平成21年11月29日 日曜日号
“【一日一駄話】”
高速スピン
先日大阪の刺繍メーカー、ゴーダEMBさんの展示会にお邪魔しました。
会場内で地下足袋を履いておられる女性を発見。
企画の半田さんといいます。
すずしろ草をご愛用くださっています。ありがとうございます。
担当の田中さんはビシッとスーツでした。
こちらは100年くらい前の刺繍の機械だそうです。
で、こちらが、現代の刺繍の機械。
セットしている糸巻が高速スピンして、ダーッと刺繍が施されていました。
いろんなサンプルを見せて頂いて、脳が充実してきたなーと思って周りを見渡すと、一緒に行っていた脇阪さんの姿が見当たらない。
見つけた!と思ったら・・・
テラスの休憩スペースで頭を高速スピンさせてはりました。(ウソ)
平成21年11月28日 土曜日号
“【一日一駄話】”
ギューッ
はつねは最近人の顔をつねるのが好きなようで・・・
おかあさんの顔をぐいっと引き寄せて
ギューッと
おかあさん、うれしそう。
今度はおねーちゃんをギューッと
やったなーとはるかが反撃
と思ったら、またまたはつねの攻撃
そしておもむろにチュッ! なんでや。
・・・てなやりとりを温かく見守る徳治パパ
そして、はつねの次のターゲットはパパに
顔貸してー
ギューッ
やったなーとパパ反撃
いた・・・
おっさん、ちょっとやめてくれへんか
平成21年11月27日 金曜日号
“【一日一駄話】”
いよいよ
明日は妙心寺の坐禅イベントですね。
亀屋良長さんの御菓子も最高の出来です。
今回のイベントのために描き起こした?和菓子になったテキスタイルデザイン?(どんなものに仕上がったかは当日までのお楽しみ)
このカードの上に御菓子を載せてお出しします。
参加される皆様、どうぞ期待しておいて下さい。
それから1つだけお伝えしておきますが、当日妙心寺で皆さんのお相手をして下さるのは、和尚さんをはじめ本物のお坊さんです。
流行のカフェや☆付きレストランのウェイターさんではございませんので、サービス面ではそんなに期待しないで下さいね。(別に、悪いというわけではありませんよ)
プロのウェイターさんなら笑顔を作ったり、大きな声の挨拶なんかを毎日訓練してはりますが、お坊さんはそんな事をしてはらないと思いますので(笑)。
とにかく皆さん良い体験をしてきてください。
平成21年11月26日 木曜日号
“【一日一駄話】”
クッツーGT
脇阪さんのデザイン画です。
葉っぱにタイヤが付いているので、これは?葉車(はぐるま)?とでも言いましょうか。
左が?家車?、真ん中は?どんぐりカー?、右端は・・・これも?葉車?かな。
なんでもかんでもタイヤを付けて車にしはりますね。
これぞテキスタイル界のキング・オブ・ポップと言われる所以です。
この絵を見て、小学生の頃に作ったプラモデルを思い出しました。
風呂にタイヤが付いた?フロッカー マーク??と
便器にタイヤが付いた?ベンキー?
もう1つ、クツの形をした?クッツーGT?というのがありあしたが、画像が見つけられず・・・。
ああ、懐かし。
平成21年11月25日 水曜日号
“【一日一駄話】”
よだれかけ
よだれかけの価格が変わります。2400円が1800円になります!
これは、工場変更に伴って縫製工賃が下がったためです。(生産国が日本から中国になったわけではありません)
新しく京都の工場にお願いしてみたところ、随分安くなりました。
これでお客様により一層喜んでいただけるのではないかと思います。よかったよかった。
ついでに新商品の紹介です。
<裾絞りジバン>
風靡の進化形です。クルーネックになった襟ぐりはやや広く、小袖はゆるやかなカーブになって、裾にはゴム刺繍が施されました。より女性らしいデザインになったのではと思います。
<広形もんぺ側章>
これは従来の広形もんぺのサイドに細いニットテープを付けました。スポーティーな感じでもあり、モードっぽい感じでもあり・・・。着る人によって印象が変わると思います。
今回は製品を水洗いして自然乾燥にしていますので、生地に天然のでんぷん糊が少し残った状態です。初めのうちはパリッとした感じがありますが、直に柔らかくなります。
<もじり袖 中綿袷>
昨年発売して全品回収した中綿入りの改良版です。もう毛玉になることはないと思います。
今回は中綿に断熱材airpack(R)を使用していますので、より暖かい仕様になりました。これからの季節にピッタリのアウターです。
僕は早速購入し、パールトーン加工に出しました。これで雨の日も雪の日も心配ありません。もじり袖+パールトーンはオススメですよ。
平成21年11月24日 火曜日号
“【一日一駄話】”
伊勢木綿の反物
伊勢木綿の反物が3柄新発売です。
・・・とは言っても、もともとは江戸時代や明治にあった柄を色替えしたものです。
僕は「温故知新」という言葉が好きです。
昔の物事を研究し、吟味して、そこから新しい知識や見解を得るということですね。
SOU・SOU伊勢木綿の先染反物は、ほとんどが昔のデザインの縞や格子の色替えです。(木枯らし紋次郎だけは、当時のオリジナルカラーです)
100?200年前の人が考えた柄に対して、今の人が色出ししているというイメージですが、これがやってて意外とおもしろいのです。
江戸時代のものは地味なのが多いのですが、色を替えるだけですごくポップな印象になります。なんか、古いものをリメイクした感覚もあります。(もちろん、そのままでも美しいものもありますけど)
こんな風にしてちょっとずつ伊勢木綿の平成の一頁が作れたらなーと思っています。
平成21年11月23日 月曜日号
“【一日一駄話】”
今週の写樂(74)
<京菓子老舗 亀屋良長/吉村良和さん>
実は11月28日の妙心寺イベントのお菓子をお作り頂くというご縁で、今回初めてお仕事をさせて頂く事になりました。
打ち合わせをさせて頂いた部屋は、江戸時代の木型等の資料だらけで、
興味津々。
これは御所に献上する時に使うお重だそうです。
参考にされているという昔の菓子絵
(カメラが無かった時代なのでもちろんイラスト)
どれもムチャクチャカワイイ。
そして今回のお菓子は、妙心寺のシンボル(?)とも言える"松"でいこうと思います。
どんなものが出来上がるか乞うご期待。
吉村さんにはこれから2ndサンプルを仕上げて頂かねばなりませんが、
どうぞ宜しくお願い致します。
平成21年11月22日 日曜日号
平成21年11月21日 土曜日号
“【一日一駄話】”
日本製
外国のお客様はよく「日本製は良い」と言われます。
日本人は勤勉だし、約束も守るし、向上心もある。
今よりもっと良くしていこうという気持ちが普通の人にも当たり前のように備わっている気がします。
そういう国民性が故に、MADE IN JAPAN商品への信頼も成立しているのではないかと思う。
仮に日本人が「すぐウソをつく」「約束を守らない」「信用よりも金」といった国民性であったならば、たとえ多少品質が良いものを作っていようとMADE IN JAPANへの信頼性などゼロに等しいことになっているであろう。
とは言うものの、街にあふれているのは中国をはじめとする人件費が安い外国製品である。
今後は日本製というよりは、日本人管理による外国製というのがますます主になっていくのかもしれない。
それはそれで1つの発展の形かもしれませんが、その結果が日本の物づくりの衰退につながるのであれば、やはり悲しいものである。
平成21年11月20日 金曜日号
“【一日一駄話】”
おもろいヤツら
東京店の高橋(こ)と西脇が突然現れた。
とりあえず今月の御菓子を食べさせろと言うので、しつらいの間へ。
パクッ、モグモグ。
ズズズ。
西脇が立ち上がったら何故か旅館に来ているような感じがした。
鼻をかむ高橋(こ)。ずーっと見ているうちに1つ目の妖怪みたいに思えて来た。
さっ、御菓子を食べたら、あたしゃとっとと東京に帰りますわ!
彼女は日帰りで京都に来ていたらしく、ピューッと京都駅へと向かっていった。
変わった女だ。
西脇は5連休を取って遊びに来ているらしく、彼もまた夜の京の街へ消えていくのだった。
おもろいヤツらだ。
平成21年11月19日 木曜日号
“【一日一駄話】”
違和感
ゴルフはスポーツニュースでダイジェストを観る程度ですが、他のスポーツに比べてこの競技だけやけに?賞金ランキング?という言葉が耳につきます。
そのことにふと気づいてからは、なんとなく石川遼が賞金のために優勝を狙っているようにもみえ・・・。
若干18歳の少年は、かわいい顔をしているのに、金の亡者感が出てくる気もして・・。
もちろん本人としては、純粋に優勝を狙ってるのでしょうけどね。
何億円も稼いでいる一流のスポーツ選手は他にもたくさんおられると思いますが、試合の度に賞金の話は出ていない気がします。
ゴルフだけ、なんだか違和感を感じたのでした。
平成21年11月18日 水曜日号
“【一日一駄話】”
妙心寺開山650年イベント(その2)
昨日の妙心寺イベントについての続きですが、今回の企画は「もっと気軽にお寺に来てもらいたい」というお寺さん側の希望から生まれたものです。
これまでいろんなイベントを企画されてきたのですが、今回は初めてお寺さんの本質の部分を少し味わい、体験して頂こうということになったのです。
ライブやショーなどを開催するだけならお寺でやる必要もあまりないですし、せっかくならお寺の日常行事そのものを一般の人に触れてもらう方がよっぽど価値があると思ったんですね。
実際、先日の坐禅会はスタッフに大好評で「次はいつやるんですか」と言う人もいました。
僕としてはコンスタントに続けていくことで、どんどん興味のある人をお寺に呼べるのではないかと思っています。
宿泊施設の花園会館についてですが、一般のホテルと同等の設備が整っています。
ひょっとして暗くて寒いお寺のどこかに寝泊りさせられるのかと心配される方もおられるかもしれませんが、そういったことはありませんのでご安心を。
僕ならお寺の内部のどこかで泊まる方がわくわくしますけどね。五右衛門風呂とか入って。
是非一度、ベタな京都の楽しみ方とは違うこのプランをお試し下さい。
>>PDFダウンロード(約1MB)
<お問い合わせ・お申し込み>
〒616-8035 京都市右京区花園妙心寺町64
妙心寺派宗務本所花園会本部
TEL.075-463-3121 FAX.075-464-9586
http://www.myoshinji.or.jp
平成21年11月17日 火曜日号
“【一日一駄話】”
妙心寺開山650年イベント
先日もちょっとふれましたが、今月の28日(土)・29日(日)に日本最大の禅寺・妙心寺でイベントがあります。
縁あってSOU・SOUがプロデュースさせて頂いたのですが、これがすごくおもしろく且つ非常にお得なので、改めてご説明させていただきます。
まずAプラン。
築400年のお堂でちょっと坐禅が体験できます。(もちろん普段は出来ませんよ)
日常の中で坐禅なんてしませんよね。ひょっとしたら一度もした事ない人の方が多いのではないでしょうか。そんな方に超オススメです。胡坐を組めない人にはイスも用意されてありますので、ご安心を。
坐禅体験した後には老舗の和菓子とお抹茶のサービスが。和菓子はSOU・SOUのデザインです。
そしてさらに松栄堂さんによるお香のプレゼンがあるという贅沢な内容で、たったの1000円!安過ぎです。
ちょっとお寺や坐禅に興味のある方にピッタリのプランではないでしょうか。
Bプランは妙心寺ゆかりのバンドで、’07年にメジャーデビューした京都発アコースティックヴォーカルユニット・キッサコのライブ。
もちろん、こちらのプランにもちょっと坐禅体験が付いています。料金は同じく1000円。
Cプランはグルメプランです。
なんと和尚さんが作る本物の精進料理が味わえるチャンス!今回は特別にソムリエの方が料理に合わせたワインを5種類チョイス。贅沢です。もちろん普段お坊さん達は精進料理に合わせてワインを楽しんでおられるわけではありません。
京都の人気レストランもいいですが、妙心寺での精進料理はとても貴重な経験になること間違いありません。料金は3000円ポッキリです。
最後のDプラン。
これは宿泊プランとなっております。翌日の朝からお経、坐禅体験をして、お粥を頂きます。そして写経をした後、作務(掃除など)をしてお寺を拝観します。これで6500円。
観光シーズン真っ只中の11月28日にホテルをとるだけでも大変なのに、この内容でこの価格です。
そして、なんとなんとこのDプランを申し込まれた方は、A・B・Cコース全てフリーで参加出来ちゃいます。ディズニーランドでいう1日フリーパス券です。
無茶苦茶な料金設定に、一零細企業の社長として若干抵抗もしましたが、ここは商売抜きの特別イベントということでこうなってしまいました。ジャパネットたかたの社長なら声のトーンを上げまくるはすです。
いやー本当にいいプランです。京都でこんな体験できることはそうそうないですよ。
もちろん京都やその近郊にお住まいの方にもオススメです。
最後になりましたが、参加者にはSOU・SOUオリジナル・ミニ和三盆セットのおみやげが付いてきます。
ホンマにどんだけお得やねん・・・。
平成21年11月16日 月曜日号
“【一日一駄話】”
From San Francisco
サンフランシスコにあるSOU・SOU足袋NEW PEOPLE店でイベントを行いました。
P-NUTというグラフィックアーティストが手描きでSOU・SOUの地下足袋にペイントをし、それを販売しました。
さすがに外国のエッセンスたっぷりのグラフィック地下足袋になりました。
(左)P-NUT氏。(右)ボスの堀淵さん。
楽しそうにやっておられます。
平成21年11月15日 日曜日号
“【一日一駄話】”
加茂街道の車窓から?
この前の加茂街道から見た比叡山は、雲が低くたなびいていて、とても情緒的な感じでした。
こういう低めの雲を見たら洛中洛外図にあるような雲もわかるような気がします。
平成21年11月14日 土曜日号
“【一日一駄話】”
今週の写樂(73)<(株)京都パープルサンガ/松井竜輔さん>
今週の写樂は京都サンガFCの営業、松井さんです。
国分太一によく似ておられるイケメンです。
来年3月の開幕に向けて新商品の打合せをしました。
新アイテムが久々に発売になりそうです。
決まり次第、またお知らせ致します。
平成21年11月13日 金曜日号
平成21年11月12日 木曜日号
“【一日一駄話】”
ベビーキャッシュ(R)
ベビーキャッシュ(R)ものが大人気です。
スタッフもここぞとばかりに買っています。
まーこういうものは流行り廃りがないので、大切に使ったら一生もんと言えますね。
ところで、ベビーキャッシュ(R)は100年以上の歴史をもつ深喜さんの中でも最高のランクに位置するものです。ですから次回に発表される時には、この価格ではないかもしれませんのであしからず。
(今回は販路も価格も特別にして下さっています。)
もし機会がございましたら、デパート等でカシミアストールを見てみてください。いかに今回のものがお値打ちかがわかって頂けると思います。(深喜さん談)
これから冬本番です。まだ現物をご覧になられていないお客様は、是非店頭でその良さを確かめてください。
平成21年11月11日 水曜日号
“【一日一駄話】”
ラーセン氏
世界No.1テキスタイルメーカーLARSEN社の創始者、ジャック・レノア・ラーセン氏が、脇阪さんに連れられてSOU・SOUに来られた。
ラーセン氏がSOU・SOUに来るのは約1年ぶりかな。
以前と変わらず、のっそのっそと歩きながら傾衣でいろいろ物色。
風靡、もじり袖、太夫等、次々に試着して、一瞬で即決の大量大人買い。
その後しつらいで一服。
今月のお菓子とホット珈琲&アイス珈琲も味見。
「こういうのはどこで学んだんだ?」と質問されましたが、「特にどこかで学んだというわけではない」と答えました。
いろんな事にいちいち興味を示す様は、まるで子供のようです。
自分が80歳を超えた時、ここまでいろんな事に好奇心を持っていられるかな?
また些細なことを人に訊く素直さを持ち合わせているかな?
すごくうらやましいなーと思いながら彼の言動を観察していました。