です。ちなみにプールというものが出来るまでは水着のことを〝海水着〟と呼んでいたそうです。
モダンなボーダーの海水着を着た女性がいっぱい写っています。腰には帯を巻いて、麦藁帽子を手に持つのが流行だったみたいです。
20080626-080626_1.jpg 20080626-080626_2.jpg こんなボーダーTシャツ、作ってみようかな・・・。

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平成20年06月25日 水曜日号

“ギャラリーしつらい番外編⑤”

いよいよ次の日曜日で終わる女子美の脇阪展。皆さん、行かれましたでしょうか。
今回のギャラリーしつらい番外編は、個人的に気になったものをちょこっと紹介したいと思います。

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漢字のテキスタイルデザイン。なかなかレアです。

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〝間〟のカラーバージョン。

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マリメッコ時代のもの。まるで着物のようです。今でも十分いけそう。

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この絵を見た人に感想を聞きたいと脇阪さんが言っておられました。

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最後は、若かりし日の脇阪さんとマリメッコの創業者アルミ・ラティア。

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平成20年06月24日 火曜日号

“有松絞り祭り”

先日行った有松絞り祭りでは昨年までとの違いを感じることが出来た。
「これは100%国産ですから!!」
お客さんに対して現地の職人さんのアピールがはっきり見受けられた。中国製との差別化を精力的にされ始めたのだな・・・。
ただ、あまりそこだけ声を大にするとちょっと違和感もある。有松絞り祭りに並んでいる商品が有松産だというのは、何も知らない一般の人にしてみれば当たり前のこと。実はそのほとんどが中国製だという事のほうがびっくりするのです。
時間はかかると思いますが、有松鳴海が本来のモノづくりの町に戻っていけばいいなと思う。

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平成20年06月23日 月曜日号

“不思議”

東京の大企業で頑張っている親友が1年くらい体調が良くないんです。ずーっと仕事も休んでいるみたいです。気にはなるけど、そっとしておいた方がいいと思って特に連絡はしていませんでした。
この間の土曜の夜に何故か突然カミさんが「彼、どうしてるかなー」と僕に言ったんです。僕は「大丈夫やと思うよ。周りにいい人がいっぱいいるから。」と答えて寝ました。そして次の日の午後にふと充電中の携帯を見たら、その彼から着信履歴が入っていたのです。電話してみると、土曜の夜から京都の実家に来ているのだそう。
こんなこともあるんですね。帰京中に都合が合えば、少し会おうかと言って電話を切りました。
大したことではないですが、ちょっとだけ不思議な出来事でした。

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平成20年06月22日 日曜日号

“ヘビーローテーション”

仕事中にFMラジオをきいているとおんなじ曲が何度も何度も流れます。好きな曲ならいいですが、そうでもない曲の場合はつらい。それでも何回も聴かされていると、しまいには口ずさんでしまってる時があります。へー。大したもんだ。嫌いでも聞き続けると思わず口ずさむと言うことか。まんまとヘビーローテーションの術にかかってしまうのです。

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