平成21年02月23日 月曜日号
“【一日一駄話】”
『pen』
今発売中の雑誌『pen』はすごく内容が濃いです。
監修は茶人、木村宗慎氏。しつらいの喫茶監修もしていただいております。
僕のような凡人には一度では到底理解が出来ない内容で、雑誌の域を軽く越えています。茶道に今は興味ない人でも持ってて損なし、そんな気がします。
そしてもう一つはこれ。
『へうげもの』。『pen』で紹介されていたので、こちらも早速読みはじめました。わからない言葉も少し有りますが 面白いです。このままいくと、楽茶碗とかが欲しくなっていくんでしょうか・・。
平成21年02月22日 日曜日号
“【一日一駄話】”
今週の写樂(53)<新田商店/新田さん>
今週の写樂は大阪の傘製造会社、新田商店の新田社長です。
国内屈指のベテラン傘職人です。有名デパートのオリジナルや外国有名ブランドの製品も手がけられています。
新田社長曰く「昔は僕の作った傘が欲しいとよく言われたもんだ」とおっしゃっていました。それだけ品質が良く有名だったという事です。
「今は安価な中国製ばっかりになったなー。」とも。そして「もう日本では作れなくなるかもしれないよ。」ともおっしゃっていました。どんな業界でも後継者不足や高齢化等の問題で大変そうです。
ちなみに今SOU・SOUで傘を製作しているわけではありません。某旅館のOEM(相手先ブランド製造) で、もう2年くらい前から試作を重ね、やっと今春発売出来そうという状態です。
でもその次にはSOU・SOUの商品を新田さんに作っていただきたいなと思っています。
平成21年02月21日 土曜日号
“【一日一駄話】”
無口
本当にカッコイイのは、あまり多くを語らない事なのでしょうね。最近僕はそう思っています。
でも僕みたいな言いたがりは、何でも説明したくなります。例えば「この素材はねー」とか「ここがこうでねー」てな具合に、誰かを見つけては説明したがる。こんなだから「自分の作品はわかる人にはわかる、それでいいんだ」という人には強さと魅力を感じます。
40歳を越えた頃から、そういう人に出会う機会がなんとなく増えたような気がします。
平成21年02月20日 金曜日号
“【一日一駄話】”
絞り?
たまたま生地屋で見つけました。
これは有松鳴海絞り・・・ではなく、実はそれっぽいプリントです。
アップにした機械蜘蛛絞りっぽいプリント。
産地の将来に打撃を与える新ネタになるのでしょうか。
そう言えば、以前どこかの店で豆絞りっぽいプリントものの手ぬぐいに「熟練の職人が一つ一つ手描きした豆絞りをプリントしました」とか書かれてあるPOPが付いていました。一体どこが?熟練?で、どこが?絞り?なのか、よくわからない説明だったのを思い出しました。
平成21年02月19日 木曜日号
“【一日一駄話】”
新入荷
SOU・SOU le coq sportifからこんなものが発売になりました。
ドラロン糸という機能素材で出来ていますので、吸水性、速乾性に優れています。真ん中にチャリンチャリンの刺繍入り。サイクリングのお供にいかがですか。
全5色展開です。近々net shopでも発売されますので是非ご覧下さい。
平成21年02月18日 水曜日号
平成21年02月17日 火曜日号
“【一日一駄話】”
和菓子三昧
先日の休みにスタッフの橋本が喜仙堂のわらび餅をわざわざ自宅に届けてくれた。僕が一度食べてみたいなーと言っていたからだと思います。早速よばれましたが、なるほど、味も良くて納得の一品でした。
その後、しつらいで出すコーヒーの器を見に河原町へ。なかなかこれといったのが見つからず、ついでに寄った大丸地下の老舗和菓子屋で見つけた1個1575円もするお菓子。ここまで高いと無視できませんでした。覚悟を決めて買ったけど、ちょっと期待はずれな味・・・。しかし、全てはべんきょうです。
そして、遊形さんに用事があったので、隣のサロンにてりんごを使った新メニューと名物わらび餅を頂いた。当然ですが、やっぱり美味しい。味というものは器や空間によってさらに良くなるなと改めて実感しました。
しかし、1日にこんなに甘いものを食べたのは初めてです。甘いものは苦手と言っていたのも今は昔・・・。
平成21年02月16日 月曜日号
“【一日一駄話】”
思いつき
・一つの商売がずーっと続くには、やはりそれなりの様々な条件が揃っていないといけないんだと思います。良いものを作ればいいという事だけでもありません。(いいものを作っているけどうまくいかない会社はいっぱいありそうです。)
・人の印象は、話し終わった後のなーんとなく感じる?何か?がポイントだと思っています。僕はその部分をすごく気にしているんです。
・出来れば完璧なものが出来上がってから世の中に出したいのですが、実は僕はそこにはあまりこだわっていません。出来るとこまでやればいいか・・・と諦めることも多々あります。例えばコンピューターや電化製品のように、発売ごとにどんどんグレードアップしていくようなイメージならいいと思います。人も会社も同じですね。
写真はスタッフからもらったバレンタインのお菓子。すごくうまかったので画像をUPしてしまいました。小学生の頃は冷蔵庫いっぱいになる位もらったんですけどね・・・。あーなつかし。
平成21年02月15日 日曜日号
平成21年02月14日 土曜日号
“【一日一駄話】”
今週の写樂(52)<長久堂の職人さん>
今週の写樂は長久堂の職人さん達をご紹介させて頂きます。集合写真の真ん中に厚かましくも立たせてもらいました。しかし、真っ黒の僕は完全に浮いています。白衣でも借りて撮ればよかった・・・。
右隣におられるのが重鎮の村上さん。右端が社長の横山さん。
女性陣は皆若くてキレイな方ばかりで驚きました。しつらいの間で出している和菓子もこの方達が作っておられます。
これからもよろしくお願いいたします。
平成21年02月13日 金曜日号
“【一日一駄話】”
420円
器を見に高島屋に行ったら7階がチョコ祭りになっていました。
そうか、バレンタインデーですね。
最近はチョコの?ジュエリー化?が進んでいるように感じます。
ゴディバが幅をきかせてました。
花畑牧場も出店していましたが、やはり生キャラメルは普通では売ってくれませんでした。で、こんなものを見つけたのでとりあえずGET。420円。
味は・・・イマイチかな。というか、ここのは期待し過ぎるからなのかもしれません。
平成21年02月12日 木曜日号
“【一日一駄話】”
(株)川島織物セルコン
先日訪れたテキスタイルメーカーの(株)川島織物セルコン。実は以前からずーっと行きたいと思っていた会社です。
社内は極秘だらけで写真はNGでしたが、本当に素晴らしい会社でした。天皇陛下も来られたそうで、この椅子に座られたそうです。
そして、そこに二人が座ってご満悦。
この会社は綴れ織り(もちろん手織り)のような原始的なものから、新幹線の内装に使う超ハイテクなものまで幅広い織物を手掛けれられています。
「古いものと新しいもの、どちらも良いところがある。その両方あるのがこの会社の良いところです。」
と青戸会長がおっしゃっていいました。
将来何か一緒に作れたらいいなぁ。
平成21年02月11日 水曜日号
“【一日一駄話】”
長久堂のもろもろ
これはSOU・SOU×長久堂の別注和三盆の木型です。
こちらは長久堂さんのお店(北大路店)に飾ってある和菓子の細工です。
この絵は昔、長久堂が室町にあった頃の風景を描いたものだそうです。
当時の写真等は残っていないそうなので、大正生まれの和菓子職人・村上さんの記憶を元に描いたとの事です。
長久堂の重鎮、村上さんについては近々ご紹介させていただきます。
平成21年02月10日 火曜日号
平成21年02月09日 月曜日号
“【一日一駄話】”
昔の名残
今ではウチのスタッフですら知ってる人は殆どいないインポートカブレ時代の僕。かろうじて処分してないアイテムからもその当時のカブレ具合が想像出来ます。
ルイヴィトンのスカーフ
PRADAのベルト
同じくPRADAの眼鏡
アニエスベーのシャツ
ジルサンダーのジャケット
GUCCIの靴 ヘビ革でっせこれ。
わりとイヤラシい格好が好きだったんですな。こういうのを着る日はまた来るかな・・・。気が向いたらパンク編でもやります。
平成21年02月08日 日曜日号
“【一日一駄話】今週の写樂(51)<カフェ ヴェルディ/続木さん>”
今週の写楽は下鴨にある"カフェ ヴェルディ"のマスター続木さんです。
ヴェルディは僕が一番好きなカフェで、休みの日はいつもコーヒーを飲みに行きます。すごくおいしいのでスタッフや知人にもよく豆をプレゼントします。
今度、しつらいの間の喫茶スペースでここのコーヒーを出させて頂く事になりました。只今準備中ですので、決まり次第またお知らせ致します。
平成21年02月07日 土曜日号
平成21年02月06日 金曜日号
“【一日一駄話】お寺の標語<如月?>”
朝、作務で知恩院へ。本堂前では、いつも太い線香をあげます。
そして、お寺と言えば標語です。(つい通り過ぎそうになりましたが・・・)
(おまけ)
近くのちゃんこ屋のウィンドウに元横綱・小錦の特大Gパンが飾ってありました。
平成21年02月05日 木曜日号
“【一日一駄話】味平?<脇阪家の夕食>”
久しぶりに脇阪さん宅で夕食を。およばれしてゆっくり食事するのは、2年ぶりくらいです。
いつ食べても脇阪家の食事はヘルシーで美味しいのです。器もかわいいし。
ディープな話もあって充実した夜でした。
平成21年02月04日 水曜日号
“合評会”
先日大学の合評会がありました。学生達にとって年度末の総決算といったところです。おもしろいなーと思う作品も、そうでない作品もありました。でも、学生が真剣に作った作品には、それなりのパワーがちゃんとあります。
センスなんてのは別にあってもなくても構いません。センスのある人は勝手に伸びていきますし、ない人でも業界で食べていく事はできます。要するに頑張って作っているかどうかが大切です。頑張って作っていない作品は、やっぱり魅力がありません。どんなに言葉でフォローしても、どこか薄っぺらく感じます。
また、キラッと光るものを持った学生の荒削りな作品というものにはワクワクします。日ごろ仕事の効率ばかりを重視している自分が忘れてしまっているようなものを思い出すきっかけにもなります。